ぬるい眠りの中の災難の顛末っていうの、あれ江國さんの体験談?
主人公、作家だし、ノミに蝕まれた体の描写や狂気具合がリアルすぎる
それに、江國さんの文って「女性の瑞々しい感覚」とか表現されること多いけど、
それを不愉快に思ってるのか、
―小沢さんにはわからないのよ、今日子さんの文章の、なんて言うのかしらねえ、瑞々しい感覚が。
瑞々しい感覚!?何て陳腐な、何て空虚な言い草だろう。―
って書いてあるね。