カズオ イシグロ
>>1
時代に追い越されてしまった典型、として記憶される作品。
従来の想像力の枠組みでは
もはや捉えられないほどの速度で 「人類」は変化しつつある。
日本ではすでに血管も備えた肝臓が、ips細胞からつくられた。自分の細胞から新たな臓器をつくり
病んだ臓器と取り替える再生医療が、じき実現する。
うろんだ旧弊な想像力は、たちまち瓦礫と化す。いかにして
おのれの脳内を日々再生& 活性化するか、その努力ができない椰子らは
とっとと逝ってよし! 舞台背景上の技術を現実がほんのちょっと追い越したってだけで不要扱いとか
どんだけ想像力が欠乏してんだか…
クローンへの脳移植による身体総とっかえ若返り・不死技術が確立した未来
もちろん部分移植も可能って想定しても別にいいのだが? たしかに良い作品とは思うけど
「イシグロ=私を離さないで」みたいな扱いになってきてることに違和感を覚える
代表作は日の名残りだろうと > 「イシグロ=私を離さないで」みたいな扱いになってきてる
そうなの?
俺も、カズオといえば真っ先に「日の名残り」だが まだ私を離さないで読んでない(~_~;)
映画もあるが、時間がない。
とりあえず近いうちに日の名残り買うか。 ネタバレか? 1ページ目から提供者って表現が出てくるし >>7
大丈夫ですよ。
スレ作製した時点で、私に責任があります。
この人デビューが遅いってこともあるかもしれないけど、最初の「遠い山なみの光」から圧倒的な完成度だよな 「わたしを離さないで」は未来の先端医療を描く話じゃないでしょ。
2000年代に書かれたものなのに、物語の設定は1980年代だっけ?一種のパラレル過去。
だから現代の技術の方が進んでいてもなんの問題もない。
むしろありえない設定によって、人間が根本的にかかえる問題を逆照射する作品だと思う。
人間が死をまぬがれない、普通の生活や命に対する愛おしさを感じて感動した。 レイ・ブラッドベリの火星年代記を時代に追い越されたというようなものだな >>13
ブラッドベリいいですよね。
夜想曲集買いました。