0109吾輩は名無しである垢版 | 大砲2015/07/23(木) 01:39:59.41 埴谷は生前自身の本の文庫化を断固として拒否していた。 軽薄短小化の象徴ともいえる文庫本(商品)に自作が成り下がることに我慢ならなかった。 埴谷の死後、その相続人(姉の子息?)がすぐ文庫化を承諾して、その印税を手に入れた。 わたしは埴谷の意向を尊重し、文庫には見向きもせず、箱入り3巻本の『死霊』を愛読している。