カズオ イシグロ
>>212
>なんで誰ひとり脱走しないのか?反乱しないのか?の説明がないのがダメ。
自分はその点について一切の説明がなされていないところが逆に凄いと思いました。
テレビドラマでは原作には無かったある設定があり、脚本家の方はその辺を充分理解した上でそれを加えたのだろうと感心してしまいました。 すまん質問、「わたしを離さないで」原作で
介護人が最終的に提供者を○して焼却する、って描写あったっけ? >>212
反乱?起こしたらネットでボコボコに叩かれるし就職に響くからでしょ(適当) >>212
>なんで誰ひとり脱走しないのか?反乱しないのか?の説明がないのがダメ。
おぞましい世界を当事者(話し手)が全然そう思っていないから怖い話の典型だという批評がありますな。
http://www.gothic.stir.ac.uk/interviews/ramsey-campbell-interviewed-by-david-mcwilliam/
"a classic instance of a story that’s horrifying precisely because the narrator doesn’t think it is"
仮に逃亡や反乱を試みたとしても無駄な状況だということについては、Chapter twenty-twoでMiss Emilyが十分説明していますね。 いまドラマやってるし原作も読んでみようと思うが詳しい人いるのかな この人、もっと高尚なものをかいてるのかと思ってたら、時代遅れのラノベみたいなの書いてるんだな
海外の方が遅れてて評価が甘いのか? 最新刊、がっかりしすぎて3分の2くらいのところまでで挫折中。
思わず未読だった『浮世の画家』読みはじめたけど
やっぱりこうでなくっちゃ!おもしれー どういうふうにがっかりだったの?
まだ読んでないけど教えて >>223
ただただどこも面白くないの〜。なぜだろう。
・ヨーロッパ系の王とか竜とかの世界観になじみがなさすぎる
・原文はわざと「偽古文」的な文体なのに、翻訳ではそうなっていないらしい
・霧で覆われた話だからそれでいいのだ
いろいろ理由はあるだろうが、これらはあまり重要ではなさそう。
とにかくこれまでのような「書くことが楽しくてしょうがない」感が無い。
昨年テレビでイシグロは「小説家ががんがん書けるのは45歳まで」
とかなんとか言っていたがまさがご自分のことだったとは!
本人も何かしら自覚しながらの作品といえるだろう。
もしかして私もそのくらいの年齢にならないとわからない境地なのかもしれない。
これからは、これまでの作品を順番に繰り返し楽しむよ。どうもありがとう。 過去の忌まわしい歴史を忘れてぼんやりとした頭で平和な生活を送るのが幸せなのか
歴史を直視して憎しみとせめぎあいの中で生きる道を探すのが幸せなのか
そういう話じゃないの ファンタジーなんて表層的な仕掛けだけ見てたらもったいないだろ >>225
そーですね。
まあ無意識のうちに一人称語りを欲してしまっていたのかもしれないし
私にはまだ捉えきれないのかもしれない。
攻めの姿勢には敬服。
一番好きな作家に変わりはない。 >>222
浮世の画家って面白いんですね。
今度読んでみます。
皆様のカズオイシグロ・ベストワンを教えて欲しい。 ベストワンといったらやっぱりわたしを離さないでになっちゃうけど
夜想曲集(短編集)のなかの「チェリスト」は個人的にツボ(ただただ腹立たしい話) イシグロを読んだことがない人が最初に『浮世の画家』を読んだら
どこに魅力があるのかわかりづらいかもしれない。
しかし思った以上に日本っぽくてびっくり。長女のしゃべりが小津調でたまらん。 ドラマの最終回見逃してしまいました。
原作通りだったよね?
映画の予告編でちらっと見たけど(校長先生が車椅子で出てくるシーン)ゆっくり見たかったな。
見た方どうでした? >>212
ラノベ風展開なら逃げ出す人間に焦点をあてるけど
あの状況になったら逃げられない人間のほうが多いんじゃないかな
アフリカの少年兵の記事読んでも洗脳され従って殺される人間のほうが多数
普通の教育受けて自由な国に暮してるから、なんで逃げないの?になるのだと思う >>233
佳作かな
イシグロにはもっと良い作品が他にあるから 忘れられた巨人って設定がダークソウル2に似すぎじゃないですか? / ̄ ̄ ̄ ̄ \
| (゜。).|
|┌ ⊂⊃ ┐|
\ \|/ /
/ \ 『パンドラの少女』の帯、
「カズオ・イシグロ meets ウォーキング・デッド」だって。
これは読まざるを得ない。 『パンドラの少女』やっと読んだ。おもしろくないわけじゃないけど
ソンビの話だからどうしてもコメディっぽく感じられて、軽かった。
テレビブロスの豊崎さんの書評のコーナー。金銀銅で評価してるんだけど
『わたしを離さないで』とかを金で紹介してた10年前は、
おおかたの本は銀だったから、たまに出る金は全部アタリだったけど、
近年はほとんどが金だし金でも全然おもしろくない。 『パンドラの少女』どういうところがカズオ・イシグロっぽかった? (牢屋から出されて拘束されて授業を受ける子供たち。)この子達は一体なんなのか。。。
というところが『わたしを離さないで』っぽい、ってことだけで。
別にわざとパロってるわけでは全然ないから、他は全然違うよ。 >>244
設定がなんとなく似てるってことか
「カズオ・イシグロっぽい」なんかもっと記憶とか曖昧さとかが似ているのかと思ったので残念
教えてくれてありがとう 極北ってアマゾンレビューみたらだいぶ好評ぽい。
自分もアンチ春樹だがせっかくだから読んでみよう 「The remain of the day」と「 never let me go]を買ってきたのだが、
なんかレベルが高すぎて全然読めないので「日の名残り」買ってきて最初を
読んでみたが、うーーーむという感じだな。よくわからん。
これは面白くなるんだろうか? とりあえず捨てないで放置しているが、
「私を行かせないで」を買おうかどうか迷ってる。上のほうで駄作って噂
なので、ひょっとするとこっちは面白いかもと思う。 私を離さないでの方が設定小説だからエンタメよりっちゃエンタメよりかもね
日の名残りとどちらがおもしろいかはそれぞれだろうけど
ただ俺は日の名残りが一番おもしろいと思うよ 日の名残りはブリティッシュ紳士萌えにはウケがいいはず ウルベックの『地図と領土』というのを読み始めたけど、
あれ?なんか全然おもしろそうじゃないんですけど。。。
あと次は『贖罪』とかいうのを読んでみたいが、どうかなあ
皆のおすすめ知りたし。 200ページだ
200ページ読んでつまらなければどんな作品でも読まなくていい 『贖罪』は文飾がうざい
イシグロ作品とは同じくらいのレベル それはけなしてるのか、それともツンデレ的な表現なのか??
でも文飾がうざいのはやだなあ イアン-マキューアン、初期の作品は好きだしイシグロとの共通点はあるような
文飾とか違うと思うけど、ストーリーに関係ない主人公の役柄のデティールなどを何ぺージも使って語るとか
本を書くにあたって自分が調べたことを全部書きたいって気持ちがあるみたい ↑最近のイアン-マキューアンがしつこい描写だってことで、イシグロとは違うって言いたかったの 「ストーナー」、ネットでジャケ買いして、
実際届いたらジャケ、良くなくて、がっかりしてまだ読んでないが、中身どおかな ストーナー読んだ
カズオイシグロの初期作品のような地味だけど味わいのある作品だった never let me goは映画で言えばislandがそっくりだろ。
ユアン・マクレガー主演のやつ。
あれ観た時原作これかと思ったわ しかし人いねえな
書いてから半日たっても何の反応ないとか
窒息死するわマジで いかにもSF的な雰囲気に仕立て上げればアイランドっぽくなるかもね
(糞コテ以外は基本過疎な板なんだからしかたないだろ) >>264
2ちゃん自体から人が少なくなっているのでは
ある板に久々に行ってみたけどものすごく人が少なくなっている
特に新ネタがしょっちゅうあるというわけにはいかない板だとネタ切れもある >>263 アホ発見! あの手のネタはごまんとあるわ。どれがどれぱくったとか出なくて昔から有る陳腐なねたなんだよ
>>241 自分で読め!
>>235 アホ発見! 佳作って言葉の意味をわかってないでやんの ビートたけし「あああん!あべぴょん、らめえええええええ!ひぎぃ!アナルが裂けちゃううううううっ!」 『充たされざる者』の手法ってなんですか?
シュルレアリスム?不条理?意識の流れ?
似たタイプの小説や影響を受けたであろうものを教えてください わたしを離さないで
って
SFとしては陳腐
純文学としては、設定がわざとらしい
SF読んだことが無い、二流文学者が「これは斬新な設定!」とか言いそうな感じ。 というか、そういう二流評論家、二流文学者、居たよな。
ここのスレのプアさんやニートさんはどう思いますか?
(SFとしてもだめ。純文学としてもダメ
って言えば、小説として最低っていってるのだが、
バカは、「俺はジャンルを気にしない」とか言って反論したつもりになるのかな。
ほんとバカってアホだな )
三流大の文系のオチコボレで、ヘリクツばっかり言ってる間抜けなんだろうな ) 俺は『わたしを離さないで』非常にがエンタメよりだと思ってる上で言うとその設定が“わざとらしい”ってのがそもそもの不要な枷なんじゃないの
人工的な文学ってのは存在しないって立場なわけ? >>271=アホ発見!
エンタメとしても純文学としてもダメなんだから、そういうことを言ってもダメ。 確かに「純文学としては、設定がわざとらしい」という言葉が、何をくさそうとしてるのかさっぱり解らんな
まあ、純文学をろくに読んだことのないアホが、なんとか批判するためひねり出した言葉だとして読むと、
純文学=自然主義文学みたいなとらえ方を前提にして、それにそぐわないからダメという感じのことを言ってるんだと思う 私を離さないで が面白いとか名作とか言ってる奴って、一回、病院で脳味噌の検査して貰った方が良いぞ。そうとう頭、低能になってるから >>276みたいな、私を離さないで が面白いとか名作とか言ってる奴って、一回、病院で脳味噌の検査して貰った方が良いぞ。そうとう頭、低能になってるから 「純文学としては、設定がわざとらしい」←こんな意味不明な言葉を5年もコピペし続ける奴の頭の方がどうかしてる。
いくらアホでも5年もあったらどっかの時点でおかしいと自分で気づくだろ。
ここまで低能だと残念ながら病院行っても治らんだろうけど >>280はバカだから、わざとらしいという言葉の意味がわからないんだな。
そこまで言うんなら、私をはなさないで のどこがどういうふうに面白いって思ったのか
手短にここに書いて御覧なさい 『さよなら、カルト村。』を読んだが
著者が中一の頃書いた、先生に特別な○をもらった日記の内容を
おおむね一言一句覚えているらしい、というところに恐ろしいものを感じた。
生まれた時から私物は引き出しひとつ分みたいな生活をしてると
ほんとにそうなるんだなーと。 >>281
例えば、
「大衆文学としては、設定がわざとらしくないが、純文学としては、設定がわざとらしい」
「推理小説としては、設定がわざとらしくないが、純文学としては、設定がわざとらしい」
「時代小説としては、設定がわざとらしくないが、純文学としては、設定がわざとらしい」
とか書いてるやつを見たらなんとも思わないのか?
こんなこと抜かすアホは話にならんだろ。
「わたしを離さないで」の評価を誤ったから馬鹿にされてると勘違いしてるみたいだけど、
本当に頭が悪いのか?
「わたしを離さないで」が駄作だろうが傑作だろうがもはや関係ない。
「純文学としては、設定がわざとらしい」←こんな低能丸出しのフレーズを、それと気づかないまま
5年もコピペするからこそ、救いようがないと指摘されているんだ。
さすがに自分でも気づいてるだろ?
それとも5年もコピペしたフレーズが「わたしを離さないで」の本質を抉った鋭い批判だとまさか本気で思ってるのか?
もしそうなら、言葉を尽くして説明していただきたいと、煽り抜きでお願いするわwww わたしを離さないで
って
SFとしては陳腐
純文学としては、設定がわざとらしい
SF読んだことが無い、二流文学者が「これは斬新な設定!」とか言いそうな感じ。 というか、そういう二流評論家、二流文学者、居たよな。
ここのスレのプアさんやニートさんはどう思いますか?
(SFとしてもだめ。純文学としてもダメ
って言えば、小説として最低っていってるのだが、
バカは、「俺はジャンルを気にしない」とか言って反論したつもりになるのかな。
ほんとバカってアホだな )
>>283は 文系のオチコボレで、ヘリクツばっかり言ってる社会のダニなんだろうな わたしを離さないで
って
SFとしては陳腐
純文学としては、設定がわざとらしい
SF読んだことが無い、二流文学者が「これは斬新な設定!」とか言いそうな感じ。 というか、そういう二流評論家、二流文学者、居たよな。
ここのスレのプアさんやニートさんはどう思いますか?
(SFとしてもだめ。純文学としてもダメ
って言えば、小説として最低っていってるのだが、
バカは、「俺はジャンルを気にしない」とか言って反論したつもりになるのかな。
ほんとバカってアホだな )
>>285は 文系のオチコボレで、ヘリクツばっかり言ってる社会のダニなんだろうな 純粋哲学の方が カント 神学系の。 バタイユもいいけど
無神学大全。非知。 わたしを離さないで
って
SFとしては陳腐
純文学としては、設定がわざとらしい
SF読んだことが無い、二流文学者が「これは斬新な設定!」とか言いそうな感じ。 というか、そういう二流評論家、二流文学者、居たよな。
ここのスレのプアさんやニートさんはどう思いますか?
(SFとしてもだめ。純文学としてもダメ
って言えば、小説として最低っていってるのだが、
バカは、「俺はジャンルを気にしない」とか言って反論したつもりになるのかな。
ほんとバカってアホだな )
>>288 >>289 は 文系のオチコボレで、ヘリクツばっかり言ってる社会のダニなんだろうな これ、嫉妬とかやっかみじゃなく本当に素朴に思うんだけど、イシグロ好きだし。
で、もしイシグロが日系イギリス作家ではなく、現代日本の純文学作家石黒だったら
もっと作品の幅は狭くて苦労したかな?と思う 290さんは読書量少なそう
>バカってアホだな
なんて斬新な日本語使う方だから、漢字に全部ルビふってないとダメそう 文学における設定、舞台装置なんてそんな重要じゃないしね >>269
手法というか、オレは読みながら
まるでカフカの「城」みたいだな
と思った イシグロ好きな人って漫画読む?
自分は最近では古谷実のゲレクシスとか宮崎夏次系好きだったわー >>300
ボブディラン受賞で「なしだな」と思った。
文学を突き詰める方向じゃなくて、大衆に影響を与えたかみたいな方向なのでは。 私を離さないで。読み始めました。
原文では、提供者は、ドナーと書かれているのかな。それとも他の単語かな。 読んだがもう5年以上前で忘れた。
ただdonorだとなんとなく先が読めちゃうから
ちがう言葉だった気がする。
というか、この本て最初の方でもう先が読めるんだっけ? >>305
読み始める前に、臓器提供者の話だと知ってた。けど、原文ではどうだったのか気になって。 てか、さっき臓器提供者なんだと先生から教わったところだ。 本ひっぱりだして確認しましたが、"donor"です。
1ページ目にあったのですぐわかりました。
ちなみにKATHY Hの仕事(?)は "carer"です。
というかもう10年前になるのか(独り言) 米amazonのLOOK INSIDE(なか見!検索)で見てみたら
チャプター1の1ページ目から"donor"連発してた 七月の幽霊のことを思い出したけど、シュガー、バイアット達の乾いた魔女の自分なりの
オチ的研究観よりはよくてま、相対バイアット達の方が書けるだろうけど、イシグロの方が読んだ後の暗さはない
、幽霊話に思えるなあ。幽霊が存在する次元だとか、子供を失うことだとか、
トランプじゃないけど不動産の話とか、本質的には、男の子と別れる、子離れと、
母親への精神的殺意が美しく描かれていて、翻訳に汚れた日本文学の記憶でも、
かなりリアライズされて追憶できる文学だと思う。
ミスウオーカークライトンの話が一番好きだ。
女子高といっても、今のようには退屈しない時間で、想像や幻想の中にいる世界
を通じて、自分の子供が育つ様子をイメージできる、実際の人生で、文学の中での
実話として、という一番手に編まれた小説が一番だと思う。 魔女の様子が描かれている 先に述べた作品では、
ネット時代にないネト無き性欲がかかれているのが、生々しいというより、
すがすがしくて、最後だけは、実際の古典作品のフィクションだろうけど、
未だ修正可能であるという感じがした。