アントン・チェーホフ
>>260
中二階のある家、いいね
どの辺が好きかを書いてくれると楽しいしうれしい >>263
「六号室」も「かき」も傑作だね
いいね
>>264
こういうのがあったらそれはそれで面白いだろね 退屈な話って トルストイのイワンイリーチからのパロディだろう >>266
へー、そうだったんだ、知らなかったよ
今度そう思って読み比べてみるね 「ロスチャイルドのヴァイオリン」
チェーホフはホントいいなー 「かもめ」
いまから百年以上も昔にこんなにコンテンポラリーな戯曲があったんだ >>271
どの訳者のものも楽しく読んでるけど
青空文庫は神西清訳が多いので
親しんでいるという点では神西訳かな
あなたは誰の訳が好きなの? >>272
翻訳者が死んで50年経たないとパブリックドメインにはならない。
青空文庫のチェーホフの作品数にビックラこいたよ自分は。 >>273は>>271なのか、それとも別の人なのか? >>275
りょうかい
で>>276はまた別人なのかな
ややこしいので私は以後274を名乗るわ
きょうは「谷間」を読んで感動
いまのところこれが自分的にはベスト
チェーホフ好きの集う楽しいスレにしましょうね 短編が多いから、海外文学の中では読みやすい部類に入るんじゃないの。 >>274さんは274が初出?
それとも>>272もひょっとしたら>>270も?
もしそうだとしたらあまり内容のない>>274を名乗る意味は? 子供のときに、チェホフの英訳を読まされたことがあって、ointmentはあれで覚えたと思うんだけど、
題名がわかりません。邦訳でしか読むつもりはないんだけれど、ご存知でしたらご教示ください。
スジは殆んど覚えていないんだけれど、主人公の男が、他の男が軟膏を使うのを嫌っている、みたいな。 >>279
272も270も274です
274にしたのはただの標識でとくに意味ないです
>>280
おー、子供時代に英語でチェホフ!
かっこいー
もしかして帰国子女ですか?
私は外国語まったくダメ人間なので羨ましいですわ
ointmentって軟膏って意味なんですね
チェーホフは医者だったしいろんなところで出てきているのかもしれないけど
いまぽっと思いつくのは「六号室」かな
でもそれの使用が他の人に嫌われてるって話しじゃないし・・・
わかりまへん
今後読んでいく中で「あ、これだ!」って感じで見つけられたらうれしいかも 自分も外国語ダメだけど、文才面で一番好きなのがオーウェル、文才と思想を合わせて一番好きなのがラッセル。
好きな作家は英語圏に偏っている。
時代感覚を捉えるときにラッセルの何歳年上かまたは年下かっていうので捉える。
チェーホフは12歳年上。
ゴーリキーは4歳年上。
ウェルズは6歳年上。
アナトール・フランスは28歳年上。
オーウェルは31歳年下。
ケインズは11歳年下。
ポパーは22歳年下。
チェーホフを中心にした方がこのスレ住人には分かりやすいだろうけど、自分の趣味で。 きょうは「聖夜」を読んだ
イエロニーム、いいなー
いい気持になった
おかげでぐっすり眠れそう >>283
『桜の園』しか読んでない状態で言及するのも何だけど、
自宅が競売にかかる話と、主人公たちの経済感覚の無さが驚きの中心。
今の日本でも不動産投資は盛んだし、お金の話をしてくれるのがうれしい。
アナトール・フランスなんかは、お金の苦労なんてしたことなさそうなイメージだから。
願わくばウィリアム・モリスみたいに「豊かな生活」も描いて欲しかったとは思う。
(ウィリアム・モリスの未来はつまらないと思ったけど) >>285
私はアナトール・フランスもウィリアム・モリスも読んだことないw
「桜の園」は生きていくにはお金が必要だっていう真理が切ないね >>286
本当に「274」でコテハン名乗るのか。自分は匿名掲示板の心地よさに浸っているけど。
自分のチェーホフ作品に対する認識は、『賭博黙示録カイジ』とか『ナニワ金融道』に対するモノに近い。
でも、自分は「豊かな生活」(物質的であっても精神的であっても)の方法ってのを探し求めている。
ゴーリキーとウェルズがほぼ同年代だったってのは、自分で書いてて驚いた。
ロシア革命の前後の人だから当然のことだけど。
『タイムマシン』が1895年、『桜の園』が1904年、『どん底』が1902年とか、本当に同時代なんだね。 >>287
>「豊かな生活」(物質的であっても精神的であっても)
そうね、豊かでありたいね
きょうは「黒衣の僧」を読んだ
短篇の要諦なのだけど
入り方が素晴らしいな 俺ずっとこの人がどうしてこんな変ちくりんな形式の作品を書くのか疑問だったんだ
筋もなければオチもない、どう考えても物語として成立してない、欠陥品だ
作家としてやっていくうちに編み出したのかとも思ったが、デビューしたときからそうだった
普通こんなのを書いたら編集に怒られると不安になるはず
それでいろいろ解説読んでも分からなかったんだけどトーマス・マンの評論を読んでやっと分かった
チェーホフは子供のころから、周りの人間の形態模写をやって家族を笑わしてたんだってね
そしてそれをそのまま小説に応用した
つまり彼の小説は物語ではなくモノマネだったんだなと チェーホフのファーストネームはアントンって言うんだ。
猪木と同じだね、チェーホフに知らせてあげたかったよ。 いろんな見方があるんだな
「敵」は立場と状況によって >>289
> それでいろいろ解説読んでも分からなかったんだけどトーマス・マンの評論を読んでやっと分かった
○×の評論を読んで好悪の感情を抱くというのはあるね。
トーマス・マンには丸山真男の評論を読んで好意を抱いているけど、
マンの戦間期の小説を読んでも理解できない。
ウェルズとケストラーにはオーウェルの評論によって好意を抱いている。
作品がどんなにつまらなくても悪意を持てない作家。
ロマン主義(ルソーに始まる)にはラッセルとポパーが強烈な攻撃をしていてそれに溜飲を下げているんだけど、
ロマン主義文学って何かと言われると全く分からない。ルソーなんか全然理解できない。 「イオーヌイチ」
青空文庫のチェーホフの一番最初におかれている作品
こんな面白いものがタダで読めるなんてすごい >>288
自分は間違って>832と打っていたけど正しくは>282だった。
> そうね、豊かでありたいね
アナトール・フランスの有名な小説『神々は渇く』には、主役級で
フランス革命で収入源を失ったはずの元徴税人が登場する。
彼はルクレティウス(ローマの唯物論者の詩人)を読んで幸福を感じているのだけど、
本当にそんなことが可能なのか疑問。
ゴーリキーは本当にロシアの共産主義者だったわけだけど、
チェーホフが思想的にどの程度近かったかは知りたい。
今は神西清の「チェーホフ序説」をKindleで43%読んだところ。 >>294
神西の論文は青空文庫でも読めるのでありがたいね
「ワーニカ」は健気だ >>295
青空文庫で読めるのは奇跡的なことだと思うのだけど、
翻訳者の夭折を喜んでいるようで少し気が引ける。
早い時期に日本にチェーホフを紹介したのに、53歳で夭折。
ゴーリキーの『どん底』も神西訳があるらしいけど、「作業中」。
入力ボランティアの熱意をかき立てるまでには至らないのかな。 >>295
自分も完全には守ってないけど、『』と「」には使い分けがあるよ。
ググってみて。 >>289
チェーホフは桜の園を喜劇だと言い張ったけど、なるほど
だから喜劇なんだな。なんとなく納得した。
だけどチェーホフはモノマネをしているって言うよりは
そのモノマネを傍観してるんじゃないかな。
チェーホフの作品全体に漂う一種の諦念みたいなものがチェーホフの
人格と苦悩を物語っている気がする。
だけど正直チェーホフって人がどんな人間だったのかいまいち分からない。
だれか教えてくれ。 >>299
どっかの解説に書いてあった言葉がなんとなくわかる
「『医療は正妻、小説は情婦』というチェーホフの言葉通り
彼の小説には冷徹な科学者としての観察眼や解剖意識が徹底している
しかし注意しよく目をこらして見れば
患者の回復を願うような温かみも感じられないほど冷たくはない」
みたいな 「カシタンカ」
犬好きのみならず猫好きも楽しめるのね
あとアフラックと豚もか >>299
自分は『賭博黙示録カイジ』を喜劇だと思って読んでいた。
お金の話は全て喜劇だと思う。 人の不幸は蜜の味、じゃないけどさ
人が悲惨な状況に陥って苦しみもがく姿って傍から見たらある意味滑稽だし可笑しみのあるもんなんだと思うよ
惨状から這い出ようとして(たとえまったく効果のない見当違いの方法であっても)あれこれ足掻くからこそ
人間って可愛いし、興味尽きない生き物なんだと思う マルクス主義の言葉だと「物神崇拝」てのがある。
ぶっしん‐すうはい【物神崇拝】
(1)呪物(じゅぶつ)崇拝に同じ。
(2)もともとは社会関係の所産である商品・貨幣・資本が、
たかもそれ本来の物的属性に従って運動しているように見え、
人間がそれらをあがめ、それらに支配されてしまうこと。フェティシズム。
広辞苑 第六版 (C)2008 株式会社岩波書店
定義の1が滑稽なのはもちろんとして、定義2だって十分に滑稽なことじゃないか。
お世話になります。
私、責任者の加茂と申します。以後、宜しくお願い致します。
http://www.apamanshop.com/membersite/27009206/images/kamo.jpg
浪速建設様の見解と致しましては、メールによる対応に関しましては
受付しないということで、当初より返信を行っていないようで、今後につい
てもメールや書面での対応は致しかねるというお答えでした。
このように現在まで6通のメールを送られたとのことですが、結果一度も
返信がないとう状況になっています。
私どものほうでも現在までのメール履歴は随時削除を致しております
ので実際に11通のメールを頂戴しているか不明なところであります。
共通覧
http://s-at-e.net/scurl/common-list.html
■http://s-at-e.net/scurl/ia-Pos.html
■http://s-at-e.net/scurl/ia-0074.html
・A http://s-at-e.net/scurl/ia-A.html
・T http://s-at-e.net/scurl/ia-T.html
碧
http://s-at-e.net/scurl/Blue.html 「ともしび」
こんな感じ夜が明けてゆくなんて・・・ 「三人姉妹」
戯曲はこれまで馴染みがなかったけどチェーホフのは面白かったな この板で名前の挙がったチェーホフ作品をまとめておこう
ルポ『サハリン島』
戯曲「三人姉妹」「かもめ」「ワーニャ伯父さん」「桜の園」「熊」「プロポーズ」
小説「不必要な勝利」「生きた商品」「ともしび」「犬を連れた奥さん」「カシタンカ」
「曠野」「ワーニカ」「かわいい女」「イオーヌイチ」「敵」「決闘」「退屈な話」「とみくじ」
「無名氏の話」「小役人の死」「かき」「ふさぎの虫」「たわむれ」「ねむい」「かけ」
「グーセフ」「六号室」「大学生」「奥さん」「中二階のある家」「箱にはいった男」「すぐり」
「谷間」「いいなずけ」 「僧正」もいい作品だった
どんなに偉い人でも昔は子供だったんだよ いまの日本の演劇界ではチェーホフものってどんな感じなんだろか ようやく『サハリン島』を読み終わった
村上春樹の『1Q84』で書名だけは知ってはいたけど
いやー、これは読みごたえあった
流刑地って悲惨 イワン・デニーソヴィチの一日を読む作業に戻るんだ。 短編で、デートの前の日にウォッカ飲み過ぎて次の日のデートに遅刻してふられるって話、タイトルなんだっけ。 短編でこんなようなの、タイトルおしえてください。
青森の母からダンボールの荷物が届いた。
妙に軽いのでなんだろうと思ってあけて見たら空っぽでやんの。
母から電話がかかり、荷物は着いた?というので、
北島康介のマネで「は〜るばる来たぜ箱だけ〜」と歌ってやったら
「それそれ、それだよ〜」
と喜んでいました。 僕が書き込まない方が盛り上がるw
「妻」の夫は人間嫌い 鈴木三重吉訳の「子守っ子」はこれはこれで面白い
ラストを欠落させているところなんか却って趣があるわ >>329
そうだね、切ない小説だね
人生がちょっと怖くもなる短篇だね
「頸の上のアンナ」も切ない話 チェーホフは切ない話ばっかりだよ。
中盤どんなことがあっても、物語の最後は冒頭から何も変化がないという。 ユモレスカみたいなちょっと笑える小話もたくさんあるよ。
ロシア文学独特のシニカルな笑い。 「谷間」をまた読んだけど
また感動してしまった
リーパ、がんばれ!ってまたまた思うんだよね
いいものはいいんだよね 今日心に残ったセリフ
「ほら、よくいるじゃないか、ああいう連中が、ふだん気のきいた立派なことばかり言っていても、鈍感としか思えないような人間が」 映画「雪の轍」は原作チェーホフらしいですが
どの作品なんだろ >>338
これは面白そうですね
「妻」をベースにしてるらしいですよ
>>339
「六号病棟」
いいですね 「六号病棟」=「六号室」、人気あるなー
ちなみに私は青空文庫の瀬沼夏葉訳で読んでます
そしてニキタ(ニキータ)が一番好きな登場人物 ねむいっておもしろいですか。タイトルで気になってます。 カシタンカや六号病棟てすばるで新訳で載ってましたね。
誰か読んだ方いますか。 私はねむいやワーニカとか子どもがひどい目にあうのは
読んでてつらい 作品としては素晴らしいと思うんだけど
やっぱりつらい 首の上のアンナのセリフで疑問なんですけど
大成功の晩餐会の翌日、閣下がお礼に挨拶に来ますよね。彼が辞去された後、
覚醒アンナが偶然家のなかで出くわした夫に向かって「ここにいらしっては厭! お馬鹿さん。」
っと言い放つこのセリフ、主語はどちらなのでしょうか?
主語がアンナなら、家に閉じ込めないで!という社交の要求で納得なのですが、
主語が夫だったとすると、ちょっと意味が分かりかねてます。 退屈な話読み終わった
これを二十九歳で書いたとかすごいわ
解説読んでトーマスマンとの関係が気になった >>349
松下裕訳では「あっちへ、行ってよ、でくの坊!」
「ここにいらしっては厭!お馬鹿さん。」でも出て行くのは夫の方だと思うけど
今風にいうと「うざいんじゃボケ、目の前でチョロつくな、うせろ!」という感じでは 353 d
若さと美貌で「家族」から脱却したアンナに幸あれ 「ワーニャ伯父さん」のアーストロフの実際家ぶりが好き