サミュエル・ベケット4
>>402
程度の低い予想にあわせたレスをしてくれたことに対するありがとうは? 病人の相手しちゃダメだよw
ベケットは読んでる人本当に少ないと思う。
好きな人はユーモアが好きなんだろうなと俺は思うけど >>403
アドルノを引き合いに出されたらこっちが尻込みしてしまう でもノーベル賞に至った空気はまさにアドルノのような賞賛 演劇をかじってる人ならちょっとくらいは読んでるか知ってる そうかあ。やっぱ、Beckett を読んでる人は少ないのかあ。
なるほどね。そりゃ、そうだよね。あんなに絶望的な作家を
喜んで読めるはず、ないもんね。Godot にしても Endgame にしても
短いし、芝居で観たらすぐに終わるし、表向きは喜劇だけど、
中身はやっぱ絶望的なることこの上ないもんね。
まだ Dostoevsky の方がはるかに楽しい。
そうそう。Beckett って、一生懸命に見ても意味のわかんない
芝居もけっこうあるんだよね。俺の理解力の不足のゆえかもしんないけど。
たとえば、一人の男と一人の女が壺の中に入ったまま、
首だけを出して早口でしゃべり続ける芝居とか、
あるいは "Happy Days" っていう、一人の女が
一時間くらいずっと一人で、体は土の中に埋まってて、
首だけを土の上に出してしゃべり続ける芝居。
俺にはその面白さが理解できんよ。見てて辛くなるというか
飽きるという感じ。
Godot と Endgame だけは素晴らしいと思うけどね。
『モロイ』を今読んでるけれど、三度目の試みにしてやっと面白くなってきたよ。
迂回して他のヌーヴォーロマンをいくらか読んで、その文体や改行に少し読み方を慣らしたのが効いたのかも。和訳だけど。 Samuel Beckett の脚本とか小説をたくさん集めた2,000ページに
わたる本を買っちゃった。
The Selected Works of Samuel Beckett Samuel Beckett (2011/2/8
>>414 の本は、すべて英文です。フランス語でもともと書かれた作品についても、
その英訳が収録されています。ベケットが書いた作品のうちのほとんどが
しゅうろくされているのだ、と序文に書いてあります。
Amazonで見たらペーパーバックの4巻本か
値段もお手頃でよさそうじゃん 筑摩書房さん、安藤元雄訳の『モロイ』をちくま文庫で出して下さい。
三冊買います。 ゴドー以外のベストオブベケットってもう再版されないんですか? ゴドーが新書で出ますね。他の作品も期待したいところです。 >>423
こういう情報本当にありがたい、ここ見るまで知らなかったわ 百万円くれたらウンコも食べるぞ、といった、金の亡者、松本ヒトシをキャスティングしたいな
とうぜん、ゴドーとして 2008に出した他の二冊を出せよ
ゴドーのハードカバー買って損した もう読まれなくなったのかベケット
ベケットがこれからも読まれるかどうかは白水社にかかっている 白水社は頻繁に復刊してるからもういいです。
それより筑摩書房に安藤元雄訳『モロイ』をちくま文庫で出して慾しい。
白水社の安堂信也訳より評価高いんですよね。 『モロイ』を勧められて、読んでみたが、さっぱりわけが分からんかった。
あれをどう楽しめと? モロイでダメならマロウンも名づけえぬものも読めないだろうな >>439
一年寝かせてからまた読めばいいよ。楽しめる日が来るかもしれないよ。俺はそうだった。 ベケットなんてすれっからしが読むもんだよ。万人受けするはずない。 三島由紀夫が生きていたら、彼に読まれるということだけで、書けない
小説があったはずだ。三島が死んでしまったら、同世代の作家たちの中
に、あいつに読まれたら恥ずかしいという意識がなくなって、歯止めが
きかなくなってしまった。小林秀雄が現職のときも、そういうことがあっ
たと思う。――蓮實重彦 カフカをさらに純化させたような作品、この先にあるのがブランショ。
テーマ的にほぼ同じだが、はるかに読みやすくしたのが村上春樹。 村上のどこが天才なんだよw
「小説から遠く離れて」で蓮實に村上の小説の図式性を指摘されていたのに
それに関してまともに反論している奴なんか見たこともない
だいたいベケットは村上のような図式性などない 『小説から遠く離れて』は論旨が偏り過ぎの詰まらない本ですね。
「プロット(ストーリー)がワンパ」だなんていう単純この上ないことしか書いてありません。
私は村○某さんには興味ありませんので擁護する訳ではありませんが。 蓮先生も詰まらない話だとお考えになったからわざわざ「小説から」「離れ」ると書いているのでしょう。 ベストオブベケット購入考えてるんだけども1990年版と2008年版って何が違うの? >>467
俺は1990年版しか持ってないから適当に言うけど
白水社はそうめったに改版しないから
どうせ表紙周りを改装しただけの新装版でしょ nibuya @cbfn 10時間
或る意味窮地にあるのに朝から意味もなくベケットの『名付け得ぬもの』
の冒頭十ページくらいを仏語から訳したりしている! ベケットの難解
というより妙に下世話に切迫した文章は、どうもこの人がついに「二流
作家」だったと感じさせるが、でもこの閉所恐怖症の不気味さは大好き
だ・・・ ベケット読んで頭腐っても知らないからな
忠告は一応したからな
おれは責任をまっとうしたからな
おや、だれか来たようだ いや、だれも来ていなかった
おそらく気のせいだ
もしかしたらだれか来たのかもしれないが
気のせいにしておこう ベケットは英語で考えてから仏語で書いたのか
仏語で考えてから英語で書いたのか
英語で考えてから英語で書いたのか
仏語で考えてから仏語で書いたのか 筑摩書房が版権持ってたナボコフ『青白い炎』が岩波文庫で出るので同じく筑摩書房が版権持ってる安藤元雄訳『モロイ』を
岩波文庫で出して慾しいですね。 ベケットの小説が好きなら当然ブランショの小説も好きだよな? フーコーは高く評価してるよ
ブランショ論「外の思考」("La pensée du dehors")読んでないの? 読んでるよ
だがしょせんはフランス語圏限定の文芸批評家 マラルメとかカフカとかハイデガーとか、
ブランショの評論は面白いと思うが、作家としてはこのへんの人達の亜流 「事の次第」の古書価が高すぎるんだ
「モロイ」は文学全集で買えばなんとかなる ゴドーで延々稼いでるんだから、Uブックスでベケット全集廉価版を出せばいいのに 安堂信也訳の『モロイ』の初出は69年
安藤元雄訳は82年
安藤訳を岩波文庫に入れてくれ ベケット展おもしろかったけど小説作品はほとんど無視されてた
演劇博物館だから仕方ないんだろうけど年譜にすら書かないなんて ベケットの本領は小説、特に三部作なのにな
ゴドーのインパクトがいまだに大きい
海外でもおそらくそう
でもノーベル文学賞の主な受賞理由は三部作の業績に対してなんだよな 戯曲より散文の方が凄いよベケットは
ジュネもそう
戯曲は小説とはまた別個の文学ジャンルだ ジュネの戯曲は凄い、ベケットの戯曲は凄いって評価軸は当然あってそれは当然そうなんだけど<散文=小説>とは
別の評価軸だと言いたかった >>496
ゴドーは面白かったよ
モロイは眠くなる