詩を語り合おうぜ!!!!!2
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0001吾輩は名無しである
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2012/05/02(水) 21:42:33.98
前スレ「現代詩を語ろうぜ!!!!!」
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/book/1329500264/

広く、詩・言語芸術について、みんなで、
語り合おうぜ!!!!!
えい!
えい!
おー!!!!!
0102吾輩は名無しである
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2012/05/08(火) 01:45:24.54
ギヨーム・アポリネールに

ふたりで見送った死神の思い出に

ぼくらのあいだで跳ねて吼えて  
            そいつは倒れた

埋葬された花束の思い出に

「夜想曲」ジュゼッぺ・ウンガレッティ

きらめく光の道程を
さすらいゆく人

憂鬱な風の下で空は
消えてしまった

かぐろい枝先に春がいま点されてゆく

この一時に耳を澄ますのは詩人だけだ

そして詩人は立ちあがる
きらめく光と一体になった
あの力を振りしぼって

(続く)
0103吾輩は名無しである
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2012/05/08(火) 01:51:16.63
>>102続き)

そして閉ざされた窓のアパートのあいだをひっそりと過ぎてゆく

彼の徹夜の刻限にあたりは静まりかえって

彼の立ち去った町に雪は振り積み

彼の見つめた無垢な野原に憂鬱は
消えてゆく

冷たく不思議な顔立ちをとった激しさ
これにまさる激しさはない

詩人に許されているのはただ
神の諧謔を見抜く殉教だけだ
0104吾輩は名無しである
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2012/05/08(火) 03:35:42.71
茨木のり子「詩のこころを読む」(岩波ジュニア新書)は
けっこう良い現代詩の入門書になってる。大抵古本で100円で買える
もちろん編者の評価に偏りがあるのだとは思うが
(これに取り上げられている詩はけっこう技巧的な場面転換を使っている詩が多いが、
日本だと珍しいタイプの詩だと思う)
0105吾輩は名無しである
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2012/05/08(火) 03:40:21.19
>>21
俺は話としては「一杯のかけそば」より杜撰だと思うなあ。
感傷と言うよりは、自分のショボイ人生を肯定させるためのネタじゃん
一杯のかけそばは低俗とはいえ、物質主義が一貫しててそれはそれでメッセージではある
0106吾輩は名無しである
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2012/05/08(火) 14:03:23.56
>>104
詩人さんが、書かれた、詩入門、ということで、
おれも、興味が、あります。
石垣りんさん、木島始さんが、取り上げられてる、ところ、
興味深い^^

0107吾輩は名無しである
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2012/05/08(火) 14:08:11.29
>>105
たしか、浅田次郎さんが、『きんぴか』で、「一杯のかけそば」を、
パロってたなー。
実は、大金持ち、だったという、話。
2回、「振り子」見たけど、1回目は、正直、
ちょっと、ほろっと、きました。
バックで、かかってる、音楽の、せいもある。
「一杯のかけそば」は、あまり深く、考えずに、見たら、
まあ、一応、なんらかの、メッセージには、なってるかも^^
0108吾輩は名無しである
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2012/05/08(火) 14:11:54.66
>>107
単純にいってバイクの運転してた高校生はまだ老人になってないと思っちゃうんだよね
0109吾輩は名無しである
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2012/05/08(火) 14:27:20.60
「賭け」黒田三郎

五百万円の持参金付の女房を貰ったとて
貧乏人の僕がどうなるものか
ピアノを買ってお酒を飲んで
カーテンの陰で接吻して
それだけのことではないか
美しく聡明で貞淑な奥さんを貰ったとて
飲んだくれの僕がどうなるものか
新しいシルクハットのようにそいつを手に持って
持てあます
それだけのことではないか

ああ
そのとき
この世がしんとしずかになったのだった
その白いビルディングの二階で
僕は見たのである
馬鹿さ加減が
丁度僕と同じ位で
貧乏でお天気屋で
強情で
胸のボタンにはヤコブセンのバラ
ふたつの眼には不信心な悲しみ
ブドウの種を吐き出すように
毒舌を吐き散らす
唇の両側に深いえくぼ
僕は見たのである
ひとりの少女を

(続く)
0110吾輩は名無しである
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2012/05/08(火) 14:35:30.51
>>109続き)

一世一代の勝負をするために
僕はそこで何を賭ければよかったのか
ポケットをひっくりかえし
持参金付の縁談や
詩人の月桂冠や未払の勘定書
ちぎれたボタン
ありとあらゆるものを
つまみ出して
さて
財布をさかさにふったって
賭けるものが何もないのである
僕は
僕の破滅を賭けた
僕の破滅を
この世がしんとしずまりかえっているなかで
僕は初心な賭博者のように
閉じていた眼をひらいたのである
0111吾輩は名無しである
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2012/05/08(火) 14:42:15.73
>>108
高校生から、老人への、移行の、描写は、
おれ的には、なかなか、うまいなと、思いました。
「振り子」は、鉄拳さん、ご自身が、映像化して欲しいと、
願ったことから、見ても、たぶん、鉄拳さん、ご本人は、
かなり、手応えが、あったのだと、思う。
でも、鉄拳さんに、厳しいことを、言うけれど、
世の中には、おれの、ような、心が、貧しくて、汚れた、人間も、
いることを、もっと、勉強して、もらいたいと、思う。
おれの、汚れた心は、「振り子」ぐらいでは、感動しない。
0113吾輩は名無しである
垢版 |
2012/05/09(水) 00:49:07.98
>>112
おれも、そのうち、ぜひ、
読みたいと、思っています。
やっぱ、すごく、難解そう^^
でも、そこに、魅力が、あるんだけど^^
哲学・思想関係の、人も、
追悼文を、寄せてる、みたいだね。
吉本さん、おもしろいね^^
0114吾輩は名無しである
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2012/05/09(水) 01:06:11.69
みんなは、君が代、問題について、
どう、思う?
おれは、戦争とは、もう、切り離して、
考えても、いいんじゃないか?
と思うし、式などでは、
一応は、みんな、ちゃんと、起立して、
歌いたければ、歌うといいし、
歌いたくなければ、歌わなければ、いい
と思うんだが。
みんなは、どう思う?
0115吾輩は名無しである
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2012/05/09(水) 13:49:15.32
「原点破壊」黒田喜夫

のけぞる婦を
しようことなく眺めてると
肢のあいだに袋のようなものが現れてきた
産声はなくぐしゃりと肉色の包みが落ちてきた
おれはすばやくよつん這いになり
べとつく胎皮をなめ取ると
破れた袋から蛍烏賊に似た軟体がうようよ這いだした
座敷いっぱいひろがる軟体群のうえに
みんなあなたの種よ
うっとりした声がひびく
おれはうろうろとこれじゃ乳が足らない
ドライミルクの鑵をさがしていると
台所まで這いだしたのが野菜屑にたかる
屈伸する肢でゴキブリを押えて食べる
吸盤があるらしい
婦は歓声をあげる
貪婪だわ
生命力だわ
夢中で胸もとに群がらせてるのをみて妬けてきた
おれも横になり乳房のあたりに這ってゆく
沢山のちいさく軟いものが
首や四肢に吸いつくのを覚え
ふかく血縁に憑かれてしまった

(続く)
0116吾輩は名無しである
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2012/05/09(水) 14:08:01.74
>>115続き)

妊婦によりそって囁いていた
おれたちの多産系
飢餓と貪婪といううつくしい言葉
婦はやすらかに息づく下腹を幻の土地よといった
骨盤は無限に広いなんて撫でてると
土地の奥に踞んでる人の形をさぐりあてた
肉の奥に踞んでるいびつなマッスの
休みない胎動にふれてると
にがい近親憎悪がきた
おれに似た仔か
農奴誕生か
いまはこの肉の鎖の断種こそ希う
飢餓と貪婪といううつくしい言葉
うつくしい言葉におもねて
肯定の種を蒔きつづけるこの肉の鎖を断つときだ
立上ると
婦が肢にすがり
そのままひきずって窓ぎわに立ち
遠い土地よ幻よ
遠く広い土地をゆめみることが何故救いなのか
アクションすさまじく細民の街を指さすと
恨みがましい顔をあおむいた
ああ鬼っ児生むわよ
鬼っ児なら生め
恨みがましく婦はのけぞっていった

(続く)
0117吾輩は名無しである
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2012/05/09(水) 14:18:32.72
>>116続き)

それから産褥に群がり
雌も雄もない吸盤をからみ合わせていた
こうして始源の土地を想い
こうしてコンミュンへの坩堝をもやす
血縁に憑かれからみ合ってると
雌雄未分化の夢のような回想が溢れてきた
巨大な烏賊に似たおれが座敷でのたうち
故のないオルガスムスとともに奇妙な
仔どもを生みつづける
生みつづけて自己陶酔のうちに溶けてゆく
否定もない
反抗もない
軟かい幻境に溶けてゆく
生んでいるのか生まれてるのか
溢れる回想のなかにわからなくなったが
しどけなくからみ合う肢にそのとき
激烈な痛みがきておれは目醒めた

(続く)
0118吾輩は名無しである
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2012/05/09(水) 14:27:30.83
>>117続き)

気がつくと
飢餓と貪婪の座敷に寝ている
沢山の鋭いものが肢に噛みついている
野菜屑もゴキブリも食いつくした軟体群が
すでに共喰いをする修羅場がきていた
婦は乳房を噛み裂かれ
群がる仔どもに埋まっている
みんなあなたの種よ
本望よ
あくない適応性の群のうえに
かすかな声がひびいている
おれはすばやくよつん這いになり
口で捕えては噛みつぶしはじめた
噛みつぶしてると悲鳴があがる
血縁の血の味とともに覚える叫びはおれの
喉のなかからあがってきた
そのたびに悲鳴をあげるのはおれの喉なのだ
0119吾輩は名無しである
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2012/05/10(木) 16:20:04.46
「一匹の虫」犬塚堯

いつも散歩する道の小さな穴に心ひかれていた
それは鼻孔のように息づいていたからだが
ある正午 汗のような雨が降ったとき
一匹の虫が穴から出てきた
何かなじめぬ様子で辺りをうかがい
やがて小さな一声をあげた
僕にはそれが「主(しゅ)」(SHU)と聞えた
虫が戴く主とはどの警句より鋭く 真面目で
無神論者をも驚かす響きがあった

握ると虫の体臭があふれ
ふくらんで産卵の気配をみせた
眼を近づけてよく見ると
芥子粒のようなそれが実は厳然として
傘をもった竜の形をしているのだった
若いが既に豊かな知識をもち
僕の掌を少しずつ食い破ろうとした
そのように行動するのはおそらく
主と呼んだ声につづく確かな説話をもつものとみて
僕は自宅に持ち帰ったのだ

(続く)
0120吾輩は名無しである
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2012/05/10(木) 16:45:36.91
>>119続き)

籠に飼ってしばらく経った
虫はしばしば飢え渇き僕の妻を呼び寄せた
その白い髯をみた妻は虫のふるう鞭に恐れ
一つのエロスを彼に与えたのだった
虫は自信に満ち 時には傲岸に成長した
籠を檻に代えるころ それは
天を仰ぐ複眼と精緻な巨体を完成した
彼は腹匍いで家に沢山の道を作った
僕は毎朝その道を通る 太陽の並ぶ道を

彼はなぜ様々に変身するのか
どこに辿り着こうとしているのか
多分 自然はいまも創造の途中であり
神は製作の手を休ませてはいないのだ
その神に通ずる我々の言葉も出切ってはいない
この分別の鎧戸から空の高さまで言葉を送るには
特異な抑揚やはずみが要る
炎を捩る鞴のような舌で

虫はまことに放縦で彼の領土に海や砂や風を求めた
すると絨緞に島が出来て流人と島があがってきた
麻が伸び 妻と娘はそこで会話をしている
過去に苦しまず未来の想像を恐れずに
海のホリゾントに精霊を認め
身内に天上の種族の妊娠を望んでいる

(続く)
0121吾輩は名無しである
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2012/05/10(木) 16:59:59.01
>>120続き)

どうやら虫の意図がわかってきた
ある日 檻のまわりを新大陸がリボンのように
回ったとき
客が来て部屋を席捲する感動に満足して茶を飲んだ
そのとき虫は無数の肢で静かに歩いていた
卓布が滝のように床に滑り落ちた

僕は終日檻の前に座り愛情の全てを示している
虫の声と仕草を使って同化につとめている
触角で秋をさぐり 季節最良の果物を皿に集めている
死がなければ人生は更に不可解なように
時代は終らなければ疑問は解けない
虫は終る時代の痛苦をなめていた
裂けるような顔と体形の変化
吐息と独白の激しさ
白熱し失神して立上るとき一つの神の姿勢を示した
妻と娘は愛の昂まりから涼しい涙を虫にそそいだ

かつて神への通路をもたなかった大地の
縄のようにも一人の神を手繰らなかった時代の
わが家に信仰を求める虫がいまも歩き回っている
0122吾輩は名無しである
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2012/05/10(木) 18:10:44.83
>>114
 多くの大人は、「近代国家」というゲームに付き合わされてシニカルな気持ちで歌ってるでしょ。
それをワザワザ小説にまでした丸谷才一」って作家もいたけど・・・
0123吾輩は名無しである
垢版 |
2012/05/10(木) 18:47:49.10
>>114
シニカルな気持ちさえないな。無関心。何故あんなに大騒ぎしてるのかさえわからない。
そもそも天皇との結びつきにいたるほどの力は既にこの歌にないだろ
俺にはもう死んで化石のように無味無臭となったもののようにしか思えない
それを無理矢理掲げてああだこうだ騒ぎ立てる連中の方がよほどきな臭く感じる
「そんなことだからあなた達は知らないうちに…」などと言われても困るけどさ
0124吾輩は名無しである
垢版 |
2012/05/10(木) 20:14:07.86
>>114
戦争云々じゃなくて>>123のいうように天皇制との結びつきでしょう?
いくらか弱まってはいても、「君」を称える歌なのは確かだからな。
そういえば、友人はこの〈君〉をそれぞれの大事な人を思い浮かべることにすればいいって言ってたよ。
そうすれば国民主権の理念に悖らないし、共同体的な隣人愛をもって歌えるからって。
0125吾輩は名無しである
垢版 |
2012/05/10(木) 21:43:29.71
>>122
そうですよねー^^
おれも、なぜ、歌わされるのか?
何を、自分が、歌っているのか?
ぜんぜん、考えなかったもんな^^
>>123
たしかに^^
化石化した、歌を、大の、大人が、
大騒ぎしてるのは、ちょっと、
こっけいだよなー^^
今、徴兵制に、なっても、おれは、兵隊には、
いかないよ〜^^
>>124
やっぱ、歌の、使い方を、日本は、
間違えたよね^^
おれは、「君が代」の、歌詞は、
すごく、きれいだな、と思います^^
やっぱ、日本語って、すごくきれいで、
おれは、日本人に、生まれることができて、
すごく、嬉しいです。
そうかー^^
お友達の、アイデア、とても、いいね^^
<君>を、心から、愛して、歌うことが、
できるもんね^^

吉本隆明さんは、たしか、原発問題には、
言及されてる、みたいだけど、
君が代問題には、どうなんだろ?
0126吾輩は名無しである
垢版 |
2012/05/10(木) 21:44:25.89
>>124
> この〈君〉をそれぞれの大事な人を思い浮かべる

それ、円谷の凡作小説の結論とほぼ一緒。


0127吾輩は名無しである
垢版 |
2012/05/10(木) 21:57:45.05
「夢は台所の床に」中村光太郎

自分にもいっぱしの夢があると
川の流れのような人波に出ていって
あたりかまわず、河豚のように泳ぎまわった

だが、しょせん河豚は河豚にしかならなかった

だからサテンに入って、コーヒーを飲んだ
ウエイトレスが置いていった、三百五十円と書いてある伝票を見つめた

僕に残されたのは、そのまんまるい数字だけだった
何となくさみしかった

家路について、長い坂をのぼった
さみしい気持ちで坂をのぼった

玄関のドアを開け、何か食べようと台所にいった
すると、台所の床に転がっているものがあった
僕はひろって、手にとってみた

じっと見ているうちに
それが僕の夢だったような
僕の希望だったような気がした

(続く)
0128吾輩は名無しである
垢版 |
2012/05/10(木) 22:00:15.97
>>125
吉本は、直接言及はしてないと思う。

多分、その問題に言及するとしたら、この問題は共産党系のフレームワークだから、
そのフレームワークを仕込んだ旧左翼達の運動方針には最大級の疑義を挟んだと思うよ。

大塚英志みたいな全面支持とかは、ありえないだろうね。

吉本は、共産党系の左翼達には右派よりも遙かに辛辣だったから。
0129吾輩は名無しである
垢版 |
2012/05/10(木) 22:00:36.81
>>127
ささやかではあった
けれど、僕はそう多くのものを望んでいるわけではない
そう思ってみた

僕の夢は台所の床に転がっていた
そう思ってみた
0131吾輩は名無しである
垢版 |
2012/05/10(木) 22:12:48.34
>>114
あれは一応和歌なんだよな
それと詳しくは知らないけど、旋律も雅楽の影響を受けてると読んだことがある
だから良くも悪くも日本的であって、そこもまたどう判断するか
ただ、一斉拒否なんてのもどこか異常なものを感じざるを得ないかな
0133吾輩は名無しである
垢版 |
2012/05/10(木) 22:26:54.69
>>126
おれは、<君>を、愛する人に、
置き換えて、歌う、というのは、
グッドアイデアだと、思うんだが^^
>>128
そうかー、
やっぱ、吉本さんは、国を、
眺める目が、冷静だよね^^
>>131
>>131さん、すごく、勉強してるなー^^
旋律が、雅楽という、ところが、すごいね^^
そうですよねー、
一斉拒否なんていう、運動も、
見方によれば、危険だもんなー。
0134吾輩は名無しである
垢版 |
2012/05/10(木) 22:52:10.38
>>132
調べてみたんですけど、
発案は、オランダ人説、沢野忠庵説が、あるらしいが、
不明らしいです^^
「踏絵」は、春の、季語らしくて、

「踏絵して生きのこりたる女かな」虚子

っていう、歌も、あるらしい。
ちょうど、おれ、今、河合隼雄さんの、『日本人とアイデンティティ』
っていう、本読んでて、その中で、河合さんが、遠藤周作さんの、
小説『沈黙』について、語られてる。
ちょっと、抜粋してみるね^^

以下、『日本人とアイデンティティ』河合隼雄、P、141より

司祭が本国にとどまるかぎり彼の信仰はそのままであったことだろう。
しかし、彼が日本のトモギ村の土を踏み、日本の塩魚を食べる過程で、
それらは抗しがたい力をロドリゴ司祭の心の奥にまで及ぼしていった
のである。日本の土はキリストまで変えてしまったのか、それは解らない。
しかし、少なくともロドリゴ司祭の耳に聞こえて来るキリストの声の
内容は変ったのである。この際、「踏むがいい」と言ったのは仏様であると
思う人はあるまいし、またサタンの声であるとも言い難い。

(続く)
0135吾輩は名無しである
垢版 |
2012/05/10(木) 22:55:01.61
あと少し話がずれるかもしれないけど、
音楽は人を癒したりする反面、使いようによっては人を上手く誘導したりもできるんだよな
極端な例では軍歌にしてもそうだし、アウシュビッツでも残酷なやり方で悪用されたらしい
最近はTVでもどこでも音楽が溢れ返っているけど、音楽についてはもっと深く考えられてもいいとは思う
0136吾輩は名無しである
垢版 |
2012/05/10(木) 23:01:07.25
>>134続き)

それはしかし、天上から彼に語りかけるキリストではなく、彼の足下から
語る、日本の土の中から掘り出された胴にきざみこまれたキリスト
なのである。「踏むがいい。お前の足の痛さをこの私が一番よく知って
いる。踏むがいい。私はお前たちに踏まれるため、この世に生れ、
お前たちの痛さを分つため十字架を背負ったのだ」と、銅版のあの人は
司祭にむかって言ったと作者は述べている。

河合さんは、西洋の、合理主義の、良さを、認めながらも、
それを、日本に、取り入れる上で、東洋思想、宗教の違いを、
よく、考察しなければ、ならないと、考えられています^^
0138吾輩は名無しである
垢版 |
2012/05/10(木) 23:11:45.34
>>135
そっかー、
なるほど。
ニーチェは、たしか、ワーグナーに、傾倒されたけど、
後に、ナチスの、問題なんかで、たしか、反発するんだよね^^
たしかに、聴覚に、訴えてくるものは、大きいですからね。
ナチスは、音楽、映画とかも、プロパガンダに、使ったみたいだね。
ヒトラーが、元芸術家の、人だから、その力、というものを、
よく、理解してたんだろうね。
まあ、考えようによっては、芸術というのは、怖ろしい、もんですわ^^
0139吾輩は名無しである
垢版 |
2012/05/10(木) 23:22:06.01
>>137
たしかに、たしかに^^
おれも、女の子が、おっしゃられるように、
きりんは、足、出来ると、思う(笑)。
田村隆一さんが、示唆されたように、
おれは、おれの言葉でできている、もんな^^
そして、おれは、言語芸術に、心を、支えられて、
生きてるもんなー^^
0140吾輩は名無しである
垢版 |
2012/05/11(金) 02:26:11.52
「烏龍茶」中村光太郎

二リットルの烏龍茶を
暑い午後にぐいぐい飲むと
腹の中には小さなみずたまりができる
チョコレートを飲み込むと
小さなみずたまりに波紋ができて
ゆっくりと沈んでゆく
逆立ちをすると
じゃぼじゃぼと音がして
腕立てふせをすると
ちゃぽんちゃぽんと音がする
その音を
どこかでもらった領収書の裏か何かに書いてゆくと
君が居なくなったときのように
少しかなしい
0141吾輩は名無しである
垢版 |
2012/05/11(金) 02:39:26.68
「第一に死が」矢沢宰

第一に、そこに死があり、死と戦わなければならなかっ
た。そこには死と自分だけしかなかった。そこから個人
的な真実、祈りが生まれ、それが詩となって表わされた。
だからそれはリアルな、最もリアルなものである。
自分の命のために、愛を求め、生の真実を探るためにも
がいていた。これは絶対に間違いではなかったし、今も
これが十分あてはまると確信している。

                (一九六五年六月頃)

「小道がみえる……」矢沢宰

小道がみえる
白い橋もみえる
みんな
思い出の風景だ
然し私がいない
私は何処へ行ったのだ?
そして私の愛は

         (絶筆)
0142吾輩は名無しである
垢版 |
2012/05/11(金) 10:21:48.32
敷島のやまと心を人問はば朝日ににほふ山ざくら花  本居宣長

Richard Wagner ”Die Meistersinger von Nürnberg”
0143吾輩は名無しである
垢版 |
2012/05/11(金) 16:18:38.15
本居宣長のこの歌にせよワーグナーの音楽にせよ(そもそもその胚芽は皆無とも言えないし)
グロテスクに拡張すれば特攻精神やナチス思想のプロパガンダに使えるというわけかね
0144吾輩は名無しである
垢版 |
2012/05/11(金) 20:16:16.98
左翼はもうカルトに見えてしかたがない。
以前は鵜飼哲とか大好きだったのに。自分でもおどろく。右翼も同断。
0145吾輩は名無しである
垢版 |
2012/05/11(金) 20:24:19.22
がんばってる左翼は別、とかいいたいが。
反原発でもいろいろあるように、いろいろ文脈の深浅があるんだろうな。
0146吾輩は名無しである
垢版 |
2012/05/11(金) 20:41:47.51
勇敢な男たちが目指す位置は
その右でも おそらく
そのひだりでもない
0147吾輩は名無しである
垢版 |
2012/05/11(金) 21:17:56.71
詩にかえて
深刻そうなこと、利口そうなことを、ナイーブらしいことを、ひとをたぶらかすそんなゼスチュアで自分もごまかされたさに、君、詩なんておかしくって書けるか(ね、心平ちゃん)。

だが、そんな僕だって、航海を考えるとき、いいな、航海は、実に。
……水は元来酔っぱらいで、水の底の小ぐらい宙ぶらりんを、木の葉をそめるま青さでとかすその色を、のびちぢむてすりからのぞいてた、ふみとどまれぬ一点を、流される思想を……。

そのからふみの波のうえに、婚礼のような御馳走をならべ立てる大食堂が走るのを思うとき、僕はこの文明の根底が秤〔かんかん〕にかかっているのをはっきりみた。
僕は、宙ぶらりんよりほかに、もう陸などへどこへも帰りたいと思わなかった。
あの頃の漂泊の僕の心には、多分、「詩」があったようだ。いや、僕が海といっしょに、酔っぱらっていたのかもしれない。
(金子光晴「歴程」昭和11年4月)
0148吾輩は名無しである
垢版 |
2012/05/11(金) 21:24:39.60


ぼくらの仕事は 視ている
ただ じっと 視ていることでしょう?

晩年の金子光晴がぽつりと言った
まだ若かったわたしの胸に それはしっくり落ちなかった

視ている ただ視ているだけ?
なにひとつ動かないで? ひそかに呟いた

今頃になって沁みてくる その深い意味が
視ている人は必要だ ただじっと視ている人

数はすくなくとも そんな瞳(め)が
あちらこちらでキラッと光っていなかったらこの世は漆黒の闇

でも なんて難しいのだろう 自分の眼で
ただじっと視ているということでさえ

茨木のり子『女がひとり頬杖をついて』
0149吾輩は名無しである
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2012/05/11(金) 21:29:49.85
>>146
石原吉郎?
0150吾輩は名無しである
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2012/05/11(金) 21:33:40.65
「木の実」 茨木のり子

高い梢に
青い大きな果実が ひとつ
現地の若者は するする登り
手を伸ばそうとして転り落ちた
木の実と見えたのは
苔むした一個の髑髏である

ミンダナオ島
二十六年の歳月
ジャングルのちっぽけな木の枝は
戦死した日本兵のどくろを
はずみで ちょいと引掛けて
それが眼窩であったか 鼻孔であったかはしらず
若く逞しい一本の木に
ぐんぐん成長していったのだ

(続く)
0151吾輩は名無しである
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2012/05/11(金) 21:33:57.19

生前
この頭を
かけがえなく いとおしいものとして
掻抱いた女が きっと居たに違いない

小さな顳顬のひよめきを
じっと視ていたのはどんな母
この髪に指からませて
やさしく引き寄せたのは どんな女
もし それが わたしだったら・・・・・・

絶句し そのまま一年の歳月は流れた
ふたたび草稿をとり出して
褒めるべき終行 見出せず
さらに幾年かが 逝く

もし それが わたしだったら
に続く一行を 遂に立たせられないまま
0152吾輩は名無しである
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2012/05/11(金) 21:41:35.08
落下傘  金子光晴


   一

 落下傘がひらく。
じゆつなげに、

旋花〔ひるがほ〕のやうに、しをれもつれて。

青天にひとり泛〔うか〕びただよふ。
なんといふこの淋〔さび〕しさだ。
雹〔ひよう〕や
雷の
かたまる雲。
月や虹の映る天体を
ながれるパラソルの
なんといふたよりなさだ。

だが、どこへゆくのだ。
どこへゆきつくのだ。

おちこんでゆくこの速さは
なにごとだ。
なんのあやまちだ。
0153吾輩は名無しである
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2012/05/11(金) 21:42:57.58
   二

 この足のしたにあるのはどこだ。
……わたしの祖国!

さいはひなるかな。わたしはあそこで生れた。
 戦捷〔せんせふ〕の国。
父祖のむかしから
女たちの貞淑な国。

もみ殻や、魚〔うを〕の骨。
ひもじいときに微笑む
躾〔しつけ〕。
さむいなりふり
有情〔あはれ〕な風物。

 あそこには、なによりわたしの言葉がすつかり通じ、かほいろの底の意味までわかりあふ、
 額〔ひたひ〕の狭い、つきつめた眼光、肩骨のとがつた、なつかしい朋党達〔ほうたうたち〕がゐる。
0154吾輩は名無しである
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2012/05/11(金) 23:08:41.45
 「もののふの
 たのみあるなかの
 酒宴かな。」

洪水〔でみづ〕のなかの電柱。
草ぶきの廂〔ひさし〕にも
ゆれる日の丸。

さくらしぐれ。
石理〔きめ〕あたらしい
忠魂碑。

義理人情の並ぶ家庇〔やびさし〕。
盆栽。
おきものの冨士。



   三

ゆらりゆらりとおちてゆきながら
目をつぶり、
双〔ふた〕つの足うらをすりあはせて、わたしは祈る。
 「神さま、
 どうぞ。まちがひなく、ふるさとの楽土につきますやうに。
 風のまにまに、海上にふきながされてゆきませんやうに。
 足のしたが、刹那〔せつな〕にかききえる夢であつたりしませんやうに。
 万一、地球の引力にそつぽむかれて、落ちても、落ちても、着くところがないやうな、悲しいことになりませんやうに。」
0155吾輩は名無しである
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2012/05/11(金) 23:11:28.80
母  吉田一穂

あゝ麗はしい距離〔デスタンス〕、
つねに遠のいてゆく風景……

悲しみの彼方、母への、
捜り打つ夜半の最弱音〔ピアニツシモ〕。
0156吾輩は名無しである
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2012/05/11(金) 23:12:14.11
偶成  ポオル・ヴェルレエン(永井荷風訳)

空は屋根のかなたに
  かくも静〔しづか〕にかくも青し。
樹は屋根のかなたに
  青き葉をゆする。

打仰〔うちあふ〕ぐ空高く御寺〔みてら〕の鐘は
  やはらかに鳴る。
打仰ぐ樹の上に鳥は
  かなしく歌ふ。

あゝ神よ。質朴なる人生は
  かしこなりけり。
かの平和なる物のひゞきは
  街より来〔きた〕る。

君、過ぎし日に何をかなせし。
  君今こゝに唯だ嘆く。
語れや、君、そもそもわかき折
  なにをかなせし。
0157吾輩は名無しである
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2012/05/11(金) 23:15:21.54
震災    永井荷風

今の世のわかい人々
われにな問ひそ今の世と
また来る時代の芸術を。
われは明治の兒ならずや。
その文化歴史となりて葬られし時
わが青春の夢もまた消えにけり
團菊はしおれて櫻痴は散りにき。
一葉落ちて紅葉は枯れ
緑雨の聲も亦絶えたりき。
圓朝も去れり紫蝶も去れり。
わが感激の泉とくに枯れたり。
われは明治の兒なりけり。
或年大地俄にゆらめき
火は都を焼きぬ。
柳村先生既になく
鴎外漁史も亦姿をかくしぬ。
江戸文化の名残煙となりぬ。
明治の文化また灰となりぬ。
今の世のわかき人々
我にな語りそ今の世と
また来む時代の芸術を。
くもりし眼鏡をふくとても
われ今何をか見得べき。
われは明治の兒ならずや。
去りし明治の兒ならずや。
0158吾輩は名無しである
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2012/05/11(金) 23:58:06.79
>>149
「位置」石原吉郎

しずかな肩には
声だけがならぶのでない
声よりも近く
敵がならぶのだ
勇敢な男たちが目指す位置は
その右でも おそらく
そのひだりでもない
無防備の空がついに撓(たわ)み
正午の弓となる位置で
君は呼吸し
かつ挨拶せよ
君の位置からの それが
最もすぐれた姿勢である
0159吾輩は名無しである
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2012/05/12(土) 00:36:00.24
>>142
本居宣長が、やまと心と、さくらを、かけて、書かれた、歌みたいだね^^
きれいな、歌だね^^
おれも、小林秀雄の、『本居宣長』は、読みたいと、思ってます^^
>>147
昭和11年の、「歴程」かー^^
すごいね^^
ユーモアの中に、金子さんの、力強さが、あるね^^
>>148
視る、ということは、簡単なようで、すごく、難しい^^
でも、それが、出来るのが、詩人♪
>>149
石原さんの、「位置」という、詩だね^^
>>150
とても、厳しい、内容の中に、茨木さんの、女性的な、視点が、
光ってるね^^
>>152
金子光晴さんは、戦時中も、一番、戦争から、離れた場所に、
心を、置いて、詩を、書かれていた、と聞いた事が、あります。
でも、深い部分では、戦争が、心の傷に、なってるんだろうな。
>>155
お母さんへの、深い、思いが、切ないね。
>>156
おれは、邦訳詩は、すごく、難しいと、思うんですけど、
荷風さんは、見事に、昇華されてるね^^
いい感じ、です^^
0160吾輩は名無しである
垢版 |
2012/05/12(土) 00:40:22.86
>>157
内容は、悲痛な、ことを、語られてると、思うんですけど、
おれは、この詩、大好きです^^
とても、かっこいい、と思う^^
田村隆一さんが、推理小説と、詩は、芸術として、
残るだろう、って、言われてます。
0161吾輩は名無しである
垢版 |
2012/05/12(土) 00:53:36.93
「涙」伊藤茂次

だれもみていない
くらやみの中で
俺のシヤツを
むしりたい
ズボンなんかも
ずたずたにちぎりたい
涙なんか
なぜこぼれる
くやしいからさ
くやしいからさ
俺はそんなに
へまな人生を送つて来たのか
やりなおし
やりなおしの
人生だけど
くだらぬことではないはずだ

(続く)
0162吾輩は名無しである
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2012/05/12(土) 01:00:00.73
>>161続き)

旅先の舞台うらのさ
小さな部屋の
暗いはだか電気の下で
老人がさ
ジヤガイモの煮ころがしを
食べさしてくれたのさ
そんな情が
うれしかつた
俺にはこんな思い出があるからさ
それで涙がこぼれるのさ
やりなおし
やりなおしの
人生でさ
こんどは何かを探そう
キラリと光る
涙のようなもの
くらやみの悲しい中で
生のただよう苦しい中で
0163吾輩は名無しである
垢版 |
2012/05/12(土) 01:25:40.92
>>161
何かもう、なりもふり構わぬ直球勝負で切ないねぇ
目の前にこんな詩を突きつけられたら何も言えないねぇ

珍しく政治的な話があったかと思えば、怒濤の貼り付けラッシュ
一つ一つにレスする主、ご苦労さんっす
0164吾輩は名無しである
垢版 |
2012/05/12(土) 02:11:00.71
>>163
茂次さんは、すごく、酒飲みで、
孤独の中で、亡くなられた、みたいですよ^^
天野忠さんが、茂次さんのことを、
「酒にだらしがないそうやが、でも、たまに、ええ詩ィ書きよるがな」
って、言われてます。
亡くなる、直前の詩は、めちゃくちゃ、だったらしい。
でも、茂次さんは、詩に、すがりつくように、
詩を、書いたんだってさ。
まあ、寂しい、人生だけど、茂次さんの、素敵な詩は、
おれが、体で、受け止めてるからね^^

おれなんかで、良かったら、いろんな、お話、
みんなで、しようぜ^^
>>163さんも、お時間が、ある時に、
おれとか、住人さんに、鬼がらみ、してくだせえよ^^
0165◆vDcOqdC/aA
垢版 |
2012/05/12(土) 06:02:43.22
宮澤賢治は「春と修羅」第1集の「真空溶媒」という長編詩が
楽しくて中学生の頃から好きですが、第3集の次の作品もいい。
http://www.ihatov.cc/haru_1/020_d.htm


札幌市
 
遠くなだれる灰光と
歪んだ町の広場の砂に
わたくしは かなしさを
青い神話にしてまきちらしたけれども
小鳥らはそれを啄まなかつた
http://www.swan2001.jp/oa008.html


何段階もの草稿があり、編者が自分の好みでいいとこ取りをする場合も多く、
最初に見て覚えたのはこのバージョンのように思う。
谷川徹三編の岩波文庫版に近いが、こちらは「灰光」が「灰色」になっている。
(いずれも、ぴたりと一致する賢治自身の草稿はないようです)
http://ww4.enjoy.ne.jp/~florva/words/told/saporo.htm
http://www.ihatov.cc/haru_3/309_d.htm
0166◆vDcOqdC/aA
垢版 |
2012/05/12(土) 06:04:53.47
谷川俊太郎の処女詩集「二十億光年の孤独」の次の詩とイメージが重なる。
有名な詩ですが(2ちゃんでは「なんでもおまんこ」の方が有名かな)
http://www.swan2001.jp/oa008.html


かなしみ

あの青い空の波の音が聞こえるあたりに
何かとんでもないおとし物を
僕はしてきてしまったらしい

透明な過去の駅で
遺失物係の前に立ったら
僕は余計に悲しくなってしまった


http://tetsugakuka.seesaa.net/archives/200607-1.html
0168吾輩は名無しである
垢版 |
2012/05/12(土) 11:01:08.61
>>165
賢治さんの、詩、いいですよね♪
おれは、いつも、心が、しんどく、なった時、
「春と修羅 序」を、読みます^^
http://why.kenji.ne.jp/haruto/100jo.html
未だに、この詩を、越える、詩に、出会ったことは、
ないです^^
実は、「宮澤賢治の詩の世界」
http://www.ihatov.cc/doc/intro.html
を、運営されているのは、
おれの、親友なんです^^
この人から、詩だけでなくて、哲学・思想も、教えていただきました。
>>166
おれは、この「かなしみ」という、詩を読んで、
俊太郎さんの、詩集、昔、読みまくりました。
たしかに、たしかに^^
「札幌市」と、「かなしみ」の、イメージ、似てる^^
同じ、かなしみを、素材としても、賢治さんと、俊太郎さんの、
詩の、調理の、仕方が、違うとこが、興味深いです^^
0169吾輩は名無しである
垢版 |
2012/05/12(土) 11:14:49.87
「薔薇の内部」ライナー・マリア・リルケ

どこにこのような内部を包む
外部があるのだろう。どのような傷に
この柔かな亜麻布はのせるのだろう。
この憂い知らぬ
咲き切った薔薇の花の
内湖(うちうみ)にはどこの空が
映っているのだろう、ごらん、
薔薇はただそっと
花びらと花びらを触れ合わし
今にも誰かの慄える手に崩されることなど知らぬかのよう。
花はもうわれとわが身が
支え切れぬ。多くの花は
ゆたかさあまって
内から溢れ、
限りない夏の日々の中へと流れ入る、
次第次第にその日々が充ちた輪を閉じて、
ついに夏全体が一つの部屋、夢の中の
部屋となるまで。
0170◆vDcOqdC/aA
垢版 |
2012/05/12(土) 13:26:12.83
>>168
>実は、「宮澤賢治の詩の世界」
を、運営されているのは、
おれの、親友なんです^^

賢治ファンにとっては本当にありがたい企画ですね

「春と修羅」の序、自分も大好きです。
子どもの頃からの愛読者なので、賢治の時間・空間の認識の仕方に
知らない間に結構、影響受けてしまっているかも



0171吾輩は名無しである
垢版 |
2012/05/12(土) 13:39:14.23
 ………
高原の風とひかりにさゝげ
菩提樹皮(まだかは)と縄とをまとふ
気圏の戦士わが朋(とも)たちよ
青らみわたるかう気をふかみ
楢と椈(ぶな)とのうれひをあつめ
蛇紋山地(じやもんさんち)に篝(かがり)をかかげ
ひのきの髪をうちゆすり
まるめろの匂のそらに
あたらしい星雲を燃せ
 ………
原体剣舞連もいいよなぁ

前スレで貼った「春の祭典」のBBCドラマはプルーストスレで知ったんだけど
今では惨状を呈していて残念だよ
0172吾輩は名無しである
垢版 |
2012/05/12(土) 13:54:27.67
>>170
この間、宮澤賢治さんに、関する本を、読んでました。
その中で、賢治さんの、想像力の、秘密は、
賢治さんが、日本の、作家には、珍しく、
理科的な思考、合理的思考を、持っておられて、
自分を対象から、引き離して、対象化されたものを、
合理的に、把握する、力が、あったから、
独特の、賢治ワールドを、作り出せた、と書いてありました^^
そういえば、なるほど^^
賢治文学には、いろんなものが、出てくるもんなー^^
Gさんは、お子さんの、頃に、賢治デビューか^^
すごいなー^^
いつも、Gさんの、「プルースト」スレ、とても、楽しく、
読ませて、いただいているのですが
Gさんは、プルースト文学の、どういう部分が、お好きですか?
Gさんは、プルースト文学の、どういう所に、惹かれますか?
おれも、プルースト、ぜひ、読んでみたいのです^^
0173◆vDcOqdC/aA
垢版 |
2012/05/12(土) 13:59:14.66
>>171
プルーストスレがですね。確かに残念。

楽しんで読むというものではないけど、坂口安吾がその小林秀雄論「教祖の
文学」で賢治のバチ当たりの目を絶賛している「眼にて云ふ」、それにデモー
ニッシュな「丁丁丁丁丁」等疾中詩篇も子どもの頃読んで、衝撃的でした。
http://www.aozora.gr.jp/cards/000081/files/471_19937.html


0174吾輩は名無しである
垢版 |
2012/05/12(土) 14:14:25.74
朝の歌  中原中也


天井に 朱〔あか〕きいろいで
  戸の隙を 洩れ入る光、
鄙〔ひな〕びたる 軍楽の憶〔おも〕ひ
  手にてなす なにごともなし。

小鳥らの うたはきこえず
  空は今日 はなだ色らし、
倦〔う〕んじてし 人のこころを
  諫〔いさ〕めする なにものもなし。

樹脂の香に 朝は悩まし
  うしなひし さまざまのゆめ、
森並は 風に鳴るかな

ひろごりて たひらかの空、
  土手づたひ きえてゆくかな
うつくしき さまざまの夢。
0175吾輩は名無しである
垢版 |
2012/05/12(土) 14:15:58.58
皿  西脇順三郎


黄色い菫が咲く頃の昔、
海豚は天にも海にも頭をもたげ、
尖つた船に花が飾られ
ディオニソスは夢見つゝ航海する
模様のある皿の中で顔を洗つて
宝石商人と一緒に地中海を渡つた
その少年の名は忘れられた。
麗〔ウララカ〕な忘却の朝。
0176◆vDcOqdC/aA
垢版 |
2012/05/12(土) 14:32:30.48
西脇順三郎のAmbarvaliaだとこれも


天気

「覆(くつがえ)された宝石」のような朝
何人か戸口にて誰かとささやく
それは神の生誕の日
0177◆vDcOqdC/aA
垢版 |
2012/05/12(土) 14:38:21.97
中也は、このスレの最初の方にあった「一つのメルヘン」>>6
等好きな詩、沢山ありますが、これなんかも


北の海


海にゐるのは、
あれは人魚ではないのです。
海にゐるのは、
あれは、浪ばかり。

曇つた北海の空の下、
浪はところどころ歯をむいて、
空を呪つてゐるのです。
いつはてるとも知れない呪。

海にゐるのは、
あれは人魚ではないのです。
海にゐるのは、
あれは、浪ばかり。
0178◆vDcOqdC/aA
垢版 |
2012/05/12(土) 14:43:50.78
>>172
ありがとうございます。
プルーストの魅力、なかなかまとまらず、うまく言えないのですが。

プルーストは、当初は、恥ずかしながら、スワンの恋愛体験がひとごとでなく
感じられたのがきっかけでした(鹿島茂の『悪女入門』というフランス文学入門書
でオデットに1章を割いていたのを読んで)。
父が堀辰雄の大ファンで家に全集もあり、そこでプルーストという名前はリルケ
と並び、特別な響きを帯びた別格的な存在として語られていたので、子どもの頃
から漠然とした興味や憧れは持っていましたが。

ただ、それはきっかけに過ぎず、現在は、反知性的で直感的な真実把握と知的で
分析的な洞察が見事に混じり合っているところに魅かれているように思います。
詩人と評論家の両面をものすごく高いレベルで兼ね備えており、読んでいて知的欲求
と感覚的欲求の両方が満たされるというか。
西洋音楽や美術に対する深い造詣や審美眼が反映されており、それらを観賞する際に
プルーストの目が役立つという面もあります。芸術を通して西洋というものを実感すること
ができる。
あと、芸術作品の創造の秘密に迫っているところにも興味があります。
0179 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo
垢版 |
2012/05/12(土) 14:51:38.59
春山行夫気になってるんだが、どこかの出版社が全集出してくれないものか。
0180 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo
垢版 |
2012/05/12(土) 14:56:14.73
西脇順三郎全集と並ぶと壮観なことだろう。
0181◆vDcOqdC/aA
垢版 |
2012/05/12(土) 15:12:47.16
父は西脇順三郎も好きで、自分の子どもの頃から家に全集があった。
ただし、詩人の生前に刊行されたもの。

死後に刊行された全集、入手しようと思いつつ、神保町で見かけても
なぜか手がでず、のびのびになっている。
慶應義塾大学出版会から何年か前にでた選集の詩・訳詩の巻を
買ってお茶を濁してしまっているなあ。
0182吾輩は名無しである
垢版 |
2012/05/12(土) 19:30:45.83
http://yokato41.exblog.jp/15284393/
もとより、詩は読者がいない、いないと詩人は嘆くが、むしろ読者がいたほうが困るのではないか。
自分の詩が、読者のきびしい視線にさらされ、正確に読みとられてしまうと(理想の実現)、それほどのものは書いていないことや、凡庸な人間であることがばれてしまうのだ。
だから奇妙な言い方になるが、読者がいないことで詩人の作品は救われているのである。また、彼らも救われてきたのである。

いずれにせよ現世では詩人の活きる道などない、と思ったほうがいいのであるが、「理想の世界」は、ある人々にはいまも光り輝くものであるらしい。
詩人としての余力を残しながら、中年になって、詩が書けなくなり小説に転じる人たちが多いのだ。
いったい彼らの詩は何だったのだろう。つまり彼らの小説とは何なのだろう、ということだ。
(荒川洋治「夢を叶えた詩人たち」)
0183吾輩は名無しである
垢版 |
2012/05/12(土) 19:31:47.20
>>173
たしかに^^
この詩を、子供時代に、見たら、びっくりするだろうなー^^
内容は、深刻だけど、ユーモアが、あるのが、すごい^^
>>174
中也さんの、詩は、やっぱり、いいね^^
やっぱ、読み手を、引きずり込む、力がある。
おれも、もう、一回、中也さん、読み直そうかな^^
>>175
>>176
順三郎さんの、すごい、とこは、
ギリシャ的叙情なんかを、自然に、詩に、
取り入れられる、とこが、すごいなーと、思いますね^^
モダニズム的、ある意味では、少し、シュルレアリスム的、
な部分なんかは、荒地派に、深く、影響してると、思う。
>>177
中也さんの、詩の中に、生の不安が、見える、
そんな、詩だね^^
中也さんは、自らの、死の後の世界を、まるで、
予期してるようだ。
0184吾輩は名無しである
垢版 |
2012/05/12(土) 19:50:52.35
>>178
なるほどー、
恋愛経験、っていうのは、自分を、見つめ直す、
きっかけに、なったり、しますからねー^^
そうかー、
やっぱ、プルースト、すごいなー^^
Gさんが、プルーストに、心を、奪われるのが、
よく、分かります。
芸術の、百科全書のような、プルーストを、
勉強するだけで、あらゆる、芸術を、学べるもんなー^^
おれも、少しずつ、プルースト、読みます^^
>>179
たしかに^^
春山行夫の、全集出てないね。
コクトーと、お友達かー^^
コクトーは、チャップリンと、友達であると。
おれは、春山さんの、随筆も、読みたいな^^
うーん、フォルマリスムかー。
ダダなんかだと、高橋新吉さんとか、トリスタン・ツァラなんかは、
まとまった、本があるけど、
ちょっと、今の時代で、全集が、出るのは、
難しいかもしれない。
>>180
>>181
『西脇順三郎全集』欲しいなー^^
すごい、巻数だね(笑)
おれ、一回、図書館で、順三郎さんの、詩論を、
借りようと、思ったんですけど、挫折して、
再挑戦しようと、思っております(^0^)b
0185吾輩は名無しである
垢版 |
2012/05/12(土) 20:11:34.51
>>182
ブログ、とても、興味深く、読ませていただきました^^
荒川さんは、やっぱ、とても、鋭いと、思う。
冷静に、芸術を、見られてるなー、って、感じます。
やっぱ、詩を、書くのは、体力、気力がいるし、
ある意味、散文よりも、しんどいかも、しれない。
詩→小説の、人は、多いけど、逆は、聞いたこと、
ないもんな。
小林秀雄さんとか、中也さん、賢治さん、なんかの、
戦前の、例外的な、天才も、いるけど、
敗戦直後に、天才が、多く、集まってる。
この現象に、おれは、注目したいところ。
ネットで、気軽に、詩を、投稿できるように、なって、
おれも、詩の、クオリティー、急に、落ちたなって、思う。

0186吾輩は名無しである
垢版 |
2012/05/12(土) 21:11:21.61
でもさ、ネット時代になり短歌や俳句は伝統的結社に所属せず、
自由に活動することもできる面白い状況になっているんだよなぁ。
制約の多い詩形というのもむしろパズル的、ゲーム的な要素と捉えることができ、
手軽に作れることも相まって興味を持つ若い人も増えているように思う。
0187吾輩は名無しである
垢版 |
2012/05/12(土) 22:32:11.91
>>182
だらだらと惰性的に詩を続けるよりは、
かつてのランボーのようにきっぱりとやめるのも一つの道だとは思うけど、
ただ詩をやめざるを得なかったランボーが小説を書いて何になるということなんだよね。

それに確かに詩人が多すぎるし、批評が機能していないのも問題だとは思うけど
でも、そういう荒川が書く詩ってどうなの?
俺は殆ど読んだことがないんだけど、そこもまた難しいところなのかな
0188吾輩は名無しである
垢版 |
2012/05/13(日) 00:43:16.13
>>186
そうかー、
そういう、見方も、たしかに、あるなー^^
おれは、ネットでは、短歌の、若者の、
成長が、目覚しいなー、なんて、
思ってます。
たしかに^^
パズル的、ゲーム的な要素は、
詩よりも、俳句・短歌が、持つ、強味だよね^^
>>187
ランボーは、やっぱ、若さが、味方した、
詩人だと、おれは、思います。
ランボーは、散文を、書いても、
詩ほどは、認められない、と、
おれは、思います。
荒川さんは、おれは、電話で、
一回、お話したことが、あります。
いい感じの、人でしたよ^^
うーん、荒川さんの、詩は、
おれは、良さが、わかりまへん(笑)^^
0189吾輩は名無しである
垢版 |
2012/05/13(日) 00:59:35.85
「見附のみどりに」荒川洋治

まなざし青くひくく
江戸は改代町への
みどりをすぎる
はるの見附
個々のみどりよ
朝だから
深くは追わぬ
ただ
草は高くでゆれている
妹は
濠ばたの
きよらなしげみにはしりこみ
白いうちももをかくす
葉さきのかぜのひとゆれがすむと
こらえていたちいさなしぶきの
すっかりかわいさのました音が
さわぐ葉陰をしばし
打つ

かけもどってくると
わたしのすがたがみえないのだ
なぜかもう
暗くなって
濠の波よせもきえ
女に向う肌の押しが
さやかに効いた草のみちだけは
うすくついている

(続く)
0190吾輩は名無しである
垢版 |
2012/05/13(日) 01:06:37.52
>>189続き)

夢をみればまた隠れあうこともできるが妹よ
江戸はさきごろおわったのだ
あれからのわたしは
遠く
ずいぶんと来た

いまわたしは、埼玉銀行新宿支店の白金(はつきん)のひかりをついて
あるいている。ビルの破音。消えやすいその飛沫。口語の
時代はさむい。葉陰のあのぬくもりを尾けてひとたび、打
ちいでてみようか見附に。
0191吾輩は名無しである
垢版 |
2012/05/13(日) 01:19:51.94
>>188
みんな、ごめん^^
訂正します。
×>ランボーは、散文を、書いても、

〇>ランボーは、小説を、書いても、

「イリュミナション」は、
散文詩だもんね^^
0192吾輩は名無しである
垢版 |
2012/05/13(日) 01:22:50.02
ランボーの、残した、書簡なんかは、
面白いんだろうか?
ご存知の方、いますか?
0194吾輩は名無しである
垢版 |
2012/05/13(日) 11:00:56.87
>>193
いやいや^^
たぶん、>>193さんの、ご期待を、残念がらすことに、
なると、思う。
昔、荒川さんは、個人で、紫陽社、という、詩集専門の、会社を、
持っておられて、三橋聡さんの、詩集の在庫があるか、お聞きするために、
たしか、土曜美術社だったと、思う、
荒川さんへの、ファンレターとして、荒川さんに、
手紙を、書いたんですよ。
そしたら、わざわざ、おれの、自宅に、荒川さん、ご本人が、
電話してきてくださって、渋い声で、紫陽社は、もう、ないこと(T0T)/
詩集の、在庫は、ないことを、伝えてくださりました。
そのあと、なんていう題名だったかな?
荒川さんの、新刊エッセイについて、20分ほど、お話させていただきま
した。
おれ「おれは、荒川さんの、エッセイは、楽しんで、全部読んでいます^^」
洋治「あっそうなの、どうも、ありがとう。」
っみたいな、フィーリングでね^^
ただ、そんな、感じの、荒川さんとの、電話での、会話でした^^

0195吾輩は名無しである
垢版 |
2012/05/13(日) 11:25:50.65
「陽氣な鬼」高見順

茶碗のふちを箸でたたくな
餓鬼(がき)がやってくる
大事なごはんを餓鬼に食われる
幼兒の私に祖母が言った

食後靜かに横たわった
今は年老いた私のところへ
奇妙な鬼どもがやってきた
なんの物音も立てはしなかったのに

外には雪が降っている
雪に足跡を殘さず
足も濡らさずに庭から
私の部屋にはいってきた

小肥りした鬼どもは
顔の色艶もよく飢えてなどいない
きっと私なんかよりずっといい暮らしをしているのだ
病み衰えた私のほうが餓鬼のようだ

何をしに來たのだろう
私を慰めに來たのか
こんな陽氣な鬼のほうが
骨と皮の餓鬼よりむしろ氣味が惡い

(続く)
0196吾輩は名無しである
垢版 |
2012/05/13(日) 11:32:36.40
>>195続き)

私のベッドのまわりでツイストをはじめた
箸で私の肋骨をシロホンがわりにたたいて
音が惡いと
食道のない私の胸に耳を當てたりした

するうちなににおびえたのか
鬼どもは一齊にキャーッと叫んで
部屋からあたふたと飛び出した
否 私から一目散に逃げ出した
0197吾輩は名無しである
垢版 |
2012/05/13(日) 13:04:27.56
ランボー創作時代の手紙はいくつか残っているが、有名なのは「見者の手紙」と言われる、
かつての教師と友人に宛てた2通の手紙。
これは自身の創作について詩と共に語っていて全集なんかでは必ず掲載されているはず。
また、アフリカからの手紙は多数(200痛以上とも)残っている。
しかしこれらの手紙は、小林秀雄曰く「彼が往来した沙漠の様に無味乾燥」なものらしい。
俺はほんの一部を抜粋で読んだだけだし詳しくは知らない。
0200吾輩は名無しである
垢版 |
2012/05/13(日) 15:28:36.08
>>197
どうも、ありがとう^^
そうかー、2通の手紙と、
アフリカ書簡200通以上も、あるのかー^^
でも、37年の、人生としては、寂しいな。
>>198
どうも、ありがとう^^
助かります^^
とても、興味深く、読ませていただきました。
鈴村さんの、訳、とても、いいね^^
やっぱ、ランボーは、「見者」ということに、こだわってるね。
それに、すごい、博学。
たしか、アフリカ時代にも、親族に、
60冊の、本を、送るようにとの、手紙を、書かれた、みたいなことを、
読んだ、記憶があります^^
>>199
そうだね^^
講演なんかに、行くと、お話しできる、ような、機会が、あるかもしれない。
荒川さんの、紫陽社は、新人の詩人さんを、中心に、詩集を出されてて、
現代詩の、発展で、荒川さんの、お仕事の、力は、大きいと思う。
でも、やっぱ、詩の会社を、続けるのは、大変みたいです。
>>199さんも、またいつか、好きな、詩人さんが、できたら、出版者宛に、
ファンレターを、書くと、いいよ^^
詩人さんと、コンタクトが、取れると、思います^^




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