サミュエル・ベケット4
白水社は頻繁に復刊してるからもういいです。 それより筑摩書房に安藤元雄訳『モロイ』をちくま文庫で出して慾しい。 白水社の安堂信也訳より評価高いんですよね。 『モロイ』を勧められて、読んでみたが、さっぱりわけが分からんかった。 あれをどう楽しめと? モロイでダメならマロウンも名づけえぬものも読めないだろうな >>439 一年寝かせてからまた読めばいいよ。楽しめる日が来るかもしれないよ。俺はそうだった。 ベケットなんてすれっからしが読むもんだよ。万人受けするはずない。 三島由紀夫が生きていたら、彼に読まれるということだけで、書けない 小説があったはずだ。三島が死んでしまったら、同世代の作家たちの中 に、あいつに読まれたら恥ずかしいという意識がなくなって、歯止めが きかなくなってしまった。小林秀雄が現職のときも、そういうことがあっ たと思う。――蓮實重彦 カフカをさらに純化させたような作品、この先にあるのがブランショ。 テーマ的にほぼ同じだが、はるかに読みやすくしたのが村上春樹。 村上のどこが天才なんだよw 「小説から遠く離れて」で蓮實に村上の小説の図式性を指摘されていたのに それに関してまともに反論している奴なんか見たこともない だいたいベケットは村上のような図式性などない 『小説から遠く離れて』は論旨が偏り過ぎの詰まらない本ですね。 「プロット(ストーリー)がワンパ」だなんていう単純この上ないことしか書いてありません。 私は村○某さんには興味ありませんので擁護する訳ではありませんが。 蓮先生も詰まらない話だとお考えになったからわざわざ「小説から」「離れ」ると書いているのでしょう。 ベストオブベケット購入考えてるんだけども1990年版と2008年版って何が違うの? >>467 俺は1990年版しか持ってないから適当に言うけど 白水社はそうめったに改版しないから どうせ表紙周りを改装しただけの新装版でしょ nibuya @cbfn 10時間 或る意味窮地にあるのに朝から意味もなくベケットの『名付け得ぬもの』 の冒頭十ページくらいを仏語から訳したりしている! ベケットの難解 というより妙に下世話に切迫した文章は、どうもこの人がついに「二流 作家」だったと感じさせるが、でもこの閉所恐怖症の不気味さは大好き だ・・・ ベケット読んで頭腐っても知らないからな 忠告は一応したからな おれは責任をまっとうしたからな おや、だれか来たようだ いや、だれも来ていなかった おそらく気のせいだ もしかしたらだれか来たのかもしれないが 気のせいにしておこう ベケットは英語で考えてから仏語で書いたのか 仏語で考えてから英語で書いたのか 英語で考えてから英語で書いたのか 仏語で考えてから仏語で書いたのか 筑摩書房が版権持ってたナボコフ『青白い炎』が岩波文庫で出るので同じく筑摩書房が版権持ってる安藤元雄訳『モロイ』を 岩波文庫で出して慾しいですね。 ベケットの小説が好きなら当然ブランショの小説も好きだよな? フーコーは高く評価してるよ ブランショ論「外の思考」("La pensée du dehors")読んでないの? 読んでるよ だがしょせんはフランス語圏限定の文芸批評家 マラルメとかカフカとかハイデガーとか、 ブランショの評論は面白いと思うが、作家としてはこのへんの人達の亜流 「事の次第」の古書価が高すぎるんだ 「モロイ」は文学全集で買えばなんとかなる ゴドーで延々稼いでるんだから、Uブックスでベケット全集廉価版を出せばいいのに 安堂信也訳の『モロイ』の初出は69年 安藤元雄訳は82年 安藤訳を岩波文庫に入れてくれ ベケット展おもしろかったけど小説作品はほとんど無視されてた 演劇博物館だから仕方ないんだろうけど年譜にすら書かないなんて ベケットの本領は小説、特に三部作なのにな ゴドーのインパクトがいまだに大きい 海外でもおそらくそう でもノーベル文学賞の主な受賞理由は三部作の業績に対してなんだよな 戯曲より散文の方が凄いよベケットは ジュネもそう 戯曲は小説とはまた別個の文学ジャンルだ ジュネの戯曲は凄い、ベケットの戯曲は凄いって評価軸は当然あってそれは当然そうなんだけど<散文=小説>とは 別の評価軸だと言いたかった >>496 ゴドーは面白かったよ モロイは眠くなる >>502 戯曲は文章が少ないから君には合ってるんだろう あてにならないだろうけどみんな復刊ドットコムに投票しようよ >>505 あなたに対する悪口をゴドーへの悪口だと勘違いしちゃってるんですね 泉鏡花なんかも戯曲は読みやすいけど、小説は読むのめんどくさい 描写が読めない人には小説は無理だよ 戯曲、というか漫画読んでればいいんじゃない @asano_shinji: 来年創業100周年を迎える白水社の記念企画のひとつに、「新訳ベケット戯曲全集」(全四巻)があり小躍りしている。パブリッシャーズ・レビュー秋号に告知があった。 パブリッシャーズレビュー登録して送ってもらった 発売日価格 訳者は岡室さん以外不明 啓文堂に予約入れてたけど品切れって連絡きた 新宿の紀伊国屋も南館にしか置いてないし、ほんの少ししか刷ってないっぽい >>526 ありがとう、別なのに気を取られて見逃すところでした 戯曲は勝負の終わりが好き 事の次第は挑戦したことはあるw 事の次第 単行本 – 2016/5/27 サミュエル・ベケット (著), 片山 昇 (翻訳) 単行本 ¥ 5,184 ベケット文学の集大成と言うべき《小説の終わり》。小説の解体を極限まで推し進めつつも渾然たる詩的宇宙を完成させた「最後の小説」 単行本: 284ページ 出版社: 白水社 (2016/5/27) 事の次第の終盤はレ・ミゼラブルの民衆の歌に匹敵するカタルシス >>532 280 ページで 5,200 円か。すごい値段だな。英文なら 100 ページくらい。 The Selected Works of Samuel Beckett という全4巻のシリーズの一部として 収録されている。4冊で合計 2,000 ページくらい。すべてペーパーバックで、 僕はこの4冊セットを3年前に 4,300 円で買った。ちなみにフランス語版は、けっこう 高い。とはいえ、邦訳よりははるかに安い。 それはともかく、「事の次第」のフランス語版は 知らないけど、英語版の "How It Is" はすごく難しくてわけがわからんけど、 強引に最後まで読んだことがある。よくわからないなりに、面白かった。 英語版の最後の2ページ分くらいを英語のネイティブスピーカーの役者が見事に 朗読(演技)してくれている YouTube 上のビデオがある。実に素晴らしい。 How it is By Samuel Beckett - Poem - animation (4分のビデオ) https://www.youtube.com/watch?v=W4B_25sPhdk それにしても、「事の次第」(英語タイトルは How It is で、フランス語タイトルは Comment c'est)を邦訳で 5,200 円もするのに「ぜひとも買いたい」なんて 言ってくれる人がいるんだねえ。実にうれしい。もちろん僕が訳した本じゃないけど。 (僕に訳せるわけがない。)それはともかく、ベケットをそこまで愛している同士が いるとは、実にうれしい。 read.cgi ver 07.5.4 2024/05/19 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる