泉鏡花part3
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家で取っている地方紙の化学系の連載で
高野聖のにでてきた女の人が「美魔女」に分類されていた
なんかふに落ちない 2014年11月5日(水)金沢市民文化会館の中嶋智子リサイタルで「滝の白糸」から何曲か演奏するらしい。
・・・ただし、歌詞が鏡花の原作ブレークしてるから注意(言葉は綺麗だよ..) NHK-ETV 2014年8月23日(土)午前0時00分
「見えないものか見えて来る-白石加代子の百物語」
第九十九夜「天守物語」のドキュメント 23日午後九時から歌行灯もあるね 日本映画チャンネル 誰か山海評判記買った人いる?
前に国書刊行会から出た久生十蘭全集買ったら、一冊一万円もするくせに誤字脱字がいろいろあってガッカリしたんだけど、こっちは大丈夫かな?
欲しいけど不安だ。 まだ3,4作しか読んでないぺーぺーだけど、婦系図がすごく好きだなあ
特に最初の頃のほのぼのしてるところが好きだ
蛙と一緒に酸漿鳴らして喜ぶお蔦とか、朝っぱらから飲んでんのバレて焦る主税とか
「貴方の分のおかずはもういっぱいあるでしょ!」「いやいや、おかずねだってんじゃねーし」とか
お腹すいてるからおにぎり作ってよーとか、ニヤニヤしちゃうw 俺も婦系図の冒頭はすごく好き。なんとも爽やかでいい。あの爽やかな情景をあの美文で読ませるんだから、読んでて思わずうっとりとなる。
擬音も可愛らしいな、クゥクゥコロコロとかさ。
蛙の鳴き声もゲロゲロじゃなくカタカタ、ククだもんな。品がある。
あんな高級な文章を読めるだけでも日本人に生まれてきて良かったと思う。 >>685
おおお、同志だ!あの蛙の下りはすごく軽やかで優しい、可愛らしい響きだよね
あと「朝湯朝湯」「軍師なるかな、諸葛孔明」のやり取りを見るたびフフってなるw
妖怪とか幽霊とか出てくる話が有名みたいだし、高野聖も天守物語も面白かったけど
でもやっぱり自分は婦系図が一番好きだー >>684
すずさんとキャウッフフ☆*.゜。だったんだろうね 三島:鏡花を今の青年が読むと、サイケデリックの元祖だと思うに違いない。
鏡花は、あの当時の作家全般から比べると絵空事を書いているようでいて、なにか人間の真相を知っていた人だ、
という気がしてしようがない。
三島:ニヒリストの文学は、地獄へ連れていくものか、天国へ連れていくものかわからんが、鏡花はどこかへ
連れていきます。日本の近代文学で、われわれを他界へ連れていってくれる文学というのはほかにない。(中略)
永井荷風はやっぱりどこへも連れていってくれないですよ。
澁澤:じゃ谷崎潤一郎さんは。
三島:谷崎さんも、もうひとつ連れていってくれない。
澁澤:つまり地上しか……地獄へもいかないわけね。
三島:天国へもいかない。川端康成さんはある意味で、「眠れる美女」なんかでどこかへ連れていくね。
澁澤:地獄ですね。
三島:地獄ですかね。鏡花が連れていくのは天国か地獄かわからない。あれは煉獄だろうか 鏡花が連れて行くのは変態世界です・・・間違ってますか? キンドルって使い勝手、読みごこちどうですか?
マジレス希望 Kindleという機械自体は悪くない
ただKindle用の泉鏡花は・・・ 舞台をアメリカに移してもいいんで、春昼・春昼後刻をリンチに撮ってもらいたいなあ。 無理なんだけどデビット・リーンに草迷宮を撮って欲しかった
監督作品がほとんど文学的でしっかりしているから
期待できそうだけど、故人なんだよね 前に寺山修二の草迷宮は見たけど、クオリティが低過ぎて興ざめだった 「眉かくしの霊」でよく分からないのですが
お艶がそれと間違えられて撃たれることになる
桔梗ヶ原の女(幽霊?)は代官婆の家の嫁でいいのですよね?
この人が幽霊になるとしたら殺されているということでいい?
その描写が小説中にありました?
どういうことなのでしょうか? 既出かもしれんが
いずみきょうか か
い
ずみきょうか なのか >>699
俺は一発で分かったけどな。勘が悪いんじゃね?
>>698
後者だろ。 第ニ蒟蒻本、茸の舞姫でヤラれて
春昼、春昼後刻でキターとなって
草迷宮読んだけど、これどうなのさ?
はっきりいって駄作じゃない 本当は
い きょ
ずみ うか、だろうね
東京弁の悪い癖で
ずみきょ
い うか、の方が広まってるけど >>702
俺は東京人の東京大学卒だがそんな発音しないぞ >>681
見ました
天守物語を一人で朗読するってすごい
言葉がすーっと頭に入ってくるのがさすが白石さん
公演も見てみたかった 鏡花の外国語翻訳て「高野聖」「夜叉ヶ池」の英訳の他にあるんかな 最近日本橋を読んであの美しさに心を打たれたんで、日本橋に行ってきたんだけど、もはや単なるオフィス街なうえに、あの高速道路のせいで情緒のかけらも無くてがっかりしたわ。
ホント東京はつまらない街になったもんだ。 一石橋の歩道の所々に日本橋の表紙に使われてた雪岱の絵をタイルにして嵌め込んであったりすれば、嬉しくてしょっちゅう見に行くのに 小村雪袋本読んでて人物の面妖さにふと
南辛坊氏て雪袋の影響受けてるのかな、とおもた。
ほんとのとこどうなんだろう?? 雪岱の絵ってどれもこれも何か寂しげで切ないよな。
あの感覚は大好きだ 泉鏡花記念館で働いてるって人と知り合ったんだが
メタボなババアで知識はないのに偉そうで
なんか足が遠のくわ 泉鏡花記念館もスタッフの皆さんも、みんなすごくいい方ばかりですよ。
なんでもそうですけど、相性があるので、そこは仕方ありませんけれども。 記念館リニューアルか。
金沢の観光施設は軒並み北陸新幹線開通にそなえてリニューアルするらしいが
一斉に休みって観光的にはどうなんだよ。 むしろ観光客の少ない今が狙い目
とは言うもののしばらく蟹目当てが多いけどな アニメ「ユリ熊嵐」
想定設定(どうやら男だけの世界と女だけの世界で異性愛がタブー)
何故か「海神別荘」最後思い出したwww 中国語やハングルに翻訳されるとしたら真っ先に「海上発電」が翻訳されそうだな 泉鏡花のような文語調?の言い回しの本を意味を理解しすらすら読めるようになるには
どういう参考書というか事前の勉強が必要ですか? 鏡花の文語調は
一葉などに比べれば平易。
慣れれば読める。 >>733
最初は「特に意味は無い」と読飛ばして音読なさい。
実際深い意味が無いとこもあるからw 今「無憂樹」を読んでるとこなんだけど、語りがウマ過ぎて読んでいて唸ってしまうな。 折口信夫の「死者の書」
稿をかさねるごとに時系列がワケワカメになるのは「鏡花先生の無茶ぶりをまねしました」なのか….? >>37-49
「黒髪」の季節.....((- -;)) 三島由紀夫があんなに褒めちぎるので一度高野聖を読んだけど、なんでこんなのを
絶賛するのかわからなかった。文章も読みにくいし・・・ 高野聖はぶっちゃけたいしたことない
花ざかりの森もしかり 鏡花を読むと、ただ文体ばかりに美を追及しても文学としては成り立たない、ということがよくわかる。
心に残るものが無い。
同時期の他の作家みたいに頭の良い人ではない、というレスにも同意。
まあそれでも多作だから一つか二つは何かあるかも・・・と期待するか、
とっとと捨てて先に進むかは、読む人次第なのだろう。 鏡花を読む理由は人それぞれでしょうね、私は軽く音読して悦に入って来た時の恍惚とも言い得る気分が好きだから、またその気分に成りたくて読みますよ、何かを得ようとかそんな事考えた事は有りません。 >>744
文学に何を求めるかは人それぞれだからな、
君の期待しているものが鏡花の作品に無かったというだけで、文学として成立っていないとは言えないだろ。
芥川谷崎三島らは明盲なのか? 記念館
なんか「高野聖」体験ゾーンとかあるらしい
蛭とか大蟻とか…嫌ァアアアア!! 春昼を読んでるんですが、客人が囃の音に惹かれて裏山へ入っていってからの情景描写が全くわからないです。
客人と舞台と谷間の靄に包まれた灯の位置関係はどうなってるんですか?
全く画が浮かばないです。 「月は寒し、炎のようなその指が、火水となって骨に響く。胸は冷い、耳は熱い。肉は燃える、血は冷える。あっ、」と言って、両手を落した。 尾崎紅葉が鏡花とすずの同棲に激怒したのはなぜですか? おかまさんのような文章なんであんまり好きじゃなかったけれど、
漱石が滿韓ところどころを書いた旅に出立する直前に面会にいったことを、
漱石の追悼に書いていたのを読んでから、まあ好きになった。 >>757
「まぼろし奇譚」
の後半に鏡花の影響を強く感じさせる二編が収録されてます。
多分廃刊だと思うけど図書館で探してみて。
あと代表作「光の塔」「我が月は緑」は"声に出して読みたい美しき罵詈雑言の宝庫"w
これも図書館で探してみてね^^; >>753
松本清張の「文豪」読んで
泉鏡花のダークな面が見れて面白い 高野聖を読みはじめた。
文章が魅力と言われるけど、ただの悪文としか思えない箇所もあるなぁ。
↓の文章なんて視覚的描写なのにまるで画がつかめないよ。誰か訳して。
>路はここで二条になって、一条はこれからすぐに坂になって上りも急なり、
>草も両方から生茂ったのが、路傍のその角の処にある、それこそ四抱 そうさな、
>五抱もあろうという一本の檜の、背後へうねって切出したような大巌が二ツ三ツ四ツと並んで、
>上の方へかさなってその背後へ通じている 本人はニ股道のつけ根あたりにいるんだろうね。
二股道の左が平坦で、右は上り坂で、眞っ直ぐじゃなくて、おそらくは左にカーブした道。
股の所に檜があって、右の草深い道の檜側には大巌が積んであり、それは檜の後ろ側にまで及んでいる。
右の道の左側に石垣の塀があるみたいなんじゃないかな?
って感じじゃないの?
こんなところに拘わってないで、さっさと先を読めや!(笑 >761 ありがとう。いま高野聖読了しました。
>>760の段落を含む「四」がわけわからなかったけど(説明してもらってもやっぱり分からない・・・)、
それ以外は躓きながらも何とか読めた。
意味のわからん所もあったけど、読み終わってみれば
傑作と言われるているのは納得。もう一回読み返してみよう。 鏡花の小説で高野聖より良い作品なんていっぱいあるのに、何で代表作が高野聖になるんだろうね。
人里離れた山中で謎の美女と出会う小説だったら露伴の對髑髏の方が好きだな、最後の余韻が素晴らしい 評価が正規分布に従うなら、最高傑作が最高の評価ではなくて、中程度のものが最高評価、ってことになるかも。
露畔と漱石ってよく考えるんだけど、漱石のが平易な文章で読みやすかったところはあると思う。でも、現在露畔の
評価ってそんなに低いわけではないと思うけど、読まれていないとしたら、比較的難解なところが足を引っ張るんじゃ
ないかと思う。擬古文ってレッテルは嫌いだな。誰が言ったのか知らないけど。雅文と言えはいいのにね。
東京近辺に住んでいるなら、露畔に慣れる意味で「水の東京」ってのを読んで見ると好い。
http://www.aozora.gr.jp/cards/000051/files/1434_20710.html
知っている川の名前が出てくるんで、ちょっとは親近感を感じるかも(笑 来年オペラ「天守物語」
なんかレパートリー化しとるのは客がとれるからなのか? 若い連中がいゝのを書けなけりゃ、古典に目が行くのはしょうがない。 ”みんなのトラウマ”ってことになっている絵本「ねないこだれだ」
(夜遅くまで遊んでいる子どもはお化けがやって来てお化けに変えて
お化けの世界に連れて行っちゃうぞ、っというアレな)をもし鏡花が読んだら、
口から泡を吹いてヒィヒィ悶えながら失神するほど喜びそうな件 こないだ初めて泉鏡花を買ったけど
国貞えがくの終わりが中途半端な気がしたんだよね
あれはどう理解すれば良いのかな >>771
最後の決め台詞で終わらせたかったのでは?
鏡花に限った事じゃないよ。川端康成とか谷崎潤一郎も「いきなり終わり!」な作品あるし。
記念館の企画展
「変態ダーーっ!」
(ってかそういう文化だったのはここの住民の方々お分かりだと思うけどw) 水木しげるの泉鏡花伝を今更ながらポチる。明日の今頃には読了しているだろう。 高野聖を読んだけど、どこかで見覚えのある内容だった
これがモチーフになった話が多いのか
これも多々ある似たような作品のひとつなのか ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています