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島尾敏雄
0002やれやれ、僕は名を失った
垢版 |
2010/09/11(土) 00:45:40
近年の島尾敏雄を巡る状況(ミホ夫人没後辺りから)

2007年06月 『その夏の今は 夢の中での日常』(講談社文芸文庫)増刷
2007年08月 『出発は遂に訪れず』(新潮文庫)改版
2007値09月 『島尾敏雄集 戦後文学エッセイ選10』(影書房)
2007年08月 『魚雷艇学生』(新潮文庫)増刷
2007年11月 『島尾紀―島尾敏雄文学の一背景』(和泉選書)
2008年04月 『贋学生』(講談社文芸文庫)増刷
2008年08月 『「死の棘」日記』(新潮文庫)
2008年08月 『小高へ 父 島尾敏雄への旅』
2008年12月 『新潮 2009年1月号』に「未発表遺稿集」掲載
2009年07月 『新潮 2009年8月号』に「島尾敏雄 終戦後日記」連載開始【〜2010年8月号】
2009年11月 『我等、同じ船に乗り心に残る物語―日本文学秀作選 』(文春文庫)に「孤島夢」収録
2010年05月 『検証 島尾敏雄の世界』
2010年08月 『島尾敏雄日記―『死の棘』までの日々』
2010年09月 『夢屑』(講談社文芸文庫)刊行
0004やれやれ、僕は名を失った
垢版 |
2010/09/11(土) 01:14:14
2010年01月 「奄美のマンマーの家で」(『新潮』 2010年2月号) も挙げとくか

評者◆安藤礼二
現代を少女として生き抜くということ――たどたどしいドキュメントにこそ小説の新たな可能性が満ちる(しまおまほ「奄美のマンマーの家で」『新潮』)
0005やれやれ、僕は名を失った
垢版 |
2010/09/11(土) 01:32:24
で、今月15日発売の講談社文芸文庫新刊『夢屑』であるが、これは元版が昭和六十年刊であり全集未収録

戦後短篇小説再発見のどこかの巻に収録されてるのを知っていたから(一度使っちゃってるし、どうせ出せないだろ?と思いながら)
「『夢屑』を文庫にしないなんて文芸文庫ってその意義、完全、見失ってるよなw」なんて話していた頃が懐かしい。。。
講談社さんめんごめんご、今度「国破れて」もどこかに挿んで出してください
0007やれやれ、僕は名を失った
垢版 |
2010/09/11(土) 18:46:16
完全版の全集出ないかなあ。公房全集みたいに編年体で。
そんで生涯書いてたという日記を基調に作品、非小説を配置してほしい。

第一巻は 幼年記、呂宋紀行、昭和十四年日記、地行日記、昭和十八年日記、戦中往復書簡、はまべのうた 
他に戦前の日記が残ってるならそれも収録、みたいな具合で
0009やれやれ、僕は名を失った
垢版 |
2010/09/12(日) 01:57:55
>>8
なに?意味ががわからん
0010やれやれ、僕は名を失った
垢版 |
2010/09/12(日) 02:01:58
海辺の生と死復刊すべし
嫁さんの本だけどさ
0012やれやれ、僕は名を失った
垢版 |
2010/09/12(日) 02:22:13
そっちはまだ手に入るし、白眉でもある「その夜」は『我等、同じ船に乗り』(文春文庫)に入ってるからむしろ祭り裏をだな、、、
0013やれやれ、僕は名を失った
垢版 |
2010/09/12(日) 17:04:18
第三期海軍予備学生、第一期魚雷艇学生か、ここがどうもややこしかった
0015やれやれ、僕は名を失った
垢版 |
2010/09/15(水) 00:21:29
妹部屋に来て帯の抜粋(20.11.17等)を読み鼻で笑い乍ら、(どこが)おもしろいの?などと聞く。
20.10.23、21.4.24を示しこういうのがいいんだと答える。何故か自分の書込みが日記体じみているのを感じる
0016やれやれ、僕は名を失った
垢版 |
2010/09/17(金) 13:29:19
だれ?
0018やれやれ、僕は名を失った
垢版 |
2010/09/26(日) 02:32:04
奄美?
0020吾輩は名無しである
垢版 |
2010/09/26(日) 22:47:48
『群像』の「戦後文学を読む」で取り上げられたりするかな

今のところ、野間宏、椎名麟三、梅崎春生、武田泰淳が挙がったところか。
あと有名処で大岡昇平、中村真一郎、福永武彦、埴谷雄高が残ってるからそれ以降になるかな。。。

とりあえずユヤタソには「夢の中の日常」ならぬ「夢の中での戦場」でも書いてもらいたいのぅ
バクベアで魚雷艇学生の書名出してるくらいだから書けるだろ常考
0021吾輩は名無しである
垢版 |
2010/09/27(月) 01:35:31
夢の中での戦場って、孤島夢あたりか?
でも戦場体験無いからね、この人。家庭生活の方が苛烈だったでしょ。
0022吾輩は名無しである
垢版 |
2010/09/27(月) 02:17:34
2010年10月 『(035)灰 (百年文庫) 』に「アスファルトと蜘蛛の子ら」収録 (中島敦「かめれおん日記」、石川淳「明月珠」 併録)

『灰』かぁ、、、『夢』、『影』、『島』あたりは漏れちゃったのかね、

『島』で「島へ」、『川』で「川にて」「川流れ」「安里川遡行」なんかでもよかったな
しかし、なんだ、「アスファルト〜」を選んだセンスは称揚しよう、今読めないしこれ
それにかめれおん日記は活字で読みたかったから丁度いいや
0023吾輩は名無しである
垢版 |
2010/09/28(火) 00:24:27
服部:それと、「近代文学」の逞しさというものは椎名麟三はまあ正統派かもしれないが、武田泰淳とか、「近代文学」からむしろ離れた人たちに
    そのエネルギーが移行してるように思うんだが。
遠藤:たとえば武田泰淳の小説なんか、ある意味ではそれほど日常性から離れてないと思う。ある意味では私小説でしょう。
    それと、新世代の作家達の捉え方の違い、そこはどうでしょう。
小島:そうなっちまうと、穴を埋めてるだけになってしまう。そういう点から言えば…
島尾:ところが僕はわからないんだな。つまり雑誌「近代文学」が盛んな、戦後文学が盛んなとき、僕の書くものなんか問題じゃなかった。
    今だってそれと同じようなことで、今、特需景気の文学というようなことを言っていたけれども…
    なんかの調子で、こんな座談会なんかでも、一枚加えてもらってる訳だけれども…。
安岡:そういうふうに言わないで、もっと他の言い方、ないかな。
奥野:被害コンプレックスだ。
島尾:被害コンプレックスなどというようなものじゃないですよ。
0024吾輩は名無しである
垢版 |
2010/09/28(火) 00:34:07
服部:島尾さんのものでは、この頃の私小説がかったものよりもう少し前のものが問題だと思うんだが…
島尾:書いたものの方から言うと、同じなんですがね。同じというのはね、「月暈」とか「子之吉の舌」とか…
    どちらも結局自分の見た夢の私小説であって、それ以外のなにものでもありません。だからそれが
    違ったように見えるのは、近頃のものは、やっぱりたくさんの人に読んで貰いたいからわかりいやすい
    ように書こうと思っているからでしょう。「月暈」なんかの場合は、雑誌が「近代文学」だからそのままぶ
    っつけに書ける訳だが、商業雑誌だと、それじゃ取ってくれないから、少し敷衍して書いたというわけです。
服部:同じと言うのは、非常に自信たっぷりな言い方だね。
島尾:だから自分でわかるのは、眼がさめてやったことね。それを書いたものと夢の中でやったことを書いた
    ものとの違いです。そういう書き方の姿勢にいろいろ外界の雑音が入るわけです。そこを利用したり、
    よっかかったり、甘えたりして書いてるということは言えると思う。
0025吾輩は名無しである
垢版 |
2010/09/28(火) 01:11:59
上の座談会は昭和29年の三田文学誌上でのものだが、島尾が自身の小説方法について開示した最初じゃないのかな?

「夢について」は全集でも初出が【未確認】であるが
「夢の中での日常 あとがき」が昭和31年9月
「非超現実主義的な超現実主義の覚え書」が同33年2月
「小説の素材」が同34年5月

明言されたのは「小説の素材」が最初だが、まあ、対談やインタヴューのたぐいで何度か口にしてるかも試練
0027吾輩は名無しである
垢版 |
2010/10/04(月) 22:26:12
『夢屑』、今は亡き文芸文庫スレで要望出てたよな・・・
「マホを辿って」、これはしまおまほ氏じゃなくても泣いてしまう
0030吾輩は名無しである
垢版 |
2010/10/21(木) 14:13:05
奄美の大雨で敏雄&ミホのお墓が心配
0031吾輩は名無しである
垢版 |
2010/10/21(木) 23:37:24
>>20
島尾に触れないまま三島由紀夫、安部公房あたりに持ってっちゃう気も
0034吾輩は名無しである
垢版 |
2010/10/24(日) 03:50:52
>>31
堀田善衛も来そうな予感
方丈記私記と定家明月記私抄がジブリでアニメ化されるね
0035吾輩は名無しである
垢版 |
2010/10/25(月) 22:55:33
蓮實:だけど、いま柄谷さんが島尾敏雄の小説を読んだのを聞いていて思ったんだけど、すごく日本浪曼派っぽい文体ですね。
柄谷:たぶんそれは一般的な気分としてあったでしょうが、島尾は本当に“人間魚雷”になるわけで、そこにイロニーの余地は一切ありませんよ。
    あれは、むしろ旧約聖書的な終末のイメージでしょう。一方、三島は死ぬはずがないのに、あるいは死ぬはずがないから死の観念、滅亡の
    観念をもてあそんでいたに過ぎない。
浅田:そう。だからそういう意味でいうと、徹底的な偽物としての三島由紀夫が極限的なパラダイムであるのは事実でしょう。戦争で世界が滅び、
    自分も「世界最後の作家」として夭折する筈が、何の意味もなく生き残ってしまった。従って、それはゾンビのような偽物の生であり、後は
    その虚構を美しく磨き上げるだけだ、と。このまことしやかな物語自体を含めて、すべてが嘘なんですね。その完璧な嘘に対抗できるリア
    リティというのは、非常にわずかな人しか持てなかった。
蓮實:大岡昇平ですら、緒戦では三島に負けてるんです。
0036吾輩は名無しである
垢版 |
2010/10/25(月) 22:56:18
三浦:武田泰淳と三島というのは最後の最後まで何か濃いつながりがあったのでしょう。あの二人は外側から見ると両極のような感じがするんだけど。
浅田:両極でしょう。武田泰淳は死ねないことへの軟体動物的なリアリティを持っているから。
蓮實:しかし、武田泰淳は一般的には大陸的で鷹揚としているしてると言われるけれど、実際に作品を読んでみるとどうもそこには達していない。
浅田:よく言って繊細です。
蓮實:そう、武田泰淳は日本的デリケートな配慮の体系の持ち主で、三島の方がはるかに図々しく鈍感でしょう。そしたら三島の方が強いですよ。
    だからこれも不幸なことだけど、小説家たちが確かにある時期リードしたことはしたんだけれど、それが弱かったし、フィクションにすぎない
    ことがすぐに露呈されてしまう。
柄谷:ぼくは個人的には三島より島尾の方が重要だと思っています。三島がイロニーの人であるとすれば、島尾は、武田泰淳もそうだけれどヒューモア
    の人です。『死の棘』なんかも本当はヒューモアなんだ。
0037マグナ ◆i.K3ZM.pZo
垢版 |
2010/10/26(火) 16:05:49
止めろ、チワワが来るw
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