『ドグラ・マグラ』夢野久作
「ドグラ・マグラ」は、昭和10年1月、一五〇〇枚の書き下ろし作品として松柏館書店から自費出版された。
〈日本一幻魔怪奇の本格探偵小説〉〈日本探偵小説界の最高峰〉〈幻怪、妖麗、グロテスク、エロテイシズムの極〉と歌った宣伝文句は、読書界の大きな話題を読んだが、常人の頭では考えられぬ、余りに奇抜な内容のため、毀誉褒貶が相半ばし、今日にいたるも変わらない
〈これを書くために生きてきた〉と著者みずから語り、十余年の歳月をかけた推敲によって完成された内容は、狂人の書いた推理小説という、異常な状況設定の中に、著者の思想、知識を集大成する。
これを読む者は、一度は精神に異常をきたすと伝えられる、一大奇書。(角川文庫版背表紙紹介文) 超有名どころしかラインナップにないねw
夢野久作って弱いのかな・・・。
>>193
坂口安吾は「UNGO」っていうのやってるけど正味安吾知らないからとっつきにくい。
ドグマグがアニメ化されたら前衛的でいいと思うんだけどね〜。 押井守に作らせてみたい。哲学っぽい長台詞得意だろうし >>199
なんかワロタ
タイトルがひっくり返ってるだけじゃん(笑)
でも能登さんの声は好き。 「青い文学」みたく何回かに分けてアニメ化して安価でDVD売ってほしい。
それにしてもあの表紙って改訂版とかでないのかね。
手に取りにくい人も結構いるかもよ 「おにいさま 能登」でググると一番上にドグラマグラの名前が出てくる件w W と M
どっちかをひっくり返すと同じになる
って発見して感動
関係ないだろうけどw >>205
この間借りてきた、岩波で出てた評論で少し言及されてた>WとM
それより岩波文庫から夢野久作が出る予定はあるのかな・・・。
江戸川乱歩や久生十蘭は出たのに。 初めて「姑獲女の夏」(映画)観たけど
やっぱ所々でドグラ・マグラを思い出させるようにしてるね ちょっと質問なんだけど「少女地獄」の三篇て「殺人リレー」を除いて
始めて世の中に出たのは昭和11年だけど、
「火星の女」と「何んでもない」って
親父さんの死後に書かれたものなの?
前々から書かれてて、親父さん亡くなって本人も亡くなって
だから発表されたみたいな感じ? 筑摩の全集に載ってなきゃわかんないと思う
あとは杉山茂丸スレで >>196
ドグラ星とマグラ星という星の名になってたね
昨日読み終わった。これって再帰オチってことか?
全体としては冗長すぎて微妙な読後感だけど
「胎児の夢」「脳髄論」は独立した読み物としても面白かった。
法華経→天台の九識論や十階論から、ユング心理学まで
作者の知識が広範すぎる。 昨日ああかむのCDを久しぶりに聴き直した
やっぱりみるくの歌は名演だよ > これを読む者は、一度は精神に異常をきたすと伝えられる
学生の頃に読んだ時は「んな訳あるかw」と思ったものだが、見事に躁鬱病に罹ってしまいました。
ま、本の所為じゃないだろけどさ。 オレが持ってるのは死んだ女の解剖シーンが伏せ字になってて逆に怖い > これを読む者は、一度は精神に異常をきたすと伝えられる
これ書いた人誰なんだろう?
この謳い文句がドグマグをある意味伝説の奇書に押し上げた気がする
でもドグラマグラってどこまでも論理的に書かれてるよね
構成という点で 1月1日
余は終日引き籠りて、狂人の解放治療の原稿を書く
正月といえばこの日記を思い出す 伝説の作家・夢野久作がライフワーク『ドグラ・マグラ』を出版した年、
父の杉山茂丸が脳溢血で亡くなった。
茂丸は戦前の日本で政界の黒幕として暗躍した怪人。
翌年、父の葬儀ほか後始末の一切を終えた久作は、その日散髪し風呂に
入り、朝日ビールの林社長(茂丸の葬儀や後始末の計算書を持って訪れた)
を正装で迎えた。
久作は「やっと終りましたな。ご苦労様でした。いやあーこれで、
あっはっはっはー」と両手をあげて大笑いし、椅子に座ったまま後ろに
倒れ、そのまま息を引き取った。
脳溢血であった。 >>221
分かってないなお前
あの長い文で正木博士の凄さとかいろいろ分かってゴチャゴチャになってきた頃に遺書読んで急に正木博士が出てくるのがいいんだろ
厨二病という言葉を使ってわかった気になってる>>226 ぶっちゃけまじでわけわかんないんで>>227>>228さん解説考察お願いします ナンセンス系の作品をネットで検索すると
よくわからんと批判して良い気になってる奴があまりに多くて嫌になる
自分でいろんな解釈をして楽しむってことができない人が増えたんだろうか 一人で寂しくて堪らない構ってチャンという可能性もある 内容が分からないと言うならともかく、これがなんでナンセンス系と言われるのかはさっぱり分からん
ストーリーしっかりあるじゃん この作品がナンセンス系だとは一言も言ってない
ただ、解説しろとかいう丸投げな発言が
全く自分で考えようともしてないように見えたんでね そういえば
丸尾末広が「瓶詰の地獄」を漫画で描いてるらしいな ドグラ・マグラの初版本が市場に現れたら幾らの値が付くのだろうか、、、
昭和初期だから数十万円位かな? 軽く検索してみたが「30万円以上!」「75万円也」「200万円」と
とんでもない値が付いてんだな。 神保町で安いの見た事あったけど
買っとけば良かったかな… シャッターアイランドってドグラマグラに影響受けてるのかな? 今読み終わった
とても面白かったといわざるを得ないが
やっぱり真相はわからないままだ
私は誰なのか、
犯人は誰なのか
わからないままおわる
そんなのはイヤだ! 若い頃にしか読めない小説があるとするとこの小説もそうかな?
オッサンになって再読しようとしたがきついきつい 心理遺伝って言うのはなんだかフロイトの超自我みたいな話だなあとは思ったけど、
だが私がだれなのか、犯人はだれなのか、わからない
もしかして、私は小説を読んでいる俺で、犯人は夢野久作とかいうオチでしょうか? 「呉一郎=私」とは限らない。
「物語」としても、ずっとループし続ける話ではない。
真実は「どっちか?」分からない所で終わっただけで、、、
例えば主人公の青年に回復の見込みがなければ若林に見捨てられて終わりだ。
強制的に一生拘束具の装着を余儀なくさせられる。
また同じ展開にはならない。 最後の方で、精神病院の外に出ますよね。
あれ、どう思います?
出てよかった?
出ないほうが良かった?? >>250
ずっとループするわけではなくて、胎児が見ている夢のほんの一部分であるということではないか?
ループするにしても、ずっとするわけじゃなくて、生まれたらそこで終わるとか
呉一郎は私であり、私は小説を読んでいる現実の私でもある、そういうことではないのでしょうか?
どうなんでしょうか? >252
その理屈だと夢見てるソノ胎児とは呉一郎の子供(子孫)って事になるよね?
たぶんモヨ子との間に出来た子と思えるけど、、、
あの状況から子孫を残せるメデタシメデタシ展開に事態が好転するとも思えないんだが 20年振りに再読した
主人公が窓の外に呉一郎を見るシーンにどんでん返しがあるかなと思ってたら
正木教授が説明したとおりだったのか
最後に見る呉青秀は鏡に映った自分の姿かな >>246
キツイよなー
文章のブレスというか、シーンの展開が長いんだよ
今の通俗小説みたいにテンポ良くない
もし高校野球の女子マネージャーが夢野久作の『ドグマ・マグラ』を読んだら。
(もしドグ)
という本を書く予定です。
あらすじ
『本書は、高校野球の女子マネージャーと仲間達がドラッカーを読んで甲子園を目指す青春小説です。
弱小野球部のマネージャーの田島みなみは、ふとしたことで夢野久作の名作『ドグマ・マグラ』に出会います。
最初は難しくてめげそうになるのですが、次第に本の内容が野球部を強くするのに役立つのではないかと考えるようになります。
そして仲間達といっしょになって、みんなの弱みにつけこんで野球部を変えていきます。官能の青春小説です!』
あらすじ
『本書は、高校野球の女子マネージャーと仲間達が夢野久作を読んで甲子園を目指す青春小説です。
弱小野球部のマネージャーの田島みなみは、ふとしたことで夢野久作の名作『ドグマ・マグラ』に出会います。
最初は難しくてめげそうになるのですが、次第に本の内容が野球部を強くするのに役立つのではないかと考えるようになります。
そして仲間達といっしょになって、みんなの弱みにつけこんで野球部を変えていきます。官能の青春小説です!』
えっ!!!!
もうすでにあったんですか?でもたったの2ページですか。
どうしたことでしょう。
ちなみにもしドラは読んでません。
角川文庫のドグマ買ったとき、書店のアルバイトの女性に
すごくいやな顔をされました。おつり渡されるときも手を引込め気味に
渡されました。そんな経験がある方いますか。 角川文庫版はいい加減あの米倉のイラスト(変態)画表紙を止めるべきだ。
店員にドン引きされるのは必至。 もしエネラマグラが女子高生の彼氏がつかっているとこを翫味したら ドグラ・マグラおもしろかった!
夢野久作全集、読んでみようかな でも、どっちかというと更年期より思春期の香り、薬品の香りは鉄板だが これと『黒死館殺人事件』『虚無への供物』は三大メタミステリと呼ばれている。
いずれも読んだが『ドグラ・マグラ』が一番おもしろく読めた。
次点が『虚無〜』。『黒死館〜』は「これ、誰か翻訳してくれ〜」と悲鳴を上げたくなった。 メタミスの定義論をここでする気はないが、
三大奇書や三大アンチミステリといった言い方のほうがメジャーじゃないか
”三大メタミステリ”と書いてるネット記事はほとんどないよ 竹本健治のウロボロスで読んだように思ったんですが、
間違えていたらスミマセン。 質問させていただきます。小説家志望なのですが、
もし高校野球の女子マネージャーが夢野久作の『ドグマ・マグラ』を読んだら。
(もしドグ)
もし高校野球の女子マネージャーがセリーヌの『夜の果てへの旅』を読んだら。
(もしセリ)
もし高校野球の女子マネージャーがドスト・エフスキーの『カラマーゾフの兄弟』を読んだら。
(もしカラ)
もし高校野球の女子マネージャーがプルーストの『失われた時を求めて』を読んだら。
(もしプル)
もし高校野球の女子マネージャーがフォークナーの『アブサロム!アブサロム!』を読んだら。
(もしアブ)
上記のうちどれにしたらいいでしょうか? タイトルありきではなく、内容を優先して考えてみてはいかがでしょうか
女子マネがその本を読んで、どう変化していくのか
列記してある本に対してすべて内容を思いつけるのならば、連作シリーズなどにしてもいいでしょう 明晰なご回答ありがとうございました。
女子マネージャーがふとしたきっかけから、自分の父親の世界文学全集
を読もうと思い立ち、次々と手に取るが次々に挫折。
読書に辟易したところ、書棚の奥に隠すように置かれていた
本が・・・
という設定にしようと思います。
(もしセリ+もしカラ+もしプル+もしアブ+もしドグ) やっぱり呉一郎が寝ているモヨ子を見ながら
最低なことをする思春期ストーリーにすることにしました
お騒がせしました > これを読む者は、一度は精神に異常をきたすと伝えられる
ホントかいな?と思っていたら、
小林信彦と横溝正史の対談の中に、「あれを読んでおかしくなりかけた」
という横溝の述懐があった。
「あのときは大変でした」と、横から横溝夫人が口を出したほど。
既出でしたらスミマセン。 もし文学板の名無しである私が夢野久作に精神的に愛されたら
もし愛・・・・・・本望!カモン!久作! あらすじ
『本書は、高校野球の女子マネージャーと仲間達が夢野久作を読んで甲子園を目指す青春小説です。
弱小野球部のマネージャーの田島みなみは、ふとしたことで夢野久作の名作『ドグマ・マグラ』に出会います。
最初は難しくてめげそうになるのですが、次第に本の内容が野球部を強くするのに役立つのではないかと考えるようになります。
ところが、みなみの指導を受けるうちに野球部員の精神が異常をきたし始めました。全篇スカラカチャカポコな官能青春小説です!』
全篇スカラカチャカポコって表現のおかげで
まるでラブコメみたーい