ドン・デリーロ Don DeLillo
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>>145 そんなあなたに聞いてみたいんだが、未訳の作品で ホワイトノイズやリブラ、アンダーワールドに並ぶ 代表作級なのってどれなの? Ratner's StarやThe Names辺り?個人的感想を知りたい。 本のことで言えば、クレストブックスとなると 背は割れやすく、紙質も焼けやすい。 あのシリーズじゃないけど、アンダーワールドも同じ。 とりあえず一冊を文庫にしたところで売れるとは思えないけど、 海外文学が広く読まれる素地を文庫化によって作ることなら可能かと。 特にデリーロは日米問わず読みやすい作家だと思うんだけどな…。 大学時代、上岡先生の講義でホワイトノイズ扱ったんだが 翻訳版は文法的間違いもあるしダメみたいなこと言ってた。 上岡翻訳で出ないかな。 >>146 ずっとアク禁ですた。すんまそん。 普通にホワイトノイズとアンダーワールドが圧倒的だと思う。 未訳の作品もいいけど、代表作には及ばないと思います。 天使エスメラルダ―9つの物語― ドン・デリーロ/著 柴田元幸/訳 上岡伸雄/訳 都甲幸治/訳 高吉一郎/訳 九つの短篇から見えてくる、現代アメリカ文学の巨匠のまったく新しい作品世界。 島から出られないリゾート客。スラム街の少女と修道女。第三次世界大戦に携わる宇宙飛行士。 娘たちのテレビ出演を塀の中から見守る囚人。大地震の余震に脅える音楽教師――。 様々な現実を生きるアメリカ人たちの姿が、私たちの生の形をも浮き彫りにする。三十年以上 にわたるキャリアを一望する、短篇ベスト・セレクション。 四六判 286ページ 2,520円 http://www.amazon.co.jp/dp/4105418068 >>150 読んでる途中だけど、最初の2つはダメだな 3つ目からだんだんおもしろくなってきてる 4つ目の地震のやつは3.11後だとリアリティ ありまくりやん 表題作の天使エスメラルダはさすがに素晴らしい出来なんだが いかんせん結末がどーも… 奇蹟オチは全然OKなんだがそれじゃベタ過ぎませんかデリーロせんせい? って感じだなあ 最近知ったが佐藤亜紀は結構評価してんだな ちょっと以外だった 水声社の近刊予定(10月)。ドン・デリーロ『ポイント・オメガ』 >>157 今年北米枠つかっちゃったから年齢的にけっこう厳しい デリーロおじいちゃんが長生きしてくれたら可能性ある 「象牙のアクロバット」はギリシアで大きな地震を体験した異邦人(アメリカ人)の 心象を描いて余すところがない。大雑把にはPTSDと区分できるが、描写はより繊細で 具体的だ。3.11後日本でも震災に材を採った小説があるが、知る限りデリーロのこれを 超えるものはないと思う。久しぶりに友人知人にコピーを配ったよ。 >>161 そういうコピーは法律的には問題ないの? youtubeにデリーロのドキュメンタリー見つけたけど 英語わかんねぇ アメリカ現代文学のパクリの春樹が アメリカの先輩を差し置いてノーベル賞取りそうなのは、どう思う? アンダーワールドは最後の部分がよくわからなかった 最初のベースボールのところからは結構よみやすかったのに 修道女がネットサーフィンしてるところは、よくわからん。 場面だけがパッと閃いて書いたとか? リブラ 時の秤 って文章はかっこいいけど ケネディ暗殺事件の知識が無いから100ページくらいで挫折した 他の小説もこんな感じですか アンダーワールドって野球の描写どれぐらい出てきますか? あぁ最初だけですか。 野球を描写した文学が読んでみたかったので残念ですね。 >>176 フィリップ・ロスの素晴らしいアメリカ野球 ロバート・クーヴァーのユニヴァーサル野球協会 リング・ラードナーの各作品 この辺がおすすめ 米アマ覗いてみたらアンダーワールドでさえ微妙な評価でワロタ 個人的には好きなんだけどな アンダーワールド・下巻の450ページ 「女物のストッキングだよ。ナイロンのストッキング」 「頭にかぶるの?」とニックは言った。 「違う、脚に履くんだ - なんてわけねえだろ、このボケ」 ← ←の部分ってノリ突っ込みだと思うんだが、英文はなんて書いてあるの? >>181 "A woman's stocking, a nylon stocking." "On their face?" Nick said. "No, on their legs. Madonn', I thought this kid was smart." >>182 わぁ、ありがとう。 ほとんど意訳に近かったんだなw ちなみにデリーロの原文は読みやすい方? >>183 語彙レベルは高め。文法的には平明だが、すっと入ってくる読みやすい文章ではないと思う。 それなりの集中力を要求される感じ。 アンダーワールドは謎のロシアサイトで全文が読めるようだ。↓ストッキングのくだり http://www.rulit.me/books/underworld-read-67673-170.html 女の子に、好きな作家はドン・デリーロって言ったら きゃはは、誰それぇ?って笑われた。。 都甲さんのホワイトノイズの翻訳、早稲田文学で少しずつ載ってるのね 単行本化は相当先になりそうだ ボディ・アーティストとThe Namesが映画化進行中。 Zero Kが2016年の期待の小説ランキングに入っていた 5月発売 Tamonn_Kuro デリーロ推薦のマシーセン『黄泉の河にて』も読んでみよう legrandsnes 端午の節句、最初の買い取りは、安田理央『痴女の誕生』、最初に売れたは、ドン・デリーロ『ホワイト・ノイズ』。 うちの店らしい、こどもの日です(笑)。 mi_tsu1006 GW最終日にドン・デリーロ『ホワイト・ノイズ』を購入。しかし帯の"知的興奮パナソニック"とはいったい……。 http://pbs.twimg.com/media/ChsJWUUUoAQbVR1.jpg http://pbs.twimg.com/media/ChsJWWSVEAAwC3F.jpg lousIMPRESSIONS こうして彼は生きるという仕事を始められるのだ。 ドン・デリーロ(上岡伸雄訳)『コズモポリス』 yu_ichi_japan ドン・デリーロの『ホワイト・ノイズ』は、最初『パナソニック』というタイトルで出版したいとデリーロは考えていたのだけど、 パナソニック側に名前の使用を断られたので仕方なく「ホワイトノイズ」という題に変えたんだよね。 今となっては変えてよかったように思えるけど。 矢倉喬士 Takashi YAGURA 日本アメリカ文学会関西支部の馬場美奈子さんの講演「"national pastime"をめぐる冒険ーー野球〈神話〉とアメリカ作家たち」、最高に良かった。 個人のご発表としては、これまでに聴いてきた全ての発表の中で、勉強になったなぁという感覚を一番強く感じた。 野球文学を書くのはなぜかマラマッドやロスらのユダヤ系やデリーロのようなイタリア系などマイノリティ作家が多いと気付き、 彼らは野球文学を書くことでアメリカ市民の仲間入りをしているという指摘も興味深かった。 野球はアメリカ的なものという作り話についての作り話をすることで想像の共同体に入る 2016年5月7日 藤井光/Hikaru Fujii オバマ政権で外交政策の中枢にいるのが、実は軍事・外交の経験ほぼゼロの、 元々は小説家志望(バーセルミ弟が目標)の38歳だという、今アメリカで話題沸騰のルポです。 本人いわく、「ドン・デリーロの小説の登場人物になった気分だ」とのこと。 2016年5月12日 http://www.nytimes.com/2016/05/08/magazine/the-aspiring-novelist-who-became-obamas-foreign-policy-guru.html?_r=1 “What novel is this that you are living in now and will exit from in eight months and be like, ‘Oh, my God’?” I ask him. “Who would be the author of this novel?” he asks. “The one you are a character in now?” “Don DeLillo, I think,” Rhodes answers. “I don’t know how you feel about Don DeLillo.” “I love Don DeLillo,” I answer. Don DeLillo: Zero K In Don DeLillo's latest novel, Zero K, the practice of cryonics or freezing oneself to be awakened later, is in full, but secret swing. http://www.kcrw.com/news-culture/shows/bookworm/don-delillo-zero-k >>200 読み始めたところ。生き別れの父親が富豪で冷凍睡眠の話。 矢倉喬士 Takashi YAGURA 6月15日、水曜6限、大阪大学箕面キャンパスE棟英語共同研究室にて、アダム・ジョンソンの短編「Nirvana」の読書会を行います。 ゲストにドン・デリーロ『マオ2』の翻訳者で、広範なアメリカ文学論の新著『楽園に死す』をお出しになられたばかりの渡邉克昭さんをお迎えします。 いやはや、今日お話しして、やはり秋からの授業でデリーロの『Zero K』を授業で読むということで、シラバスにも確かにそのように書かれてありました。 新作が出てすぐ読む、論じる、教える。さすがドン・デリーロ研究の第一人者です。 2016年5月18日 英作文で多く間違ってしまう人は、間違わない方法で練習すればいい。 意味と構造がわかる英文を写経したり、原文の表現をできる限りそのまま使いながら要約を作ったりする。 できない人ほど間違っちゃダメ。確実に合っていると思えることで練習を積む。 2016年5月19日 こういうことは、危険に身をさらしている地域に住む貧しい人たちに起こるんだよ。 この社会で、自然や人為的な災害で甚大な影響を受けるのは、貧乏で無教育な人々と決まっているもんなんだ。 低地に住むものは洪水にあい、掘立小屋に住むものはハリケーンや竜巻にあう。 ぼくは大学の教授だよ。きみは大学教授がテレビの洪水場面で、自分の家の前の道でボートを漕いでいるのを見たことがあるかい? ぼくたちは古風で趣のある名前の大学の近くの、こぎれいで楽しい街に住んでいるんだよ。 そういうことはブラックスミスみたいなところでは起こらないよ」 「ガソリンがきれかかっているだろう」 針がEのところで揺れていた。 「いつも余分にあるのよ」とバベットが言った。 「どうしていつも余分にあるということがあるのさ」 「タンクがそういうふうにつくられているの。だからまったくなくなることはないのよ」 「いつも余分にあるなんてことはありえないよ。もしそのまま走りつづけたら、いつかはなくなるさ」 「永久に走りつづけるなんてことはないもの」 「いつ止めるかは、どうして知るの?」と彼が聞いた。 「ガソリン・スタンドを通ろうとするときだよ」 『ホワイト・ノイズ』 売れないんだから絶版は仕方ない。自分は高額古書を購入した。 デリーロを愛読してる人間なんて全国に数十人しかいないんじゃないか。 その中に俺は入ってしまったのか。参ったね。 大統領のすべての外交演説を書く男、ベン・ローズ――文学青年はいかにしてオバマ側近のトップにのぼりつめたのか http://courrier.jp/news/archives/52601/ 「ドン・デリーロは巨大な歴史の潮流と、非常に特殊なパワー・ダイナミックスとの両方と駆け引きしている唯一の作家だと思う。 そしてその駆け引きを続けることが、2016年の合衆国の外交政策決定組織で働くということなんだ」 デリーロのインタビューとか、半生の紹介、作品解説とか 日本語で読める文献かサイトない? 松岡正剛の千夜一夜から抜粋 いまやドン・デリーロの亜流はブログにいっぱい散らばっていて、デリーロ本人のこれからの作品による逆襲こそが期待される。 そんなブログが本当にあるならお目にかかりたいものだ。 ホワイト・ノイズ(ドン・デリーロ 森川展男訳/集英社) 「アメリカの大学町で、ヒトラー学科を教える大学教授は、なぜピストルを手に殺人にむかったか」 「これは地球の終末の地に住む、現代アメリカ作家だけが書くことのできた信じられないようなすばらしい小説である」(あらすじより)。 実際、ポストモダニズム的な「過去」の扱い方は、もっぱら芸術作品の中に見出される。 すなわち、「歴史小説」(たとえば、ドン・デ・リーロの『リブラ──時の秤』や『アンダーワールド』、 J・M・クッツェーの『敵あるいはフォー』、ジョン・バンヴィルの『アンタッチャブル』、 フィリップ・ロスの『アメリカン・パストラル』や『アメリカに抗するプロット』)、 叙事詩的映画(ダニエル・ヴィーニュの『マルタン・ゲールの帰還』、リチャード・アッテンボローの『ガンジー』、 トニー・リチャードソンの『遥かなる戦場』、あるいはオリヴァー・ストーンの『JFK』)、 ドキュメンタリー(クロード・ランズマンの『ショアー』あるいはアラン・レネの『夜と霧』)、 場の構築(たとえば、クリストによる国会議事堂の「梱包」)、 コミックス(アート・スピーゲルマンの『マウス──ある生き残りの物語』や『消えたタワーの影の中で』)、 アンゼルム・キーファーの絵画、クリスチャン・ボルタンスキーのインスタレーション、 博物館学的な修正主義(たとえば、ベルリンにあるリベスキンドの「ユダヤ博物館」)、 あるいは証言文学(たとえば、プリーモ・レーヴィの『アウシュヴィッツは終わらない──あるイタリア人生存者の考察』) といった諸作品の中にこそ、見出されるのだ。 もちろん、サイモン・シャーマの『死の確信』やカルロ・ギンズブルグの『チーズとうじ虫』など、 ポストモダニズム的な手法での歴史叙述の試みも、付け加えておかねばならないが。 http://www.arsvi.com/2010/1007hw2.htm 2016/06/14 http://unemployed.hatenablog.com/entry/2016/06/14/233458 8時50分起床。Pythonの写経を少し。今日はサボってしまった(自分比で)。 3週間くらいずっと、ドン・デリーロの「Body Artist」という原著で100ページくらいの小説を、読んでいる。 30ページくらいしか、読めていない。しかも不完全に、不正確にしか。多分、あと1ヶ月半くらいは、この小説を延々と読み続けることになる。 その後は多分、同じくデリーロの「Falling man」。その後は「Cosmopolise」でも読もうかと。 そんな風に邦訳の既にあるデリーロの本を原著で(邦訳を参照しつつ)何度も読んで、最終的には彼の2011年の「Point Omega」、 それから、今年の5月に出た「Zero K」を、邦訳を見ずーーというかまだ出てないんだけれどーー読みたいと、思ってる。 「Zero K」はデリーロの年齢的に、彼の最後の長編になるかもしれない。 英語の目標はこんなところ。実用性も何もないけど、もう、他のことに興味がないんだよね。 >>196 これ聴きに行きたかったなぁ どっかにテキスト化されてないかな デヴィッド・フォスター・ウォレス、生産性について考え続けた作家から学ぶ4つのこと http://www.lifehacker.jp/2014/05/140506david_foster_wallace.html 作家であるドン・デリーロ(Don DeLillo)への手紙からは、彼はルーティンとバランスにおいて絶え間ない葛藤があったことが窺えます。 日々の執筆などのルーティンを決めていますか。フィクションを執筆する時や他の事柄に対して、時間制限を設けていますか。 さらに聞きたいのは、あなたは毎日その決めた事を優先しますか。 やらなければならないことを引き延ばしたり、避けたり、規律を守れなかったりなどの問題はお持ちでしょうか。 ある場合は、どのようにそれらを克服していますか。 私は自分の仕事が思うように進まないことと仕事のペースが乱れることに対して不満があるので、お聞きしました。 あなたの本を読む限りでは、あなたはとても安定して仕事をされているように思えたのでお聞きしました。 あなたは20年にも渡り、数年に一度は本を執筆し、日々、自分を仕事へと突き動かし、 自分を律する緊張を解放できるような(少なくとも私にとっては)兵士への指導や他の仕事をしていないようですし、 さらには日々の遊びや規律を放棄する誘惑さえないように思えるのです。 どのような言葉でもアドバイスでもありがたいですし、他言は致しません。 Don DeLillo's America - A Don DeLillo Site http://perival.com/delillo/delillo.html 「個人所有のロスコがあるの、特別に私は知っているんだけど。それが、もうすぐ売りに出るのよ」 「見たんだね」 「三、四年前にね。そう。素晴らしい絵よ」 彼は言った。「ロスコ・チャペルはどうだい?」 「どうだいって何よ?」 「チャペルはどうだろうって考えてるんだ」 「チャペルなんて買えないわよ」 「どうしてわかるんだい? 責任者に連絡を取ってくれ」 「絵画の方に興奮するかと思ったのに。一枚の絵にね。ひとつもロスコの重要な絵をもっていないでしょ。 いつでも欲しがっていたじゃない。話し合ったでしょ」 「彼のチャペルにはどれだけの絵があるんだい?」 「わからないわ。十四か十五」 「チャペルごと売ってもらえれば、それを完全な形で保存できるじゃないか。そう話してくれ」 「どこに完全な形で保存するの?」 「俺のマンションだよ。スペースは充分にある。もっと広くすることもできる」 「でも、みんながそれを見たいのよ」 「見たきゃ買えばいいのさ。俺よりも高い金を払ってな」 「こういう生意気な言い方を許してもらいたいんだけど、でもね、ロスコのチャペルは全世界のものなのよ」 「俺が買えば俺ものさ」 『コズモポリス』(2003) ビートたけし「あああん!あべぴょん、らめえええええええ!ひぎぃ!アナルが裂けちゃううううううっ!んぐっ!あっあん!」 『アンダーワールド』読んだ。最初の章が抜群 半分過ぎた辺りからちょっと混乱してきて辛い部分もあったが最後まで読み通した もう一度ざっと読み直したら色々謎や疑問点が解消されて楽しめた すごい作品だと思うけどまあ日本じゃ売れないだろうな 今、デリーロの新刊が出る予定があるか電話で聞いてみた。 新潮社では予定なし。 筑摩書房では予定なし。 でも、水声社ではかなり先になるけど出版予定してるとのことです。 ポイント・オメガとゼロ・Kは出て欲しいね。 もちろん、初期からの作品も全て邦訳されて出たら嬉しいな。 矢倉喬士 Takashi YAGURA 僕は主にアメリカ文学の文脈でポストモダニズムを勉強してきたので、 ポスト・トゥルース的な今の状況がポストモダンっぽいという意見をちらほら見ていると、まったく違うなぁと思いますね。 何でも自分に都合よく捏造したり修正することと、ポストモダンって全然違いますよ。 JFK暗殺はオズワルドの単独犯と発表されたけれど、 ザプルーダーフィルム(とりわけそのスロー映像)を見る限り致命的な一撃がオズワルドのいた方角から来ているとは思えない。 他に暗殺に関わった者たちがいる、別の現実がある、別のアメリカがある、これを描いたのがドン・デリーロの『リブラ』。 デリーロはJFK暗殺の資料を調べ、ウォーレン・レポートの大半を読んだ。 ザプルーダーフィルムが明らかにした新たな現実、いびつに生まれ変わったアメリカの「ギャップを埋めてみたい」と思って、 事件関係者たちを登場人物にして『リブラ』を執筆した。これは捏造や歴史修正という類のものではない。 デリーロの文脈ですが、ポストモダンは相対主義ではありませんし、決定不能論とも関係ありません。 何でもかんでもむちゃくちゃに戯れて書くわけでもありません。 デリーロは、「オズワルドが致命的な一撃を放ったとはどうしても思えない」と述べていて、揺るがぬ現実への信念・信仰のもとに書きます。 ドン・デリーロの『リブラ』に関する有名な批評で、「ポストモダン・オズワルド」という語が出てくる。 他にいくつもあり得たオズワルドの諸像の中で、 どういうわけか「JFK暗殺単独実行犯」という単一のオズワルド像をあてがわれたオズワルドは、 恐ろしいけれども、我々の姿そのものでもある、と。 ある人がどういう人であるかなんて、複雑でなかなか一言で言い表せないはずなのに、なぜか一つの役割をスポッとはめられてしまう。 しかもザプルーダーフィルム以降では、それは間違っていると判明した(とデリーロが考える)役割であるにもかかわらず。 現実は、速度を変更すれば(スロー再生)すれば別の現実に変貌する。 アメリカは他なるアメリカに変わりうる、という感覚はドン・デリーロの作品に通底しているけれど、 それは何でも捏造して自分の都合がいいように変更を加えるポスト・トゥルースとは似てもにつかないものです。 ビーートたッけーし☆「あああーん!あべぴょーん、らめえええええええー!ひぎーぃ!アナルが裂けちゃううううううっ!うぐっ!ほっほい!」 今更だけど Falling Man を読んだ。 9.11とか3.11で実際に受けた衝撃を 超えることが出来ないというか イマイチだね。 だから、この人はアンダーグラウンドだけの一発屋なんだって 「アンダーグラウンド」 ロンドンの地下鉄を舞台に繰り広げられる壮絶な物語 デリーロの End Zone 読んだ人いない? 日本では未訳だけど 初期の作品、翻訳してほしい 訳す価値もないゴミの山なのか? デリーロを差し置いて和夫がノーベル文学賞を受賞し、甚だ遺憾である 山下望 a.k.a.DJやめました 『ヒップホップ・ジェネレーション』のジェフ・チャンにしても 『アート・パワー』のボリス・グロイス(ニューヨーク大学教授)もドン・デリーロを引用していたので 意外とアメリカの批評界やジャーナリズムでは地元のブロンクス出身の現代文学として読まれているのかな。 「ドン・デリーロは小説『マオU』において、 テロリストと作家がゼロサムゲームにはまり込んでいくさまを、以下のように描いている。 (…)なぜなら今日のメディアは、テロリストの行為を使うことで、 どんな作家にも太刀打ちできない強力な物語を生み出してしまうからだ。」(『アート・パワー』より) 2017年10月31日 上岡伸雄が優秀なのかな コズモとボディアーティストがよかったわ 新潮 2018年4月号 ◆痒み/ドン・デリーロ 訳・解説 都甲幸治 離婚したばかりの男を襲う途切れることなき体の痒み。「ニューヨーカー」掲載最新短篇。 楽園に死す 渡邉 克昭 (著) 出版社: 大阪大学出版会 (2016/1/30) 自由と幸福を追求する「楽園」アメリカにおいて、小説家たちは<死>のアポリアにどのように向き合ってきたのか。 現代アメリカ文学を代表するへミングウェイ、ベロー、バース、パワーズ、エリクソン、デリーロに焦点を絞り、 デリダやドゥルーズを援用しつつ分析する。 歴史、文化が文学と織りなす影響関係など、ポストモダン文学研究としての深まりも感じさせる。 ノーベル文学賞候補と目されるドン・デリーロに関する本邦初の本格的な論考。 https://ir.library.osaka-u.ac.jp/repo/ouka/all/61838/29186_ 要旨.pdf ダイアル ヒ・ス・ト・リ・ー 原案・監督:ヨハン・グリモンプレ テキスト抜粋:ドン・デリーロ著「ホワイト・ノイズ」、「マオII」/サウンドトラック:デイヴィッド・シー 制作:ジョルジュ・ポンピドゥー・センター、他/ビデオ/1997/68分/カラー&白黒/ベルギー+フランス Johan Grimonprez: dial H-I-S-T-O-R-Y (French subtitles) https://www.youtube.com/watch?v=FSeYWGAAJyI Point Omega Publication date 2010 Pages 117 ポイント・オメガ (フィクションの楽しみ) Don DeLillo (原著), ドン デリーロ (著), 都甲 幸治 (翻訳) ¥ 1,944 単行本: 156ページ 出版社: 水声社 (2018/12/28) 「ポイント・オメガ」の訳者あとがきによると今年は「ホワイト・ノイズ」の新訳出るらしい 第1回 残像に目移りを──ドン・デリーロ『ポイント・オメガ』におけるスローモーションの技法(矢倉喬士) こんなのあった URL貼ると書き込めなかったのでググってくれ End Zone 原書で読んだ人、感想教えて。 Amazonのレビュー見て、むっちゃ読みたいけど英語力がないorz 俺も原書でスラスラ読んで、あんなレビュー書けるようになりたいお 羨ましいよね、スラスラなんか読めないけど読んだよ。 全然笑えなかった、ウィトゲンシュタインが言及されてるから「言語」に重きを置いているのはわかった。 ひとつだけレビュアーさんの「殺しまくりたいと主人公が思っている」という部分はそうかな?と思った。核戦争マジ起こるかもとか恐れているんじゃないのかなあ、今より現実味あっただろうし。 スゲー面白いかと言われると?だけど、落ちてゆく男よりかは面白かった。 最近ハマったんだけど、主著でさえ絶版で値段も高騰してるから、なかなか気軽に読めない 発行部数そんなに多くないせいか、図書館にも置いてない 読むまでのハードルが高いし、ハマった後、集めるのに苦労する人だ ピンチョンは恵まれていいなー どっこい KD6-3.9 「アイリッシュマン」訳者あとがきの最後まで予想外の面白さで大興奮。 これはもうずっと前に買っておいたドン・デリーロの「リブラ時の秤」を読むしかないんだが、 明日からは中断中の「トラジャ」をやっつけてしまわねばならない。いそがないと赤松先生の新作も出てしまうのだ。 エルロイ再読は来年だな 2019年12月3日 アイリッシュマン(上) (ハヤカワ・ノンフィクション文庫) チャールズ ブラント (著), 高橋 知子 (翻訳) 出版社: 早川書房 (2019/11/6) リブラ 時の秤〈上〉 ドン・デリーロ (著), Don Delillo (原著), 真野 明裕 (翻訳) 出版社: 文藝春秋 (1991/06) トラジャ JR「革マル」30年の呪縛、労組の終焉 西岡 研介 (著) 出版社: 東洋経済新報社 (2019/9/20) マオ2って面白い? Amazonにレビューひとつしかないから、わからん アンダーワールドでレニー・ブルースが漫談する場面がやたら多いけど、 あの漫談の内容はデリーロの創作? 日本で20人ぐらいしか読んでないんじゃね ピンチョンの方がはるかに読者数多そうだよね アンダーワールドは図書館で借りて読んで『文庫化したら買おう!』なんて思っていた当時の 自分をぶん殴りに行きたい・・・ あれは文庫にはなかなかならないと思ったからすぐハードカバー買ったな 正解だった コーマック・マッカーシーとドン・デリーロ比べたら、どっちが読みやすい感じ? ぼんやり米アマゾン 見たかぎりでは、マッカーシーの方がレビューの評価高いね >>266 89万円というのもある 買うヤツいるんだろうか? リブラとホワイト・ノイズ積んだままだけど、マオ2再読しようかな 都甲さんは筆が遅くなさそうだから版権絡みか企画が流れたんじゃない? 当初ワセブンからでる予定だったんだっけ?ごたごたのせいもあるのかな 森川訳に不足あったかな? 俺はエンド・ゾーンを訳してほしい 自分は上岡伸雄先生の講義受けててそこでホワイトノイズを扱ったんだけど 森川訳の文法的な間違いを指摘されていましたね 都甲訳って早稲田文学に載ってましたっけ? レビュー読む感じではやってることはそんなに変わらないけど読者と時代が変わったという感じですね、大時代的な態度で少しもセンシティヴではないように見えるのでしょう 新作の邦訳、水声社から出たね もう買う気はないけど デリーロはアンダーグラウンドを何度も読み返すのでおk 同じ小難しいというか晦渋な文章でも、コーマック・マッカーシーは多くの作品が米Amazonでも高評価なのに デリーロの作品はそこまで評価されてないね。 どうして差がついた。。 マッカーシーが晦渋って初耳なんですけど… 本当に読んだ? >>289 俺がいる どうしても思い出すよな なのに書き込みがないので不思議だった 文学板も終わってたんだな アンダーワールドとか ぽつぽつ読んでみようかな お好きな方がいたらご一緒に ノー文賞獲ってくれたら復刊されるのにー! 代表作はほとんど高騰していてボディアーティストとコズポリしか買えなかったー! >>293 そいつキチガイだから無理 あとは死ぬだけの爺さんだから他人の意見は耳に入らない ドン・デリーロの最近作が2作続けて水声社という社員4名の小さな出版社から出てるが、 ここの社長は雑誌「幻想と怪奇」や「世界幻想文学大系」を編集したことがあるらしい。 こんなにたくさん書き込みがあるなんて、さすがデリーロだなあ アンダーワールドを一緒に読もうという人がいたらなあと思ったんだけど どうもいないみたいね(だよなあ藁) でもアンダーワールドは結構読まれているようなので、こんなのどうよ 「この作品のキャラであなたのイチオシはだれ?」 ちなみにわたしはブロンジーニ推し White Noise is a 2022 apocalyptic black comedy film written and directed by Noah Baumbach, adapted from the 1985 novel of the same name by Don DeLillo. Release dates August 31, 2022 (Venice) November 25, 2022 (United States) December 30, 2022 (Netflix) ホワイトノイズ、来月9日から公開だけど 原作読みたいのに手に入らない! 前知識ゼロで行くしかないか ホワイト・ノイズの新訳まだ? 待ちくたびれてもう既訳で読み出したよ 前の訳で不都合なところや、おかしなところあったっけ? マオUかホワイト・ノイズか どっちがいいかな ちょっとずつ読んでこっと とりあえずマオUから読もうか ふむふむ のっけから統一教会合同結婚式か〜 場所はよりによってヤンキースタジアムだ 日本の巷は(かなり気温が下がってきたけど)サッカー話が花盛り しかーしアメリカ=ベースボールのデリーロ魂はここでも健在なり この調子でガンガンアメリカの対外違和感を積み上げていって欲しいなあ 隠遁作家のビルの写真を撮りに行くブリタ 写真家と作家の遣り取りは確かに面白いが そもそもスコットのエスコートで隠遁場所に向かう際に なんだか山に隠れてるテロリストのチーフとの面会に連れてかれてるみたい などと言わせるところからして仕掛けが早い 早いだけじゃなくて作品の端から端への差し渡し方が大きい 統一教会の合同結婚式で花嫁として登場したカレンが なぜかビルの家にいる そしてお疲れのスコットが彼女のいる部屋に帰ってくる どうやら親密な二人である 深夜、テレビ画面にうつるサッカースタジアムのフェンスに押しつけらる大群衆 死へとなだれをうつヴィジョン スコットがビルのアシスタントになった経緯にアラファトが出てくるとは・・・ そして今の時点でのエピソードとしてタイトルの意味も明らかになる 不思議な設定だがブリタとカレンの女子トークは結構すっと胸に落ちる しかし彼女の部屋が今は亡きWTCの影に覆われているというのはやっぱ凄いわ 深夜?夜明け前?のビルからの電話は録音マシーンに向けられているのだが ブリタの耳も意識した独白でもあるというイジイジ感が鬱陶しくて良い藁 毛語録と民衆、革命、歴史 作家とテロリストはマスの意識を形作ることにおいて ゼロサムゲームをしているというのには唸らされた 作家にしろテロリストにしろ アイデンティティなどと簡単に言ってくれるなということ ひとりで突き詰めれば突き詰めるほど裏に抜けていく 掘るということとは違う位相の転換の論理的悲喜劇 婚礼とフリーランスの戦車 夢見心地のブリタである 時間が時間だから本当はただの夢なのかもしれないし ミドリを飲んでいるのだから酔夢なのかもしれない だが閃光は記録するのである 対象はベイルート その状況(瞬間)とそこに在る民衆(歴史) 名づけ得ぬ・名を持ち得ぬ・名を奪われた・ものたちの 巨大でアイデンティカルな複数で単数な影 ということでマオUはお・わ・り♡ 次はホワイト・ノイズ リブラはそのあとかな ドイツ文学スレが上がってんのには驚いたな 昨日ホワイト・ノイズよむって書いたから上げたんだったら 上げたひとホワイト・ノイズよんでるってことじゃん ってまあ単なる偶然だろうなあ藁 いや、そうじゃなくって意図的だったらダンロップとして嬉しいけど・・・ 子供たちがものすごくおもしろいんだなあ とくにハインリッヒ 天才かよ ドン・デリーロの 「リブラ 時の秤」読了 今年読んだ本のなかのベスト1でした ここからマオⅡ、アンダーワールドと傑作が続きますね リブラも面白いね きょうはホワイト・ノイズの映画をみてきたけれど まあ、映画は映画、原作は原作という 当たり前の感想しか抱けなかったのであった藁 今日ホワイトノイズの新訳が発売だね。大きな書店行けば置いてあるかな。仕事帰りに寄ってみよう リブラ ちょっとずつ読んでこ お好きな方、再読の方etc. よかったらご一緒に 昨日、近くの書店に行ったら『ホワイトノイズ』新訳があった 旧訳を持っているので、買わなかったが デリーロは人気だなあ あらためて読んでみると 最初に軽く読み飛ばしてしまっていた人物とかが おお、そう書いてあったか、とか気づかされる まあ、いつもいい加減にしか読めてないってことだけどね藁 それにしてもデイヴィッド・フェリーだ かなり怖いわ リーの旅路 厚木からルアーヴル、サウサンプトン、ロンドン、ヘルシンキ そしてモスクワへ リストカットは痛そうだ 尋問は退屈だ 無表情 デッドパン 利用価値 ミンスクへの旅立ちは感傷的にならざるを得ないだろう そしていつもの嫌われ者が登場 他人と接点がないから自己を客観視できない 周りを嫌な気分にさせているのに 自分は何も悪いことをしていないと思い込む異常者 しかし一人も友達がいないという事実が全て >>329 周りを嫌な気分にさせているのだったら謝ります すみませんでした 自分で読んだ本の感想を好きに書いていて 周りのことを十分に考えることができなかったということですね 重ねてお詫びいたします ごめんなさい リブラを読んだことのある人に訊ねてみたいのだが ウィン・エヴァレットの家庭の不穏さ とくに妻のメアリーフランシスがウィン対してキープしている距離感が 作品に奥行を与えていると思うのだけれど これって暴力に対する予兆的な怯えと読んでみたくなるのだが どうだろうか 読み間違えなのだろうか いろんな人の読み方、意見を聞くのは楽しいし ためになるなあ それってわたしの血を凍らせるわ なんていうのも 考えてみるまでもなく面と向かって言える言葉ではないものなあ藁 まあ、端的に言って病んでるってだけのことだが なぜ病んでいるのかには十分過ぎる理由がある リブラのようにフィクションとリアルをつき交ぜた本は 歴史とかフィクションの枠組みという根本の話をしやすいもののように思うけど どうもそういう方向にはいかなそうだなあ ざんねん ということで今週は墜落男 お好きな方、よかったらご一緒に 自爆した人間の骨片や肉片がこちらの身体にめり込んで やがてバンプになるという話はこわかったなあ いまあるこの現実が一変することはいつでも起る 人災でも天災でもそうなのだ そしてその記憶は様々な形で残る 好むと好まざるにかかわらず 血のつながりのあるなしにかかわらず だれかに必ず引き継がれてゆくのだ 全作品読んでない人間も多いんだからネタバレ書き散らすのやめてくれ 自分のブログででもやってくれ ネタバレしないでまっとうな批評を書くことは無理と蓮實が書いていたが、その通り 最近の若い奴らのネタバレ批判の強さには辟易している 俺はamazonレビューでどんどんネタバレを書いているよ ネタバレしないどころか本文に触れなさすぎて、自己顕示欲のみで仕上がっているゴミエッセイにしかなっていない文庫本解説も最近見かけることがある それならいらんわ ネタバレ大歓迎。最近のネタバレを嫌う傾向はおそらく、小説や映画のプロットつまり筋書きの面白さや 意外性の身を追求する軽薄な精神性が原因になっているんだろう。そもそもそういう奴らは、 筋を追っかけておしまい。だから、二度と同じ作品を読まない。本当は、その作品の筋書きなんてどうでも よくて、最も大事なのは、その平凡な結末に至る登場人物たちの心の葛藤。微妙な心情の動き。 最も目立たない(読者から完全に忘れられそうな)小さな人物やささやかな出来事や、細かい感情の揺れ動きが 合い重なって、いろいろと人の振る舞いや考えが変わっていくところにある。 僕なんか、同じ作品を10回ほど読んでもまだ足りないと思っている。100回ほど読んでも、まだ読み足りない。 今までの生涯で、同じ本を100回ほど繰り返して読み、ほとんど暗記したんじゃないかと思える本 (それぞれ300ページから600ページくらい)には少なくとも4冊、出会った。 >>345 で、今はどんな仕事をしていて年収はいくらくらい? 貧乏で仕事もできなそう 読みましたってだけなら自己満なんでどうでもいいっす >>345 キミに賛同する >>346 お前は性格が悪すぎる やることをやって自己満の読書に浸っている人はいいよ 作家やエッセイストのようにね ごろごろしながら自己満に浸っているやつはただのゴミ 読書の喜びなんてものは<誰が>言うかが重要 なぜなら誰もがそれぞれの喜びを味わってはいるのだから >>347 弱者の傷の舐め合いは汚らしいですね 19世紀生まれの作家が口にしていたような読書の喜びを今になって退屈に反芻しているだけの無能な暇人どもでしょうに >>19 世紀生まれの作家が口にしていたような読書の喜びを今になって退屈に反芻している 素晴らしいことじゃないですか >>350 で、今はどんな仕事をしていて年収はいくらくらい? 貧乏で仕事もできなそう 素晴らしいどころか最低だよ? 確かにフランスの哲学者アランはバルザックとディケンズだけを繰り返し読んだらしい さすがに俺はもっと多くの作家に興味があるので、いろいろ読んでいて、再読までできない でもアランの読書法には憧れる それをくさす輩は下品極まりない 大昔に業績を残した人の方法論やエピソードに憧れて、全く環境も生活条件も異なる現在の自分だけの貴重な人生を食い潰す馬鹿はどこにでもいる これも一種の現実逃避ですな >>353 そんなに仕事、業績、年収が大事かね? お前とは価値観が違うから、どうせ議論しても無益だろう でもな、一回きりの人生なんだから、自分の好きなことを楽しむに限るぞ 世間体や周りの評価なんぞ虚しいだけだ 話し相手は匿名掲示板で煽ってくる人しかいない一回きりの人生か 「世間体や周りの評価なんぞ虚しいだけ」←こういう「いわゆるアーティスティック」なことを言う人は今の時代どこにでもいるけど(陽キャのヤンキーでも言っていそう)、この価値観の基にあるのはやることをやって成功した人たちだから ゴミがそのスタイルや姿勢、言葉だけ真似しても何にもならんよ(後世に名を残しているような過去の芸術家、文学者、ミュージシャン) 形だけ猿真似するしか能がないイナゴがいるから文学のような幻想も成り立つわけだが >>354 お前の書き込みをまとめると、 「もう若くはないから、世間や周りと無益な議論を交わすつもりはなく、仕事や収入を今更顧みても無駄なので、amazonレビューで読んだ本についてどんどんネタバレを書いていくぞ」 となる ただの廃人じゃん 同じ本100回読んだというやつ、どうせ星の王子様とかだろという気がする そうじゃなくても単純計算で何時間かかるんだよ せやな 他人を軽薄な精神性などと罵りながら数で自己主張しているアホでっせ 100回読もうが読むまいが、そんな年中暇そうな無能に対する周りから見た価値は一緒 ただの自己満や 新訳ホワイトノイズ 読みやすい。いい意味で肩透かしを食らった ただ解説で他の作品のネタバレをするのはいただけない どうも墜落男は人気ないようだなあ 面白いとおもうんだけどなあ 芭蕉の句の使い方なんかちょっとパズル的だけどチャンとハマってるし 落としたところがおかしな鳥ってところもニクい ニナのキャラともしっかり重なってるものなあ キースとフローレンスの初対面のシーンも あの小さなビスケットの不味さが 不必要に湿潤な口中に広がって苦しいくらいなのだけれど止められない 水の浸透力や温度や重さ、さらには親和力のようなものが 暗喩として二人の経験の中で機能してしまっているのだから仕方がないなあ そもそも壊れていたり壊れかけていることが人間関係の常態ではあるけれど そこにこの惨事でマイナスかけるマイナスになっていくのだろうか 事件から時間的にも空間的にも遠く離れた人間の心にも 十分に大きな何かを轟くように伝えてくれる小説だったなあ 外部と内部 他者と自己 無名性と固有性 暴力と癒し そしてこういった二項対立を宙吊りにしているものとは何なんだろう 永遠の問題にあらためて向き合わなければならない時というのはある ものを考えるには孤独はありがたい状態なんだなあ ということで墜落男はおしまい 次は誰かが推してくれていた白い部屋デイルームを読んでみようかな 演劇にはとんと疎いのだが たまにこういう戯曲を読むと これってセリフの言い方で大分話が違ってくるなあとか思って けっこう楽しく読めた 瞑想なのか妄想なのかよく分からないが バッジのtai chiで始まり終わる デリーロらしく形がきちんとしていて後味がいい あんた誰?ってのを役者は延々問われ続けなければならないのだが どこか洞窟のアレゴリーめいてくるところがデリーロなのかなあ ということでデイルームは終了 来来週はボディアーティストでもよもうかな お好きな方、よかったらご一緒に どうも俳句が好きみたいね、デリーロさんは 発句、といってもいいような蜘蛛からはじまる そうか、三番目の奥さんがボディアーチストなわけね こりゃ面白そうだな ボディーペインティングのことか。 あまりセクシーな人はやらんわなw まあ、お能だよなあ そして自分は何から出来てるのかってのを考えると 大体こんな風になって行くんかな 精神と肉体の二元論で考えた場合 鍛えりゃなんとかなると思いがちな肉体も 死という絶対的な掟があるからには精神以上にママならないわけで そうなると精神の方の働き掛けで注釈に奔るという ものすごく大昔からの話に帰着するしかないんだろうなあ ミスタータトル、なんだかよく分からんかったなあ 色即是空空即是色とかいってお茶を濁してボディアーチストは終了藁 素っ裸だが全然エロくないのがボディアート。 身体が良過ぎて、どうしてもエロになる女体の人はやってはいけないw つまみ食い的にポイントオメガ うーん、ますます俳句っぽくなっていくデリーロさんなのであったw←藁(^_-) サイコは好きな映画だけど この小説だけならいいとして ダグラス・ゴードンの24 hourを見てしまったら たぶんもう同じようには見れなくなるんだろうなあ この小説自体は十分に面白かったので 娘はいったいどこ行っちまったんだとか、そもそもあんた誰よとか そーゆーことは忘れてエゴのその先へと思いを馳せましょう サイレンスも読んでみたが まあ、淡々と進むしかないわなあ なにが起こったか分らないんだから いろいろと想像することはできるだろうが 互いにコンセンサスのとれた形の反応などしようがない めいめい仮説を立て というか妄想だろうが謬見だろうが何でもいいのだが とりあえずのフレームを作ってその中に自分を置いてみるしかないのだ そうした上での感情であり交感であり理解なのだ って普通に生きてるってことじゃんw 電気があろうがなかろうが昔からそうだったし 今後もそんな感じなんだろうなあ 米オハイオ州で化学物質を載せた120両の列車が脱線事故で大炎上して有毒物質が蔓延 『ホワイト・ノイズ』そっくりの状況で驚いた 5chですら誰にも相手されないゴミ 子供のときから皆に嫌われてたんだろうな ドストエフスキーの真夜中 雪の降り積もる冬期休暇中の大学図書館 アイダホに行ってしまう女の子もいいし 論理学の先生の癖の書き方とかも笑える アオハルだけどもっとアオよりのアオハル とっても咽喉越しがいいのであった まる ガリガリ女 ブロンクスのその先まで行く ふたりだけの女子トイレに入ってきた3人目って あれはいったい誰だったんだろうか 白さだけが記憶に残る しかし青山真治はすでにこの世になく デリーロのおっさんはまだ死なずに頑張ってるというのも なんだか不思議な感じではある おわり ゼロ・K 6月下旬発売 水声社 水声社はアマゾンで販売してないのか いいことだ コーマックマッカーシー 亡くなってしまいましたね、、、、 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
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