エドガー・アラン・ポー PART1
今年はポーの映画が2作も公開されたことだし立ててみました っていうかなんでこの人のスレがない? 19世紀の作家だけど今読んでもなかなか刺激的 後世に与えた影響も多大だしね メルツェルの将棋差しをメルツェルのチェスプレイヤーと訳したら、 機械人形の不気味さが出ない。 いくつも翻訳がある中から、読者が選べるところが古典のアドバンテージだな。 メルツェルのチェスプレイヤーだとスタイリッシュでクールなヒゲのイケメンなイメージ >>74 ほう、いい散文詩だね。これから、じっくり味読させてもらいます。 それにしても、こういう味わい深い文章を、たとえば朗読してもらって、 よこから一回聞いただけで感動できるくらいの英語力が欲しいもんだ。 「不条理の天使」もある種の小説ジャンルの原型のような気がする 1809年生まれで、島津斉彬や横井小楠などと同い年! 死んだのが1849年。ぺーリーの来航が1853年かぁ どうりで、彼の書く英文が古めかしいはずだ。 現代の小説を読むような速度で読むと、 ちんぷんかんぷんになる。 The Raven (大鴉) を読んだり、Youtube で朗読を聞いたりして、 俺は今日、ふと思った。 ここに出てくるカラスは、おそらくポーが考える神の姿じゃないか? 人間がいくら問いを発しても、神は Nevermore に似たような、 意味不明の言葉を繰り返すばかり。 そして神は、神々しくなんかなく、 むしろカラスのように不気味。 英詩についてのスレが見つからない。誰か、そのスレを立ててくれないかな。 >>79 訳者は何人もいるから一概には言えないけど 特に読みにくいってことはないと思う >>80 なかなか興味深い説ですな 短編すべて読み終わったら ポー傑作ベスト10を書き出したいと思う 「アッシャー」「メエルストロム〜」は佐々木直次郎訳が好き。 ポーは「The Raven」で、その大鴉を「凶兆の存在」、「悪魔の囁き」として、あえて明らかに暗喩している。 冒頭の「太古の神話」「大昔の物語」という表現などからも、旧約聖書やギリシャ神話やローマ神話などに出てくる「大鴉」を暗示しているものと言える。 又、その神話中の大鴉を、当時、結核を患って今にも息を引き取ろうとしてたポーの若妻ヴァージニアの貞操の喪失に関連付けていることも明らかに読み取れる。 ポーはその若妻の結核の症状の重篤さ、大罪を、オウィディウスの「変身物語」に出てくる「黒く塗り替えられた白い大鴉」の存在に投影している。 そうして、ポーがその「大鴉」を書いたおよそ二年後にヴァージニアは息を引き取ることになる。 「寒々しい12月」などという表現にも「北欧神話」のそれを暗示していることが明らかに窺える。 ポーの世界観や人生観のことをよく知ってるわけじゃないけど、 悪魔と神とを同一視しているいうに僕には思える。 少なくとも、僕にとっては神と悪魔は同一人物なんだ。 だから、僕にはこの大鴉が悪魔であり神でもあるんだ。 ポーの生きていた時代にウィリアム・ウィルソンみたいなドッペルゲンガーもの書いてた小説家っているの? いやあれを「ドッペルゲンガー」ものと規定してしまうのは あの小説のある種の豊かさをむやみに縮減させてしまってよくないんだけどさ ウィリアムウィルソンはどう読んでもポーの中のポー自身 肉体と精神の葛藤、善悪の問答、良いポー悪いポー 冒頭のチェインバリンの引用だけでもわかりそうなもんだがな >「それをなんと言うのだ? わが道に立つかの妖怪、恐ろしき良心とは?」ーー佐々木長次郎訳 もちろん「ドッペルゲンガー」と言ったのはそういった意味も含めてのことです ドッペルゲンガーなんかとは全然異なる ドッペルゲンガーというのは外界世界での容姿の完全一致のことをそう呼んでるだけだし 「ウィリアムウィルソン」の自分の内なる良心などはまったく関係がない ドッペルゲンガーって内なるもう一人の自分の外化の幻視という説もあるから関係なくもないよ全然 ドッペルゲンガーにそんな説はないぞ あるならその説のソースを出せよ つか、こじつけにだいぶ無理があるぞw 誤りは誤りとしてはっきりと認めることができないと、なにも成長できないぞおまえは 「アッシャー」とかの怪奇物や、「モルグ街」のミステリばかり言われるけど 「実業家」とかのバカ小説が凄い好きで一流だと思うんだけど いや、こじつけ具合があまりにバカげていてアレだったからさ、つい激昂しちゃったよ わざわざウィリアムウィルソンの存在をドッペルゲンガーなんかに当て嵌めて、まったく見当違いなつまらない解釈をする必要性自体がないんだからさ どう読んでも作品内容的にドッペルゲンガーなんかには当て嵌まりようがないし、一体こいつはなにを言ってるんだって話になるだろ いま流し読みしてきたけど、どこにもそんな説のことなんか書いてないようだが、。 その説のとこをコピペしてくれ >>98 ドッペルゲンガーについての見識がものすごく狭いからそうなるんだろうなー >>93 の >ドッペルゲンガーというのは外界世界での容姿の完全一致のことをそう呼んでるだけだし >「ウィリアムウィルソン」の自分の内なる良心などはまったく関係がない なんてまさにそれを表してるし 試しに「ウィリアム・ウィルソン ドッペルゲンガー」で検索してみなよ wikiだけじゃなくいくらでも出てくるから まあ貴方が「俺は認めない!」というならそれはそれでもちろんいいけどね にしても激昂ってw ウィリアム・ウィルソン http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%82%BD%E3%83%B3 いや、ドッペルゲンガーの見識なんかの話じゃなくて、ウィリアムウィルソンを無理矢理そこに当て嵌めなくてもいいだろって たとえドッペルゲンガーの定義の一部分をウィリアムウィルソンのそれが掠めてたとしても、その一部だけを見て、そこを無意味に誇大して「これはドッペルゲンガー」としてしまうのはあまりに浅はかだよってこと あれ? 少しトーンが落ち着きましたねぇ? なんででしょう? それはともかく だから自分は 90 名前:吾輩は名無しである[] 投稿日:2012/10/21(日) 02:08:46.51 いやあれを「ドッペルゲンガー」ものと規定してしまうのは あの小説のある種の豊かさをむやみに縮減させてしまってよくないんだけどさ とも言ったわけですよ? なんででしょうって、おまえのあまりの頭の悪さに呆れてるだけだよ…w言わずもがなだろ… ちなみに90はおれのレスじゃないよ、ドッペルちゃん ああ、90はドッペルちゃんのレスだったのか 自分でわかってるなら、どうしてわざわざドッペルゲンガーなんかに当て嵌めちゃったのかな そして>>101 さんはつまり自分のドッペルゲンガーについての見識が浅かったと認めたわけですね 了解了解 まあ自分としてまとめると ポーの「ウィリアム・ウィルソン」はそれと意識してか無意識でかはともかく 「ドッペルゲンガー」と名指される領域のものを逸早く題材にした先駆的作品の一つではあるけれど いわゆる「ドッペルゲンガーもの」と太文字で規定してしまうことは この作品の多岐に渡る魅力やそれだけに集約されない潜在的可能性を損ないかねないことになる といったところでしょうか そりゃ、ドッペルゲンガーだとかなんだとかいうカテゴリー分けなんかにはあまり興味がないからな >まあ自分としてまとめると 全然まとまってないよ(苦笑) ドッペルゲンガーとまったく関係はない って言ってたのに変わりましたねー おk ま、このへんでやめときましょ >ドッペルゲンガーと名指される 全然されてないよ(苦笑) やれやれだな…w >変わりましたねー いや、全然変わってないよ(苦笑) ただ単におまえの無駄に頑固なこじつけにウンザリしてるだけ >>108 だから「ウィリアム・ウィルソン ドッペルゲンガー」で検索してみなさいってw 見るのが怖いなら無理にとは言わないけどw >>95 >誤りは誤りとしてはっきりと認めることができないと、なにも成長できないぞおまえは ブーメラン食らっちゃったねw ではおやすみ 貴方の中のウィリアム・ウィルソンが現れて 「おまえが間違ってるぞ」と言われて死なないように気をつけてねw よい夢を☆ いや、検索して色々出てきたところでもウィリアムウィルソンとドッペルゲンガーの関係性が進展するわけじゃないよ…(苦笑) ん?ブーメラン?……どこ?(苦笑) うん、安らかにオヤスミ、南無(苦笑) ーー河童の夢でも見るがいい う〜む、凄い流れだった さすが狂気と幻想の作家・ポーのスレにふさわしいなぁ なんてったって、ウィリアムウィルソンがドッペルゲンガー(苦笑)だもんな いや、まいっちゃうよ…ほんとw というかこの流れそのものがウィリアム〜的でドッペル的だな 壮大な自演なんじゃないかと 分裂した自我の終わりのない壮絶な自演・・・ ポーの予見力凄ぇww どうしたんだおまえ(苦笑) 次から次へとアレが湧いて出てくるなここは(笑) ーーあ、寝たはずのドッペルちゃんの夢遊病かw ドストエフスキーは『ウィリアムウィルソン』を崇拝してたらしいよね わかる気がする ってまた自演始まったしww でもはっきり言って詩などはまったくセンスない ワーズワースやイエイツに貶されるのも無理ないレベル 韻律もパクリだし乱用しすぎで気持ち悪いだけだし、ネタの引用も多すぎるし、意図というか下心が丸見えで極めて稚拙だし いいとこがまるでない 俺もポーの詩は全然だな 翻訳でしかまともに読めないけど Poe "The Fall of the House of Usher" "The Black Cat" やっぱ、ポーは、古めかしい格調高い文体で怖い話を空いてくれていて、 面白い。 言うも不粋なんだけど 乱歩はポーに影響受けすぎだろっていう ポーって設定は現代でもありえないんだけど 不思議と古臭くないしそれどころかリアリティがあるんだよなぁ >>127 でも「二銭銅貨」の暗号は「黄金虫」より凝ってる。 青は藍より出でて藍より青し、じゃないか。 ドイル「踊る人形」の暗号なんか「黄金虫」のまんま。 そりゃ後発で影響受ける方は元祖より凝らなくちゃしょうがない 凝ったからといって必ずしも超えられるわけじゃないが ポーを読むということは、あの晦渋な文体に身を任すことである。 江戸川乱歩からもコナン・ドイルからも、同じ感覚を感じることはできない。 初心者なんですが質問させてください。 ポーの小説は創元推理文庫のポオ小説全集ですべて読めるのですか? >>135 ありがとうございます。 『アッシャー家の崩壊』等を読んで興味を持ったので、折角なので全集を読んでみようかなと思っていました。 翻訳の方が気になりますが一冊ずつ読んでいきたいと思います。 >>136 ちょうど俺も創元推理文庫で全集読んでるところだよ >>137 そうなんですか! 翻訳の方はどうでしょう? >>138 複数の翻訳者で構成されてるけど悪くないと思うよ >>139 翻訳者は複数名いるのですか。 知りませんでした。 情報ありがとうございます。 「ちんば蛙」辺りが乱歩のあこがれだったんだろうな。 あの境地を目指したとおぼしき短編がいくつかある。 ポーの凄さの一つは後世に与えた影響の広範さ 文学者ひとつとってみても多岐に渡る 推理小説やホラー小説のみならず フランス象徴派とドストエフスキーに決定的な影響与えてるから その後の文学史の流れをかなりの程度作ったとも言えるね 『アッシャー家の崩壊』 いいですねえ。プロットは単純だし、どうってことないように見せていながら、 晦渋な文体の奥にある格調の高さによって、この短編の全体が、 音楽性の高い一編の詩になってる。 ウィキペによると > フョードル・ドストエフスキーは1861年に自分の雑誌『時代』で > D・ミハイロフスキーという人物の翻訳による「告げ口心臓」「黒猫」「鐘楼の悪魔」を掲載し > それに序文をつけており だそうだけど、 この序文てドストエフスキー全集あたりで読めるのかな? お、そういえばドストエフスキーにもドッペルゲンガーものがあったような ……なんて書くと、また火種かな。 『二重人格』のことかな? 読んだことないけどウィリアムウィルソンに比べると冗漫だとか ま、ドストにそういう評価与えても決して否定にはならんかw Semolina pilchards climbing up the Eiffel Tower Elementary penguin singing Hare Khrishna Man, you should have seen them Kicking Edgar Allan Poe I am the eggman, they are the eggman I am the walrus ラトルズの名曲「ピギーインザミドル」によく似ている曲ですよね。 最近出た二万円箱を買った人、いるのかしら。 わたくしの周りにはまだひとりもおりません。 …と、間違ってよそに投稿してしまいました。 創元推理文庫の全集 全4巻のうちいよいよ2巻を残すのみとなった 通勤途中に少しずつ読んでるので今年中にはなんとか読み終わるかな ポーを全て読むとわ 君は進化したであろう そうではなくても 何かが、何かが変わったはずだ! 短編ほとんど全部読んだ、この人は怪奇小説、ミステリー そして最近はSFの始祖として言われてるけど、あと馬鹿小説でも大家だろ 「事業家」「不条理の天理」「悪魔に首をかけるな」「チビのフランス人」 など笑いの分野でもキレがある >>156 「タール博士とフェザー教授の療法」もな >>160 あれはアッシャーなんかより遥かに怖かった >>160 あれには乱歩は特に影響受けてる感じがする ゴードン・ピム読み始めたけど面白そうな予感ぷんぷんだな 恐怖とお笑いを両方書ける人はいるし 幻想とSFを両方書ける人もいる ただ詩と、理論的な話を両方書けるのはこの人くらい RPGでいうと火属性と氷属性を両方もってるようなもの 「恐怖とお笑いと幻想とSFと詩と理論的な話を 全部書けるのはこの人くらい」でいいよ 詩と理論的な話の両刀使いなら他にもいそうだ ジャック・フィニイとかフレドリック・ブラウンとか多才だけど、 ポーには遠く及ばないな。 ゴードンピム面白れえ 乱歩の『屋根裏の散歩者』ってこれの影響受けてるでしょ? >>168 「ゴードン・ピム」って、例の、文庫本でいえば300ページくらいの長い 小説のことだよね。 read.cgi ver 07.5.1 2024/04/28 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる