寺山修司の寺が 青山修二だったら
また運命はちがっていたろう。

もし寺が 鉄山修二だったら
物語は変わっていただろう。

なぜなら 詩 は一瞬だが 文庫本は文字のレール
を何度も何度も廻り続けるモノレールで
モノレールは色が塗られていて
いつも煉瓦色になるように印象操作されているからであるのだ。