カズオ イシグロ
わたしを離さないで って SFとしては陳腐 純文学としては、設定がわざとらしい SF読んだことが無い、二流文学者が「これは斬新な設定!」とか言いそうな感じ。 というか、そういう二流評論家、二流文学者、居たよな。 ここのスレのプアさんやニートさんはどう思いますか? (SFとしてもだめ。純文学としてもダメ って言えば、小説として最低っていってるのだが、 バカは、「俺はジャンルを気にしない」とか言って反論したつもりになるのかな。 ほんとバカってアホだな ) >>288 >>289 は 文系のオチコボレで、ヘリクツばっかり言ってる社会のダニなんだろうな これ、嫉妬とかやっかみじゃなく本当に素朴に思うんだけど、イシグロ好きだし。 で、もしイシグロが日系イギリス作家ではなく、現代日本の純文学作家石黒だったら もっと作品の幅は狭くて苦労したかな?と思う 290さんは読書量少なそう >バカってアホだな なんて斬新な日本語使う方だから、漢字に全部ルビふってないとダメそう 文学における設定、舞台装置なんてそんな重要じゃないしね >>269 手法というか、オレは読みながら まるでカフカの「城」みたいだな と思った イシグロ好きな人って漫画読む? 自分は最近では古谷実のゲレクシスとか宮崎夏次系好きだったわー >>300 ボブディラン受賞で「なしだな」と思った。 文学を突き詰める方向じゃなくて、大衆に影響を与えたかみたいな方向なのでは。 私を離さないで。読み始めました。 原文では、提供者は、ドナーと書かれているのかな。それとも他の単語かな。 読んだがもう5年以上前で忘れた。 ただdonorだとなんとなく先が読めちゃうから ちがう言葉だった気がする。 というか、この本て最初の方でもう先が読めるんだっけ? >>305 読み始める前に、臓器提供者の話だと知ってた。けど、原文ではどうだったのか気になって。 てか、さっき臓器提供者なんだと先生から教わったところだ。 本ひっぱりだして確認しましたが、"donor"です。 1ページ目にあったのですぐわかりました。 ちなみにKATHY Hの仕事(?)は "carer"です。 というかもう10年前になるのか(独り言) 米amazonのLOOK INSIDE(なか見!検索)で見てみたら チャプター1の1ページ目から"donor"連発してた 七月の幽霊のことを思い出したけど、シュガー、バイアット達の乾いた魔女の自分なりの オチ的研究観よりはよくてま、相対バイアット達の方が書けるだろうけど、イシグロの方が読んだ後の暗さはない 、幽霊話に思えるなあ。幽霊が存在する次元だとか、子供を失うことだとか、 トランプじゃないけど不動産の話とか、本質的には、男の子と別れる、子離れと、 母親への精神的殺意が美しく描かれていて、翻訳に汚れた日本文学の記憶でも、 かなりリアライズされて追憶できる文学だと思う。 ミスウオーカークライトンの話が一番好きだ。 女子高といっても、今のようには退屈しない時間で、想像や幻想の中にいる世界 を通じて、自分の子供が育つ様子をイメージできる、実際の人生で、文学の中での 実話として、という一番手に編まれた小説が一番だと思う。 魔女の様子が描かれている 先に述べた作品では、 ネット時代にないネト無き性欲がかかれているのが、生々しいというより、 すがすがしくて、最後だけは、実際の古典作品のフィクションだろうけど、 未だ修正可能であるという感じがした。 Never let me goは原文で呼んだ。はじめてのイシグロだった 何がdonorなのかcarerなのかか最初いまいち収まり悪い感じで さらにミステリアスな設定もあり、もしかしたら俺が解釈勘違いしてるのかな と思って読みながらモヤモヤした記憶がある 途中から薄々気付いて最後の方では確信に変わったけど そしてイシグロってそういう手法の人と気付くのは何冊か読んでから はじめてイシグロさん読んだけど面白いね。 日の名残りも読みたい 「日の名残」の老執事は、感情の芽生え始めたロボットみたいで切ない 忘れられた巨人が好き、充たされざる者も好きだけど 新刊出ないのかな? 忘れられた巨人は読み終わってみたら面白かったけど 冒頭部分で挫折してしばらく放置していた 同じ作家の本、どんなに好きで連続して5冊読むと飽きちゃうけど この人のは全く一冊ずつ違うから飽きないのよ そんな作家って安倍公房とか、筒井康隆しか知らないわ わたしを離さないで って SFとしては陳腐 純文学としては、設定がわざとらしい SF読んだことが無い、二流文学者が「これは斬新な設定!」とか言いそうな感じ。 というか、そういう二流評論家、二流文学者、居たよな。 ここのスレのプアさんやニートさんはどう思いますか? (SFとしてもだめ。純文学としてもダメ って言えば、小説として最低っていってるのだが、 バカは、「俺はジャンルを気にしない」とか言って反論したつもりになるのかな。 ほんとバカってアホだな ) >>320 =アホ >>321 =バカ は、なんか賢いこと言ったつもりなんだろうな >>319 中途半端にSFかじった奴に限ってこういうこと言うんだよ。 「お、おら、こういう設定のやつ何かで読んだことあんぞぉ! (凄えだろ?褒めてけろw)」ってな。 ほんとうにSFに精通したやつはこんなの作品を展開する上での あくまでも世界の設定にすぎないし、もっといえば SFというジャンルへのパロディ的要素も感じ取ってニヤリとする。 あえて誰にでも分かるようなSF的設定にしてあるのにな。 (つまり大きな釣り針) >>319 はそれにまんまと食い付くアホ 南が丘文庫 http://www.minamigaoka.info/BOOKS/ Official Homepage 横浜市立南が丘中学校の母体である、平成研究会、通称、経世会とは、自由党吉田茂派を起源に持ち、周山会(佐藤栄作派)・木曜クラブ(田中角栄派)の流れを汲む、鉄の軍団と呼ばれた保守本流集団である。 横浜市立南が丘中学校OB会 カズオ・イシグロさん、おめでとう! あなたは素晴らしい信頼できない語り手だ 私達が孤児だった頃が、最高傑作。しかし神の子供たちは皆踊るに似過ぎている。 楽天ほとんどメーカー取り寄せになってるじゃねーかwww 『日の名残り』は名作 日本人を消したイギリス人の小説 カズオ最高や! ハルウララとか最初からいらんかったんやw 私たちが世界とつながっているという幻想に隠されている闇を明らかにしたってどの小説のこと? ある『日の名残り』評 「現代において、これほど破綻なく計算通りに小説空間を築き上げられるということに、 まず賛嘆する。19世紀ならいざ知らず、20世紀末という情報化時代では、本来不必要な ことまで小説の中に紛れこみ、小説全体をまとまりのない、いわば現実社会と地続きの 空間たらしめてしまうという危険がつきまとう。カズオ・イシグロはその危険を回避し、 ものの見事にひとつの確固たる世界を構築してみせたのだった」 おめでとう 正直とりそうだけどとるとは思わなかった ここはファンが集うスレでしょうか? 「私を離さないで」の映画、自分はホロコーストを連想してならなかった。 ネットを見ると同様の印象を持った人が多くいるようだった。 でもカズオ・イシグロはインタビューで遠回しに「あれはホロコーストを暗示したのではない」と答えていた(と自分には思えた) ファンの皆さんはどう思いますか? 代表作「日の名残り」でもナチスドイツが主要な題材のひとつになっていると聞きますが… Kazuo Ishiguro The Nobel Prize in Literature for 2017 is awarded to Kazuo Ishiguro "who, in novels of great emotional force, has uncovered the abyss beneath our illusory sense of connection with the world". >>355 少なくとも、本人の基本姿勢からして暗示的に書いたわけではないと思うよ http://magazine.moonbark.net/event/kazuoishiguro1/2/ >「暗号として書かれ、解読するような小説は書きたくない」 >最後に杏さんは「自分の作品が深読みされ、解析されることについて作者はどう考えているのか」と尋ねる。 >状況によって変わります、と前置きした上で、イシグロさんは「作品が暗号として書かれ、 >それを解読するような小説は書きたくないし、読者だったら嫌い」と話す。 >そして、自分が書きたいのは感情や気持ちだとし、「飢饉で何十人が死んだ、と単に情報を >伝えるのではなく、飢えるとはどういうことか? 何を感じるか? どのように苦しんでいるか? >を伝えたい。小説や映画や劇はささやかだが、そういう事実の裏にあるものを伝えられる」と >物語の持つ特性を説明する。その上で、「『作者が伝えたいのはこれかも? でも、 >もっと複雑かもしれない』と、そこまで踏み込んで分析してもらえれば嬉しいですね」と笑顔で回答した。 数少ない全作読んでる作家だわ まあその全作の数は少ないんだけど。 >>357 はい。 複数のインタビューでそのような話をしていましたがどうも煮え切らないように感じてしまったのです。 何かを避けているかのような。 でもそれが基本姿勢なのならば、(自分にはわかりにくいですが)そうなのでしょう。 映画と原作が大きく違うこともままあることですし…。 >>319 ノーベルアホアホ賞の受賞おめでとうございますwwwwwwwwwwwwwwww これから毎年ノーベル賞の発表のシーズンになるたびに恥ずかしいレスしたのを思い出しちゃうんだろうね 惨めな奴だw >>360 何年も前から何度も貼ってあるコピペをからかって面白い? 去年あたりから読み始めて、すごく好きになった作家さんだった おめでとうございます 素晴らしいニュースだと思う。 今夜はいい夜だ。彼は芸術家です。 5年に一本で食っていけるて一冊何部くらい売れてるんだろ 翻訳家の土屋政雄さん「時間かかると思っていた」 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO21954600V01C17A0CC1000/ 「日の名残り」などイシグロさんの作品を翻訳してきた土屋政雄さん(73)は 「いつかは受賞するだろうが、もう少し時間がかかると思っていたので驚いた」と語る。 イシグロさんについて「声が小さく、非常に穏やかな人」と話す。 2年前の新作発表時に会った際も「多くは語らず、あいさつしたぐらいだった」と振り返る。 作風については「暗闇で引っ張り回されている感覚。 『記憶』をテーマに最後までどうなるかわからない展開が特徴」と説明する。 「(イシグロさんは)ノーベル賞には関心を持っていなかった」。 過去に受賞した作家は、以後、優れた作品を書いていないと話していたという。 まさかカズオイシグロでジャップがホルホルするとは思わなかった このスレ2012年に立って、まだ1かよw ぜんぜん評価もされてないし、ファンもいないじゃんw また外国に教えられてファンになるパターンか 完全に日本を捨てた人間だから今さら日系だからと日本人が持ち上げてもイラつかせるだけだぞ この作品を世に出す前にイシグロは国籍をイギリスに変えている。重要な決断だった。 かれの心には常に日本の残照がある。 「もはや日本で暮らすことはできません。日本語を話せないし、慣習もわからないのですから。 自分自身に日本人になれるかと問いかけて、無理だと気づきました。 日本に来るとよく知っている場所のように思えます。しかし、あらゆる意味で滞在が最も難しい国でもあります。 日本語が話せない。理解できそうで理解できない。 感傷的には日本人であり続けたいと感じていたし、イギリス人になることは裏切りなのかもしれません。 しかし、英国教育だけで育ったわたしは後戻りできなかったのです」。 だいぶ前に春樹が絶賛してたので 『わたしを離さないで』というのを読んだが 初めの時点で結末がわかってしまい 多分それはフリで それを覆すものがでてきて 驚かされるんだろうと想定しながら読んだが 何も起こらず苦痛を我慢して最後まで読んだら そのまま終わってしまい 春樹の他の推薦本とともに二度とてにしなくなった 【ノーベル文学賞】カズオ・イシグロ先生のロンドンの自宅【画像あり】 https://goo.gl/HSPKGB >>370 推理小説じゃないし 己の運命を受け入れる強さとか悲哀みたいなものを意識して読めればよかったね 佐藤亜紀がTwitterで『わたしを離さないで』を執拗にディスってる >>300 名前:吾輩は名無しである[] 投稿日:2017/04/03(月) 09:02:10.88 ID:vqX9LRR1 >>ノーベル文学賞は取れそう? >> >301 名前:吾輩は名無しである[sage] 投稿日:2017/04/04(火) 01:09:18.96 ID:nEB92Onl >>>>300 >>ボブディラン受賞で「なしだな」と思った。 >>文学を突き詰める方向じゃなくて、大衆に影響を与えたかみたいな方向なのでは。 受賞の一報を聞いた瞬間、このスレの上記やりとりを思い出した イシグロさんの母、親族に作品と手紙贈る https://mainichi.jp/articles/20171006/k00/00e/040/238000c ノーベル文学賞受賞が5日発表されたカズオ・イシグロさんの母、静子さん(91)は、 イシグロさんの作品が出版されるたび、日本の親族に手紙を添えて贈っていた。 手紙には英国での評判などが記され、5 歳で日本から移住した後、作家として成功してゆく長男を誇りに思う母親の心情がにじんでいる。 1989年に英語圏で最高の文学賞とされるブッカー賞を受賞した、 老執事が英国社会の変化を語る「日の名残り」については、 「この本は すごい好評を受けていて 喜んでいます」とつづっている。 また、臓器提供者となるべく育てられたクローンたちの物語で映画・舞台化もされ大きな話題になった 「わたしを離さないで」(2005年刊行)に関しては、 「各紙の書評も良くて 私はえびす顔でいます」と書いている。 贈られた本には、作者の直筆署名と「ご多幸をお祈りします」などの英語の文言が入っている。 >>79 >>125 >>296 http://www.asahi.com/articles/ASKB6115JKB5UHBI03G.html 自分に影響を与えた作家についてはカフカを挙げ、 「彼は(作家として)技術的にも取りあげるテーマの上でも多くの可能性を切り開いた。 カフカに注目してきた」と語った。 また「プルーストを読んで以来、自分の書き方が変わった。 物語を直線的な筋に従うのではなく、記憶を通じて語るという方法を示したからだ」と述べた。 ワイドショーなんか見て本屋に駆け込んだ人ってたぶん読まないまま終わりそう そもそもそういう人が読んで作品の良さがわかる気がしない 『日の名残り』、『わたしを離さないで』あたりはニワカでも分かりやすいと思うけど 本の記事 : カズオ・イシグロが語る「ホームズ・谷崎・プルースト」 >それで、序章と「コンブレー」(第1篇「スワン家の方へ」の第1部)を特に子細に読み、観察していきました。 この本は、まるで抽象画や、コラージュ作品のような本と言ってもいいかもしれません。 ある一つのイメージから、次のイメージへ。一つの記憶から次の記憶へと、自由に物語をつむいでいくよう。 それによって、ただプロットを追うよりも、はるかに自由で、大きなことができるようになるのです。 「記憶」は、語られる「対象」としてだけでなく、物語を語る「形式」にもなりうることを学びました。 一番好きな作家とは今も言えないのですが、間違いなく、多大な影響を受けた作家です。 言っちゃなんだけど、たいした作家じゃないんだろうなとは思う たった300ちょっとしかレスがないのだから それなりの作家であれば、良い意味でも悪い意味でも多くの批評があるはずだろう 綾瀬はるかのドラマも面白くなかった >>372 まあノーベル賞まで取ったんだから そういう良いところがあるんだろうなあ 俺が感じたみたいに下らないSFってハズはないだろうし 「わたしを離さないで」前から気になってたんだけど、昨夜ituneで徹夜で読んでしまったよ 面白かったけど怖かった 今のところこれが最高傑作と言われてるの? 「日の名残り」も読みます >>384 代表作は「日の名残り」だよ イギリスのブッカー賞も受賞してる しっとりと味わってください >>365 アメリカの売れっ子ミュージシャンなんかも1枚アルバム出したらそれのツアーだけで3年とか5年とかやりますよね >>387 毎年のように出さないと生き残れない日本の出版業界が異常なのかもしれないね… read.cgi ver 07.5.1 2024/04/28 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる