ドンキホーテホールディングスの前社長が、不正に自社株の購入を勧めた金融商品取引法違反の疑いが固まったとして、
東京地検特捜部は、3日にも前社長を逮捕する方針を固めた。

ドンキホーテの前社長は、ドンキホーテとユニー・ファミリーマートホールディングスの間で実施されたTOB
(株式公開買い付け)をめぐり、公表前の2018年9月、
知人に電話で複数回「ドンキの株を買えよ」と伝えるなどし、自社株の購入を勧めたという。

公表後、ドンキの株価は上昇し、株を購入した知人らが利益を得ていた。

証券等監視委員会が関係先を強制調査していて、特捜部は、前社長の行為は、金融商品取引法で禁じられている
「取引推奨」にあたるとみて、複数回任意聴取したが、前社長は「自分は関係ない」などと否認していたという。

特捜部は、容疑が固まったとして、前社長を3日にも逮捕する方針。

http://news.yahoo.co.jp/articles/27a23798476c4bf75295333ac3b2932067e24888