エドガー・アラン・ポー PART1
今年はポーの映画が2作も公開されたことだし立ててみました
っていうかなんでこの人のスレがない?
19世紀の作家だけど今読んでもなかなか刺激的
後世に与えた影響も多大だしね 創元のポー全集は翻訳者がバラバラではなかったか
出版社ごとに統一してくれたらと思うが、何故か創元以外はモルグ・黄金虫などのメジャーどころしか出ていない
新潮の2冊も、これは訳は巧いが、オマケ短編がいくつかある程度でもったいない感あり 個人的には>>417(ヘンリー・ジェイムズ)、>>420(T.S.エリオット)に同感する >>474
>>475
原文は詩だけ英wikiで読みました。でも、きちんと読んだと言えるのは、創元推理文庫だけです。まとまってるのを優先に選んだので、読み進めにくかったです。翻訳されたのが古いのと、確かに複数での翻訳ってのも、原因かな。
>>476
ですね。
よくわかります(´・ω・`)
その大人げないとこも含めいいと思ってます。ポーが書いた評論、書評は創元になかったので、探してみようと思っています。 コナン・ドイルもけっこういろんなジャンル書いてなかった? >>478
ちなみに>>473に対してのレスだったら、ドイルに関しては、冒険ものとホームズシリーズしか読んだことないので、自分の中でのホームズの評価が下がったといったところです。 調べたことないけど、書かれた当時の宇宙、物理がどこまで解明されていたかが、知識にあると面白くなりそう。
現代の知識で読むと、どこからが学説なのか、創作なのかわからない。
しかし、これで講演とか、どんなだったんだろう。 ニューヨークに於いて、ユリイカの講演で大きな論争を……って、ボードレールのポーについての評論に出てくる。当時の小説家は、よくやってたみたい。 >>476
エリオットはポーの小説について辛口だった。詩については一目おいてたよ。 ポーを貶めているわけじゃないよ
詩だけで生活するのは当時でも無理があったんだろうね >>485
うんうん、大丈夫w好きじゃなかったら、ここ見ないしね。たぶんだけど、ここんとこ二人だけのような(´・ω・`) ポーの死については、早世(かねえ?)&アル中のせいか、マイナスイメージに捕らえられ過ぎているように思う
やたらともったいぶった文章(ドイツ的な回りくどさやサクソン的な明朗簡潔さは無い)からも、フランス気質が強く残っているのかわかる
好きな酒を呑んで、好き放題に書きまくって、好きな女(少女)と結婚して、結構幸せな一生だったんじゃないだろうか >>480
読みにくかったら、ちょっと寝かせるといいよ。
はじめて読むのがユリイカだったら厳しいかも。自分は、創元全巻かなり時間がかかった。1巻目がどうしても波長が合わなくて、短編多い4巻から読めばよかった。 >>487
お酒の話が人物紹介に出てくる人って、自分は意思薄弱と言うか、精神的に弱いイメージ。
詩人、小説家だけでは、食べていくの無理だったんかな? >>488
写真詳しくないけど、確かにいいよね。この時代のって、一枚が凄く大事に撮られてるからかな? 評判良いの書いても金にならなかったり、国際的な著作権法がザルだったりとか色々壁が多かったな
パトロン捕まえて自分の雑誌作るって野望が叶ってたらどうなってたやら ポーは山師だよ
長たらしくくどくどしい読みにくさはあっても、支離滅裂さはない
むしろフランスらしい皮肉が、あちこちの作品に巧妙に散りばめられている
(モルグでのデュパンの語りもまさにこれ)
アル中説はねえ・・・
1800年代初頭〜中期のフランス系移民の飲酒感覚だから、食事の度に何かしら飲むくらいは普通のことだったのではないかな どんなジャンルの話を書いても、必ず感覚が一種恐怖症のような、おどろおどろしい方向に向かう
怪奇感覚に陥るきっかけのようなものが不在であるため、この感覚は不可思議さを増すが、
種を明かす(余計な幻想感覚をこそぎとる)と、実は平々凡々な出来事のみが残る
これがポーワールドのつくり方 つまり、文章の8割から9割は雰囲気を醸しだすためのハッタリであり、現実に何かが起きているわけではない
読む人間を一種の錯覚に陥らせるためのポーの筆力だが、これにひっかかればそのままポー好きになる
逆に、読むのが辛く、ポーの作品や文章は小難しいのだと思い込むのは、怪奇感覚の中に知的蘊蓄が散りばめられているせいで、これがポー・トリック
読者がまともな大人であれば、後者の方が正しいことに気付く ポーを読むということは、あの濃密な文章を楽しむということだ 意識しておどろおどろしく書かれているのは、一般に知られている数作品で、他はそのジャンルの手法を扱き下ろした方が多い気がします。その事がパロディストたる所以に繋がるのだと思いますが。
なので、作品によっては幻想文学の括りですが、幻想文学作家にポーをいれるのは迷うところだなぁ。科学が未発達な時代には効果的な手法だったんじゃないかしら(´・ω・`) >>496
たまに、どうしても読みたくなる時がありますね
(´・ω・`) Edgar Allan Poe=Gothic fiction 創元の全集読み終わったぞ!
これで俺もポー・マスター
作品はスラスラ読めたけど評論を読むのにえらい時間がかかった アッシャー家の崩壊/黄金虫 (古典新訳文庫)
ポー (著), 小川 高義 (翻訳)
出版社: 光文社 (2016/5/12) スレチで失礼。昭和37年、静岡県立藤枝東高等学校での原崎先生の「Hop Frog」
の名訳を私は今でも記憶しています。当方、既に古稀を過ぎていますから先生は、
今や今生にいますまい。(合掌)
p.s 来し方を顧みまするに、先生程の名訳を凌ぐものはありませんでした。 文学愛好者ならポーは大ご馳走である。
ポーが好きな人は友だち、そうでない人は友だちではない。
ポーの愛好者よ、集いて語れ、いざ。
まずは「ウイリヤム・ウイルソン」からだ。
こいつはなんともすかしたドッペルくんだぜ。
俺はこいつが大好物だ。 江戸時代の奇談集のどれかに「北家に影の病あること」ってのがあって、
仙台の北家の男子は代々自分の姿を見ては程なく若死にするんだとか。
つまりドッペルゲンガーを見た者は若死にする。
例外はゲーテぐらいかな。 ドッペルゲンガー現象を直接あつかってはいないが、『インド夜想曲』(アントニオ・タブッキ著)という小説があって、
この小説では、主人公が、最後に自分自身を発見する・・・という面白いミステリー小説がある。 「Xだらけの社説」を読んだ
翻訳は頑張ってたが日本語にするのは無理があったな
翻訳は×(バツ)を使ってるのでただの伏せ字って感じだが
原文はX(エックス)を使っててかろうじて音だけは読めるので
前代未聞の暗号文が書かれてるような迫力がある >>513
>>507に『ポーの愛好者よ、集いて語れ、いざ。 まずは「ウイリヤム・ウイルソン」からだ。』
って書いてあるんですけど。
ポーなら、なんでもござれでOKなんですか、>>1さんよ。どうせ見てないか。 ポー唯一の長編はナンタケットだよな
ポーはミステリーだけではなく紀行文も多い
ミステリーよりもこっちのほうが面白い
黒猫は怪奇小説だけども
紀行文の構成もうまい 鴻巣友季子(ポーとクッツェー6月刊)
メルヴィルからボルヘス、リチャード・パワーズまで無数の書き手を影響、インスパイアしてきたE・A・ポー。
小説についてはこの一冊で大体俯瞰できる構成になっていると思います。詩も2編。850頁超。予価1300円です。
2016年5月12日 フランス人はボードレールからポーを正価で買った
とか、そんな名言があるでしょう。
それぐらいボードレールの翻訳は素晴らしいと。
我々日本人はポーを正価で買えたのかな? >>518
二行目、そういう意味じゃないでしょ
例えば、嘲笑まじりの罵詈雑言な評論
13歳の妻、長続きしない仕事、金欠、同時に複数人にプロポーズしたりの品行
最後にグリズウォルドがポーは薬中でインポだったと噂を立て
そういう作品以外の要素が足を引っ張っちゃって母国アメリカでは嫌われてしまった
そこを見ないで済んだフランス人はポーを正しく評価したと
日本語版の解説にだって「日本のポーは幸せだ、なぜなら」
と上のようなことを書いてあったよ >>503
タイトルはどうしたんでしょう
ちんばという言葉は使いましたか >519
フランスはみてると思う
気にならなかったのはフランスがより乱れているから
アメリカはその辺は潔癖なところがあるから 今、文庫全集の2巻を読んでるけどこの作家には
「俺達の冒険はこれからだ」完 ポー先生の次回作にご期待下さい
的な傾向があるな >>522
よくわかる、自分もそう感じた。
裕福で編集の仕事が無く、すべての時間を創作に回せていたら、どんな作品群になっただろう。 >>523
ドストエフスキー化したんじゃないだろか
ドストは1ヶ月たらずで悪霊の小説一本書き上げたが、それにまさるとも劣らない筆力もってたはず ポーって結構冒険ものもうまいじゃないか
ナンタケッチ島なんてポー唯一の長編だけども
一番面白い内容だと思うぞ ポーは冒険においてシュルレアリストである
ーーーアンドレ・ブルトン
まあちょっと。
ポーは詩の原理で、もっとも美しいのは、愛する女性の死だと言っている
伝記を見ると、ポーは若い奥さんをなくしていて、その経験がしばしば詩のモチーフになっている
その個人的な経験から詩の原理を作っているきらいがある。
それはともかく、自分の悲しみを浄化するために悲しい物語を読む、みたいな、ギリシャ劇的な構造が
やっぱりアメリカ文学の構造ではないかしらん バルザック、トルストイ、ドストエフスキー、カミュ、トーマス。マンの
全集を今年になって全部読んだけど、ポーが一番読みやすかった
全集はたったの5冊だから楽だったな >>527
へえ、トーマス・マン全集を読んだの?
とうぜん「魔の山」も入ってるよね。
筒井康隆が若い頃から何度も挫折して、
晩年、ようやく読破した、という話をきき、
まさに「魔の山」、おれなんか遭難する!
……と、二の足を踏んでいた。 「魔の山」読んだよ 「ブッデンブローグ」「ワイマールのロッテ」
「ファウスト博士」だって読んだよ
マンは特有の描写が際立っている
「ヨセフとその兄弟」はこの描写が弱かった
訳者の能力かな
一応51人の作家の全集を読んでいる
ゴーゴリ ツルゲーネフ プーシキン ガルシン チェーホフ
ドストエフスキー トルストイ 安倍公房 八木重吉
李白 杜甫 白楽天 王維 韓愈などなど
15年の締めくくりとしてね 今全集を徹底して攻めている >>529
ありがとう。いいですなぁ! 全集を固め打ち。
手っ取り早く読めそうなのは夭折作家ですね。
中島敦とか。
あっ、ポーも夭折だね。 マンはトニオクレエゲルとヴェニスに死すしか読んでないにょん
全集はミヒャエル・エンデだけ制覇した
ポーは新潮文庫にあるやつと岩波のポオ評論集を読んだ
ユリイカをまだ読んでない
ところで芥川龍之介が言っている
ポオはスフィンクスを作る前に解剖学を研究したーーー彼の後代を震撼させた研究の秘密はここにある
は、つまりどういうことなん 『構成の原理』(岩波文庫だと『詩作の哲学』)のことでしょ ここの人たちは創元文庫の字の小ささは気にならないの? むかしながらの小さなフォントぎっしりもまたいいではないか >>534
好き
近視だからかもだけど、読むのは問題なかったよ
ハヤカワが再版のフォント大きくしてるけど、最初に読んだ印象と変わってしまった ポーのどこが良いのかわからない
誰か詳しい人教えて 「宝島」なんて推理の中では最高傑作かもしれない
スティーブンソンのよりもいいぞ >>536
どの作品を読んだのかな?
読むきっかけとか、読んだ年齢、合わなかったとことか知りたいかな
ちなみに自分は小学生の時、モルグ街の怪事件を読んでからです
想像出来ない犯人、犯行現場の描写が衝撃的だったな 黄金虫は健康的な冒険小説でいい
逆にゴードン・ピムは未完である事よりもカニバリズムが後味悪い ピムはカニバもそうだけど現実の事件も予言してるしラストも不気味過ぎる
まあそこが好きなんだけど 出崎統のアニメ「宝島」では、宝の隠し場所が暗号で、
そこだけ「黄金虫」を流用している。 推理小説の元祖というところに意味があってポーの作品ははっきり言って面白くない。
江戸川乱歩でも読んでいたほうがよっぽど面白い。 ああそうだ ごめんごめん コガネムシだ
これって推理の頂点に立つような作品かもしれない
モルグ街もよかった >>545
あなたが面白いと思う推理小説は?
>>546
文脈から承知してたから大丈夫 ま、おまえら、ちょっと気分転換しろ!
ヤマのオカルト置いとく。
ちょっと気色悪いけど・・・
★山霧の巻くとき(山岳ホラー)
http://slib.net/71604
上松煌 作
(プロフィール) http://slib.net/a/21610/
最後のほう、グロ注意?!! この前アッシャー家の崩壊をよんだ。大昔の小説だけど面白い!あのいかにもと言う感じの書き出し
はいまでも引き付けるものがある。プロットよりあの文体がいのち! ポーは文章力だよな
本当にこの人に経済的余裕を与えて創作に専念させてればどれだけのもんが生まれただろう、と妄想することが多かったが
でも長編とかかかせたりするとゴードンピムみたいに簡素な文章が多くなるのかも ☆ 日本人の婚姻数と出生数を増やしましょう。そのためには、公的年金と
生活保護を段階的に廃止して、満18歳以上の日本人に、ベーシックインカムの
導入は必須です。月額約60000円位ならば、廃止すれば財源的には可能です。
ベーシックインカム、でぜひググってみてください。お願い致します。☆☆ そんなんしても無駄
河川敷集団見合いですぐ解決する スペイン人の何とかてイラストレーターが挿し絵を書いたポー=イラスト作品てのがあったよ
有名なのか その絵描きは「楕円の肖像画」を採っていた
短すぎて惜しい天才のひらめきに満ちた話
ポーは小説家ではなく、近代の物語作者だね 南が丘文庫
http://www.minamigaoka.info/BOOKS/
Official Homepage
横浜市立南が丘中学校の母体である、平成研究会、通称、経世会とは、自由党吉田茂派を起源に持ち、周山会(佐藤栄作派)・木曜クラブ(田中角栄派)の流れを汲む、鉄の軍団と呼ばれた保守本流集団である。
横浜市立南が丘中学校OB会 ゴードンピムの前半とメリメのタマンゴって話の筋が似てね? (株)ケンシュー
..デカルトが演繹的推論をはじめとする「考える技術」をまとめてから、
ポーが探偵デュパンを生み出すまで100年以上経っています..
哲学者の道具であった難解な論理学が「考える道具」として一般の生活に浸透するのに1世紀以上の時間が必要だった.
2013年1月17日
shiro(CV.小見川千明)
ナサニエル・ホーソーン「ヒギンボタム氏の災難」
『緋文字』でお馴染み大文豪が(ミステリの祖といわれる)ポー「モルグ街の殺人」より7年も前に書いた小品。
ミステリ手法が確立される前、喜劇&リドル風に落とすしかなかったのはミステリ的には惜しまれる。
2015年6月13日
マツモトキヨシ
ホフマン『マドモワゼル・ド・スキュデリ』読んだ。王政フランスで女流作家スキュデリが連続強盗殺人の犯人を突き止める。
ポーのモルグ街より早く世に出た作品だけれど、犯人当ての醍醐味もあれば探偵役のキャラも立っている。
これは紛れもなくミステリでしょう。
2017年6月5日 そりゃそうだ本当に優れたもの一作か二作が残る。ポーくらいの天才でだ その1作2作もあやしくね?
絶対超傑作な長編でもなんでも残せたくらいの人だったと思うけど
現状残ってるのは短編ばっかだし 本当にドストと比べられるくらいのレベルの人だったと思うんだ 「盗まれた手紙」は傑作で
ドストエフスキーの「未成年」にも影響を与えているよ ドストがポー好きなのは知ってる
けどポー自体が佳作家で終わってしまってないか おはなしを作る才能ではドストエフスキーはポーの足元にも及ばない
多くの登場人物の複雑な心理を描く長編小説の才能ではポーはドストエフスキーの足元にも及ばない
…て感じ? ドストエフスキーもだけどポーは影響力が計り知れない
幻想文学、推理小説、SF小説それぞれでパイオニア的仕事をしてるし詩人や理論家としても崇められてるレベル もしポーがいなかったら
ドイルやボードレールの作品も無かっただろう あと怪奇小説系も
ジャンル化されてないスタイル
例えばアナハイムの地所のような風景描写小説?みたいなタイプ
リジイアみたいな幻想恋愛もの?もあるよな
色々やってるが正統な長編も書いてほしかった
評価しなかったアメリカ人の罪だな