>>119
俺はもともと読書スピードが遅いから、読む本を絞り込んでたの。
浅田某みたいな情報処理能力があれば、もっとたくさんの本を濫読できたんだろうけど、
残念ながら俺はそうじゃなかった。

そうなると、「優先順位」の高い本をくり返し熟読することになる。
俺にとって「優先順位」の高い本と言うのは、その分野の古典・教科書・基本書と呼べるもの。

121の言うような「前提」となる本。
そういう本を熟読すると、その後の読書も楽になるんだな。
太い幹ができると、後はそこに枝葉をつけていけばいい。

歴史の通史をくり返し読み込むと、
歴史の各論を扱った新書(中公新書の『○○の歴史』みたいな本)の理解もぐっと深まるし、
読む速度もぐんと速くなる。

そういうことを可能にしてくれる本が、俺にとっての「必読書」かな。

ちなみに次のターゲットは、エリアーデの『世界宗教史』。
読破できるか非常に不安だが(笑)