ウィリアム・S・バロウズ
でもジャンキーはけっこう普通の小説だよね。裸のランチはぶっ飛びすぎててよくわかんないけど、そこが魅力なのでは? >>3
『裸のランチ』は意味不明すぎて取っ付きにくい(笑)
まあだから評価されてるのかもしれないが。
『ジャンキー』は確かに普通って言えば普通の小説だよね。
ジャンキーの普段の生活ぶりとか読んでて面白かった。
ルー・リードも『ジャンキー』をバロウズのベストに挙げてるとあとがきに書いてあったよ。 原文はどうなのかな?柳下さんが訳したのって何でしたっけ? クローネンバーグね。タイプライターゴキブリでしたね。 裸のランチってそもそも小説なの?
あれ調教モノのエロゲーの礎になってると思う そうだね。そもそも小説なの?って思うよな。詩に近いのかもね。で、調教モノのエロゲーの元になってるって何?w 柳下さんの訳で出回ってるのはソフトマシーン(河出文庫)だった。欲しいなあ。 俺の持ってる「ソフトマシーン」はペヨトル工房の山形+曲訳だなあ。
未読なんだけど、河出文庫も一応買っておこうかな。 山形さんは両方関わってるのか。河出のほうも山形さんが関わってるね。 「おぼえていないときもある」こそ最高傑作。
たかがバロウズ本読むかぎり、たぶん山形もこれが一番好きなはず。 >>16
短編集です。
表題作は確かにケッサクです。
ソフトマシーンやノヴァ急報を読んだ人はビックリするかも。 そういやAh Pook Is Here って本も買ったままだった。
ほとんど話題にならない >>14
ペヨトル版と文庫版は同内容(あとがきはアップデートされてるけど)
曲と柳下は同一人物 >>22
初めて知ったwなんか学生時代から彼らは「バロウズの既訳がひどい」って怒っててバロウズ本とか出したのは編集者時代なのかな? >>23
そうです。
ただ、山形氏は鮎川信夫が手がけた訳は賞賛してます。
山形氏は子どもの頃上記の「おぼえていないときもある」を読んで「バロウズには何かある!」と思い、バロウズに
傾倒していきました。 詳しい話ありがとうございます。ジャンキーも裸のランチも鮎川さんの訳で読みました俺は。 >>25
バロウズっていうと大方の人はジャンキーとホモを書く作家だと思われてるんだと思う。
実は80年代の三部作こそバロウズの真骨頂だと思う。
「シティズ・オブ・ザ・レッド・ナイト」って長編を読んでごらん。
ぶっ飛ぶほど面白いよ。
イメージ変わるw
バロウズって物語作者なんだよね。 > 「バロウズの既訳がひどい」って怒っててバロウズ本とか出したのは
山形氏と柳下氏が学生時代の頃ですね。
訂正します。 >>28
バロウズヲタなんでまだ書きたいことあるんだけどね
飯の時間だ
また >>30
帰ってきた
バロウズに興味があるならエッセイ「バロウズという名の男」もおススメ。
ジャック・ケルアックの思い出をつづった文章は感動する。 >>32
モロはないけどw
ホモネタなら2作目の「おかま」がいい。
裸のランチがさらに面白くなる。
上記のエッセイではややこしく書いてるけど、
要はバロウズは女嫌いだってことが分かる。 >>34
そうじゃないんだ。
奥さんを撃ち殺したあとに女嫌いになった。
>>36
友人の画家ブライオン・ガイシンが非常に女嫌いだった。
ガイシンはバロウズに「文章による自分自身の記憶の改ざん」を勧めた。
奥さんを撃ち殺したバロウズにとってはいわば神の声だったかもしれない。
カットアップ技法をバロウズに勧めたのもガイシンなんだ。 まぁ、バロウズの晩年の文章を読むと本音は若いおねーちゃんもすきそうだけどね。
バロウズって若い人からチヤホヤされるのは案外好きみたい。 講演の映像とか見ましたよ。若者を挑発してるように感じました。 バロウズは新しいモノ好きな面があった。
ルー・リードやミック・ジャガーとも親しかった。
セックス・ピストルズも好きだったらしい。 そうなんだ!シドビシャスとバロウズってどっちが先に死んだんでしたっけ? >>42
シドが先だね。
1979年死去。
バロウズは1997年に死去。
バロウズはBeatlesのレコーディングを見学したという。
彼お得意のホラかもしれないけどw
真偽は不明 バロウズの写真おじいちゃんですもんね。すごく温和そうな顔をしてるんですよねw 元重度のドラッグ中毒なのに凄い長生きだよw
驚異的w
でもバロウズはLSDだけは手を出さなかったんだ。
LSDを服用した人がマンションの窓から飛び降りたのを目撃したから、怖くなって
LSDだけは避けたそうだ。 俺のLSDやりまくってた知り合いも首を吊ったなあ。高校の頃だけど。マジックマッシュルームは大好きなんだけど、
俺もLSDをやった事はないです。多分パニクる人とか多いからディーラーもリスクが高くて扱わないんでしょうね。 バロウズはヘロインは体にいいって本気で信じてたふしがありますね。
多分普通のジャンキーはどんどん量を増やして死んじゃうんでしょうね。
律儀に適量を守ってドラッグやるような性格が長生きに繋がったんでしょう。 あと休止期間を設けたりもしてましたもんね。俺と似てますわ。俺はシャブ中だからちょっと違うけどサバイブしましたもん。 他板で高校生の女の子と知り合いになった
バロウズ好きでドラッグに興味ありそうだったよ。
バロウズはランチの頃にはドラッグ止めてたってメールしたら驚いてたな
バロウズって反社会的作家じゃないのにね。
実は映像的な視点を持った人だったと思う。
寡作だった70年代の作品を読めば分かる。
「ワイルド・ボーイズ」や「ブレード・ランナー」も読むべし。 えーっ俺もランチはキメながら書いたって思ってた!そして「ジャンキー」は休止期間の作品なのかと… >>50
その女の子と同じ勘違いw
ドラッグ中毒を治療して書かれたんですよ。
クッキーを食べながら書いたそうです。 >>52
マジェーンかw
マリファナは継続してやっていたというけど、どうだろう。
バロウズ自身の証言はどうもホラのように思える。
エッセイでチラっと出てくるだけだし・・・
山形氏の著作でも推測でしか書かれていない。 >>54
ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの曲を聴くだけで
充分だよw
やりたいよーでも日本でヘロイン売ってないよー(泣) 純度が高いヘロインは日本には入ってこないって聞いたことあるな。
ルー・リードはヘロインよりスピードが大好きだったらしいw シャブもいいけど、先がないですよ。金があるならコカインの方がいいです。 そうかぁ
ドラッグにはあまり興味ないなぁ
抗鬱剤だけでもかなり来るよw
内臓を傷めて苦しむけどw
禁断症状もちゃんとある。 でも抗鬱剤なら保険がきくからやめる必要ないじゃないすか。シャブは保険きかないから。禁断症状って経験ないですけど。寝れば治ります。 >>60
俗にシャンビリって言うんだけど、耳鳴りとカラダの痺れに苦しめられる。
あと、小便が出にくくなるよ。
増薬や減薬時は本当に苦しい。
ヘロイン中毒はもっとキツイらしいね
おいらなら発狂するだろうな。
ジョン・レノンのコールド・ターキーって曲を
YouTubeで聴いてごらん。
コールド・ターキーってのはヘロインの禁断症状を歌った曲だ >>61
聴いてみます。眠剤で寝てれば済むのでは?ヘロインはそれでは済まないってバロウズが書いてましたね。 >>63
マイルス・デイヴィスの自叙伝を是非
ヘロイン中毒時の回想が参考になるはず。 読みたい!マイルスのbot面白いですよ。「こんな事は言ってねえだろう」って発言をたまにするw >>65
若い頃の回想は面白いね
事細かに回想してる
70年代以降は大雑把だけどw
読んだことはないけど、同じジャズ・ミュージシャンのアート・ペッパーの自伝も
ジャンキー時の回想が評判いいらしいです。
ジャズといえば、チェット・ベイカーも凄い。
ヤクのトラブルでバイニンに歯を全部へし折られたそうです。
最期はマンションの窓から突き落とされて亡くなりました。 チャーリーパーカーの伝記映画をイーストウッドが撮っていて、彼もヘロインで苦しんでいました。 コルトレーンにアセンションというのがあるよw
>>15の「おぼえていないときもある」も読んでみたいけど、
>>17の「去年マリエンバートでみたいなもの」ってことなのかな?
アラン・レネの映画は観たけど、同じ場面をひたすら反復するという感じで、
ああいう作品を書いたってことなのか… >>61
「コールド・ターキー」という曲は苦しそうだよねえ。
あと「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイヤモンズ」は
頭文字がLSDになるとか。都市伝説かもしれないけどw >>70
ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイヤモンズは
ジョンの息子ショーンが書いた絵がヒントになって書かれた。
LSDは関係ないです。たまたまです。 でも確実に意識はしてたでしょ。息子の絵は後付けの理由でしょ。 >>73
どうでしょうか
ビーヲタの間ではLSDの件には否定的な見解ですな。
ルーシーの録音の前年のリヴォルヴァーのセッションには
バロウズ御大が見学に訪れたらしいです。
ルーシー収録のアルバム、サージェントなんちゃらというアルバムジャケットには
御大の写真が見えますね。
バロウズヲタには有名なハナシです。 ビートルズ好きだけど、オタクはビートルズが大麻吸ってたって事すら認めたくないんじゃないのw 「僕たちだけのビートルズ」でいて欲しいんだろうな。オアシスがコカインを使って名作アルバムを作ったとか言ったら怒るのかな? >>75
それはないでしょう。
ビーヲタは事実関係を追及するのが使命ですから。
リンゴ・スターの名言。
「僕らよりBeatlesに詳しい人がいるよ。」
もしやってなくてもビートルズがドラッグ文化に肯定的だったのは後期のPV見てもわかるじゃん。
あっ、でもそれを言ったらディズニーのダンボもドラッギーかw >>78
LSDはインドより前ですよ
65年にはやっていたと思われます。
ジョンが書いたNowhere ManはLSDに溺れる自分を哀れんで作られました。 >>81
いや、ルーシーとLSDとの関連には否定的という意味です。
She Said She Saidはドラッグソングでしょうな。
ポールが珍しく参加を拒否した曲として知られてますね。 >>82
いや、別に使ってレコーディングしたとは言ってませんよ。使ってたらあんな音じゃないと思うし。
ただ曲名の略がLSDになって、それは意識的なものだっただろうという話。偶然なはずねえじゃん。 >>83
うーん
息子のジュリアンの証言があるので、こちらの説が一般的です。
ルーシーという名のクラスメートについてジョンに話した。
ジュリアンは、ジョンに絵を見せながら「ルーシーがダイヤモンドを持って空にいるんだ」と説明した。
とあります。
推測は容易ですし、そういった推測を否定するためにジュリアンが証言してるとも言えます。
おいらはジュリアンの証言を信用したいですな。
>>72のショーンはジュリアンの間違いです。
すみません。
>>84
それがあるとして、ルーシーインザスカイウィズダイヤモンド?略すとLSDじゃん超面白え!!って意図があったのは確実ですよ。 >>86
当時はドラッグを連想する曲名や歌詞にはBBC等が厳しかったので、
安易に狙ってつけたというのもやや疑問ですね。
ローリング・ストーンズのレディ・ジェーンもドラッグの隠語メアリー・ジェーンを
そのままじゃマズイからひとつひねってつけたタイトルです。
まぁ、レノン自身が居ないので証明は不可能ですから仕方ないですけどね。 >>87
でも規制が厳しいと逆に燃えるのはあるでしょう。特にアーティストは。 >>88
そこも推測でしかないから、なんとも言えません。
放送禁止になるような覚悟があったという証言も見たことないですね。
レノンは翌年にWhat's the New Mary Jane?という曲を書いてます。
こちらは残念ながら未発表です。
ひょっとしたら放送禁止を恐れたかな? 放送禁止なんてアーティストにとっては称号じゃないですか。911の後に「イマジン」が放送禁止になったというのは興味深いエピソードですね。
たしかに「イマジン」は放送自粛になったけれど曲も詩の内容も穏やかなもので
権力の過剰反応でしかない。
だから特にアーティストにとって名誉ともいえないだろう。
いや、そんな曲をもっと作るべきだよ。別にレイジの曲が放送禁止になったりしないわけでしょ。