★★スペイン・ポルトガル文学総合スレッド★★
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>>57
ありがとうございます。
これでドンキホーテに対する理解が少しでも深まりそうです。 貧しい国から豊かな国へと、生きるために国境を越えて移動する人の流れは尽きる
ことがない。
15世紀に始まる大航海時代に七つの海を制したポルトガルでは今、大学卒の若者ら
が仕事を求めて、旧植民地のブラジルやアンゴラに向かっていると言う。
財政危機による歳出削減策で雇用の場が減り、同じ言語で仕事ができる新興国や
産出国が「頭脳流出」先となった。
カブラルのブラジル発見から500年余、歴史は大きな転換点を迎えたようだ。
ポルトガルは、ブラジル流のつづり方に合わせる言語改革も実施している。
ボタン、パンなど今も日本語の中に生きる文化を伝えた南蛮人の末裔たちは、
ときに自尊心を捨てる術も学んだのだろう。
(2011.9.28読売、編集手帳) ★ ソニーのハッカー被害:
ソニーのゲーム配信サービス「プレイステーション・ネットワーク」(PSN)
がサイバー攻撃を受けて個人情報が漏洩した事件で、スペイン国家警察は
今年(2011年)6月10日に、スペイン北部に住む商人の男(31歳)ら
容疑者3人の身柄を拘束した。
男はスペイン北部のヒホンの自宅から、PSNのほか、選挙管理委員会や銀行、
イタリアのエネルギー企業、中東や南米諸国政府のサイトを次々と攻撃した。
3人は国際的はハッカー集団【アノニマス】のメンバーと見られている。
ソニーはほかのサービスも含めると合計で1億件を超える個人情報が流出
した恐れがある。 ポルトガル文学はこれから来るかもしれないと密かに期待。
特にブラジルがいい。 ブラジルだとめまぐるしく入れ替る11人の視点で
アクロバティックに語られるサッカー小説みたいなのを期待したいなw
会田由はペドロ・アントニオ・デ・アラルコンも翻訳してるね。
セルバンテス、ボルヘス好きなら読んでるのかな。 三角帽子は一応読んだ。面白い話だが、20世紀小説好きには食い足りない本かもしれないなあ。
「死神の友達」も読んだが、こっちの方がはるかに面白い。
例の有名な話を一ひねりしているし、文章に機知が垣間見える。同時収録されている短篇は漫画「座敷女」を思わせる不気味な内容だったと思う。 やっぱりマグナはアラルコンを読んでたかー。
「バベルの図書館」のような叢書があると幅が広がっていいんだよなあ。
現代作家はほとんど知らないけれど、ノーベル賞をもらったカミロ・ホセ・セラと
アワーミュージックに出演してたフアン・ゴイティソーロぐらいかな。 64で「サッカー小説」って書いたけど、
そういやセラに「サッカーと11の寓話」っていうのがあったっけ。 ●スペイン、ユーロ導入によるバブルの崩壊!
シウダレアル空港は2年前に総工費11億ユーロ (約1133億円)で開港した。
構想ではカジノ、ホテル、高級住宅地を建設、最初の5年間で250万円が
利用するはずだった。
だが、2本あった定期便はなくなった。
高架橋は建設途中で止まったまま、空港は、現在は個人所有の小型機が時々、
利用するだけ。 ●シウダレアル空港、(バブル空港)
地元の人は、「自治体は観光客が来れば、失業は解消する」と言っていたが、
税金のムダ遣いでしかなかった。
空港は買い手を捜しているが、こんな廃墟を誰が買うか!と話していた。
(某紙の記事) ●シウダバルデルス (スペインのバブル都市)
当初は3万人が住む郊外都市として計画された。だが、現存の約1万戸の
新築アパートのほとんどが空き家。
巨大スーパーは建設工事が止まって、鉄骨がむきだしたまま。
住民の一人は、「5年前、結婚と同時に25万ユーロで130平方メートルの新築
アパートを買った。しかし資産価値は半減し、35年払いのローンだけが残った。
人が少ない此処では商店も少なく、暮らしは不便で買ったことは後悔している」
と話した。 (某紙の記事より) スペイン経済は、ユーロ導入に伴い、国外から豊富な投資資金が流れ込み、好景気
に沸いた。
不動産価格は2007年まで毎年8%上昇。だが2008年の世界金融危機後に
急落し、2007年比で24%も下がった。
金融機関の不良債権が積みあがり、景気は急速に冷え込んだ。 ●あっと言う間につぶれた スペイン・バブルの夢!
シウダバルデルスで3年前に開校した小中高の一貫学校は、校舎の半分が
未完成のままの状態。建設会社は倒産、融資銀行も破綻した。
まさに、短く、とんでもないバブルの夢だった。 セルバンテスみたいな作家はもうスペインから出ないのか ドンキホーテって後編からでも違和感なく問題なく読めますか? この言語圏でなんかすげぇサッカー小説とかスポーツ小説ってないの? >>80
バルサやレアルのような華麗なるパスワーク小説があるといいねえw
ドイツ語圏だとハントケの「PKを受けるゴールキーパーの不安」ってのがあるけど。 でも、サッカーの本場だし、何かしら出版されてるんだろうな。
このスレにはスペイン在米の知識人とかいないのかよ。 メンデス・ピントの東洋遍歴記って読み通した人いる?
現代日本人にはなかなかきつい 東洋遍歴記は長いの?
ピカレスク小説的と評されているが、小説的なら面白いだろう。
ちょっと読む暇がないが・・
wikipediaでダイジェストだけ読む分には面白いよ。
現代人が普通に前から読もうとしたら、ちょっとした拷問。
あ薔荼悲畳紗織か
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別に近代を予言した作品ではないよね? ゴンゴラの『孤独』って、対訳で読んだけどさっぱりワカラネエよ。 >>90 解説編のほうを読むと、ああ、これは百年単位で研究しなくちゃわからん文学なんだなあと思うよ。 >>92
ある種の幻想や狂気なしでは社会生活を営めない、いびつな近代を予言した、
みたいな言葉を読んだ記憶があるがやはり間違いだったか。 そりゃ、個人的にそういう感想を持つ人もいるだろうけどねぇ。
ただ、そこが偉大なわけではない。
『ドン・キホーテ』がどう凄い小説なのかは、フーコーが『言葉と物』で
行った分析が、一番本質的。
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/whis/1322223510/433 >>95
再評価って、何か具体的にドン・キホーテを分析した文章残していたっけ? 再評価?
「子供の誕生」以前に最も子供に読まれた本だよ
最も大人に読まれた本でもあるけど >>100
自身ってフーコーのこと?
それともセルバンテスのこと? フーコーのセルバンテスについての記述って『言葉の物』P73のところのやつかな。
「幻滅に終わる英雄譚の作りごとは、ランガージュの表象能力と化した」
『ドン・キホーテ』はフーコーにとって、
近代のメルクマールとなる格好のアーカイヴなんだろうね。 >作りごとは、ランガージュの表象能力と化した
これによりドイツロマン主義が誕生したわけだけど、もちろんフーコーが誕生させたわけではない
ドイツロマン主義が何を発見したかは、星野智幸が的確に要約している>>99 ニーチェなんかが触れていますけど
シェークスピアもドイツロマン派が再評価したんですよね。
そういう意味ではフーコーはニーチェの後継者なんでしょうね。 いや、セルバンテスもシェイクスピアも常にあらゆる形で評価され続けて来たさ まあ、近代的人間観に立脚した悲劇として、ということですよ。 再評価って言ったら、埋もれていたものを掘り起こしたみたいだもの
強いて言えば再発明かな まあ、簡単に言えば読み替えですよ。
世間一般の人たちが娯楽として素朴に楽しんでいた作り話に
深遠な思想を帯びた物を読み取る、ということです。
近代知識人はそういうのが結構上手いんですよ。 >>110
セルバンテスは、常に評価されてきたとはとても言い難い。
発表当初から、滑稽物として一般受けはしていたけど。 >>113
>世間一般の人たちが娯楽として素朴に楽しんでいた作り話に
>深遠な思想を帯びた物を読み取る、ということです。
民話のようなシンプルなものならね。
ドン・キホーテぐらい複雑な構成を持った文学の場合は、そうではない。 >>108
星野智幸の批評的なエッセイは初めて読んだよ。 ドン・キホーテのモダン性の評価はいろいろあって
たとえばスターンのトリストラム・シャンディあたりもそうだろうけど、
メタフィクションの先駆者として時代を先取りしたなんて言われる。
ただ、フーコーのセルバンテス評の場合はもっと巨視的というか、
時代がセルバンテスに書かせた、というような視点を感じたなあ。
第1部の物語が第2部で折りたたまれて作品内に入れ子状に表象されるのは、
近代の言説(ディスクール)が持つ特性が、突出した形であれ、
セルバンテスの筆に現れたのだ、といったような。 >>113
ドン・キホーテを一つのエポックと捉えた後世の批評家は、作品自体の新しい解釈法を持ち出したわけではないよ
それまで誰にも知られていなかった観念が期を画したはずがないから
エポックであるためには、最初の近代小説を娯楽として楽しむ、つまり理解できた人たちの中に近代精神がなければならないんだよ セルバンテスとシェイクスピアの時代である17世紀初頭は、
一方で、太陽の都、ケプラーの夢、日月両世界旅行記という、
宇宙へ眼差しを向けたユートピックな時代でもあったんだろうな。
前世紀にトマス・モアはいるにしても。 フアン・マルセー『ロリータ・クラブでラヴソング』がようやく出るみたい。
待ちわびてたよ。 今度、ミゲル・デリーベスとエッサ・デ・ケイロースに挑戦する 他にドン・キホーテっぽい法螺話的な作品あるかな?
百年の孤独以外で フリオ・リャマサーレス 『無声映画のシーン』
この30枚の写真は、ぼくが切なく楽しい少年時代に帰る招待状だった――
『黄色い雨』 の天才作家が贈る、故郷の小さな鉱山町をめぐる大切な、宝石のような思い出たち。
誰もがくぐり抜けてきた甘く切ない子ども時代の記憶を、磨き抜かれた絶品の文章で綴る短篇集。
(ヴィレッジブックス 予価2100円)
カミーロ・ホセ・セラはスペインの友達に「読め」と言われたけど原書では読めなかった。
ヒメネスの「プラテーロと私」やフェデリコ・ガルシアロルカの詩は読んだけど。
その友達に言わせればヒメネスは「ロコ」らしいけど。
>>132
リャマサーレスのそれは、『狼たちの月』の訳者解説によると、掌編集だそうな
どうせなら木村先生「お気に入りの一冊」らしい短編集『どこにもない土地の真ん中で』というのを先に訳してほしかった サフォンの「天使のゲーム」出たね。
これから読んでみようかな。 >>128
「二人の死者のためのマズルカ」はお勧め。
語り手が誰目線か明確でないのでわかりづらい点もあるけれど、
言葉のリズム感とか登場人物とかいい。
修道院物語は呼び名がかっこいいよね。
「七太陽」とか「大鳥(バッサローラ)」とか。 マズルカ、新宿の図書館が放出したのもらってきたな。
好きな作品。 >>142
言葉のリズム感といったら普通は原文を読んだものと思うだろう 白い闇大好きです。懐かしい!
修道院回想録ぜひ読んでみますね。木村栄一ファンがこうじてヴィレッジブックスの四冊読みました。
ラテンアメリカとくらべると、落ち着いたしみじみした味わいがここちよい。
お恥ずかしながらお訊きしますがスペイン、ポルトガルの作家さんの、これだけは読んでけ!といった王道作品は、なにになりますか?教えていただければありがたいです。
>>144
文章のリズム感っていうのは翻訳でも感じ取れるよね。
オリジナルの文章の力は翻訳文に対してそれくらいの拘束力があるというかな。
まあ、もちろん翻訳者の姿勢にある程度左右される部分はあるにしても、だ。 ペソアだけは読んでおけ、という感じ。たぶん品切れだけど、思潮社の「不穏の書、断章」がいい。図書館へgo! ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
カラオケボックスで女性を泥酔させレイプした韓国人
http://www.nicovideo.jp/watch/sm21896717
暴力団員を装い12歳〜24歳の日本人女性
18人をレイプしまくった在日朝鮮人逮捕
http://www.nicovideo.jp/watch/sm21896539
女子高生のかぎっ子を狙って連続レイプした韓国人を逮捕
余罪20件以上
http://www.nicovideo.jp/watch/sm21896599
女性をバッグに詰め込んで、自宅でレイプした韓国人を逮捕
http://www.nicovideo.jp/watch/sm21896435
日本の猟奇事件のほとんどすべてが在日朝鮮人の仕業だった
http://www.youtube.com/watch?v=cjfppNK9ObI
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● リャマサーレスの黄色い雨、個人的にパッとしなかったなぁ セルバンテス短編集は失敗したな
模範小説集にすればよかった >>152
(2013/1/12)に (平凡社ライブラリー) から出ましたね ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています