泉鏡花part3
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
泉鏡花記念館もスタッフの皆さんも、みんなすごくいい方ばかりですよ。
なんでもそうですけど、相性があるので、そこは仕方ありませんけれども。 記念館リニューアルか。
金沢の観光施設は軒並み北陸新幹線開通にそなえてリニューアルするらしいが
一斉に休みって観光的にはどうなんだよ。 むしろ観光客の少ない今が狙い目
とは言うもののしばらく蟹目当てが多いけどな アニメ「ユリ熊嵐」
想定設定(どうやら男だけの世界と女だけの世界で異性愛がタブー)
何故か「海神別荘」最後思い出したwww 中国語やハングルに翻訳されるとしたら真っ先に「海上発電」が翻訳されそうだな 泉鏡花のような文語調?の言い回しの本を意味を理解しすらすら読めるようになるには
どういう参考書というか事前の勉強が必要ですか? 鏡花の文語調は
一葉などに比べれば平易。
慣れれば読める。 >>733
最初は「特に意味は無い」と読飛ばして音読なさい。
実際深い意味が無いとこもあるからw 今「無憂樹」を読んでるとこなんだけど、語りがウマ過ぎて読んでいて唸ってしまうな。 折口信夫の「死者の書」
稿をかさねるごとに時系列がワケワカメになるのは「鏡花先生の無茶ぶりをまねしました」なのか….? >>37-49
「黒髪」の季節.....((- -;)) 三島由紀夫があんなに褒めちぎるので一度高野聖を読んだけど、なんでこんなのを
絶賛するのかわからなかった。文章も読みにくいし・・・ 高野聖はぶっちゃけたいしたことない
花ざかりの森もしかり 鏡花を読むと、ただ文体ばかりに美を追及しても文学としては成り立たない、ということがよくわかる。
心に残るものが無い。
同時期の他の作家みたいに頭の良い人ではない、というレスにも同意。
まあそれでも多作だから一つか二つは何かあるかも・・・と期待するか、
とっとと捨てて先に進むかは、読む人次第なのだろう。 鏡花を読む理由は人それぞれでしょうね、私は軽く音読して悦に入って来た時の恍惚とも言い得る気分が好きだから、またその気分に成りたくて読みますよ、何かを得ようとかそんな事考えた事は有りません。 >>744
文学に何を求めるかは人それぞれだからな、
君の期待しているものが鏡花の作品に無かったというだけで、文学として成立っていないとは言えないだろ。
芥川谷崎三島らは明盲なのか? 記念館
なんか「高野聖」体験ゾーンとかあるらしい
蛭とか大蟻とか…嫌ァアアアア!! 春昼を読んでるんですが、客人が囃の音に惹かれて裏山へ入っていってからの情景描写が全くわからないです。
客人と舞台と谷間の靄に包まれた灯の位置関係はどうなってるんですか?
全く画が浮かばないです。 「月は寒し、炎のようなその指が、火水となって骨に響く。胸は冷い、耳は熱い。肉は燃える、血は冷える。あっ、」と言って、両手を落した。 尾崎紅葉が鏡花とすずの同棲に激怒したのはなぜですか? おかまさんのような文章なんであんまり好きじゃなかったけれど、
漱石が滿韓ところどころを書いた旅に出立する直前に面会にいったことを、
漱石の追悼に書いていたのを読んでから、まあ好きになった。 >>757
「まぼろし奇譚」
の後半に鏡花の影響を強く感じさせる二編が収録されてます。
多分廃刊だと思うけど図書館で探してみて。
あと代表作「光の塔」「我が月は緑」は"声に出して読みたい美しき罵詈雑言の宝庫"w
これも図書館で探してみてね^^; >>753
松本清張の「文豪」読んで
泉鏡花のダークな面が見れて面白い 高野聖を読みはじめた。
文章が魅力と言われるけど、ただの悪文としか思えない箇所もあるなぁ。
↓の文章なんて視覚的描写なのにまるで画がつかめないよ。誰か訳して。
>路はここで二条になって、一条はこれからすぐに坂になって上りも急なり、
>草も両方から生茂ったのが、路傍のその角の処にある、それこそ四抱 そうさな、
>五抱もあろうという一本の檜の、背後へうねって切出したような大巌が二ツ三ツ四ツと並んで、
>上の方へかさなってその背後へ通じている 本人はニ股道のつけ根あたりにいるんだろうね。
二股道の左が平坦で、右は上り坂で、眞っ直ぐじゃなくて、おそらくは左にカーブした道。
股の所に檜があって、右の草深い道の檜側には大巌が積んであり、それは檜の後ろ側にまで及んでいる。
右の道の左側に石垣の塀があるみたいなんじゃないかな?
って感じじゃないの?
こんなところに拘わってないで、さっさと先を読めや!(笑 >761 ありがとう。いま高野聖読了しました。
>>760の段落を含む「四」がわけわからなかったけど(説明してもらってもやっぱり分からない・・・)、
それ以外は躓きながらも何とか読めた。
意味のわからん所もあったけど、読み終わってみれば
傑作と言われるているのは納得。もう一回読み返してみよう。 鏡花の小説で高野聖より良い作品なんていっぱいあるのに、何で代表作が高野聖になるんだろうね。
人里離れた山中で謎の美女と出会う小説だったら露伴の對髑髏の方が好きだな、最後の余韻が素晴らしい 評価が正規分布に従うなら、最高傑作が最高の評価ではなくて、中程度のものが最高評価、ってことになるかも。
露畔と漱石ってよく考えるんだけど、漱石のが平易な文章で読みやすかったところはあると思う。でも、現在露畔の
評価ってそんなに低いわけではないと思うけど、読まれていないとしたら、比較的難解なところが足を引っ張るんじゃ
ないかと思う。擬古文ってレッテルは嫌いだな。誰が言ったのか知らないけど。雅文と言えはいいのにね。
東京近辺に住んでいるなら、露畔に慣れる意味で「水の東京」ってのを読んで見ると好い。
http://www.aozora.gr.jp/cards/000051/files/1434_20710.html
知っている川の名前が出てくるんで、ちょっとは親近感を感じるかも(笑 来年オペラ「天守物語」
なんかレパートリー化しとるのは客がとれるからなのか? 若い連中がいゝのを書けなけりゃ、古典に目が行くのはしょうがない。 ”みんなのトラウマ”ってことになっている絵本「ねないこだれだ」
(夜遅くまで遊んでいる子どもはお化けがやって来てお化けに変えて
お化けの世界に連れて行っちゃうぞ、っというアレな)をもし鏡花が読んだら、
口から泡を吹いてヒィヒィ悶えながら失神するほど喜びそうな件 こないだ初めて泉鏡花を買ったけど
国貞えがくの終わりが中途半端な気がしたんだよね
あれはどう理解すれば良いのかな >>771
最後の決め台詞で終わらせたかったのでは?
鏡花に限った事じゃないよ。川端康成とか谷崎潤一郎も「いきなり終わり!」な作品あるし。
記念館の企画展
「変態ダーーっ!」
(ってかそういう文化だったのはここの住民の方々お分かりだと思うけどw) 水木しげるの泉鏡花伝を今更ながらポチる。明日の今頃には読了しているだろう。 高野聖を読んだけど、どこかで見覚えのある内容だった
これがモチーフになった話が多いのか
これも多々ある似たような作品のひとつなのか >>775
鏡花はキルケーの話を知っていたのではないか説 露伴の對髑髏なんかも似た感じだよね
人里離れた山奥で謎の美女に出会い、彼女の家で一夜を明かす 草迷宮を読み始めたけど読みづらい、いまいち状況が把握できない 世間の暮らしの様相が変わった、という程度の意味では >>784
やはりそれはきれいなおねえたんのお店が引っ越ゲフンゲフン・・・・
(>>785が正解)
「朱日記」のアニメってDVDあるんだ。宣伝用で市販されてないみたいだけど。
ケース開くと猿がウキーと襲って来る仕組みとか凝った作り。 佐藤史生という人の漫画「夢喰い」
主人公に百鬼夜行を引き連れて少しずつ迫って来る化け物の名が化鳥。
きれいなお姉さんじゃなくて妖怪だったのか。 義血侠血を読んだこういうのも書いてるんだ
泉鏡花ワールドを展開する人なのかとおもってた 昔、どこかの偉い人が、「若い頃、泉鏡花の『滝の白糸』という小説を読みました。」と書いていた。 マオトコ事件の後逃して貰った画師はどこへ行っていたのか……
どなたかえろい人教えてくれませず 死語日前から六七回目の『 日本橋 』を、やっぱいいな、無人島に一冊ならコレやね、但し北海道辺りの無人島で酒肴暖は完備とする、 そして>>792には熱燗とスカスカ湯豆腐が毎日供された 外科室
最後のくだりが笑ってしまう
伯爵夫人が麻酔を使わないといってメスを胸に刺す
その外科医が「忘れません」何故麻酔を拒んだか
こころに思っている事を言ってしまうのを拒んだ
極端な話だがなぜが魅入ってしまう文章
この世にはない霊のような美しさ 外科室、陽炎座は映画化されて泉鏡花の世界がつかみやすい
映画DVDを観てから原作読むとスラスラ入っていく
玉三郎が演じた安土城の物語あれも泉鏡花だったと思う作品名が分からない
妖怪の・・・
滝の白糸、婦系図も昔の映画にあるよね
湯島とおれば思い出すおツタ 力 の〜だっけ あっ天守物語だ。←玉三郎の映画化されたもの
湯島の白梅→お蔦 主税 でした 「姉さんが、魂をあげます」――辿りながら折ったのである。
……懐紙の、白い折鶴が掌にあった。
「この飛ぶ処へ、すぐおいで」
ほっと吹く息、薄紅に、折鶴は却って蒼白く、花片にふっと
乗って、ひらひらと空を舞って行く。 【一草一木の裡、或は鬼神力宿り、或は観音力が宿る】
(1907年・泉鏡花「おばけずきのいわれ少々と処女作[談話]) 2013-08-23
「泉鏡花を読む」(その2)反戦小説
http://d.hatena.ne.jp/nisijimadokusyo/20130823/1377230401
鏡花は第一次日中戦争(日清戦争、1894年から)を扱った反戦小説をいくつも書いている。
太平洋戦争(第二次日中戦争)中に刊行された「鏡花全集」には、これらの作品は収録されていない。
『海城発電』は、中国軍に捕虜になり帰還した赤十字の看護員が、日本軍人にある屋敷に拉致され尋問される。
『琵琶伝』は、親の約束で好きな男がいるのに陸軍将校と結婚させられ、その将校は嫉妬で妻を軟禁する。
『凱旋祭』『予備兵』は、愛国心に集団で参加しない人に対して、非国民と非難し暴力やヘイトスピーチをする集団の醜さを描いている。 鏡花が今の韓国人見たら日帝軍人よりも忌み嫌いそうw 君しみたもうことな枯れ じゃないけど 婦系図を読んでいる。
不健康な小説ってだけか。他ゼミだと。 >>814
でもプテスタンティズムやドイツ文学のお世話にはなっている・・・ 企画展「KYOKA MANIA―鏡花会/九九九会―」
KYOKA MANIA 集結!!
明治40年代有名無名を問わず、鏡花作品を愛好する人々が集まったという鏡花会=B
そして鏡花を囲む文化人の懇親会として大正から昭和にかけ行われ、鏡花の逝去直前まで開催された、九九九会=B
愛読者として、また友人として、鏡花の作家活動を支えた人々に光りを当てる展覧会です。
「小学時代に『誓之巻』を読んで以来、先生の作品によって、自分はこの世に生れて来た甲斐のある事を痛感した」
水上瀧太郎(『貝殻追放抄』「はじめて泉鏡花先生に見ゆるの記」)
http://pbs.twimg.com/media/Ch_qLN0VEAANkI8.jpg
泉鏡花記念館
さて、館内では次回展の準備が佳境!
チラシのツーショット写真の相方・江木定男(推定)の妻は、柳原白蓮、九条武子とともに大正三美人≠ニして知られた江木欣々異母妹で、
鏑木清方の名作「築地明石町」のモデルとされる江木マセ(ませ子)です。
http://pbs.twimg.com/media/ChVmI0GU4AAUH4J.jpg
2016年4月30日 >>818
つまりその母親である黄色人種の女も生物として駄目なのがわかるんだね 話の筋とか、いろいろ言ってるけど、この人は言葉しか信じてないでしょうよ >>821
鏡花宗信徒だから敢えて言うが、鏡花の小説はちゃんとした起伏のある物語に
なっているのが全体の6割もあればいい方だぞ。
細部の描写や文章はやけに丹精を込めるのに、作品としてはまとまりが無くて
一体何が言いたいのかわからない、という例が多いんだ。
例えば「高野聖」や「歌行燈」、「婦系図」「日本橋」みたいな有名どころは
ちゃんとストーリーがあるけれど、「絵本の春」や「山海評判記」みたいな最近
注目されてきた短編や長編は傑作かも知れないが読んだ後何コレ?な感じだよね。
東京帝国大学とかで高度な教育を受けていない、むしろ言葉のアルチザンのような
人だからこそなのかもしれないけれど、そういった全体としては消化不良気味に
見える作品にも良いものはあるから、色々読んでみてごらん。 >>823
そうだったかスマン
てっきりあなたが「鏡花の魅力は文章や文体”だけ”」と
思っている人なのかな、と誤解しちゃったよ なんか会話嚙み合わねえけど、鏡花の魅力は言葉にこそあると思って言ってんだよ
だからここでストーリーがー、あの話はー、って言ってんのみて、まあそこは二次的な話であって、言葉の一つひとつ見たほうがおもろいやろって言ってんの
お前が何言いたいのかわからんが ストーリーは無理があるものが多いし、登場人物も似たような描写ばかり それはよく言われてるね、典型的なキャラクター。まあでも、天才だろうね、本当文学史上唯一やないか。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています