【深い河】遠藤周作【沈黙】
鎖国で植民地化を免れたのは事実。 産業革命にも、さほど遅れることなく
キャッチアップして近代化を成し遂げた。なにも間違ったことはない。 映画版の「沈黙」に出ていた岡田英次は
遠藤夫人の従兄弟なんだってね。仲良かったらしい。
岡田英次が仏映画に出た時のフラ語の先生も遠藤先生だったのかな。 >>56
教会批判の中にそういったカトリックの体制批判も加えられてるんじゃないの?
死海のほとりではそういった独善的なモノをワキガに例えるくらいだし
でもイエス自身が異邦人に教えを広める事に関して殊更に消極的であった事をどう考えていたのかはもっと書いて欲しかった >>58
果たして植民地化されなかったのは鎖国が主な原因かっていうのは議論になるから事実認定は早漏だぞ そもそも現在では鎖国という言葉自体が誤りではないか、という学説が力を持ってきてる
当時の琉球はどんな観点からみても外国では無いとは言い難いし中国オランダ朝鮮とも交流はあった訳だし厳密な意味で鎖国とは言えない
キリスト教を禁制とするような文化統制を指す際には鎖国と使われたりはするが >>62
どうせそこまでいうんであれば、もう少し正確に言えよw
現在では当時の海禁政策は、イコール、キリスト教禁令であったという
説が現在では有力。つまり鎖国の結果キリスト教禁令になったのではなく、
主要な目的がキリスト教禁令だった。貿易はやりたかったわけでね。 56です。
遠藤さんみたいな頭の良い人だったら
キリスト教が、非白人国の侵略の道具にされてきた事はもちろん知っていただろうし(民族宗教を捨てられてキリスト教が国教になったり)
それを白人でない自分が信仰する事に対してジレンマはあったのかな?という素朴な疑問から書いたんだけど、
荒れてきちゃったね。ごめんね。 かつて遠藤周作と大江健三郎は銀座のバーで、ある女を取り合って、
取っ組み合いの喧嘩をしたことがあるw 遠藤周作の本を一冊も読んだことがないのですが、
初心者はまず何から読んだらいいですか? 先生が数人の女優と対談されてる本
テーブルマナーが身に付きますよ 初春夢の宝船の東南アジアの大統領夫人って、デヴィ夫人の事かと本気で思ってしまうw 沈黙を読んでるんだけど司祭と日本人は何語で会話してるのかな?フィクションだから深く考えなくても良いのかな? >>51
でも、文章がおかしくなってくるのが怖かった…
東京新聞に連載してましたね。
その後、未完のまま出版されずに埋もれているんだな。 >>72
日本語だと思う、農民ポルトガル語できないw
マカオだかで勉強してた筈 >>74
レスありがとうございます
そりゃ日本語ですよねwしかしあまりにも流暢に会話してるから
アレレ?と思い意見をお伺いしたく思っ次第です。 宣教師は皆すごく相手の国の言語勉強してるよw
でも地方訛りへの対応は大変だったろうね、特に昔は 言語とか文化とか歴史とか死に物狂いで勉強しただろうな
見習わねばならんな……むつかしいかもしれないけど…… 講談社と新潮社から刊行されたことがるはず。
ただ作品数が多すぎて純文学中心でエンタメ・雑文・対談などを網羅した全集はない。 海と毒薬、沈黙、私が棄てた女、侍あたりは面白く読めるけど
死海のほとり、イエスの生涯、キリストの誕生とかはガチ教徒じゃないとキツイな キリスト教徒云々じゃなく、白人コンプの黄色人種マゾヒスト以外には、まあ共感して読めない作家だよ 煽りでなくどのへんが白人コンプ?
逆に白人disりまくってないか?
白い人の主人公斜視のマジキチですし
侍も日本組は皆イケメンなのに宣教師ゴミ屑ですし
確かに黄色人種が~とか多用するけど文化諸々含めた意味での区別にすぎない感ですわ
読んでる?? >>84
オマエみたいなバカにつける薬は無いわ。だから死ぬまでバカでいな。(嗤) そういう全く中身のない煽りはいいから
具体的な意見交換できる人他にいません?
普通にここがコンプだよっていう読み方の意見聞きたいのだが 肝臓食ったなんて嘘書くのどうなんだよ?日本人貶めようとしてるよな?読者に罪悪感持たせようとしたんだろ?売国奴だよ 黄色人種の肌の黄色は胆汁の黄色(即ちウンコの色)だって書いたのは「留学」だったかな? どこだったか駐南米赴任の大使が「醜い日本人」って本(外国での出版)を書いて、
日本人はピグミーとホッテントットを除けばもっとも醜い肉体の人種だ、と表して滅茶苦茶叩かれた時、
テレビで三浦朱門を伴って三人で出て
「いや、自分を鏡で見てホントそう思いますよ。もうピグミーとホッテントットに謝らなくちゃいけませんね」
と馬鹿笑いでフォローしたのが周作と朱門。 小説技術についての雑談にある外国の作家が語った重大な小説技法って何?
もし知ってる人が居たら教えて。 遠藤周作って勝手に右寄りの人間だと思ってたけど左翼なの?
沈黙は「ジャップはキリスト教を迫害した!」とのたまうし、海と毒薬は「ジャップは人体実験をやっても反省をまったくしないひとでなし!」って断罪してるし
第三の新人って保守的な作家が多いって書かれてたけど
その世代に属する遠藤周作は左翼なのかな? おいおい、バリバリの保守だったぞ。
財界の大物や自民党代議士なんかとの対談にも声がかかれば気軽に応じていた。 >>92
海と毒薬とその他の遠藤周作の作品群を読んで反省の色の無さを断罪していると思ってるならもう一度読み直せよ 単純なマゾならまあともかく、しかし人種マゾだからな、自分の白人コンプに黄色人種を道連れにしてるんで。
アンタ遠藤周作ファン?へえ?黄色人種なのに?マゾねえw。(嗤) 白人コンプ、日本人であることのマゾ、それと倫理の方向の実存主義的盲目性。
これが第三の新人・大江に共通してる阿呆さ。(嗤) 倫理の方向の実存主義的盲目性は即ち、倫理の根拠を神の意思に置き人間の文明には置かないということ。
唯物論や自然の弱肉強食や嗚呼悲しみよ苦悩よや天皇制文化に倫理(広義)を置くのも然りだけれどそれは別論。
遠藤周作の描く感動のヒューマニズムは人間からの絶対被嫌悪者に対する名誉白人たるキリスト教徒の神の代行。
即ち、私はかくほどの人間も愛する、の気高きクリスチャンのノブレスオブリージュ。
そのために反文明の「差別」が必要不可欠の要素になる。
曽野・朱門の劣等者差別とおんなじなんだよ、あれは。 読解力。(嗤)
ついでに。
しかしこの絶望的な人種にも、白人キリスト教徒はこんなにも人間的に献身したのだ。
真の神をぬえの神にして偶像崇拝しかしない、この呪われた非選民民族の人たちに!
。(嗤) 何が「人間のみに依拠」だよ。文明なんて「所詮」じゃないかよ。
人間の名前で人間は人間に何をしてきたと思ってんだよ?
そうだろうな。しかし、
人間は神にではなく、人間に依拠するしかない。
真の信仰に行くではなく、文明をより文明的に、で進化して行くしかない。
ま、第三の新人ファン・大江ファンには永遠に解らん命題だけど。 >>101
それって谷崎潤一郎のクソッタレにも言えることだよな
あの糞ジジィは信者が盲目的にマンセーしてるけど文学史上で最も過大評価されてるイエローモンキーだわ >>96
ジャップに良心なんて無いから心からの反省なんて無理って断罪してるよ 沈黙読み終わったついでにちょくちょく検索してたらタイムリーに話題あってワロタ
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=79374&type=70
ディカプリオキター キチジロー役だな あ・・・この話題、かなり前の時点でスレでも出てた話題だったんだ
ごめりんこ(´・ω・`) 沈黙はバテレン側に寄り過ぎで逆に客観性を欠いてるわ
遠藤の白人コンプが遠藤自身もコントロールできないまま
ひたすら日本人を卑しく描写するだけに終始してる >>113
それじゃ中身あるツッコミしてくれ
是非深い見識を伺いたい 薩長土肥京芸=悪徳外道の外様クーデター政権が、イギリスの武器で近代支配したからね。
卑しいに決まってる >>112
まさにフィクションだよね。「沈黙」が映画化されても、遠藤フィクションだから
偏っている。それに何百年も前の話だから当然現在とは違う。何百年も前の為政者の
残酷な弾圧はクリスチャンだけが受けたのではない。当時の社会が前近代的なのは当然。
だって近代じゃないのだから。 偏っている、ってのは何を基準に言ってるの
当時の日本の事実を基準に言ってるの? 当時の日本がやっていた弾圧は小説ほど残酷じゃなかった、ってこと? 宗教者からすれば信仰を捨てるってのは死よりも重い、かも知んないが、
世俗権力者からすれば、棄教すれば無罪、ってのはとてつもなく寛容な宗教政策じゃないのか?
近世までの
キリスト教の異端者処刑のこれでもかの残虐さは言うに及ばず、
植民地での宣教師たちの土俗宗教への不寛容からくる残酷さにも目をおおうものがある。 日本でおきた弾圧はクリスチャンに対してだけじゃなかったのは自明。
弾圧でなくても、たとえば吉田松陰とともに牢屋に入れられた人は
士分ではなかったので松陰とは別の平民用の牢屋へ入れられたために
その環境が過酷で獄死してしまった等、誰に対しても厳しい国だった。
キリスト教の布教は植民地政策に続いていてそこで何が起きたかは
もう歴史で結果がでている。つまりキリスト教者たちが他者への善意だけで
存在していたわけではないということも歴史が証明している。
それだから、あらゆる状況のなかからただクリスチャンの
受難だけを抽出して物語にして映画にするというのは宗教的陶酔にすぎない。 沈黙読んでキリスト教で気になったのは、
布教って行為自体に重きを置きすぎじゃないかって思った
教えの内容も内容だけど、布教ってなんなんだろと小説読んで思った >>120
そうだね異教徒を虐殺しまくった十字軍や社会的弱者や罪のない腐女子を拷問死させまくった魔女狩りほどには酷くないと思うよ 日本人を奴隷として売り飛ばしてたバテレンを
さも厳しい弾圧と戦う聖者のごとく描いてるのが笑えるよな
世界中の植民地で異教徒を弾圧して搾取しまくった白人が
自分達が弾圧された時だけ過剰に被害者ぶる
しかも滑稽なのは日本人の側から勝手に白人に感情移入して日本人を断罪してる点
白人も遠藤みたいな従順でお目出度い猿を馬鹿だなぁwと思って腹かかえて笑ってるわ まぁ宣教師を聖者だと思ってるのは日本人だけだからね
そこも島国らしよね >>116
その卑しい民族にプリンス・オブ・ウェールズを撃沈されてチャーチルがションベン漏らしちゃんたんだから笑えるよな 原爆おとされてその卑しい国のトップにVサインされちゃった国があるらしい・・・ かういふ小説を書いても、常日頃のおふざけ雑文がわざわひして、
文学的に格調高いとは思へぬのは吾輩だけであらうか? >>125 :吾輩は名無しである:2013/12/11(水) 17:42:20.99 日本人を奴隷として売り飛ばしてたバテレンを
さも厳しい弾圧と戦う聖者のごとく描いてるのが笑えるよな
秀吉が怒ったのもそこ。ポルトガルの奴隷船で多人数の日本人
が海外に連れ出された。なかにはブラジルまで拉致されたものもいる。
宣教師は侵略の先兵だった。とくにイエズス会の連中が酷かった。
キリスト教は「人類は神が神の姿に似せて作ったもので、すべての
生き物の長」という思い上がった宗教。アジア人アフリカ人なぞ
人間と思ってはいなかった。 >>132
秀吉が怒った?そんないい人じゃないだろう。 >>133
おまえなあ、秀吉は政治家だぞ。怒ったふりかもしれないし、
実は怒っていないでばてれん追放したかもしれんし。
悪い人にきまっているだろう、おまえあほか。 >>134
ん?
132さんに史実の確認をしたかったのだけど?
勝手な推量でわかったような気になっているおまえこそあほだろう。 >>135後出しじゃんけんで史実史実といわれてもなあ。
歴史知らんやつにいろはから教える元気もないは。
歴史板に行け。朝鮮人! >>138 :吾輩は名無しである:2014/01/14(火) 18:10:43.25 おれのチンは黙しているが。
これでこのスレ終了やんか 白い人黄色い人読んでない俺は周作好きを名乗っちゃダメですか? 過大評価作家
酒飲みが上機嫌でだべってたり愚痴ったりしてるレベルの作家なのに持ち上げられ杉 フランスの大学生 (新風舎文庫) [文庫]
遠藤 周作 (著)
1953年早川書房より刊行。1974年角川書店より刊行。1977年角川文庫化。
1950年、27歳の遠藤周作は文学研究のため、一留学生としてフランスに渡った。
第二次世界大戦の荒廃を残す人々と心の生活。ナチスの残虐、肉欲、黒ミサ、サド、ジイド……。
霧深いリヨンの街で南仏の寂しい曠野で、人間の魂の暗部を擬視しながら、著者は考える――。
愛とは、信仰とは何か? 真摯な思索と、みずみずしい感性を湛えた、文学の香気溢れる遠藤周作幻のデビュー作の復刊。
解説は、作家・三田文学編集長の加藤宗哉氏。巻末には、留学時代の貴重な写真、当時の書評、オリジナル年譜を収録。
出版社: 新風舎 (2005/01) 軍師官兵衛の竹中直人の顔を見てたら遠藤周作思い出した この人カトリック教会が応援してくれて地位が築けたんじゃないかと推測。
イエスの生涯とか読んでも、勉強はよくしてるようだけど、
なんかちょっと、あんまり頭がよくない人のような印象が強い。 カトリックはどうかなあと考えてる人には「私にとって神とは」お奨めします。
日本人とカトリックの相性はいいですよ。わびさびもあります。 >>146
描いたキャラクターの数々を全て演じることができる人だからね。
謙遜ばかりされていたが「鉄の首枷」あたりを読むと、どのくらい頭がいいか判る。
フランス語は喧嘩ができるくらい流暢だし。
私は日本の文学者は遠藤周作がど真ん中の中心だと思う。
夏目漱石は文が美しく、己の教養がいかに高いかを前面に出したものだった。
裏に流れている哲学や思想は、中庸や常識であり、実に薄っぺらい。それを見抜いたら
読めなくなった。
この逆が遠藤周作ですな。 文学者の頭がいいか悪いかはその人のユーモアで判断するものなんだよ。
遠藤周作のそれは下ネタも下ネタ。
うんことしょんべんの便所話で笑いを取ってそれで自分もゲラゲラ笑ってるだけ。
なにが「どのくらい頭がいいか判る」だよ、池沼。(嗤
ちなみに、頭のいい人ってのがどんな人なのかが判る人は「ど真ん中」は下品だとして使わない。
それは「まん真ん中」っていうんだよ。
一つ利口になってよかったろ?w >>149
頭が良いと思わせないために敢えて「ど真ん中」を使ってるとは考えなかったのか?
ひとつ利口になったのはお前の方だなw マヌケ野郎w >>150はネタだろ、いくらなんでも。
それと、
>フランス語は喧嘩ができるくらい流暢だし。
こういうこと言う人、ときどきいるけど、喧嘩に流暢な言語運営能力はいらない。
汚い単語をいくつか知ってればそれで充分すぎる。
もっとも遠藤氏は汚い言葉はお好きだったようだから・・・(笑 古書店でこの人の小説を衝動買い。
「海と毒薬」「沈黙」「ユーモア小説集」「大変だァ」「笑うべからず」「ウスバかげろう日記」の六冊。
どれから読むのが良いんだろう?
アドバイス求む。 二度と衝動買いはすまいというイマシメとして、六冊まとめてふん縛って
リサイクルゴミに出すのがよろし。 >>155
答えになってないし、欠片もおもしろくねーよ 大丈夫かお前 作家遠藤は教授向きじゃねえ。評価もこれからだけど
小説では永井は越せねえ。だから作家遠藤でいい。 >>157
レスありがとう
今週末、沈黙から読みはじめてみます /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
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http://www.youtube.com/watch?v=z2qK2lhk9O0 【映画】江戸時代のキリシタン弾圧を描いたマーティン・スコセッシ監督の新作撮影現場で事故、3人死傷(c)2ch.net
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1422800988/
>『サイレンス』は江戸時代初期のキリシタン弾圧を題材にした、故遠藤周作さんの小説「沈黙」を映画化
>したもので、師の行方を探して日本にわたった宣教師ロドリゴの苦悩を描く。 前回の高校二年河合マーク模試の問題が遠藤周作の「留学」だったよ
眞鍋と言い合う場面からプルーストの臨終の様を思い出して、自問自答することろまで 留学は、「俺も留学したらこうなりそうな気がする」的な妙な親近感があって鬱になる >>167
大昔に読みました。
あまりに若い頃読んだので、今となってはフランスの夏は意外に暑いらしい、との
印象しか覚えていないけれど、また読んでみようかな。
遠藤が扱っていましたね。私もそれで読んだんだと思います。 ああ、ちなみにモーリアックの「テレーズ・デスケイルウ」でした。 沈黙よりも、侍のほうがハリウッド向けの物語だと思うんだけどなあ >>167
テレーズと愛の砂漠は遠藤周作が訳していたので最初に読みました。 この人芥川の「神々の微笑」にかなり影響受けてるよね 海と毒薬、追記(第二部?)の予定があったとはあるけど
たしかに思想的にもう少し突っ込んだ内容であってほしかったなぁ >>175
分かる。あれ意外と中身が薄いんだよね
しかしどう突っ込むべきかは分からんが… >>176
ね。あらすじ読んだ上で買ったけど、あらすじだけでいいじゃんって思った 260 : バックドロップ(dion軍):2014/02/26(水) 14:10:29.49 ID:QWMmdxxD0
遠藤周作だったかな?
エッセイでこんなこと書いてた。
「男性はトイレに入る前に大か小かを決めてから入る。
しかし、女性は何も考えずに入り、とりあえずしゃがみ、とりあえず小を出す。
大が出たら儲けもの。
女性の決断力の無さはこんなところに起因するのではないか」
↑
このエッセイが気になったので今探してるんだけど、どの本に収録されてるのか分かる?
それとも雑誌か新聞のみの掲載? たのしんごが売れてるときにブコフで買った『侍』まだ読みおわってない
当時はベラスコスコスコ…と言いながら頑張って読んでた >>178
なんか世代が違うせいか遠藤周作のいうことがたまにわからない。
女ほど便秘だとか気にしてる気がするし。
痴漢冤罪は論外だけど、本物の痴漢にあった女にブサイクとか言うのは理解できない。
美人だって男だって変質者にケツ揉まれるのは嫌だ。 >>181
世代は関係ない
便秘も関係ない
お前が読解力無いだけ >>183=>>181
なあ、もうちょっと頑張れよw
知能障害を起こすのが早すぎw 遠藤周作ってのは下ネタ・スカトロで笑いを取ってるだけの低脳だってw
それで一緒になって笑ってる遠藤ファンってのが池沼なんだわさwww 「うんこちんちん」に笑えないと言ったら、読解力が無い、だもんな。ド白痴が(嗤 ある時某女優と対談してて遠藤がキスをしようとして拒まれて
「あなた便秘でしょ」とその女優に言った。「えっ?」と言われて
「ケチな人は便秘なんだ。便秘、便秘」と喚いた。
↑のエピソードを同席していた安岡章太郎が書いている。
遠藤周作ってのは、それがユーモアっだって言う、もうなにをかいわんや、のタダのバカさ(嗤 一方、若き日の吉永小百合は五木寛之との対談を熱望し、
実現すると「想像通りの素敵な方でした」と彼女は語ったという。
五木がキスしても拒まなかっただろう。イケメンはいいね。 >>181
>>178の解説をすると、
「男は事前に小便器を使うか大便器を使うか決めなければならないが、
女は大小どちらも動作が同じだから、選択・決断する必要はない」という話。
便秘であるかどうかは無関係だろ。
痴漢の話に至っては178とはまるで無関係だし、
もしかしてわざといろんな話を混ぜて攪乱しようとしてるの?
>>186
>「うんこちんちん」に笑えないと言ったら、
誰がそう言ったの? >>183
ここはいつから中学生用掲示板になったんだ? >>178のエッセイの引用文に同意しているならそう書けばいいし、
「いやそんなことはない。決断力がないのは男のほう」と思ってるなら、
事例をあげて説明すればよい。
だが>>183はそのどちらもせずに「死ね」と一言だけ。
>>183は他人と議論をする意思も能力もないお子ちゃまであることを露呈した。 >>192
「ウザい」「キモい」「必死だな」等は相手を黙らせたいときに使う思考停止ワード 「深い河」は何で図書館で十代向けのコーナーにあるの?
ある程度年取った人には合わないのか。 懐かしいなあ
関係ないけど幕内の遠藤も頑張ってるw
河合隼雄との対談集みてみよう スレチになるが『私が・捨てた・女』の映画が面白かった。原作は読んでない。
***
随分、昔になるが、(俺の勘違いかも知れないが、)遠藤宅に泥棒が入ったという報道が昔あった。その際、金庫は無事だったとか。作家が金庫をもっている、ということに俺は不快だった。で、俺は「沈黙」の初版本を、即、捨てた。
ただ、「まいろうや まいろうや ぱらいそ寺に まいろうや」という文言を今でも覚えている。 もと婚約者のフランソワーズってなんで40代で亡くなったの? 映画の沈黙は2017年
日本人キャストの配役納得行かない
窪塚、浅野、小松菜奈
無名劇団員とかでよかったのに 今よみかえすとあざとい
主張もなんもかんも全部ポーズに見える このイエズス会の第二次破門令議決書には、しかしながらイエズス会がかつて奴隷貿易に関与していたことを示す箇所もある。
そこには、初期には購入した日本人の少年少女を輸出するにあたって、イエズス会がポルトガル商人に代わって契約に署名し、許可を与えていたと書かれている。
さらに、イエズス会の会計帳簿には奴隷売買の記録が記載されている。
http://i.imgur.com/Ruk7wqR.jpg
奴隷貿易が与えた極東への衝撃 藤田みどり
東西の思想闘争 P.178
一方でまた、日本でもそうであったように、イエズス会士自らが奴隷取引に手を染めていた。
宣教師として朝鮮に渡った最初のヨーロッパ人であり、布教だけではなく、日本人や朝鮮人の戦傷病兵の看護や死体の埋葬にもあたった人物として知られるグレゴリオ・デ・セスペデス(Gregorio de Céspedes)は、日本人女性奴隷の売買に関わっていたと言われている。
http://i.imgur.com/UUoBafJ.jpg
奴隷貿易が与えた極東への衝撃 藤田みどり
東西の思想闘争 P.179 大正時代の本なのにちゃんと出典引用してて凄い
徳富蘇峰「近世日本史 豊臣氏時代 乙編」
http://dl.ndl.go.jp/view/jpegOutput?itemId=info%3Andljp%2Fpid%2F960830&contentNo=214&outputScale=2
五箇条詰問の中にて、奴隷売買の一件は、最も重大であった。しかもコエリョは、ただ言葉を濁して、申し訳したるのみにて、その事実を否定すること能わなかった。
それもその筈だ。これはポルトガル商人が公々然行うところの罪悪であったからだ。
その詳細の顛末はレオン・パゼーがマドリッド府の歴史学士院の文庫を捜索して得たる文書を、その日本耶蘇教史の付録に採録したるもので分明だ。
その一節に曰く、
ポルトガルの商人は勿論、その水夫、厨奴等の賤しき者までも日本人を奴隷として買収し、携え去った。しかしてその奴隷の多くは船中にて死した。
そは彼らを無闇に積み重ね、極めて混濁なるうちに籠居(ろうきょ)せしめ。
しかしてその持ち主らが、一度病に罹るや ――持ち主の中にはポルトガル人に使役せらるる黒奴も少なくなかった―― これらの奴隷には一切頓着なく、口を糊する食糧さえも、与えざる事がしばしばあった為である。
この水夫らは、彼らが買収したる日本の少女と、放蕩の生活をなし、人前にてその醜悪の行いを逞しうして、あえて憚(はばか)るところなく、そのマカオ帰港の船中には、少女らを自個の船室に連れ込む者さえあった。
予は今ここにポルトガル人らが、異教国におけるその小男、小女を増殖――私生児濫造――したる、放恣、狂蕩の行動と、これがために異教徒をして、呆然たらしめたることを説くを、見合わすべし。
と。しかしてムルドックの如きは、この奴隷売買を途絶したるは、秀吉及びその継続者の力にして、耶蘇会宣教師の力にあらざる事を特筆している。[ムルドック日本史]
http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/960830/214 スコセッシ監督は来日インタビューで
原作に出会った瞬間映画化を希望して
28年間思い続けた、と言っているんだけど
すぐに映画化できなかったのはどうしてなんだろう 映画化するというので中学ぶりに沈黙読んだ
テーマに反してあっさりとしてたな 遠藤周作は歴史を改竄している
歴史修正主義者だ
宣教師は侵略戦争を行うためのスパイとして送り込まれてきた
バテレン追放令を出した理由ははっきりしているのに遠藤周作は故意にこれを隠し、キリシタンの拷問・処刑は根拠なく行われている残忍なものであるという虚偽のプロパガンダ小説を書いている
宣教師が本国に送った手紙の中には、明確に征服事業という真の意図が記されている
わずかな経済・軍事援助によりキリシタン大名を従えて九州・四国を占拠することは可能だと報告
高瀬弘一郎『キリシタン時代の研究』岩波書店 P.140-142
イエズス会所蔵 スペインの宣教師ペドロ・デ・ラ・クルスがイエズス会総会長に宛てた手紙
「日本人は海軍力が非常に弱く、兵器が不足している。そこでもし国王陛下が決意されるなら、わが軍は大挙してこの国を襲うことができよう。
この地は島国なので、主としてその内の一島、即ち下(しも:九州)、または四国を包囲することは容易であろう。
そして敵対する者に対して海上を制して行動の自由を奪い、さらに塩田その他日本人の生存を不可能にするようなものを奪うことも出来るだろう。
…
隣接する領主のことを恐れているすべての領主は、自衛のために簡単によろこんで陛下と連合するであろう。
…
金銭的に非常に貧しい日本人に対しては、彼らを助け、これを友とするのに僅かのものを与えれば充分である。
わが国民の間では僅かなものであっても、彼らの領国にとっては大いに役立つ。
…
われわれがこの地で何らかの実権を握り、日本人をしてわれわれに連合させる独特な手立てがある。
即ち、陛下が…われわれに敵対する殿達や、その家臣でわれわれに敵対する者、あるいは寺領にパードレ(司祭)を迎えたり改宗を許したりしようとしない者には、貿易に参加させないように命ずることである。」 島原の乱は宣教師の侵略戦争計画そのものだったんだよ
キリシタンは皆殺しにされて当然 映画の公開も近いのにな
近年遠藤があまり話題にならなくなったのは
遠藤の作品は、本来のキリスト教の問題としてではなく
転向の問題として、日本と欧米の関係として、読んでいた人が多かったからかもしれない
流石に転向の問題は大問題であっても散々議論されて戦後70年で当事者がほぼ退場しちゃったからな
日本と欧米の問題は他の作家も書いてることではあるから >>194
洋式トイレで座って小便すると前立腺圧迫して良くないそうだ。
チンポは立ってするように設計されている。 スコセッシの遠藤リスペクトとキリストへの信仰に敬服 当初は協調関係にあったスペイン・イエズス会とポルトガルが反目し
スペイン艦隊滅亡後にポルトガルからオランダが独立し
そのオランダと幕府が手を結んだ
西洋的倫理と東洋的価値の相克と解釈するのはどうだろうかね
カソリックが極東でのヘゲモニーを失ったときに宣教師と現地信者が大量殉死したが
イエスキリスト磔刑時のように神は沈黙したままだった
まあ、世俗政治に神様は首を突っ込まないから、という解釈も成り立つ >>201
曽野綾子みたいなゴミと比較すること自体間違ってる。 19世紀のイエズス会って奴隷貿易とか結構腐敗してたっていうけど、伝導とかって国の利害関係があって
受け入れた 受け入れなかった が絶対あるきがする ブコフで見かけた「深い河」に衝撃を受け、それから既に10年超えで遠藤周作ファンをやっているが、H神父事件について知ったのは一昨日のこと。
遠藤先生も、よく立ち直れたものだと思う。そりゃあ「神も仏もあったもんじゃない!」って境地にもなりますわな…(´・ω・`)
自分自身の人格にも影響を与えた好人物の「裏の顔」を知って衝撃を受けたという経験を開陳してくれたのは、似たような経験の最中にある人にとって「慰め」になるとは思うが… 「弱き者と共にいるイエス」だとか
「支え立てを失った聖職者」だとかの
遠藤周作先生の作品に現れるモチーフ
の原型になっていることは想像に難く
ありません。 いろんなブックオフ巡ってもなぜか「沈黙」が売っていない。
そんなに希少なのか?この本って たんに映画化バブルで売れてるだけでは?
この前アマゾンでも全体の売り上げランキングで12位になってたし フェレイラ神父がH神父と重なってイメージされて仕方がない…(´・ω・`) 誰か「私の愛した小説」を読んでないのかな。
遠藤周作の考え方がだいたいこの1冊で分かる。 神父による性的虐待は懺悔という告白制度が温床になっていると思うが >>234
ググルより、遠藤周作の「影法師」 を読めばいい。
ついでに曽野綾子の「傷ついた葦」を合わせて読むといいかも。
曽野綾子の「傷ついた葦」と「不在の部屋」 カトリック聖職者の生活に興味があるなら絶対必読。
「傷ついた葦」は神父の生活を「不在の部屋」は修道女の生活を、かなり明け透けにに書いている。
「傷ついた葦」の主人公は神父で、後輩の神父が女性問題で聖職を辞すというエピソードが出てくる。
やめる神父の気持ちと、それを横目に見つつ聖職を貫く神父の気持ちがそれぞれに描かれていて興味深い。
不遇な女性を救いたいという気持ちから、聖職を投げ出してしまう若い神父の心情が、少し「沈黙」のロドリゴに通じる部分があるように感じた。 >>242
告悔の内容をばらしたら、その神父は即、破門になって、地獄落ち確定です。
神父なんて、ツブシが効かないので、破門されて神父をやめることになったら、現世でも即、生活に困ります。
「告悔の内容ばらす」なんて言ってもその神父自身の首を絞めることになるだけです。 >>240
紹介 Thx
読んでる最中です。
巻末の「テレーズ・デスケルウ」と格闘しています。
晩年の大傑作「深い河」の見方が変わったかも …
教会から居所を無くした神父様方 & 学生時代の遠藤先生御自身を
ハイブリッドさせたようなキャラクターに、「テレーズ・デスケルウ」のヒロインを
救済させようとしてる面がある?? >>252
構想をたてた当時は世界的な宗教ブームの真正中 >>246
読んでくれてうれしいっす。
私は「私の愛した―」を先に読んだので、
深い河は「遠藤周作オムニバス編」みたいで、あんまり感動は無かった。
先に深い河を読んだらどう感じただろう。
その当時(1990年ごろ)、まだ深い河は世に出てなかった。 >>254
レス蟻です。
私は全く逆で、遠藤文学に触れる契機になったのが
「深い河」でした。(今から十数年前)
当時、「人から認められ得るデカい肩書き or 業績」を得ようとして足掻き続けながらも
結局はそんなモノは人生の中で得られそうもないということに薄々気がつきつつ
あったので、大津 & 木口 & 沼田 の生き方 (とりわけ大津の死に様) にクラクラ
したのを今でもよく覚えています。
順序は逆になりますが、「私の愛した小説」の御紹介、ありがとうございました。
私事になりますが、「影法師」に僅かながら重複要素のある出来事に遭遇し、
自分自身と他者の「影」の部分にどのように向かい合うかを巡って
心理的な危機に見舞われていたのですが、「私の愛した小説」でも扱われていた
ユング心理学における「影」の扱いを知って私自身も「「助かった」という気持ち」
(c遠藤周作先生) を少し味わうことができました。 >>255
羨ましいな。
私は「影法師」に物凄く重複要素のある出来事に遭遇し、自分自身と他者の「影」の部分にどのように向かい合うかに嵌まり込んで20年経っても立ち直れない。 そこにこそ「玉ねぎ」とか「X」とかが働く … と、遠藤先生ならおっしゃるかもしれませんね … 遠藤先生の作品をアレコレと追いかけていく内に、グレハム・グリーンに行き着いた。
今更ではあるが。
… で、「権力と栄光」の大凡のあらすじを知った。
知るんじゃなかったぁぁっ !
更にメンヘラが加速する。orz >>260
グレアム・グリーン作品では「キホーテ神父」が一番好き。
遠藤周作の「おばかさん」や「悲しみの歌」に似てる。
ところでロシア人女流作家の「通訳ダニエル・シュタイン」も実在のユダヤ人カトリック司祭をモデルにした小説ですが、ものすごく良いです。
異文化の中で相互理解を求めて悪戦苦闘するという点では「沈黙」にも通じるテーマです。 >>256
古傷に感じている疼きを吐露してくださったこと、有難く思います。
私自身、古傷の疼きが癒えていない身であるので、
似たような苦しみを遠藤先生だけでなく 256 さんも身に受けていた
ということを知って私も少しだけ気分がラクになりました。
遠藤先生なら、「其処にこそ X は働く」と仰ったかもしれません。
また、以下のサイトの記述も、少しだけ希望を与えてくれます。
ttp://nishinomiya.areablog.jp/blog/1000061501/p10762812c.html
> 「影法師」を書いていた頃、遠藤はヘルツォーク神父を許す気持ちが
> 芽生えていたようです。 >>262
それでもヘルツォーク神父がやったことは、単なる恋愛による還俗で、別段、性的虐待をやったわけじゃないからね。
正直、全くの第三者である遠藤周作が、他人の人生を許せないだのなんだの言ってるのは甘いと思う。
赤の他人を勝手に理想化して、相手が自分が思ったような人生を送らなかったからって、勝手に幻滅しているだけ。 「影法師」の元ネタに関して、こんなん見つけた。
「遠藤周作の秘密 (下)」
ttps://m-repo.lib.meiji.ac.jp/dspace/bitstream/10291/5260/1/kyouyoronshu_408_73.pdf 「聖書の中の女性たち」の冒頭に出てくる老婆って、
デュラン元神父のイメージと被ってるように感じる。
周囲の全ての人から見下され見放されて
子ども達から石投げられるトコなんか
まさにそのまんま。 映画を見るために、原作の沈黙を読んできた。
やたら、途中から読むのに時間がかかるなと思ったら、
俺の苦手な背景描写がやたら多く続いていた。
みんなの中には背景描写読むの得意って人いる? 「テレーズ・デスケルウ」読了。
… う〜ん、なんつうか。
私は四十路毒男なんで、テレーズとは似ても似つかぬ境遇なんだが、
それでも「現実と人間関係にトラップされることによる閉塞感と息苦しさ」は
ヒシヒシと身につまされるほど感じさせられて。
(いわゆる「中年の危機」の最中にあるため)
希死念慮と破壊衝動の混じった「影」とか「闇」とかの部分は
他人事とは思えなかった … >>269
テレーズはカトリックをやめて仏教徒になって、座禅でも組んで解脱を目指した方が良かったかも。 「美しいものに惹かれて熱情を持つことの中にではなく、薄汚くて醜くなったものを棄てないことの中にこそ愛情は存在する」
…という遠藤先生の持論と、この「テレーズ・デスケルー」って、どこかでリンクしてる?ひょっとして… 人生で感動したり笑えたり泣けてりゃ映画は必要ない。
まだプロモは必要だけど。
https://www.youtube.com/watch?v=7NVb64qqgrM
https://search.yahoo.co.jp/video/search?p=this+one+diamond+d&search.x=1&tid=top_ga1_sa&ei=UTF-8&aq=-1&ts=44673&mfb=280_53x&fr=top_ga1_sa >>272
背景描写を読むのが得意かどうかはわからりませんが
『沈黙』の場合、いわゆる情景や状況描写はとても象徴的です
たとえば、「乳色」という言葉がよく出てきたと思います
これは、日本は何か女性的なものに包まれているというイメージを喚起させ
欧米の父権宗教と日本の母権宗教とを対比しているのではないかと考えられます
時間はかかりますが、作者がなぜこの言葉を選んだのだろう
とか考えながら読むのも楽しいですよ >>274
ありがとうございます。
欧米の父権宗教、日本の母権宗教で比較すると確かに興味深いですね。
しかし、背景描写を読むのが時間がかかりすぎて、2月24日の沈黙終演日には、
再読できませんでしたorz 今 nhk の再放送枠で「ルーアンの丘から 遠藤周作 フランスの青春」っていうのを見た。
すごく良かった。最初から見たかった。めっちゃ悔しい。 後半20分ほどしか見られなかったので、再放送リクエストしたいです。
他にも見たい人いたら、再放送リクエストしてください。 「ルーアンの丘から 遠藤周作 フランスの青春」の再放送の予定があった!
今から4時間後、 nhk bs プレミアムで午前2時30分から。
絶対おすすめ! 聖書の中の女たち、の女性を普通化した描写も美しい。 今年の初頭に発行された講演録「人生の踏絵」オススメ。
遠藤哲学のキーワードが、これでもかこれでもかとテンコ盛り。
相変わらず「テレーズ・デスケルー」と「モイラ」の話が出てくるってのも、もはやお約束の様式美。 熱海の幽霊旅館がどこなのかとても気になる
中村遊廓も地元だからどの建物か気になるけど 今更になって気がついたけど、遠藤センセは「深い河」を通して
モーリヤックの「テレーズ・デスケルゥ」のテレーズだけでなく
J. グリーンの「モイラ」のジョセフをも救おうとしていた…? 遠藤をかなり突き放した論文やね
フランス人から見て遠藤のモーリヤック論ってどこまで正確なんだろか 加藤清正と小西行長 相容れない同士の死闘
秀吉の臣下、武人・加藤清正と商人・小西行長。好対照をなす武将だった。
清正が尾張中村の鍛冶屋の息子、あくまで「土の人」である一方、行長は海外貿易で隆盛を極めた、堺の貿易商・小西隆佐の息子で「水の人」である。
徒手空拳、自分しか頼れなかった清正に対し、堺の会合衆の富と政治手腕を後ろ盾にもつ行長・・・両者は出発から違っていた。
そんな二人を秀吉は見事な近習操縦術で競わせる。しかし、武人と商人とは根底では手を握れない。
やがて2人のライバルは、死闘を演じる宿敵となっていった……。 大河ドラマの題材になりそうだけどな。
宗教と朝鮮が絡むから難しいのかな(´・_・`) 自分がどこまで読み込んでいるのか自信はないが、「深い河」は正直に言って何度か読んでも
あまり感動を感じない。先生が老いて、やはり「枯れて」しまい、相矛盾する概念と格闘して
つかみ取ったというよりも晩年のエッセイにみられるような先生の「信じているもの」が…そ
れ自体には私はたいへん強く惹かれるが…並べられているような印象が残る。
昔読んだ「スキャンダル」や「ピアノ協奏曲二十一番」に登場した成瀬夫人は、明らかに成瀬
美津子ではない。彼女は、悲しき永遠の同伴者を崇高なものとして「理解しない」という選択
の余地があれば、自分にそれを試みることを躊躇わない人間のように思えるからであって…そ
れこそが悪の意思ではないか?…、成瀬美津子のような「空虚」…先生のテレーズの理解はそう
いうものではないか…とは違うものという気がするから。あるいは成瀬夫人もまた、作者とと
もに歳を取り、体力や気力が衰えて初めて「成瀬美津子」になりえたのではないか。 この人カトリック教会が応援してくれて地位が築けたんじゃないかと推測。
ぐうたらシリーズとか読んでも、勉強はよくしてるようだけど、
なんかちょっと、あんまり頭がよくない人のような印象が強い。 書いたものよりご本人のが面白い人
なんだろうか
さくらももこに名刺を渡して、彼女が
電話したらテプコだったり
佐藤愛子にいたずら電話をかけたり
するくだりは笑えた 遠藤周作は短編の話がおもろいわ
若い頃は老いるの怖い怖い言いながら年取ったらロリコンになるわ
奥さんの悪口ばっか言うくそロクデナシ人間が世間からは殉教者みたいな扱いうけてるし 沈黙はって過大評価だろ
神のいない国です!って西洋人がほざきそうな言葉
遠藤が借りてきてそのまま唱えてるようにしかみえん 深い河で木口がガンジス川で阿弥陀経を唱えているときにいた少女は、磯辺の奥さんの生まれ変わり? 今までスルーしてたけど人生の踏絵が面白かったので沈黙読んでます 俺も人生の踏絵読み始めた
テレーズデスケルウも買ってしまったw
外国の本はいまいち読まず嫌いなんだが、なんかのエンと思って読もうと思う 絵踏みした人は、踏みたくて踏んだんじゃない。拷問死したくなくて踏んだんだ。それを踏みたくて踏んだと邪推する人は自分が踏みたいから自分の気持ちを相手に投影しているんだ。変態なんだよ! 韻踏みで踏み絵ぐらい凝ってないと。脚韻というか。拷問は避けるべきではない。何か効果や意味がある。 テレーズデスケルウをチューの時に半目あけてる人って表現してるとこが笑った
テレーズデスケルウ読んでタシカニと思ったw 深い河を書くのに大きな影響をおよぼしたというジョンヒックの宗教多元主義買った
3000円とか高すぎww 持っている本・海と毒薬 悲しみの歌 侍 わたしが・棄てた・女 父親 夫婦の一日 結婚
ひとりを愛し続ける本
今回購入した本・人生の踏み絵 イエスの生涯 深い河 留学 砂の城
尼の古本で灯がうるむ頃と一・二・三!と怪奇小説集も購入する予定 沈黙忘れていました
大昔読んで古本屋に売ったきりです
購入して読みます 深い河って大学生の頃読んですごく感動した覚えがあるんだが、今読んでもあんまりジーンとはこなかった
あれこんな話だったっけ?!って思った 昔読んだ角川文庫のぐうたら生活入門が書店にあったので買ったけど薄いのに600円は高い
テレーズ・デスケルヴも文庫で1100円もした 深い河を読み終わった
涙が止まらなかった
沼田は先生そのものなんだろうね
満州の犬・犀鳥・九官鳥
そしてここには出てこないけどリヨンの猿はよほど気に入っているらしい
大津の生き方=キリスト的な生き方
の解釈で合っている?
終わり方にショックを受けた >>318
補足
>満州の犬・犀鳥・九官鳥
>そしてここには出てこないけどリヨンの猿はよほど気に入っているらしい
動物のエピソードのこと
何度か他の話でも出てくる 話の舞台がインドで
ガンジス川界隈の話で終わるというのが、なんか意図がありそう
舞台がフランスでセーヌ川のほとりで終わるとか
舞台がエルサレムあたりでヨルダン川界隈の話で終わったらだいぶ意味が変わってくる 最近たまたま読んだ本で、あるプロテスタントの牧師が宗教多元主義を全否定していて笑った 遠藤周作と三浦綾子の違いを例えると
遠藤周作は自分の着古したコートについて、シミやほつれのことまで語っていて
三浦綾子は最近買った服について、デザインや購入にいたった経緯について語っている 三浦綾子は昔好きでよく読んだけど登場人物の心が綺麗過ぎて現実感が無いんだよね
遠藤周作の登場人物は人間臭い ミッション系の大学へ行き、遠藤周作という作家を知り
いろいろな経験をし、ついにクリスチャンになりました なんかビートルズのアンソロジーみたいな感じするなあ
発表されなかったことにはそれなりの理由があるわけで、ゴミ箱の中をあさるようなマネはアーティストに対するボウトクである
とだれかが言ってたよ 読んだ感想 マダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン >>336
積読になっている
明日ちゃんと読んでみるよ カトリックの宣教が始まりのカクレキリシタンが、鎖国終わってもカトリックに戻らなかった理由は、隠れてもいない、キリシタンでもない、カクレキリシタンというものになっていたからだ
という人もいるけど、現代の在日ブラジル人やなんかも同じかな
ポルトガルの植民地だったことを考えるとカトリックのはずなんだけど、ほとんどのブラジル人は日曜日にカトリック教会じゃない教会行ってる こいつはキリスト教キチガイすぎて今ではもはや評価されなくなった小説家だな
その辺はソ連崇拝の宮本百合子と似ている >>338
カトリックじゃない教会とは?
例えば プロテスタントとかか? >>341
そうプロテスタント系
evangelicalと書いてあることが多いから、プロテスタント系の福音派だと思う 遠藤周作が深い河創作日記で書いてる「今のわたしはプロテスタント的である」って言葉って、宗教多元主義的な考え方してるって意味じゃなく、信仰義認のこと言ってるんだな
クリスチャンになって初めて分かったよ 遠藤周作の短編で一回だけラジオで聴いたのがあるんだけど、どうしても思い出せないのでわかる方いれば教えて頂きたいです
・大学?の机の中に手紙を入れてそこから男女が付き合う話
・男が日中、女が夜間に通っていた(逆かも)
・最後は女性が交通事故で死んでしまう
情報少なくてすいません >>345
「青い果実」です
講談社文庫の「結婚」に入っています
舞台は高校で、主人公の吉岡努は高校生で、浜田千代子は昼間ビール工場で働いて夜間の高校に通っています
古本で買えるので探してみてください
表題作の結婚も面白いですよ、結婚に対する価値観が今と違いますが…
「集団就職」もいい話です >>346
昔ラジオで聞いて思い出せずにいたんです。
本当にありがとうございます。
文庫も買ってみようと思います。 今日「おバカさん」を本屋で見つけたので買った
昔々買ったけど引っ越す時に売ってしまって後悔していたので嬉しい >>327-329
これ買ったけど私はまだ読んでいないしここに誰も感想を書いてないね 「影に対して」未発表なのが納得出来た
つまらなくはないが、遠藤作品としては出来が悪い 遠藤周作という人はちょくちょく俺の人生を横切る人だ https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202105170001136.html
フジテレビ遠藤龍之介社長が副会長就任 金光修氏がフジMHDと社長を兼任
[2021年5月17日21時8分]
フジテレビとフジメディアホールディングスは17日の役員会で、遠藤龍之介フジテレビ社長(65)がフジテレビ副会長に就任し、
金光修フジ・メディア・ホールディングス社長(66)が、両社の社長を務めることを内定した。
関係者への取材で分かった。来月の株主総会を経て正式に決定する。
遠藤氏は約2年で、フジテレビの社長を交代することとなった。
遠藤氏は編成として時代劇などを担当。広報担当としてライブドア事件などの処理に当たり、19年6月、社長に就任した。
96年に亡くなった芥川賞作家の故遠藤周作氏(享年73)の長男。
金光社長は編成で「料理の鉄人」「カノッサの屈辱」などを担当。
19年6月にフジ・メディア・ホールディングス社長に就任していた。
◆遠藤龍之介(えんどう・りゅうのすけ)1956年(昭31)6月3日、東京生まれ。
81年慶大文学部を卒業して、フジテレビ入社。01年7月編成制作局編成部長、03年6月広報局広報部長。
06年6月広報局長。07年6月取締役。10年6月常務取締役。13年6月専務取締役。
17年6月専務取締役、社長補佐等担当。19年6月代表取締役社長。
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/img/202105170001136-w1300_0.jpg やっぱ、遠藤周作の母親と ヘルツォーク神父はデキてたんか?? 中学生の頃、遠藤先生は朝鮮人だと思っていた
狐狸庵だからな 小学生の時に初めてハマった作家
数年に一度、読み返して癒されてます
シリアスも含めて、親近感の塊。 は用心しすぎだろ
この人から害を被ったことは無いぞオレ
なんの恨みも無いわ、むしろ膠着状態に来てくれて本当に有難い
怒鳴りつけたのは20年たまりにたまっていた怒りが爆発したから
良かったじゃないですか現場じゃなくて 深い河を読み終わった
涙が止まらなかった
沼田は先生そのものなんだろうね
満州の犬・犀鳥・九官鳥
そしてここには出てこないけどリヨンの猿はよほど気に入っているらしい
大津の生き方=キリスト的な生き方
の解釈で合っている?
終わり方にショックを受けた >>363
そんな感じだと思うけど、遠藤周作の考え方にはキリスト教より、他力本願・念仏を旨とする浄土真宗が合ってた気がする
まあ大津のようになりきれない自分の中途半端さを作者本人が感じていたのかもしれないが。 「同伴者イエス」がテーマの一つだと本人がなんかに書いてた気がする 私のイエスに
「私は、いつか小説に書きたいことがある。同じ神学校で同じことを教えられた、違った国籍を持つ二人がいる。祖国同士が戦争を起こし二人は戦場で遭遇し、銃を向け合わなくてはならない状況になったら二人はどうすればいいか」
って書かれてたんだけど、これは小説になったの? この壮大なテーマの冒頭に、作者は、「焼き芋〜 焼き芋〜 ほかほかの焼き芋〜」という一言葉を選んだ。 遠藤周作は1970年代後半、高校生の時にはまった作家
『白い人』や『海と毒薬』、『わたしが・棄てた・女』や『さらば、夏の光よ』などの小説、
さらにはぐうたらシリーズなどエッセイも含めてかなり読んだが、
大学進学で上京後は読まなくなったし、本も実家に置いてきて手許にない
先日、近所の書店に新装版の『深い河』(>>370)があったので、購入した
数十年ぶりの遠藤周作だが、さてどうか 遠藤周作のスレはあるのに同じクリスチャンの三浦綾子はないのか
最近ハマった 文学板自体が人少ないからなー
三浦綾子で思い出した
氷点て原罪がテーマとか言ってる人いるけど、たぶんその人原罪の意味わかってないし、クリスチャンでないと思う 三浦綾子は一つも読んだことがないが、
最近『細川ガラシャ夫人』新潮文庫を買った
大河ドラマの主役になってもおかしくない人物で興味があったし、
表紙カバーが美しかったから 三浦綾子と遠藤周作は直接ではないけど
軽く批判しあってたな 三浦綾子はプロテスタント、遠藤周作はカトリックだから対立は必然 遠藤周作の手記みたいなやつにはたまぁに三浦綾子出てくるよね
俺の読んだ限りの手記には三浦綾子に否定的なことは書いてなかったけど 遠藤周作の記録が残されていなかった短編小説 見つかる
「沈黙」などの作品で知られる作家、遠藤周作が、デビュー後まもない時期に発表したものの記録が残されていなかった短編小説が、
遠藤周作文学館などの調査で見つかりました。
専門家は「後の作品に影響を与えた貴重な作品だ」と話しています。
見つかった作品は「稔と仔犬」というタイトルで、著作目録などには記録がなく、これまで研究者の間でも存在が知られていませんでした。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211219/k10013394911000.html >>383
この「稔と仔犬」は、来年2月に出版されるということです。 もうこれ以上ゴミ箱あさるようなまねはやめてくれ
遠藤周作より >>382
立派なキリスト教徒だけど生真面目すぎて偽善的になってる
と言うのと
信仰を忘れ世俗的利益(金と名誉)に走ってる
という、あくまで「そんな感じ」の文を互いに見た気がする
直接言い合ってるんじゃなくて、さりげなく匂わせるみたいなのは見たことがある。
どこでと言われても答えられないけど。
三浦は旦那が神父で、文筆で稼いだ金、全部献金状態だった。
ただ戦中、学校の先生で、戦争大賛成の人で、教え子を何人も戦争に送った罪悪感でキリスト教徒になったという
ここらへんの極端な振り幅が見方によっては 三浦の旦那は郵便局員じゃなかったっけ
クリスチャンになったのは戦争に送った罪悪感じゃないよ のちに旦那になる彼氏がクリスチャンだったというのは手記に書いてあったな >>386みたいな全部嘘のレスってどういう理由で書き込んでるんだろう
不思議だわ 7年間小学校教師をやってたのにどうやって生徒を戦争に送り込めるんだろう >>391
いや単に無意識的に記憶を変形・創作してたのかなあ
自分でも不思議だわ
40年は長いな〜www https://mainichi.jp/articles/20211228/k00/00m/040/132000c
長崎市遠藤周作文学館は28日、
潜伏キリシタンを描いた小説「沈黙」などで知られる作家、
遠藤周作(1923〜96年)の未発表戯曲3本の原稿が見つかったと発表した。
いずれも遠藤が生涯のテーマとした「日本人とキリスト教」について描かれており、
関係者は「遠藤文学の神髄を伝える貴重な作品」としている。
見つかったのは、「善人たち」(清書原稿124枚、草稿25枚)▽
「戯曲 わたしが・棄(す)てた・女」(清書原稿105枚、草稿22枚)▽
「切支丹(きりしたん)大名・小西行長 『鉄の首枷(くびかせ)』戯曲版」(清書原稿117枚、草稿28枚)。
使用された原稿用紙や遠藤の日記などから、
執筆時期は「鉄の首枷」が75年以降、他の2本は79年ごろと推定される。
「善人」以外は、遠藤による小説がある。
文学館では昨年、遠藤の未発表の中編小説「影に対して」の原稿が見つかっており、
全ての所蔵資料を再調査したところ、3本が未発表と分かった。
未発表の理由は不明。いずれもタイトルはなかったが、出版が決まったため遺族らでつけたという。
3本のうち「善人たち」は、米ニューヨーク州オールバニを舞台に、
神学校に通うため渡米した日本人青年とその周囲の米国人一家を描く。
遠藤自身の戦争体験やフランス留学の経験などが色濃く反映され、
人種問題や戦争とキリスト教など、遠藤文学の主要なテーマが凝縮されている。 最近新発見みたいなの多いな
また三田文学に載せるのだろうか まいったなあ、ゴミ箱あさるようなまねはやめてくれないか
発表しなかったのには理由があるんだ
遠藤周作より ほんと、自分がゴミ箱漁らる立場だったら泣きたくなるわ。
登校したら、大学の教会が人で溢れてるから「何だろう?」と思ったら、遠藤周作の葬儀でビックリしたあれから四半世紀。自分も今年から急に老眼が始まったオッサンになりましたわ。 いま遠藤訳モーリアックの『愛の砂漠』を読んでいる
昔『テレーズ・デスケルー』を読んだが、どちらも読みやすい良訳だ
小説自体はおそろしく暗いけれど 日本人にとってキリスト教とは何か
遠藤周作「深い河」から考える
若松英輔
↑これ今読んでるんだが、まあまあおもしろい
「人生の踏絵」にも出てくる「人生と生活は違う」って言葉の解説がしてあってナルホドって思った 三浦綾子の未発表の詩が見つかったんだそうな
遠藤周作といい三浦綾子といい、もう未発表にハアハアするのやめた方がいい気がする
宮沢賢治の銀河鉄道の夜だって生前未発表だから一概には言えんとこもあるけど あれだけ社会的成功をおさめた遠藤周作が晩年、自分をヨブ記のヨブにたとえていたのは宗教の気持悪さ。 >>404
奥さんが死んだりもともとカリエスだし
晩年の密着取材映像みたいので
若い記者にキレてた狐狸庵先生らしくない姿を思い出すと
そう思ってたのかもしれない
どんなに成功しても健康が侵されると全て意味がないな ヨブ記って、信仰深いヨブさんが悪魔からものっそいイヤがらせ受けて信仰失いそうになったけど、なんとか持ちこたえてより一層めでたいことになりましたって話だったよな
それと自分の今を重ねてるんだよ
健康じゃなくなって苦しい思いをしてく時に、信じるものがあるって幸せなことだと俺は思うぜ まっ結果的な筋としてはめでたしめでたしだけど
主となるテーマはまったく非が無い生活をしている人が
苦しみだらけの出来事にばかり見舞われるのはどういうわけなんだ
ということだよ
ヨブ記が象徴的に取り上げられるのもこの点でね 稔と仔犬 青いお城
遠藤周作初期童話
遠藤 周作 著
単行本 46変形 ● 228ページ
発売日:2022.02.28(予定)
予価1,870円(本体1,700円)
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309030265/ しかし人いねーなww
では最近思うことを一つ
「カクレキリシタンは江戸幕府の激しい迫害にあっても信仰を守り通した」というのは、遠藤周作が作ったイメージ
彼は小説家だからそれは別にそれはいいんだけど、実際のカクレキリシタンが信じていたものはキリスト教の教理からはかけ離れたものだった
カクレキリシタンはクリスチャンなのかどうかはちょっと注意したほうがいい
まあ日本に布教したのがカトリックだから教理がズレてるのは仕方ないとこもあるが… 隠れキリシタンの信仰が、キリスト教とかけ離れてたって、まさに遠藤周作が書いてきたことそのものじゃないか ちょっとズレてるなーくらいの書き方じゃなかったかなあ
沈黙に出てくるオラショ
農民が宣教師に「オラショを唱えてくだせぇ」って言うやつ
このオラショが実はグレゴリオ聖歌であることを突き止めた人が少し前にNHKに出てて驚愕した
バチカンまで長い間行って調べた結果、分かったらしい
その人はそれから洗礼受けてクリスチャンになったみたいだけどな
導きってやつだなと思った ずっと昔、遠藤と大江健三郎が銀座のバーで一人の美人ホステスを巡っての恋のさや当てで?殴り合い寸前まで行ったとか。 その揉め事にはホステス関係ねえなw
無知が無理して話題作りに必死で草 >>427
お前がろくに本を読んでないだけ
それについては安岡章太郎が書いている
若くても読んでいれば知っている >>428
俺もウィキその他のネット情報を見て言ってるだけだが、
じゃあ真相は?? >>430
俺はお前みたいなチマチマした人間じゃないので
細かいことにあんまり興味ないんだよ。 >>431
だからデタラメばっか書き込んでゴミみたいな人生送ってんだろう
周りがみんなチマチマ頑張ってるのに陰口を叩きながら
自分は宝くじでも当たりますようにと願っているようなカスなんだろうw
な、カスw >>432
人には分というものがあって、お前はチマチマを専門に拾ってろ。 >>433
ブ?貧乏臭い部屋で屁でもこいてろよゴミw お前の屁が出ないならお前の死期が近いんだよw
鏡と会話してるつもりなのか、アスペかよw やっぱつまんねーなお前
話になんねーから本くらい読めよゴミ 生誕100年か
三島由紀夫より年上だったんだな
高校生の頃、講談社から出ていた遠藤周作文庫を愛読した
今はその本は一冊も手許にないけれど 遠藤作品を初めて読んだ感想 白い人
表現がきれい
変な性癖がありそう 遠藤周作文庫のA10, A11, A12って出版されたんですか? 遠藤周作と同じような作家、ほかにおすすめあれば教えてください。
登場人物に人間臭さがあって心情描写がしっかりしてるような。 >>447
反共同士でもあり、遠藤と親しかった阿川弘之。 大江健三郎は第3の新人のなかでは安岡と吉行とは仲がよく、
遠藤、阿川とは犬猿の仲だった 自分を持ち上げてくれる人とばかりつるんでいるって感じ。 >>447
>反共同士でもあり、遠藤と親しかった阿川弘之。
遠藤さんが反共だったかどうかは詳しくないが。反精神分析だったのは北杜夫との対談で読んだこと
ある。北杜夫は精神医学者だし精神分析にも作家を知る方法の1つとして意味はある、という言い方
をしたら、遠藤が猛然とそれまでのまさしくグウタラなモードから変わって反論しだしたのを覚えてい
る。今思えばあそこまで精神分析を否定する必要あったのかと思うくらいの調子だった。
遠藤周作の狐狸庵ものは楽しませてもらったが、一見グウタラでありながらそうではない堅いところ
もあった。精神分析否定はその典型で、しかし精神病の作為体験とかがあって苦しんでいる人もいる
事に関してどう言っていたか記憶にない。精神分析をやるしかない事例だってあるんだし。もしや
今思えば『存在と無』でのサルトルに同調したかもしれない。あそこでサルトルは無意識を否定。
当然精神分析も否定。しかも後からはそれを撤回する。あれで『存在と無』が「20世紀哲学の金字塔」
とよく言われるはないだろうと思うが。サルトルのあそこでの展開を鵜呑みにしてそのままだったのか
という疑いもある。最後のフローベール論ではサルトルは精神分析全開なんだけど(笑) >>457に続けると。遠藤さんてグウタラとか標榜して軽妙なエッセイも書く。だけど深刻な宗教
小説も書く。二面性があるわけだけど。しかし先の精神分析批判もだけど、肝心な、作家としての
「ここだけは」という線にかんして、甘いところがあったようにも見えるんだけど。サルトルの自ら
の不勉強を後に放棄したと同じ無意識批判をそのまま持ってるとかね。北杜夫がどうみても気の毒な
感じがした。ああいう遠藤と話さなきゃいけない。しかも先輩なわけでしょう遠藤の方が。しかも
グウタラから急に起き上がって反論しだして(笑)北は自分が躁鬱で周囲に迷惑もかけてるし、自分の
病歴の実体験で言ってるんだから遠藤の持論展開に付き合う理由はなかったはずだが付き合ってた。
今思うと終生ちゃんと勉強してたのか疑問だし、途中でそれまでの教養でしか書かないようになった
のじゃないかって疑問もありますね。それでいかにも世間的にはユーモアもわかる教養人で宗教家で。
どっか緩んでるというか、「緩んでるように見えて実は私は硬派である」かにみせてその実
物事を突き詰める作業から離れたんじゃないか。しかもそれを優しさみたいに考えてたんじゃないか
という疑いはある。 >>458に続けると。狐狸庵ものが読まれた当時は1970年代で、政治運動が連赤事件でいったん頓挫
して、どっか「突き詰める思想は危ない」て風潮が蔓延したときでもあったんですね。狐狸庵先生や
マンボウものはそこでウケた。「突き詰めないのが優しさ」みたいなはぐらかしの効用があるみたいに
。だけどそういう時代が一段落して振り返ると、遠藤さんの立ち方がどっかいい気なものみたいに
視えてくるところはありますね。政治的にも文学的にも宗教的にも。優しさはいいけど、それを盾に
して突き詰める思想にSTOPかけるのがさも正しいみたいに。そういうのって遠藤さんの周辺全体
にあって、結局保守派の1グループみたいなところに落ち着いていくわけでしょう。北杜夫は別とし
て。佐藤愛子もそう。それと阿川弘之は逝去してるけど娘の阿川佐和子って、年長にしては可愛いだけ
であと何がある、と問えば何もないんじゃないか(笑)あらゆる人に平等に接するは良いけど、この方は
相手に決定的な疑問を呈することは避けるからそれが続いてる。それって素晴らしいことなんだろうか
。こういう姿勢ー決定的な突き詰め方をしない優しさーこそ遠藤周作一派から継承してる癖であり、
文春対談のポリシーであり、阿川佐和子が可愛いおばさんだからこそ通用するんですよね阿川さん?
(笑) サルトルもフロイトも強姦しているけど文学界や医療制度で。 カトリック作家の遠藤周作がフジテレビに入社が決まった息子に言ったらしい。「おまえは公道を歩くことにしたんだな」――砂浜を歩きながら。「こうして一歩一歩自分の足跡が残る生き方もいいもんだぞ」 Kim, Yi-Chul 🖖
国際的な知名度があり、同時代の大衆にも浸透しており、優秀な作家であ
るけれども、同世代のなかで突出しているわけではないという「第三の新
人」のなかの遠藤周作のような立ち位置に漫画史上いるのが鳥山明。他方
「24年組」は大江健三郎が三人ぐらいいるのでかなりおかしい。
2024年3月11日 必死に持ち上げてるごく一部の人たちを除いてはほぼ忘れられつつある。 遠藤周作氏は、著書の中でキリシタン時代の歴史を独自の視点で描き、宣教師やキリシタン弾圧について批判的な視点を提示しています。しかし、彼の作品には、歴史的事実の誤認や偏見に基づいていると思われる部分も見受けられます。
例えば、宣教師が侵略戦争を行うためのスパイとして送り込まれてきたという主張は、史料的な裏付けが乏しく、当時の宣教師たちの活動内容を過度に単純化していると言えます。また、キリシタンの拷問・処刑が根拠なく行われている残忍なものであるという表現は、当時の弾圧の実態を過度に強調しており、キリシタン弾圧の複雑な背景を考慮していないように思われます。
さらに、高瀬弘一郎氏の『キリシタン時代の研究』に引用されているイエズス会宣教師ペドロ・デ・ラ・クルスの手紙の内容は、宣教師たちが日本征服を企んでいたという印象を与えるものです。しかし、この手紙はあくまでも一人の宣教師の個人的な意見であり、当時のイエズス会全体の意向を反映しているとは言い切れません。
遠藤周作氏の作品は、キリシタン時代に対する理解を深める上で貴重な役割を果たしていると言えるでしょう。しかし、彼の作品を鵜呑みにするのではなく、歴史的資料に基づいて批判的に検討することが重要です。