パンクの王様はBillyだと思います。 0200NOVAPOLICELEE ◆.7pMAIcjuM 2017/09/25(月) 03:08:56.26ID:iTSuyAgP Uranian Willy は息子の事かも!? カットアップ三部作というトリロジー的解釈は明らかに間違いです。裸のランチ、ソフトマシーン、爆発した切符、ノヴァ急報の四部作です。 オオカミの自伝が処女作。感銘を受けたのはYou Can't Winという泥棒が書いた本。郊外暮らしが退屈すぎたバロウズは泥棒の人生にあこがれを抱いた。 ジャンキー、おかま、ヤーヘ書簡 これは三部作。ケルアックとの共著、「そしてカバたちはタンクで茹で死に」 もこの時期かもっと前です。 Third Mind , Minuts to Go , The Job , これはガイシンも混ざっている。何部作の類ではないです。 脚光を浴びたのはイギリスで売れに売れた「ワイルドボーイズ」。これは音楽、パンクロックに影響を与えたとされていますね。ルーリードならジャンキーや裸のランチでしょうが。 The Wild Boys が苦手な人は Port Of Saints , The Last Words of Dutch Schultz , Exterminator! の作品群を試し読みしてもいいかもしれません。 そして通好みがやや見受けられるのが、赤夜三部作 0201NOVAPOLICELEE ◆.7pMAIcjuM 2017/09/25(月) 03:10:54.62ID:iTSuyAgP The Cities Of The Red Night, Place Of The Dead Road, Western Lands ここでほぼたどり着くところまでたどり着いた。だが偏屈な評論家は常にシティーズオブザレッドナイトを称賛しますが、大したことは書かれていません。 15歳の頃から100回以上、繰り返し私が読んでいるデッドロード、ウェスタンランドに肝がある感じもします。 The Adding Machine では、学生たちに「マリワナ小説なんて物が書かれたとしても、録に読めたものじゃない屑が出来上がるだけでしょう」と説いています。 ただ、旦啓介さん曰く、当然事前から私も気づいていましたが、バロウズの作品はハッシシ、マジューンの影響、大麻小説が多いことは確かです。 (蛇足ですが、元嫁のジェーンはベンゼドリン(シャブ)が大好き、酒も好きだったそうです。これはクローネンバーグ監督の映画はピッタリですね。確信をついています。 バロウズの妻役の注射器の中身はベンゼドリンという見解が正しいかも)。 ジャンキーのジュークボックスが置いてある喫茶店でのコーヒーとともに、ベンゼドリンを飲むのよ、と書き記されたのは元嫁のジェーンかもしれないです。「後に死んだ」と銘打ってもあるからです。」 Blade Runnder a Movie も大麻小説でしょう恐らく。少しエフェドリンとかコデイン(68歳になってヘロイン中毒に再度なった)入っているかもしれませんが。有体に言えばクールでかっこうの良い短い簡潔な小説であります。 トルネイドアレイ、Ghost Of Chance、Inside Cat 、どれも一度訪ねたことがあるジョイスの秘書、サミュエルベケットのように感じる小説になっていきます。この三作品ではゴーストが私は好きです。 0202NOVAPOLICELEE ◆.7pMAIcjuM 2017/09/25(月) 03:11:42.00ID:iTSuyAgP 94年に刊行された、My Education A Book Of Dream 邦題 夢の書 わが教育 (チラ裏ですが一番彼の作品で好みです)が、”一応”は、遺作となるでしょう。 タイトルに沿っている作品です。山形さんの後書きで僕は勇気づけられるとともに、涙を流しました。 最期は日記本です。死ぬ直前までシニカルともいえる、内容。風刺あり、諦念あり、機知もあり、80超えても反抗心まであります。 Last Words / William S. Burroughs たくさんの漏れがありますが、参考、あるいは批判してくださったら光栄です。 彼は ケルアックの言う”偉大な風刺物書き” を人生の最後まで貫いた。 35歳になるまであと一か月。頑張って生きていきます。 2017/09/25 NOVAPOLICELEE 0203なんとなくウィリアム2017/09/25(月) 03:40:44.83ID:PefELPpQ まずぼくは「裸のランチ」が長編なら「おぼえていないときもある」も長編だと言っていいと思います。 けっこう長編的な書き方をしてますよね? 前後のエピソードにつながりを持たせたりして 0204なんとなくウィリアム2017/09/25(月) 04:22:54.09ID:PefELPpQ 次から紛らわしいので一冊の本として「エクスターミネーター!」と呼びます。 「エクスターミネーター!」を長編として見た場合、あるテーマが浮かんできます。 バロウズの他の小説も同じようなテーマを扱っているので特別な発見だと考えていないのですが、やはりこの小説も、権力者と自由を求める者の関係を描いていると思うのです。 それは時に「黄昏の最後の輝き」で繰り広げられているような熾烈な闘いであったりします。 この本のタイトルである害虫駆除業者は権力者のメタファーで、害虫は彼らから見たバロウズを含む自由を求める者ではないでしょうか? それを示唆するように表題作の害虫駆除屋はユダヤ人で、害虫たちがどこから 逃げてきたかというとやはりユダヤ人のところです。 しかも害虫たちは毒物でラリってるジャンキーです。 0205NOVAPOLICELEE ◆.7pMAIcjuM 2017/09/25(月) 07:29:17.03ID:iTSuyAgP 浅薄な意見で失礼します。ちょっと精神安定剤で眠い。
バロウズの言語観とかぶるのが興味深い 0221吾輩は名無しである2017/12/07(木) 20:49:29.23ID:QXG8LFqe William S.Burroughs.
Novels and other long fiction
Junkie (aka Junky) (1953) Queer (written 1951-3; published 1985) Naked Lunch (1959) The Soft Machine (1961/66) The Ticket That Exploded (1962/67) Nova Express (1964) The Last Words of Dutch Schultz (1969) The Wild Boys: A Book Of The Dead (1971) Port of Saints (1973) Cities of the Red Night (1981) The Place of Dead Roads (1983) The Western Lands (1987) My Education: A Book of Dreams (1995) 0222吾輩は名無しである2017/12/09(土) 22:43:49.96ID:/ncskwDR 222 0223NOVAPOLICELEE ◆.7pMAIcjuM 2017/12/09(土) 23:02:05.62ID:DDPHA4ME ランガージュ、コントロール。本人は頭の中の湧き出る言葉を比較的ほぼ消滅させることができていたらしい。