【特設】埴谷雄高【般若】
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
難解で引き込まれるような文章を書きますが、あまり語られることのない埴谷雄高について語りましょう
●荒らしはスルーしましょう
>>95
大江も(初期はともかく)難しいと思うよ、海外の人からしたら 死霊が eBookJapan で電子書籍として発売された記念カキコ 『死霊』は翻訳されていないよね。海外では知られざる大作家だな。 『死霊』は理念の断片を寄せ集めたもの。
そう言ってもいいのかな? 「不合理ゆえに吾信ず」だっけ、「全て主張は偽りである・・・云々」のゴルギアスの箴言集。
昔読んでいつまで頭に残っているのよ。それで今は「全て主張は偽りであっていい、人間だもの」と、みつお風に思うわけ。 2015年7月10日まで講談社文芸文庫最大30%offに釣られて死霊3冊買ってしまった 低レベルの死霊に負けたバカだろ。
読む価値はある。 埴谷は生前自身の本の文庫化を断固として拒否していた。
軽薄短小化の象徴ともいえる文庫本(商品)に自作が成り下がることに我慢ならなかった。
埴谷の死後、その相続人(姉の子息?)がすぐ文庫化を承諾して、その印税を手に入れた。
わたしは埴谷の意向を尊重し、文庫には見向きもせず、箱入り3巻本の『死霊』を愛読している。 ちなみに、その『死霊』はわが本棚では、埴谷がこよなく愛好したドストエフスキー
(筑摩の全集)の隣に配置してある。そういえば、小林秀雄もドストを愛好した。
埴谷は左派、小林は右派だが、そういう政治的党派は文学の価値の前では何ら意味をなさない。
それを埴谷雄嵩や三島由紀夫はよく分かっていたと思う。
文学の価値とはとどのつまり言葉の官能性に尽きる。 文学の評価において作家の党派は関係ない。
三島はわかっていたが、大江はわかっていないな。 >>115
そう簡単な問題ではないよ。
左翼は理念で右翼は感情、と言ったのはその三島自身ではなかったかな?
さて、三島の「英霊の声」と大江の「政治少年死す」は、なにが違うのだろう? 読まないで分かるわけがないだろう
読んでも分かるものではないんだから
分からないということを分かるためにも読むことは大事なんだよ
分かったつもりにならないために読むんだよ 埴谷と言えば今では2ちゃんでもメジャーになった「ちょ」を使った人だ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています