【追悼】北杜夫さん
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「どくとるマンボウ」北杜夫さん死去
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20111026-OYT1T00081.htm
ユーモアあふれる“どくとるマンボウ”シリーズや、大河小説「楡家(にれけ)の人びと」で知られる
作家、芸術院会員の北杜夫(きた・もりお、本名・斎藤宗吉=さいとう・そうきち)氏が、24日死去した。
84歳だった。告別式は親族で行う。
近代短歌を代表する斎藤茂吉の次男として東京に生まれた。
旧制松本高を経て東北大医学部に進学。卒業後の1954年、初の長編「幽霊」を自費出版した。
60年には、水産庁の調査船に船医として半年間乗った体験をユーモアを交えて描いた
「どくとるマンボウ航海記」を発表。「昆虫記」「青春記」などマンボウものを出版して人気を博した。
同年、ナチスと精神病の問題を扱った「夜と霧の隅で」で芥川賞。
64年には斎藤家三代の歴史を描いた「楡家の人びと」を刊行、毎日出版文化賞を受けた。
「さびしい王様」など、大人も子供も楽しめる童話でも親しまれた。
「青年茂吉」など父の生涯を追った評伝で98年、大仏次郎賞を受けた。
前スレ?
北杜夫@文学板
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/book/1152449511/
._人人人人人人人人人人人人人人人人人人_
> ご冥福をお祈りしていってね!!! <
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今度のこりの三篇を拝読、「白毛」のをはりの小さいお嬢さんの件りに妙に心を動かされ、貴兄は小さい
女の子のことを書かれると、(楡家の桃子以来)どうしてこんなに人の心をゆすぶるのか、とふしぎになりました。
「静謐」でも千花といふ子が妙に感動的なのです。これは決して私小説的批評ではありません。貴兄と小生の間に、
「小さい女の子の孤独」に対する妙に深い哀憐の情の共通性があるらしい。小生の場合は、死んだ妹の記憶かも
しれません。
三島由紀夫
昭和41年7月16日、北杜夫への書簡より ――それはさうと大江健三郎自殺未遂といふ噂をききましたが本当でせうか? 彼にはたしかに何か、精神病質の
危険な兆候が感じられます。
小生も躁病が極度に達し、つひにステージで歌をうたひました。しかしカーテン・コールで出ると、女の子が
一せいにキャーッと云つてくれたので感激しました。あのキャーッといふ声を一度体に受けてみたいと思つて
ゐたので宿望を達しました。あの声は一体どこから出るのでせうか。
貴兄の躁病の御文章をよんで、大笑ひ、といふのも、医者の病気ほど愉快なものはないからです。御病気悪化の
一助にもと、イヂワル・ヂヂイがこの手紙を書きました。
匆々
三島由紀夫
昭和41年7月16日、北杜夫への書簡より 我が青春の作家が亡くなってしまった。残念だ。躁うつを繰り返していた時期が長かったね。
楽しく読ませてもらったドクトルまんぼうに感謝。 ああ、楡家を電車で読んでたのを見かけたことあるな。 死後、作品が全く忘れ去られるような作家ではないと思いたいけどな。
エンターテイメント長編物を注文しようと思ったが意外と絶版になっているものが多かった。 青春記は、当時東北の某私大の学生寮に入っていた私の座右の書でした。
有体に言えばかぶれていたのかも知れません。
ご冥福をお祈りします。 数学のテストの回答,北さんに感化され真似したけど,点数もらえなかった思い出。 【訃報】 「どくとるマンボウ」などで知られる作家・北杜夫さん死去
ttp://raicho.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1319581179/
【訃報】「どくとるマンボウ」でお馴染み北杜夫さん死去
ttp://hatsukari.2ch.net/test/read.cgi/news/1319567111/
【訃報】「どくとるマンボウ」北杜夫さん死去
ttp://kamome.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1319569453/
【訃報】「どくとるマンボウ」北杜夫さん死去★2
ttp://kamome.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1319629646/ トーマスマン好きだから、トーマスマン好きだと公言してた北杜夫の本も
いつか読んでみたいとずっと思ってた なんか昭和の文人もどんどんいなくなっていくね・・・
残るのはチンケな奴らばかり。 そもそも文人という存在そのものが死滅に向かっている。
かつては幼少の頃から身に付けた教養のベース自体が消滅してしまったので
日本の伝統の一端は確実に途絶したといっていい。
個人として身に付ける奇特な人物は現れるかもしれないが、単発現象で終わるだろう。
文人という語句が生き残るとしたら、文人の概念そのものが変移した上でのことになるな。 >>19
点数もらえたよ、1点。
でも、全て回答しないで
「こんなことを生徒に質問してくるなんて、教員としてどういうつもりか?
自ら解けばいいだろう」というようなことをくどくど書いたんだけどね。
ちゃあんと職員室に呼ばれて、こんこんと北杜夫談義してきた。 >>24
当時ならともかく、今そんなことドヤ顔で語られても 高校時代に『楡家』を夢中になって読んだ、途中で止められず、三日ぐらい徹夜して。
遠藤周作さんといい北さんといい
あのあたりの作家さんのエッセイにはお世話になりました。
2年ほど前のサンデー毎日の特集記事では人目をはばからず書店で爆笑してしまいました。
なんだか年をとって周りの友達が死んでいく気持ちがわかるような気がします。
天国でこそ安らかに。 合掌 高校時代、青春記と白きたおやかな峰が愛読書でした。
合掌。 >>17
北氏は第三の新人とは違うんじゃ?もうちょっと下の世代
この周辺の年代の人たちは戦争があったため、数年の年齢差でも意識に大きな差がある >>30
でも既存の枠組みで考えると石原・大江・開高と一緒になっちまう。
遅れてきた「第三の新人」って解釈の方がしっくりくる。 臭作と同じくおふざけが過ぎた人生でしたな。三島に
注意されましたな:「白きたおやかな峰」は「白き
たおやかなる峰」だと。 昆虫が大好きだった北さん。
たとえ人から「あいつはムシケラのような奴だ」と悪罵されようとも、私はにっこり微笑できようというものだ。
という文章もあったな。
合掌 >>10
三島ファンってのは、三島に似て顕示欲の塊だな。 >>31
既存の枠組みを取り払うと、手塚治虫や澁澤龍彦と同世代なんだけどな
石原・大江・開高となるとまた随分と違ってくるね。
旧制高校に間に合ったか否かってところか >>35
旧制高校ってのは重要かもしれない。
ちなみに石原・大江・開高の下になると、
戦争経験よりもむしろ60年安保や1968年をどう過ごしたかの方が重要になる。 天に召された先生に「バッキャロー」と叫ぶと
嬉しそうに笑ってくれるかしら…
合掌 なんで文化勲章もらえなかったの?
丸谷なんかより偉い作家なのでは? ブッデンブローグも楡家も読みたくてまだ読んでないけど
楡家はブッデンブローグを意識してるんだろうとは勝手に予想してる >>45 北自身がブッデン大好きで、それを模範として楡を書いたことは明言している ブッデンブローグス、高校時代に読んだきりで、その時は分からなかった
再読してみようかな
楡もまた読みたいな 楡家はモチーフ自体はブッデンブロークを意識してるけど内容は全然違うから安心して読んでいい >>46
やっぱそうなんだ。
>>48
了解。ブッデンブローグ、本屋じゃもう売ってないな。ネットで買うわ。 ニュー速+、芸スポ+の訃報スレが落ちた時、
物凄い寂しさを感じたわ… >>49
ば〜か、おまえが勝手に予想したんじゃなくて
そういうことを聞きかじったというだけだろ。
なあにが了解だよ、あ〜疲れるw >>51
なにも聞きかじってない件。お前はもっと疲れてろ^^ 昔の本の挿絵
トリス(ウイスキーの銘柄)の人?
「ありあけのハーバー(横浜の洋菓子)」の人? そういえばトリスのおじさんの絵か?
トリスよくのんでたってかいてたかな
それてサントリーにツテがあるから娘はサントリーに入った >>58
トリスは柳原良平氏で、航海記や青春記のカットは別の方だったと思う。
・・・ブツが実家なんで、確認できないんだけど
ぐぐったら佐々木侃司(かんじ)さんでした。 追加
佐々木さんもトリスに関わってたそうですね。
トリスコンクのパッケージは佐々木さんだったそうで。
これかな?
佐々木侃司イラスト記念館
ttp://www.kan-art.net/files-profil/kan-profil.html
「トリスのアニメCFはお宅でっしゃろ?」「いえ、あれは(略 お孫さんに、死ぬ前に、「元気でね」と声をかけていた話を聞いて、北さんらしいと思い泣けた(゚ーÅ)ホロリ。 青春記好きなヤシ多いけど
結局同年代の1%にも満たないエリートの
しかも理系医学部に進学できるような秀才坊ちゃんの浮世離れした話なんだよな
そんなのが綺麗なのはあたりまえ
まぁ自分とは似ても似つかぬ人に親近感持つのは勝手だけど
漏れが読みたいのは、あの時代の大多数を占めた
奉公に出され名前は『どん』づけで呼ばれ
踏みつけられ地べたはいずり回った
高等小学校しか出ていない丁稚の青春だ 私小説的な発想だね
実際の生活を描いたものなら、ノンフィクションを読む
「踏みつけられ地べたはいずり回った」
事実をそのまま書いても文学じゃないと、俺は思う
その事実としての生活のなかでの心理や葛藤を深く抉った
としても、俺としてはそれだけでは満足できない
事実としての生活から離脱した「夢想」を描きたいね
その「夢想」にこそ「事実としての生活」のなかにある
目には見えない真実を浮かび上がってくるのであり
「文学的な高邁な精神」が描き出されると思っている
「文学的な高邁な精神」とは、美しくもあり汚れてもいる
善であり、悪でもあるだろう
そんな「現実的な価値観」を超えているものだね
その「文学的な高邁な精神」は
「高等小学校しか出ていない丁稚の青春」としても発露するだろうし
「理系医学部に進学できるような秀才坊ちゃんの浮世離れした」
ものとしても発露する。仕方は違っても、本質的には一緒だと思うよ
何故なら、「文学的な高邁な精神」とは風土性やそこに生きる世界観や
人としての生のあり方とかに深く関わるものだと思うからね
北杜夫文学は、この「文学的な高邁な精神」の高みに
俺を連れていってくれるんだよ。見たこともない世界を見せてくれる。
因みに、俺が文学というものに目覚めたのは「どくとるマンボウ昆虫記」だ
俺の宝だ 訂正
>その「夢想」にこそ「事実としての生活」のなかにある
>目には見えない真実を浮かび上がってくるのであり
>「文学的な高邁な精神」が描き出されると思っている
その「夢想」こそが、「事実としての生活」のなかにあって
目には見えない奥に隠れた「真実」を浮かび上がらせるのだと思う
そしてその「真実」の姿とは、「文学的な高邁な精神」に彩られたものだと思っている >>64
北の魅力はあの育ちのよさに負うところが大きいから、ちょっと本末転倒な気がする 「どくとるマンボウ航海紀」は良質なユーモアの文学として成功しているけれども、
他のマンボウ物は一部を除いてこの作品の水準を維持しているとはいい難い。
売文的で興ざめ。
いまさら読み返すなら、ジェローム・K・ジェロームの「ボートの三人男」のほうがいい。
おそらく、「航海紀」を書いたころ、北はすでに「ボートの三人男」を読んでたろうな。 「楡家の人びと」 > 「どくとるマンボウ航海紀」 > 「幽霊」 >>64
おまえみたいなアホな感性のやつが未だにいるのが残念だ。哀しみを感じる。 >>71
北杜夫に売文なんて言葉は存在しない
「どくとるマンボウ昆虫記」は
北杜夫の全てを網羅してるんだよ
笑ったかと思えば、号泣させられた
かと思えば、懐かしいような
寂しいような、哀しいような
そんな想いが涌いてきて
今まで呼吸していた世界とは違った
はるか遠くの場所に立たされていたりする
まあ、虫好きでないとわからないかもね
それに「青春期」だって、寮生活と
寮を出て下宿したしたときとで
描いてる世界ががらりと変わる
北杜夫の二面性なんだな
その二面性があるから、北杜夫文学は奥が深いんだ
今は廃道になっていると思うが、新島々から徳本峠を越えて
上高地にいく箇所は、俺にとっては圧巻だね
もう一度言うが、北杜夫に売文という言葉はない
北杜夫の精神と文学は、売文を超えている! でも本人も「どくとる」とついてないエッセイはテキトウだっていってたよ 晩年のエッセイは繰り返しの話題ばかりで、読んだかどうか分からなくなるレベルだった 訃報を知り、記念かきこみさせていただきます。
温かくて悲しいユーモアを湛えた作品を書かれる人でした。
「天井裏の子供たち」がなぜか一番印象深いです。
「少年」「牧神の午後」も忘れられません。
数々のエッセイでぼくの感性を練り上げてくれました。
「輝ける蒼き空の下で」には圧倒されました。
「楡家の人々」何度も読み返しました。
「さびしい王様」「さびしい乞食」「さびしい姫君」せつなかったです。
「父っちゃんは大変人」「ジバコ」奇想天外でした。笑いの発作をとめられませんでした。
また「幽霊」、「木霊」と読んでみたいと思います。
ご冥福をお祈りします。 >>78
どの辺からが「晩年」なのか気になる。
(未読の)「乗馬」あたりは、それに該当する? ダンスホール事件で
母、輝子さんは
不倫していたの?していなかったの?
どっち? >>80
乗馬は大丈夫だと思う
旅行記とか、テーマ決まってるのは割と大丈夫
酔族館あたりからヤバい >>76
北杜夫に売文なんて言葉は存在しない「どくとるマンボウ昆虫記」は北
杜夫の全てを網羅してるんだよ 笑ったかと思えば、また北杜
夫に号泣させられたかと思えば、懐かしいような 寂しいような、哀しい
ようなそんな想いが涌いてきて今の世界とは違ったはるか遠くの場所に立た
されていたりするまあ、虫好きでないとわからないかも
よ、それに「青春期」だって、寮生活とりょ
うを出て下宿したときとで描いてる世界ががらりと変わる北杜夫の二面性
なんだな、その二面性があるから、北杜夫文学は奥が深いんだわかったかおまえ
ら、今は廃道になっていると思うが、新島々から徳本峠を越えて
上高地にいく箇所は、俺にとっては圧巻だねもう一度言うが、北杜夫
に売文という言葉はない北杜夫の精神と文学は、売文を超えている! >>81
してたみたいね
サバサバした人なんで隠してもいなかったみたい
茂吉も愛人いたり風俗行ったりしてるし、結婚が11歳だか13歳だかそんなんだし責める気になれない >>84
輝子さん本人は否定していたような…
別居のみで離婚しなかったのがすごいよな
北さん、この事件について語って(書いて)いたらしいが、
ソレ読んでないんだよな
楡家では、別居原因は単なる夫婦喧嘩としか描かれてない
やっぱ子としては、恥ずかしかったのかねえ? 否定は見たことないなー本人にそんなこと聞きにくくない?w
青年茂吉あたりに、病院の医師とデートしてて目撃者多数、茂吉はヤキモチ歌をつくるwってのは書いてるけどこれはダンスホール事件とは別みたい 不倫どころか、「母の影」だったかに
・弟妹の中には茂吉の子供でないものもいると思っている
というようなことを書いていたはず。 >>83
縦読んでほっこり(死語かw)したのは初めてだ。 >>86
「猛女と呼ばれた淑女」という、孫の由香さんが書いた本の中に、
当時の新聞に載った、輝子自身の否定記事が載ってるよ
「困ってしまいましたわ。男妾だの、何だのと言われて・・・食事を共にしたこともあり、(中略)
何かためにする者がデマを飛ばしたものらしく本当に飛んだ災難ですわ」
同じ本に、「ダンスホール事件前にも輝子は二度ほど情事を行っていた」
と書いてありながら、
そのすぐ後には、
由香さんが「パパは、おばあちゃまが病院の医師と不倫したり、ダンス教師と肉体関係があったと思う?」
と北さんに聞くと、北さんは
「ないと思う」と言った、とある。
おいおい、その数ページ前には、「二度ほど情事を行った」とあるじゃん!
情事=肉体関係だろ!と突っ込みたくなったけどwww
由香さん、推敲してないのかな? ソースありがと
娘は盲点だった
窓際OLとかダサすぎて拒否反応が
てかなんで結婚してるのに斎藤なの?ペンネームなの? 一人娘だからね、婿養子とってる。
同じサントリーの社内恋愛で、もう成人したくらいの息子さんもいるよ。
北さんの「孫ニモ負ケズ」ってエッセイは、この孫を主人公にして書いてる。
「ヒロくん」っていって、当時5歳
生意気盛りの孫に、マンボウ先生は振り回されっぱなし。
ラストは「ヒロくん、ジイジが死んだら淋しい?」「ウン」
ヒロくん、今でも「ジイジ」って呼んでたのかなあ・・・・ 最近本屋に「追悼 北杜夫」と書かれた帯の入った文庫本を見かける様になったな
改めていなくなったさびしさを感じるわ この人のエッセイは、ゆったりしていて、それがいい。 >>94
本屋に北杜夫の文庫本があるのが珍しい
亡くなって入荷を増やしているのかな? 小さいところだとないかもねー
大きいとこにはあったけど
駅前の本屋みたいなところは殆ど無かったわ 三年位前、古本屋の50円均一に新潮文庫の北杜夫が大量に会ったので二十冊ほど買っておいた。
それ以来、積ん読だったのだがそろそろ読んでみようか。 20冊の中身が見たいなw
「ナナちゃん成り行きで買い」(だったかな?)なんて感じの
純文作家とは思えんエッセイから読んだら挫折するかもしれんwww >>94
>>96だけど、今日本屋に行ったら確かにあったよ〜。
「追悼 北杜夫」と、青地に白い文字の帯だった。
それ以外のコメントとか無かったから、余計にうら悲しくなった・・・・ >>97だけど
同じく駅前の本屋に青い追悼帯で色々と何冊か販売してたよ
酔っ払っててよく見なかった、今もだけど
何か一時代が去りつつあるね かつてほぼ全作品を読んだ愛読者ですが、やはりある時期から、
生きながらにして過去の人になっていた感は否めません
私自身まったく読まなくなっていましたし
しかし、楡家やマンボウ航海記やさびしい王様などが、忘れ去られてしまうのは
あまりに惜しい! 北杜夫の復権再評価を目指したい!という気持ちになりますね 大日本帝国スーパーマン
猛虎阪神応援団
ばかばかしくて、好なんだよなあ! マブゼ共和国に招待されて狐狸庵先生
「こんなお父さんで恥ずかしくないですか」
と真顔で娘に聞いたという歴史的瞬間がなつかしい。 >狐狸庵
北杜夫の交友範囲ってどうだったん?
有名どころだと
辻邦夫が「マンボウ」での「T」
なだいなだが学校の後輩
中村希明が医者の後輩
・・・・・・あとは忘れたw
阿川弘之と星新一,佐藤愛子ってどういう繋がりだったっけ? >>107
私の知ってる範囲で、時系列順に……
・奥野健男……旧制麻布中の先輩
・辻邦生………旧制松本高の先輩であり後輩
・佐藤愛子……「文藝首都」に参加していた
・なだいなだ… 「文藝首都」に参加していた&慶応医大の同僚
・埴谷雄高……奥野が作品を「近代文学」に持っていき掲載されたときの御礼挨拶で訪問
・三島由紀夫…奥野があるパーティで紹介、そのときケンカを吹っかけるw
・宮脇俊三……奥野の紹介で知り合い「航海記」を執筆させる
・遠藤周作……芥川賞受賞後に対談記事の依頼を受けてから
・阿川弘之……詳しくは不明だが、おそらく遠藤か宮脇を介していると思われる。
・矢代静一……遠藤の軽井沢の別荘で。
・中村真一郎…遠藤の軽井沢の別荘で。
・星新一………経緯不明。
・村松友視……「青春記」の担当(当時の上司が宮脇)
・井上ひさし …NHKの番組で(当時井上はNHKの脚本・構成を仕事にしていた) 星新一とは、東京生まれ、いいところのお坊ちゃん、という境遇の一致、
そして同じSF指向の小説家ということでウマが合ったんじゃないかな。 また児童ポルノ頒布業者=村上春樹犯罪者が成り済まし犯罪しにくる。しねばいいのに
息を吸う限り悪さしか及ぼさない、最低最悪の血だ
ジバコの新潮文庫を読み返して、忘れていたのか非常にビックリしたのですが、解説が埴谷雄高さんでした
絶賛されてて、なんかこっちが嬉しかった >>117
レスありがとうございます
亡くなって本当に寂しい…
北さんは埴谷さんの真似、という訳ではないけど、編集者たちに「先生」と呼ばせませんでしたよね
だけど、私は一読者に過ぎませんが、私にはやっぱり先生です
本当にありがとうございました >>108
なんか凄い。文学部とか、そっち系のひと? 今月号の文芸誌で追悼特集が組まれてるけど、新潮の磯崎憲一郎の文章には泣いた 「楡家の人びと」を出した後に死んでしまえばよかったのに……by宮脇。 主な読者層は同年代から昭和30年生まれあたりまでだろうね >文芸誌
文芸*って死語じゃないかと思うこのごろ。 >>124
んなことない。もう少し広い。昭和40年生まれ辺りは十分含まれる。
その頃までは、週刊誌にもかなり露出してたし、書店でも目立つ位置に置かれたり
キャンペーンされたり、かなり売れてたからね。 国語の教科書や児童文学の全集のセットに入っているから、結構読者は下に広いと思う。
読書習慣における教科書の影響は強い。 いくら病気だったからと言って株で借金申し込んで
断られた人とは、やっぱり気まずくなって離れたんじゃないかな
>>122
けちつけるも何も、結構むちゃくちゃでしょ。借金や清純作家や葉書etc。
でも本人や周囲がエッセーで既にネタ化しちゃってるからなあ。 昭和50年代生まれだが中学生の頃読んでるヤツはまだいた
今の中学生はもう読まないのかな・・・ 狐狸庵先生にもう会ったのかな
阿川弘之さん寂しいだろうなあ
合掌 マンボウ遺言状100ページ読みました
90年代後半から親しい人にああ次々死なれては応えたでしょうね
週刊文春の阿川佐和子さんの対談連載、今回は北氏の奥さん&娘さんとでした。 >>134
狐狸庵は(キリスト教)天使の翼。
阿川さんは阿房列車な鉄路。
彼等に追いつき、会うのはハードル高いなw 新潮文庫『マンボウ最後の大バクチ』読みました
なんと今年の9月に出ているから
なだいなだの解説には東日本大震災も出てくる。氏も躁病気味らしくて自分とチャーチルについて半分のページを費やしている。
それはともかくマンボウ氏軽井沢茫々をもう少し書きたかったが今の健康状態ではもう無理とある
これは残念、是非書いてほしかった。
読み通すにつくづく鏤刻の文章と感じたので、やはり体力的に難しかったのでしょう。 このエッセイが単行本2008年出版で、躁になったとあり
2010年に出された『マンボウ家の思い出旅行』には以降に書かれた新作があるかも知れず
読むのが楽しみになりました。 今年は人生に大きな影響を与えた人が多く亡くなってこたえたわ
北杜夫、ジョブズ、田中好子... >>145
書式に誤りがあります。
コンパイルできません。
>_ 北さん学生時代に1人で山に登って山小屋に1人で泊まっている夜中
何が一番恐ろしかったかというと、心霊現象や幽霊ではなくて
見知らぬ人間の登山者が突然やってくる事だったと
いろんなところで何度も書いているけど
あれはなんでなんですかね
普通に挨拶して話せばいいじゃないですか。 山賊関係の本読みあさってた時期なんだろうね
しらんけど 昼間なら普通に挨拶して話しするんだろうけど。
夜中だから怖いのでは? 肝試しでも、怖いのは寝ていたりするホームレスとかだよね。 23時頃に単車で夜叉神トンネルのあたりを走っていたら、懐中電灯持って一人で歩いているオサーンがいてビビったわ 北先生のご本にアスピリンは素晴らしい薬でいろいろな効能があると書いてあったので
どこも悪くありませんが一日一錠飲もうかと思っています
ネットで調べるとそういう事やってる人もかなりおられるらしいですね。 >>156
アスピリンアレルギーじゃないんだよね? エッセイは面白かったけど、
小説はかわいそうなぐらい下手だった。
この人に小説を書かせるのは気の毒だ。
エッセイだけで生涯を終わらせた方が、幸せだったかも。 そういや学生の頃、先生の本読みすぎて、作文が北杜夫調になってた時があるわ〜 自分も小学生の頃の作文が北杜夫調だったw
ぼくのおじさんと船乗りクプクプが大好きだったんだ ゴキちゃんが主人公の話、面白かったなぁ〜。あと奇病連盟とか。また読みたくなってきた! エッセイは30年来の読者だけど、楡家をこの歳になって初めて読んでる
読みやすい
この前は初めての我輩は猫であるだったので、本当に読みやすい >この前は初めての我輩は猫であるだったので、本当に読みやすい
↑
could you tell me what you mean by this passage?
>>166読んで一発で意味分かったぞ
お前らのほうが日本語を勉強するべきでは? ある言語を外国語として習った人とnativeとの差は大きい。 いまだに亡くなったのが信じられない
このスレ見るのが辛いわ・・・ 「私はなぜにしてカンヅメに大失敗したか」読んだ。
やっぱり北杜夫のユーモアはいいわ。そして、なんだか
この人がすでに死んでいると言う気がしなくなった。
次は気になってる巴里読もう。
>>177
こうなると阿川大尉にがんばって長生きしてもらわねば... 昨晩、何気なしに本棚のマンボウ周遊券を手に取り風呂に浸かりつつ読んでみた
弧狸庵山人や阿川大尉達と旅の道中活きいきと戯れる北さんがいた
もう二年前に亡くなったというのが今更ながら信じられない思いだ 北さんのユーモア小説とかエッセイ好きな人は「ボートの三人男」をどう思いますか? 北も遠藤もふざけたやつらだ。適度に金儲けしてうまく立ち回った
人生だ、真剣さ皆無。青島まし。 「なまけもの礼讃」って、既出の本の焼き直しでしょうか? >>189
そのとおり。
巻末に出典一覧が書いてある。
ま、買ったけどね。 >>190
どうもありがとうございます。
文庫に載ってなさそうなのって、あったでしょうか?
(日本語ヘンですね) >>191
全部で35編収録されてるんだけど、既刊のエッセー集からの再録が多くて
比較的古い&文庫に入ってなさそうなのは、私見だけど
「にぎりめしと昆虫採集」
「憤怒など」
「青山のおばけ」
「最初の酒乱」
「恐ろしい女」
くらいかな。
あとはどこかで読んだよって感じかな。 >>192
おはようございます。
ご丁寧にありがとうございます。
買ってみます。 朗報なのでageます
nhkのfmで月曜日午後八時半からやっているnhkラジオアーカイブス
七月は北杜夫さん
キターとやりたいくらいうれしい
初回放送は七月七日なんだけどずごく楽しみだ
わけあってpcでしかラジオが聞けないが録音方法何とか考える 情報thx
自分もPCでしか聴けない
どうしたら録音できるかな 録音ソフトをDLすればいい。
いよいよならテレビ録画デッキに外部音声として入れて外部ビデオの音声として録音する。
これだと音声の編集も出来るし、器用?なら、MP3にも出来る。 >>198
ありがとう
放送までまだ間があるから、参考にしていろいろ漁ってみる 大変申し訳ない。訂正です
誤 nhkのfm
正 nhkのラジオ第2
公式ホームページ
ttp://www.nhk.or.jp/r2bunka/
本当に申し訳ありませんでした
録音する方は気をつけてください 第1回終わった
北さんの肉声聞けたのはいいね
惜しい人を亡くしたものだ
次回も楽しみ 以前テレビでも見たことがあったけど
ひさしぶりに声だけでも聞けてうれしかった
自作朗読もいいけれどお兄さんとの兄弟対談ももう一度見たいな 2回目終了
北作品ほとんど持ってるから、今日の話も、どこかで読んだな〜って感じ
だったけど、それでもいい
放送することに意義がある
この放送、奥様や由香さんは聞いてるのかな 個人的には北さん自身が両親のことを
好意的に語っているのが聞けてほっこりした
>>203
何らかの権利が発生していれば許可を取るために
この番組の放送を伝えていると思うけど
聞いているといいなあと個人的に思う
作家の自作朗読には著作権みたいなものが発生するのだろうか
nhkって小説家の自作朗読や過去の番組が結構あるらしくて
この番組を聞いていると「えっ、こんな人の!」というのがけっこうある 来週はいよいよ楡家
北さんが楡家の人びとは絶版にしないで欲しいって希望したのだから、力入ってて楽しみ 来週も楡家か。それはそれでいいんだけど、できれば航海記も特集して欲しかったな
モタさんの話も聞きたいな 川端康成のラブレターの件があったから楡家から
茂吉のラブレターに関心が移ってしまった
楡家はどこまでフィクションなのかわからなくなってしまったよ
でも、なんで北さんに公開してもいいか話がいったのかな
茂吉の著作権を管理しているのはお兄さんの茂太さん家だと聞いたことがあるけど
>>209
番組にリクエストをだしてみたら やっぱり、航海記が一番いい。
この作品全体に漂う高揚感は大戦で失った青春を取り戻しているところにあると、なだいなだが解説してた。 若い頃の彼の肖像写真は、自分にとって
『白皙の美青年』
の具現化です。 終わってしまった・・・・・・
茂吉怒るのエピソードを聞くたびに笑いがこみ上げてくるのは
北さんが語っているせいもあるのかなあw
北さんの話から怒ったり褒めたり忙しい人という印象を受けた
どら焼きの短歌はおもしろいですが、どら焼きが食べたくなりますね
自作を語るはノーカットで全編放送して欲しい >>213
全編放送大賛成
楡家と幽霊と航海記さえ読んでくれたら、なんて自信満々に言える作家なんて
そうはいないよね 阿川先生も寂しく思ってるだろうな
北さん亡くなられてもうすぐ3年だし、ついこの間は鬼のおくび(大久保房男)さん鬼籍に入られたし >>216
禿同
朝刊で訃報を知ったがどこにカキコすればいいかわからなかった
阿川先生のスレないし >>217
前は阿川先生のスレあったんだけどね
北先生のスレでスレチだけど書かせてもらいました 白きたおやかな峰は三部作の構想だったと聞いた事があるけど
その白きたおやかな峰の真っ白い装丁の本
見たことがある人いらっしゃいますか マンボウ酔族館読み直してる
面白いからサクサク読める
俺はやっぱマンボウ派だな
幽霊派の人いる? 私はマンボウ派だけど父は幽霊派なんだ
父もマンボウシリーズは読むんだけどね
幽霊の自費出版版はプレミアついていて
七月のラジオでも北さん自身が驚いていたけど
自費出版版は北さんもっていないとかいっていたような 幽霊の自費出版版はほとんどが返本されて、裁断してしまったらしいね
北作品一通り読んだけど、幽霊と航海記とかとても同じ作家の作品とは思えない 今週のFLASHで辛坊治郎が新人の頃マブゼ共和国のインタビューに行った話を書いてる。
先生が鬱で何をきいても小声で「別に」としか答えられなかったという。
あんな雑誌で名前を見るとは思わなかった。 医学生時代の投稿小説発見
だそうです
黄山木精名義とその前のおそらく初めて原稿料をもらったであろう加藤武夫名義 >>227
ホントですか?それはすごい!ソースは?
いろんなペンネーム使ってたんだなw >>227
17日の河北新報の朝刊で知りました。
それによると発見したのは編集者の方で、過去のエッセイから調べて
その二編を北さんの作品と確認したそうです。
記事の内容いる? 229です。遅レスですが内容です
「カストリ雑誌」に掲載されていたものだそうです。
49年1月に刊行された「動く小説と実話」に加藤武夫という名で「手紙」
同年2月に刊行された「うきよ」に黄山木精という名で「僕の怪談」
どちらも見開き2ページ分の掌編だそうです
「手紙」で北さんは初めて原稿料をもらったそうです
河北には日記の内容がもう少し詳しく載ってました
一枚三十円で、代作だったそうです
それに対する感想もありました
編集者さんのコメントも東京新聞とは違っていました
なんでもこの二つの作品から「怪盗ジバコ」につながっていたとか
要点をうまくまとめることができないので
ttp://47news.search.popin.cc/index.html?q=%E5%8C%97%E6%9D%9C%E5%A4%AB%20%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9&r=reflink 連投すまない
北杜夫 投稿小説でググると各地方紙の記事がでてくるよ
しかしもうすぐ三回忌かあ
河北が北さんを取材した連載、スクラップしたが津波で流出させてしまった
もう一度読みたい >>231,>>232
230です。
どうもありがとうございました。
今回発見された雑誌のことかどうかはわかりませんが、北さんのエッセーで、掲載された雑誌社を
訪ねていった時のことが書いてあったのを思い出しました。
「手紙」「僕の怪談」機会があれば読んでみたいです。 「世の中どうにかなるもんだ」読んだ
しかし、北さん亡くなられてから出るのって寄せ集めのエッセイ集ばかりだな
まあ、亡くなられてるんだから仕方ないがw 2日になってしまいましたが、あけましておめでとう
古本屋の初売りで「マンボウ医局記」を
買う予定だったが去年のうちに買われてた
読むの楽しみにしていたのに(´・ω・`)
家族に愚痴ったら「なんで買わなかったの」といわれる >>236
医局記は既読
寄せ集めエッセーでも何でもいいから出してくれ >>237
去年の11月に文庫が出たと思う
最後のエッセイが収録されているとか
宣伝文句を見た気がする
ブックオフに北さんのサイン本が
売られていたんだけど本物なのかなあ >>238
マンボウ最後の家族旅行だね
これは単行本持ってる
>>238の言うとおり絶筆が収録されてるね
本物のサイン本ならほしいなあ >>240
エッセーか何かで、文法的には「白きたおやかなる峰」なんだけど、語感がいい
「白きたおやかな峰」とした、と読んだ気がする その流れの中で、三島がちやうどをてふどと書いたのをあげつらったり…。
こういうのを思い出すとまた読みたくなったり(笑 宮城県仙台市にある仙台市文学館で北さんの特別展があるそうです
特別展 「北杜夫-どくとるマンボウの生涯」
会期: 2015年4月25日(土)〜2015年6月28日(日)
開館時間: 午前9時から午後5時(入館は午後4時30分まで)
会場: 仙台文学館3階企画展展示室
休館日: 月曜日(祝日の場合は開館)、祝日の翌日、第4木曜日
観覧料: 一般 700円、高校生400円、小・中学生200円
直筆の原稿や創作ノート、日記、絵画などが展示されるみたい
関連イベントもやるそうだけど、展示物の内容次第かなあ 宮城かぁ、興味あるけど、関西だからさすがにちょっと行けないな
誰か行ってきてレポしてくれないかな 「世を捨てれば楽になる」読了
寄せ集めのエッセーだが、なかなか面白かった 朗報age
「人生相談したい文豪」1位は?
- BIGLOBEニュース news.biglobe.ne.jp/trend/0430/r25…
北さんが入っている
でも人生相談より話が聞きたい
特にnhkの自作を語る
お兄さんの茂太さんは実際にラジオの相談コーナーを担当なさっていたし
それよりこれ欲しい人いますか?
http://www.sendai-lit.jp/images/stories/exhibit_special/2015/2015kitamorio038.pdf
仙台在住だから一枚もらってきた 仙台文学館行ってきたよ(宮城県住民)
駐車場が狭い(土曜日午後なので客が多かったのかもしれない)のに注意。
内容は結構良かったと思う。
自分は三島由紀夫氏の葉書(桃子はなんとかわいい〜のやつ)と
白きたおやかな峰への批評の手紙「アプローチ」を見られて大変嬉しかった。
そしていまさらだが、躁うつ病患者の家族は大変だったろうなぁと思った。
(マブゼ共和国関連グッズや、奥さんへのメモ書きの現物を見ると、エッセイとは異なる現実味がw) 展示資料の一覧をupしました。パスワードなどはかけていません。
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org310100.pdf.html >>249
レポ乙でした。ただ、ここに来るの遅かったので>>250消えてた(涙
東北住まいなら行ってたんだけどなぁ。当方関西在住。
自分躁鬱病患者です。診断される前から北さん好きだったけど。
病気のせいで家族に散々世話かけたのは北さんと同じかなぁ。
ところで追想記が小学館から出るけど、これって、だいぶ前に中公から出てたのと内容同じなのかな? スレチなのですが
とうとう阿川弘之さんが亡くなられた。
最近は「阿川佐和子さんのお父さん」と
紹介されていて寂しく思っていたところでした。
ご冥福をお祈りいたします。 >>252
阿川先生亡くなられたね
高校時代中心によく読んだ
今も何冊も著作持ってる
予備学生の同期や北さんはじめ、遠藤周作さんや吉行淳之介さん等みなさん亡くなられた後、
阿川先生だけが長命を保っておられて、寂しい思いもされてたんじゃないかな
今頃は旧知の方々と再会を喜んでおられたりして。
ご冥福をお祈りします 自転車で転倒 警察官重体
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/1045421681.html?t=1444026003000
4日昼前、北杜市の市道で、自転車に乗ってサイクリングのイベントに参加していた
49歳の警察官がのり面に接触して転倒し、意識不明の重体です。
4日午前11時40分ごろ、北杜市高根町の市道で、自転車に乗って
サイクリングのイベントに参加していた市内に住む警察官、溝健司さん(49)が、
道路左側のコンクリートののり面に接触して転倒しました。
溝さんは、病院に運ばれましたが、顔や頭などを強く打ち、意識不明の重体です。
現場は片側1車線の右カーブの下り坂で、警察が事故の原因を詳しく調べています。 北さんの作品が映画化されるなんて「クレージーの怪盗ジバコ」以来だ。
シリーズ化目指すって。間違いなくコケるな。明らかに原作レイプだ。
由香さんもお金欲しいのかね?
松田龍平、映画「ぼくのおじさん」で“21世紀版の寅さん”目指す
http://www.hochi.co.jp/entertainment/20151130-OHT1T50155.html >>255
北さんファンとしては、見てみたい気もするけど、さすがにシリーズ化とか無理だろう ぼくのおじさんとか船乗りクプクプはラノベの遠い先祖かな?
昭和ヒトケタ世代にしてはサブカルへの造詣は深かったよな。 映像化は難しいと思うけど、父っちゃんは大変人なんかも面白そう 今日(12月18日)発売の新潮45の「【新発見!】江藤淳への手紙」に
北さんが江藤淳にあてた手紙あるみたいだよ。
新潮45そのものは読んでいなくて、不正確な情報で申し訳ない。
自分は朝日の今朝の朝刊で北さんの手紙の内容を知った。 このスレ今年初のカキコがスレチで申し訳ない
阿川先生のファンもいるようなので
北さんの肉声を放送してくれたnhkアーカイブス
2月は阿川先生
内容は自作朗読と師の志賀直哉へのインタビューなんだが
阿川先生、生前にこの番組で肉声が放送されたんだよ >>260
情報ありがとう
ちょっと上の方で、阿川先生のカキコした者です
2月のんhkアーカイブス見なきゃ 260だけど、nhkラジオアーカイブスでした
260さん間違えて申し訳ない せっかく>>260さんが、情報くれてたのにラジオ聞くの忘れてたorz
明日再放送があるから、聞き逃さないようにしないと 新潮社創業120年記念写真展のホームページに
北さんの若いころの写真が掲載されてる
一緒に写っているのはお嬢さんの由香さんでしょうか
全国巡回してほしいのだが
サイトのURL
ttp://www.shinchosha.co.jp/120photo/ >>264
写真店のHP見ました。
北さんと一緒に写っているのは由香さんじゃないでしょうか。面影がありますから。
北さんの肉声はないのが残念。
本当全国巡回してほしいですね。 >>264
連投すみません
HPの「チラシのPDFをダウンロード」をクリックすると、
北杜夫
自宅にて、娘でエッセイス トの斎藤由香と。
当時41歳。
「週刊新潮」1968年7月13日号に掲載された
「週間 日記」 のために撮影されたもの。
雑誌未掲載
とあるので、やはり由香さんですね。 >>265さんありがとうございます
PDFはまだ見ていなかったので
雑誌未掲載とは他の作家の写真も見たくなりますね
北さんの肉声だけどあるらしいです
今年の3月にnhkのニュースでその留守番電話サービスの
ことが報道されたのだけど、北さんの名前も挙がっていたと思う
遺族や作家本人の許可がもらえしだい順次公開する
とそのニュースでは言っていました
ところで>>261さん
阿川さんが北さんのお父様、斎藤茂吉さんのファン
だったことはよく知られていることなんでしょうか
自分は2月のラジオで初めて知ったのですが >>267ですが、>>261も実は私ですw
北さんの肉声是非公開してほしいですね
阿川先生、斎藤茂吉さんのファンだったのですか
2月のラジオアーカイブス聴いたのですが、記憶が定かでなく・・・すみません × >>267ですが、>>261も実は私ですw
○ >>265ですが、>>261も実は私ですw 録音したので聞き直してみた。放送日は2月8日、第二回のもの
編集者の大村さんによると、阿川さんが志賀直哉先生の他に
若いころから好きで尊敬していたのが斎藤茂吉
阿川さんが東大在学中に斎藤茂吉が二十年ぶりに「寒雲」発表
阿川さんはこの歌集が好きで収録された中の何首かはそらんじて言えるほど
その中の一首を本歌取りしてアララギに投稿するも
歌人土屋文明直々の添削に自信喪失
それからは歌を作るのに情熱をなくしてしまったが
茂吉への熱い思いは終生変わらなかったそう
北さんは阿川さんにつねづね「茂吉の息子がこのような者で申し訳ない」
というようなことをエッセイに書いておられたからびっくりしたよ 8年ほど前に、ボクらの時代に出てたよね
途中からあわてて録画したの覚えてる どくとるマンボウ航海記はじめて読んだけど本当に面白いね
あんな旅してみたいわぁ 現代文学のちょっとした裏話
作家
北杜夫(やらない夫) - 宮脇の勧めで『どくとるマンボウ航海記』を執筆する。のちに宮脇の隣人となる。
斎藤茂太(やるオプーナ) - 精神科医で随筆家。父は斎藤茂吉、弟は北杜夫。「モタさん」の愛称で有名。
奥野健男(できる夫) - 文芸評論家・科学技術者。宮脇とは小学校時代、北とは中学時代の友人。
三島由紀夫(阿部高和) - 北は初対面で三島を怒らせてしまうが、後に親しい交友関係を結ぶ。
阿川弘之(キョン) - 小説家。宮脇の紹介で北と出会い、意気投合する。対談集や随筆の共著も多い。
吉行淳之介(古泉一樹) - 芥川賞作家。北の麻布中学校時代の先輩。
佐藤愛子(水銀燈) - 直木賞作家。北とは同人雑誌の頃からの仲間。「憤怒の作家」「怒りの愛子」と呼ばれる。
遠藤周作(金糸雀) - 小説家。北杜夫との対談は「狐狸庵vsマンボウ」シリーズとして有名。
辻邦生(L) - 作家でフランス文学者。北の旧制松本高等学校の先輩で同級生で後輩で親友。
編集者
宮脇俊三(やる夫) - 元中央公論社常務取締役の紀行作家。奥野の紹介で北と知り合う。「中公に宮脇あり」。
村松友視(上条当麻) - 元中央公論編集者で今は作家。北の担当だったが原稿は宮脇経由で受け取っていた。
池島信平(ダスティ・アッテンボロー) - 『文藝春秋』の名編集長。
坂本一亀(坂本美緒) - 通称「ワンカメさん」。音楽家・坂本龍一の父。戦後日本を代表する編集者の一人。 今次公開の成果を高める見地から今後の寄港地に於ける言動等については細心の注意を払い
国際信用の保持に努めるよう特に全員に徹底せしめられたい 父斎藤茂吉の死に際を書いた「死」という短編にこういうくだりがあるんだが、“元一平”とはどういう意味だろう。仙台の医学部にいた頃の私小説。
「暁方(あけがた)の夢。元一平のI子が部屋にいてキスをす。 読んだけど、地味だよねぇ。あまり良さが分からなかった。 父を見送る文章としてはあれだけ書けば立派なもんじゃね?
北にしか書けない内容だったし。
それより“元一平”ってなに? 「一平」という名前の飲み屋だか小料理屋だかがあって、以前その店にいた子、という意味では? 北さんの中学時代の恩師「サルマタ」こと勝俣先生が、Wikipediaに項目があったので驚いた。
で、覗いてみたらさらにビックリ。すごい人だったんだ。 たった今放送してた「ガッテン!」で、牛乳が尿酸の排泄を促し痛風を防ぐのに効果があるというのを
紹介してて、「牛乳療法」を思い出した。
「お小水がじゃあじゃあ出まして……」 >>283そういうとらえ方もできるのかな。
前節に飲み屋でただ酒食らってる件もあるしね。
まあしかし”元”お嬢様学校の子女が下宿に訪れて……としか思えないんだが・・・w
しかしこの人も悪魔に犯されて魔女になるようなエロも書いてたんだなw nhkラジオアーカイブス、2月13日は「宮脇俊三」
番組ホームページの宮脇の写真が若い
内容は「自作を語る・時刻表2万キロ」らしいので
北さんの話は出ないと思うんだけど
(いや、どくとるマンボウを世にだした事はふれて欲しい
欲を言えば友人で編集者で家が隣同士だとかも言ってくれ)
この方を抜きにして「北杜夫」は語れないはずだ
話は変わるが最近文豪の擬人化というのを知ったのだが
それを考えた人は文豪の肉声が残っていることを
知らないから出来るのだと思った 満蒙開拓団の小説なんて書こうとしたんだ
ブラジルからの派生だろうけど興味があったとは知らなかった
http://diamond.jp/articles/-/105247?page=3 ジャハジ・ポンポン・ババサビブ・アリストクラシー・アル・アシッド・ジョージ・ストンコロリーン二十八世が来日w 北さんの輝ける碧き空の下でを読んだけど
面白すぎた。白きたおやかなる峰もそうだけど
これらはなんで絶版なんでしょう、傑作だと思う >>305
白きたおやかな峰は新潮では絶版だけど、河出から復刻版出てるよ
両作とも傑作だというのは同意 南が丘文庫
http://www.minamigaoka.info/BOOKS/
Official Homepage
横浜市立南が丘中学校の母体である、平成研究会、通称、経世会とは、自由党吉田茂派を起源に持ち、周山会(佐藤栄作派)・木曜クラブ(田中角栄派)の流れを汲む、鉄の軍団と呼ばれた保守本流集団である。
横浜市立南が丘中学校OB会 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6259888
このニュースを読んで「どくとるマンボウ途中下車」のガスピストルの話を
思い出した。あれは没収で済んだけど。「法の不知はこれを罰す。」って事を
子どもの時に知って良かったよ。
あの娘も謝罪しているけどAPPLEはクビを取り下げるべきじゃないね。 ガスピストルは没収されたけど、音が出るだけのアラームピストルだったらどうだったんたろう。 >>317
弾が発射できるか否かで発射できる事がわかって没収されたんだから、アラームピストルでも構造によると思う
けどね。 この人の、ゆるーい、ほのぼのとしたユーモアは癒されるなあ。人間のダメなところを認めるのは、実は極めて重要なのが、年取ってから分かるようになった。但し、圧倒的に駄作が多い。 株でしくじって全財産を失ってから作品の質がガタンと落ちた 大活字本の短編集に単行本未収録の手塚治虫関係のエッセイがあるんだけど先生は「沈黙の艦隊」なんかも読んでたみたい どくとるマンボウ青春記に、大学時代の草野球の話が書かれてるけど、
北さんは今でいうところの「オープナー」をやってたんだな。 北さんて本当は純文学でやっていきたかったらしいね
何冊かそっち系の作品読んだけど、悪いけど糞つまらなかった
駄作も多いけどやっぱこの人はエッセーの方がいいと思ったわ お好きだった八千草薫が先生のところへ行ってしまった 北さんが好きだったオオイヌノフグリが、今年も花を咲かせ始めた。 コロナのおかげで先生の好きだった上高地も閉鎖で静かだろうな ブラジル移民の話 出版社が自粛して増刷するのやめたの? 北さんの長年のファンだが、
北さんは本当に茂吉の実子なのだろうか
顔がほとんど似てない気がするのだが
ずっと気になっている >>341
どちらかと言えば母親似なんだろうな
兄の茂太氏もそうだし エッセイの中で自分は性格的に父親とそっくり同じ部分がある、それに気付くと自分でも愕然とするぐらいって書いてらした気がする
本棚に収まったままの北さんの文庫またちゃんと読み直したいな >>330
躁うつ病になったことであまり小説を書けなかった、
躁の時は小銭を稼ぐために雑なエッセイしか書けなかった
と本人は回想しているけど、
基本的にはエッセイストで、時々小説も書ける
というのが本来の北杜夫じゃないのかな、という気がする。
小説を書かなければ、という強迫観念(多分コンプレックスからきてる)が
結果的に病気という形でブレーキをかけてるんじゃないかな。
夜と霧の隅でを執筆していた時も、
小説を書いていると十二指腸潰瘍の具合が悪いが、
どくとるマンボウ航海記を描いていると具合が良い、
というのもそういうことな気がする。 >>98
残念ながら、そういう読み方が相応しい作家になってしまった
晩年、愚作を書き続けた報いだな 『幽靈』の第三章で、医学生の台詞の「あの消えていく女神の物語」がなんの作品のことだか
わかる人いたら教えてほしいんだが >>336
今年もまた、あの小さな青い花が咲き始めた。 まん防と聞くとついどくとるマンボウを思い出してしまう 男が厄年になると、厄を落とすために身につけていたフンドシを誰にも分からないところに捨てて家に帰るという、今では信じられない風習が戦前頃までの日本にはあった。
マンボウ先生はアメリカに月ロケット打ち上げを観に行ったついでに、母堂からいわれた通りに身につけていたフンドシをアメリカに捨てて帰ってきたのであった。
令和の今これをやると、必ず変態と間違われるであろう逸話である。 中学生の頃、筒井康隆は先生からウケが悪かったが、北杜夫は一目置かれてたな。
マンボウものは初期のはいいが、中期以降は駄作ばっかりなのに。
「どくとるマンボウ航海記」はたぶん初版本には帯に井伏鱒二が推薦文を書いていたはず。
あの大らかなユーモアはその後に続く人はいないなあ。 「素晴らしい教授」
・堀内 明の子孫は全員死刑
・野島正城の子孫は全員 死刑
・水谷 洋の子孫は全員死刑ーー、 >>283
「元」一平と言う名の男子が性転換して一子になり、…
と読んだぞ(笑 『憂行日記』を読んだ。
「父なる自然」だったんだ。
良し悪しはわからぬが、詩で書いてあっても、あの年代の思いは痛いほど伝わってくると感じた。
リルケはともかくトーマス・マンは一切なく、カロッサの詩が多かったのは意外でもあった。
辻邦生についても名はあるけど、全く書かれてなかったのも同じく。
斎藤国夫がペンネームだったのも初めて知ったかな。
戯曲がカットされたのは残念だった。 きょうの「ダーウィンが来た!」でマンボウを取り上げるぞ テルミニ宮脇の現況が気になりストリートビューを開いたついでに隣接の北氏宅も見てみた。旗竿地らしく様子がよく分からないので航空写真に切り替えたら更地になってた。北氏が庭づたいに宮脇邸を訪問してきて夕食前二人で酒をのむことがよくあったと何かで読んだことがある。北氏の土地も人手に渡ったのか。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています