0157吾輩は名無しである
2012/02/28(火) 18:11:13.94白熱した議論の最中に邪魔をして申し訳ないが横レスさせてもらうよ。
あなたは>>150で「世間知らず」とか「若い子たちに」とか、
あたかも辛酸を舐め尽くした老学者のようなことを仰っているが、実際のところ歳はおいくつなのか?
というのも、文章を読んだかぎりでは非常に若い印象を持ったんだ。
二十歳前後で、大学に入ってたくさんの知識を浴びて、良くも悪くも「かぶれてしまった」人のように思えた。
大学に入ると新しい「知の世界」が開けて来る。
「加地伸行」とやらの著作を読んだら自分にとって新しい世界が開けて来た。
「知の世界」の存在を知ってしまうと大衆が馬鹿に見えて来る。
「君が知らない新しい世界を僕は知っている」と、その人たちに対して優位性を示したくてたまらなくなる。
これは何も悪いことじゃない。
学問に関心を持った人間の多くが通る道だ。
いつかは卒業していかなければならないがね。
遠い昔に大学に入った頃、僕はちょうど君のようなことを考えていた。
「学問の厳しさに向き合わない人間は中途半端な人間だ」とね。
君は就職して働いたことがあるか? 世間で揉まれたことがあるか?
もし働いたことがないのならば、一度就職してみるといい。
「学問の厳しさ」も確かに大切かもしれない。だがそれが全てではない。
アカデミズムにかぶれた「中途半端な人間」は山ほどいる。
何を言いたいか、わかるだろう?