洲之内徹は確信を言っていると思います。盗んでも欲しい物が良いと。
また小林秀雄は白洲正子に自分自身で値段をつけなさいと言っていますよね。
テレビ番組で視聴者は鑑定団の付ける値段に興味があるのであり
物そのものを見ているのでは無いように思います。
そして、自分の判断でなく鑑定団をただ妄信する構図です。
これでは骨董そのものの価値でなく経済原理で相場の操作が行われても
視聴者には何もわからないでしょう。本当は値段ではなくて私は何を美しいと思うのかです。
ある鑑定家はそこのところを皮肉をこめてコメントしているので立派だと思います。