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ヴァージニア・ウルフ
0204吾輩は名無しである
垢版 |
2013/01/29(火) 09:47:06.36
Librivox という、著作権の切れた世界の古典的な文学作品の全編を録音したものを片っ端から
無料で配信している団体がある。言ってみれば、Project Gutenberg の音声版だ。
この団体は、作り出したオーディオブックをまずは Librivox 専用のサイトで配信し、その
一部は、YouTube でも配信している。無料だからと言って馬鹿にはできず、僕はこれに大いに
お世話になっている。特に真剣に聞いたのは、

Crime and Punishment by Fyodor Dostoevsky
Wuthering Heights by Emily Bronte
Jane Eyre by Charlotte Bronte
Romeo and Juliet by William Shakespeare

Librivox はあくまで英語版の小説だけを録音しているらしい。日本語やフランス語などはないと
思う。

さて、Virginia Woolf の小説の一部も、無料で録音しそれを配信していることに、たった今、
気づいた。

https://www.google.co.jp/webhp?sourceid=chrome-instant&;rlz=1C1SNJC_jaJP464JP464&ion=1&ie=UTF-8#hl=en&tbo=d&rlz=1C1SNJC_jaJP464JP464&sclient
=psy-ab&q=virginia+woolf+librivox&oq=virginia+woolf+librivox&gs_l=serp.3..0i30.2433.5761.0.6023.18.10.0.3.3.2.142.988.7j3.10.0.les%3B..0.0...
1c.1.RmPVMfpq2Pw&pbx=1&bav=on.2,or.r_gc.r_pw.r_cp.r_qf.&fp=ad58aa7848033ec4&biw=1241&bih=606&ion=1
0205吾輩は名無しである
垢版 |
2013/01/29(火) 09:48:28.31
続き

上記のリンク先に飛べなかったら、

http://librivox.org/jacobs-room-by-virginia-woolf/

これを試してみてほしい。上記のページでは Virginia Woolf の "Jacob's Room" を
録音したものを全編(日本語訳ではたぶん200ページから300ページくらいのもの)配信して
いる。Virginia Woolf の他のいくつかの作品も配信している。短編よりも、むしろ長編の、
500ページくらいある長いものをどんどん無料で録音して配信してくれている。

残念ながら、"Mrs Dalloway" や "To the Lighthouse" を無料で配信しているものは、まだない。
でも、これはなぜかというと、Virginia Woolf の著作権が切れてまだ間がないので、
彼女の有名な作品をまだ録音できていないに過ぎないと思う。現に、もっと古くて著作権が切れて
久しいものは、世界の重要な長編の文学作品は、片っ端から無料で録音配信されている。

その中にはもちろん、Dostoevsky, Tolstoy, Victor Hugo, Shakespeare などの
長編もすべて含まれている。James Joyce の "Ulysses" だって、あの長大な小説を
全編、録音配信してくれている。
0207吾輩は名無しである
垢版 |
2013/01/29(火) 10:45:34.31
>>192です。
お礼が遅くなってしまいすみません、色々な方が親切に教えて下さり感謝しています。

特に>>199さんが教えて下さった書籍のうち一冊目は、ネット上でも論文として公開されているようなので、
とりあえずそちらを読んでみて、余裕があれば原文にも挑戦してみたいと思います。

他の情報を提供してくださった方も含め、みなさん本当にありがとうございました!
ここまで好意的に色々なことを教えてもらえるとは思っていなかったので、とても嬉しかったです。
0208吾輩は名無しである
垢版 |
2013/01/29(火) 21:21:12.48
今日はトンカツを食べた。いつもよく行く店はころもがサクサクでジューシー。
ただいい肉を使っているらしいが、上定食が1200円なのでちょっと昼飯には高い。
0209吾輩は名無しである
垢版 |
2013/01/31(木) 07:09:29.59
>>192 さんが紹介してくれた "A Society" を読みました。ざあっと一度だけ通読しただけだけど。
何度も笑った。アンダーラインを引きすぎて、紙面の半分がアンダーラインで埋め尽くされたページも
2,3ページはある。

こんな短編を僕も書けたらなあ、と思う。文体はとても平易。わかりやすい。大学での購読テキスト
としては、最適だと思う。ひねくれたスラングなんかないし、専門的な用語もない。装飾の多すぎる
美辞麗句もない。これがほんとに Virginia Woolf かと思うくらいにわかりやすい。

いや、ほんとは Virginia Woolf は実にわかりやすい文章を書く人のはずなんだけど、
"To the Lighthouse" と "Mrs Dalloway" と "The Waves" という重要な三部作が
雲をつかむような作品であるため、彼女の文体は深遠かつ難解であるかのようなイメージがつきまとって
しまっているだけなんだろう。現に彼女の書く日記や評論 (essays) はとてもわかりやすい。

あとで時間があれば、この短編について詳しく書きたい。

"A Society"(短編)の全文を収録したウェブページ
http://www.online-literature.com/virginia_woolf/857/
0210吾輩は名無しである
垢版 |
2013/02/01(金) 17:00:41.74
他のスレで誰かが紹介してくれていた本。
"Lectures on Literature" by Vladimir Nabokov
その英文原書を一週間ほど前に手に入れた。まだ拾い読みしかしていないけど、パラッとめくったところで
いきなり Vabokov がいい文章を引用してくれている。

Comme l'on serait savant si l'on connaissait bien seulement cinq a six livres.
(What a scholar one might be if one knew well only some half a dozen books."
("Lectures on Literature" by Vladimir Nabokov の冒頭から5行目あたり)

これは Flaubert が愛人への手紙の中で書いていた言葉だそうだ。僕がずっと前から感じていた
ことに近いことを言ってくれている。
0211吾輩は名無しである
垢版 |
2013/02/01(金) 18:12:18.93
誰かが別のスレでもしかしたらすでに引用してくれている箇所かもしれないけど、重複を恐れないで
僕の好きな一節を書き出してみる。

If one begins with a ready-made generalization, one begins at the wrong
end and travels away from the book before one has started to understand
it. Nothing is more boring or more unfair to the author than starting
ti read, say, "Madame Bovary," with the preconceived notion that it is
a denunciation of the bourgeoisie. We should always remember that the
work of art is invariably the creation of a new world, so that the first
thing we should do is to study that new world as closely as possible,
approaching it as something brand new, having no obvious connection with
the worlds we already know.
("Lectures on Literature," Vladimir Nabokov, 冒頭から12行目あたり)
0212吾輩は名無しである
垢版 |
2013/02/06(水) 19:20:05.64
女性の言語表現(話し方や書き方)は男性から見れば曖昧であることこの上ないけど、それは
男性から見てそう思えるだけのことであって、女性には男性とはまったく違う世界観に基づく
表現の方式があるに違いない、という意味のことをすでに書いた。

その問題については、僕は昔からいろいろと考えてきたんだけど、どうも僕なりに考えをきちんと
まとめることはできないでいる。でも今、手元にある本を拾い読みしていて、この問題についての
女性の感じ方を表現した台詞を見つけた。

MR. BOLDWOOD: You never liked me.
BATHSHEBA EVERDEEN: I did; and respected you, too.
MR. BOLDWOOD: Do you now?
BATHSHEBA: Yes.
BOLDWOOD: Which?
BATHSHEBA: How do you mean which?
BOLDWOOD: Do you like me, or do you respect me?
BATHSHEBA: I don't know -- at least, I cannot tell you. It is difficult
for a woman to define her feelings in language which is chiefly
made by men to express theirs.
("Far from the Madding Crowd" by Thomas Hardy"
(Everyman's Library の一節を、わかりやすくするために僕が台詞の一つ一つを
誰がしゃべっているかを明示しました。)

最後のセリフにあるように、この女性 Bathsheba は「言葉というものは主に男性が造ったのだ
から、女性がその言葉を使って自分の感情を表現するのって難しいのよ」と言っている。

この「言葉は主に男性が造った」という主張は真実かどうかは突き詰めてみると実は本当か
どうかはそう簡単には結論が下せないと思うけど、仮に言葉は男女が半々に作ったものだとしても、
その言葉を使って女性が男性にわかるように説明するのは難しい、ということは言えると思う。
それは逆に、男性が女性にわかるように男性自身の感情を言語で表現するのも難しいということになろう。
0213吾輩は名無しである
垢版 |
2013/02/06(水) 19:23:02.35
上記の "Far from the Madding Crowd" の一節は、Chapter LI すなわち「第51章」
にある一節だ。書き忘れてた。
0214吾輩は名無しである
垢版 |
2013/02/06(水) 19:51:56.91
>>212で引用した一節は、Project Gutenberg 版では次のようになっている。

You never liked me." "I did; and respected you, too.
"Do you now?" "Yes." "Which?" "How do you mean which?"
"Do you like me, or do you respect me?" "I don't know --
at least, I cannot tell you. It is difficult for a woman
to define her feelings in language which is chiefly made
by men to express theirs.
http://www.gutenberg.org/cache/epub/27/pg27.html
0215吾輩は名無しである
垢版 |
2013/02/08(金) 11:14:48.12
William Makepeace Thackeray の "Vanity Fair" は、ずっと前から気にはなっていた。
でも、いまだに読んではいない。今さっき、Wikipedia 英語版にあるその小説についての
解説記事をすべて読んだ。単に荒筋を読んだだけなのに、何度も大笑いした。
僕の好みにぴったりの作品みたいだ。さっそく注文した。

"Vanity Fair" についての Wikipedia 上の記事
http://en.wikipedia.org/wiki/Vanity_Fair_(novel)

日本語版にもこの小説の解説はあるけど、実に短い。いろんな作家の様々な作品について
の記事が Wikipedia 上にはあるけど、この "Vanity Fair" についての解説は、素晴らしく
書けていると思う。
0216吾輩は名無しである
垢版 |
2013/02/08(金) 16:44:02.97
>>215
誤解を招く書き方をしてしまった。非常によく書けた記事は、日本語版の方ではなく、
英語版の方です。Wikipedia は、あれこれと読んできたけど、この記事はとてもいい
と思う。
0217吾輩は名無しである
垢版 |
2013/02/09(土) 19:43:28.82
「僕の孤独癖について」(萩原朔太郎)より抜粋

最も苦しいのは、これが友人との交際に於て出る場合である。
例へば僕は目前に居る一人の男を愛してゐる。僕の心の中では、
固くその人物と握手をし、「私の愛する親友!」と言はうとして居る。
然るにその瞬間、不意に例の反対衝動が起つて来る。そして逆に、
「この馬鹿野郎!」と罵る言葉が、不意に口をついて出て来るのである。
しかもこの衝動は、避けがたく押へることが出来ないのである。
 この不思議な厭な病気ほど、僕を苦しめたものはない。
http://www.aozora.gr.jp/cards/000067/files/1792_18418.html
0218吾輩は名無しである
垢版 |
2013/02/10(日) 06:59:06.52
William Makepeace Thackeray の "Vanity Fair" は、映画化しやすい作品なのだろう。
何度も映画化されているようだ。そのうちの一つを YouTube で見た。

http://www.youtube.com/watch?v=Q2Pt1Dh1Zmc&;playnext=1&list=PL3A2340E8688EF7A8&feature=results_main

10分ほどのビデオクリップが30本も続くこの投稿ビデオにより、5時間30分ほどにわたるこの長い
BBCテレビ映画が無料で見られる。すべて見た。ストーリーが込み入っていて、登場人物も
多くて名前も覚えにくいので、まずは原作を読むか、あるいは(僕がやったように)最初に

"Vanity Fair" (W. M. Thakeray) の小説についての Wikipedia 記事
http://en.wikipedia.org/wiki/Vanity_Fair_(novel)

をじっくりと(メモを取りながら)読んだあとにこのビデオを見るといいと思う。人間関係が
複雑なので、人間関係図を僕なりに作っておいて、それを参照しながら映画を見た。
原作よりも内容はどうしても薄くなってしまうけど、それは仕方がない。

その代り、小説では表せないものが映画にはある。1830年前後の貴族やジェントリー階級の人たちの風俗や
風物を映画で見られるのはとても有益だ。映画は映画として文学とは別のジャンルの芸術では
あるんだけど、僕は映画を、歴史的な風物や土地の情勢などを映像で確かめ、文学や歴史を
より深く理解するための資料として見ている。

イギリス文学作品をもとにしてBBCが作る映画はとても優れていると思うけど、その中でも、
一つの文学作品を5時間から6時間ほどかけて描く映画は、細かいところもじっくり描いてあって
とてもうれしい。
0219吾輩は名無しである
垢版 |
2013/02/13(水) 16:27:25.11
YouTube で E. M. Forster の小説に基づく映画を三つほど見て、興味が湧いたので彼の
小説を少し買ってみた。Forster は、Virginia Woolf と同じく Bloomsbury Group の
一員だ。

E. M. Forster の "A Passage to India" を手に取って拾い読みしていて、大笑いしてしまった。

Most of life is so dull that there is nothing to be said about it,
and the books and talk that would describe it as interesting are
obliged to exaggerate, in the hope of justifying their own existence.
Inside its cocoon of work or social obligation, the human spirit
slumbers for the most part, registering the distinction between
pleasure and pain, but not nearly as alert as we pretend.

http://archive.org/stream/APassageToIndia_109/APassageToIndia_djvu.txt

上記の一節は、Chapter XIV(第14章)の冒頭。
0220吾輩は名無しである
垢版 |
2013/02/13(水) 19:37:24.45
ブルームズベリというと偽エチオピア皇帝事件で悪名高いけど、Really ?のイントネーションを10だか20だか使い分けていたとか、スノビッシュな伝説に彩られていてなかなか興味深いです
ウィキを見たらエチオピア皇族に扮装したヴァージニアの写真が上がってましたよ
0222吾輩は名無しである
垢版 |
2013/02/19(火) 14:50:55.54
Charles Darwin の "The Origin of Species" は、世界中の人々、特に欧米人たちに
激しい衝撃を与え続けてきた本だ。19世紀の後半から20世紀の前半にかけては、
特にその衝撃が色濃いように思う。文学小説を読んでいても、登場人物たちが
しきりに Darwin のこの学説を持ち出す。

ずっと前からこの本は気になってはいたけど、なかなか手にとって読むところまでには
いかなかった。でも、書評などを読んでいると、この本は専門家向けではなく、
一般の読者向けに書かれたとのことだ。とはいえ、馴染みにくい話を600ページほど
にも渡って読む気にはなれなかった。

ネットで無料で読める時代になったので、拾い読みしてみた。取っ付きにくそうだと
思い込んでいた Darwin の文章は、実はかなり読みやすそうだと思った。しかも、書いてある
話がかなり面白いところもある。次の一節を拾い読みでいいから、してほしい。

ある種のアリの話だ。奴隷なしでは生きていけないアリの生態をえがいている。
この種類のアリは、自分では何もしない。自分で食事することさえできない。
奴隷のアリが食べさせてくれない限り、食事ができないのだ。このほか、いろいろと
詳しく、しかも分かりやすそうな英語で書いてある。
0223吾輩は名無しである
垢版 |
2013/02/19(火) 14:53:03.20
“SLAVE-MAKING INSTINCT.
This remarkable instinct was first discovered in the Formica (Polyerges) rufescens
by Pierre Huber, a better observer even than his celebrated father. This ant is
absolutely dependent on its slaves; without their aid, the species would certainly
become extinct in a single year. The males and fertile females do no work of any
kind, and the workers or sterile females, though most energetic and courageous
in capturing slaves, do no other work. They are incapable of making their own nests,
or of feeding their own larvae. When the old nest is found inconvenient, and they have
to migrate, it is the slaves which determine the migration, and actually carry their
masters in their jaws. So utterly helpless are the masters, that when Huber shut up
thirty of them without a slave, but with plenty of the food which they like best, and with
their larvae and pupae to stimulate them to work, they did nothing; they could not even
feed themselves, and many perished of hunger. Huber then introduced a single
slave (F. fusca), and she instantly set to work, fed and saved the survivors; made
some cells and tended the larvae, and put all to[…]”

Excerpt From: Darwin, Charles. “The Origin of Species by means of Natural Selection, 6th Edition.”
Project Gutenberg より
0224吾輩は名無しである
垢版 |
2013/02/20(水) 11:20:03.92
"Dr. Jekyl and Mr. Hide" を書いた Robert Kouis Stevenson の結婚観。男は、結婚すると、
その安楽さのあまり、心身共にダメになるという考え方を述べた一節。その考え方が
正しいかどうかはともかくとして、言い得て妙な部分もあるので、笑ってしまった。

But marriage, if comfortable, is not at all heroic. It certainly narrows and damps the
spirits of generous men. In marriage, a man becomes slack and selfish, and undergoes
a fatty degeneration of his moral being. It is not only when Lydgate misallies himself
with Rosamond Vincy, but when Ladislaw marries above him with Dorothea, that this
may be exemplified. The air of the fireside withers out all the fine wildings of the
husband’s heart. He is so comfortable and happy that he begins to prefer comfort and
happiness to everything else on earth, his wife included. Yesterday he would have shared
his last shilling; to-day “his first duty is to his family,” and is fulfilled in large measure by laying
down vintages and husbanding the health of an invaluable parent. Twenty years ago this man
was equally capable of crime or heroism; now he is fit for neither. His soul is asleep, and you
may speak without constraint; you will not wake him. It is not for nothing that Don Quixote was
a bachelor and Marcus Aurelius married ill.

"Virginibus Puerisque" という彼の評論より
http://www.gutenberg.org/files/386/386-h/386-h.htm
0225吾輩は名無しである
垢版 |
2013/02/20(水) 11:24:58.07
>>224
綴りを三つも間違えた。正しくは、次の通り。

Dr. Jekyll and Mr. Hyde
By Robert Louis Stevenson
0226吾輩は名無しである
垢版 |
2013/03/02(土) 20:32:25.32
肝心の Virginia Woolf は最近はあまり読まず、他のものばかり読んでいる。でも、主に
19世紀から20世紀初め頃のイギリスの文章を読むことが多い。最近はイギリスに凝っているのだ。
できればもっと古い時代のものもどんどん読んでいきたい。とはいえ、いくら頑張っても Shakespeare
でさえ苦しいので、それ以前の Chaucer あたりになると、原文の英語が古すぎて、
本格的なその時代の英語の文法などをしっかり勉強しない限りは読めない。

だからせめて16世紀から20世紀までのものは読んでいきたいと思っている。時代は古ければ古いほど、
その時に書かれた英文の響きが現代とは微妙に違っていて面白く、書いてある内容も、現代とは実に
かけ離れていて、まるでおとぎ話でも読んでいるような気分になれるので、実に面白い。

それはともかく、そんな中であちこちの古い文章をつまみ食いしている中で、今日、
ふと見つけた文章は、実に古い時代のものなのに、実に読みやすいのでびっくりした。

Lady Mary Wortley Montagu という、1689年から1762年までいきた英国の書簡文作家だ。
ここに彼女の日記を少しだけ引用する。こんなに古い時代のものなのに、まるで
現代の作家の日記みたいだ。これなら、日本の高校や大学で英語のテキストとして教えるのに
格好の教材になるだろう。書いてある内容も、実に面白い。
0227吾輩は名無しである
垢版 |
2013/03/02(土) 20:35:27.82
LETTER 1.

To the Countess of ――.

Rotterdam, Aug. 3. O. S. 1716.

[1.1] I flatter myself, dear sister, that I shall give you some pleasure in letting you know
that I have safely passed the sea, though we had the ill fortune of a storm. We were
persuaded by the captain of the yacht to set out in a calm, and he pretended there was
nothing so easy as to tide it over; but, after two days slowly moving, the wind blew so
hard, that none of the sailors could keep their feet, and we were all Sunday night tossed
very handsomely. I never saw a man more frighted than the captain. For my part, I have
been so lucky, neither to suffer from fear nor seasickness; though, I confess, I was so
impatient to see myself once more upon dry land, that I would not stay till the yacht could
get to Rotterdam, but went in the long-boat to Helvoetsluys, where we had voitures to carry
us to the Briel. I was charmed with the neatness of that little town; but my arrival at Rotterdam
presented me a new scene of pleasure. All the streets are paved with broad stones, and before
many of the meanest artificers doors are placed seats of various coloured marbles, so neatly kept, that,
I assure you, I walked almost all over the town yesterday, incognito, in my slippers without receiving one
spot of dirt; and you may see the Dutch maids washing the pavement of the street, with more application
than ours do our bed-chambers. The town seems so full of people, with such busy faces, all in motion, that I
can hardly fancy it is not some celebrated fair; but I see it is every day the same. 'Tis certain no town can be

続く
0228吾輩は名無しである
垢版 |
2013/03/02(土) 20:38:23.51
続き

more advantageously situated for commerce. Here are seven large canals, on which the merchants ships come
up to the very doors of their houses. The shops and warehouses are of a surprising neatness and magnificence,
filled with an incredible quantity of fine merchandise, and so much cheaper than what we see in England, that I
have much ado to persuade myself I am still so near it. Here is neither dirt nor beggary to be seen. One is not
shocked with those loathsome cripples, so common in London, nor teased with the importunity of idle fellows and
wenches, that chuse to be nasty and lazy. The common servants, and little shop-women, here, are more nicely
clean than most of our ladies; and the great variety of neat dresses (every woman dressing her head after her own
fashion) is an additional pleasure in seeing the town. You see, hitherto, I make no complaints, dear sister; and if I
continue to like travelling as I do at present, I shall not repent my project. It will go a great way in making me satisfied
with it, if it affords me an opportunity of entertaining you. But it is not from Holland that you may expect a disinterested
offer. I can write enough in the stile of Rotterdam, to tell you plainly, in one word that I expect returns of all the London news.
You see I have already learnt to make a good bargain; and that it is not for nothing I will so much as tell you,

I am your affectionate sister.

http://andromeda.rutgers.edu/~jlynch/Texts/montagu-letters-abridged.html
0229吾輩は名無しである
垢版 |
2013/03/08(金) 18:06:27.82
「英文学総合」(その1)というスレで、10回か15回くらいにわたって、僕はある小説の冒頭を
和訳していました。

"Let the Great World Spin" by colum McCann

という作品です。

英文学総合
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/book/1290699783/l50

そこでの971ばんのレスをここにコピーペーストします。これからは、このスレで
和訳していきたいと思います。途中で飽きるかもしれないし、仕事の暇な時にやっているだけなので、
大したことはできないけど、英文を読む訓練として、和訳作業をしていくわけです。
0230吾輩は名無しである
垢版 |
2013/03/08(金) 18:07:18.02
ーーーーーーーーー
「英文学総合」の971番に投稿した英語原文

pdf ファイルの3ページの後半。最初の一文は短いけど、二つ目の文は、またもやとても長い。

(66) Then a shout sounded across the watchers, a woman’s voice: God, oh God, it’s a shirt,
it’s just a shirt.
(67-1) It was falling, falling, falling, yes, a sweatshirt, fluttering,
and then their eyes left the clothing in midair,
(67-2) because high above the man had unfolded upward from his crouch,
and a new hush settled over the cops above and the watchers below,
a rush of emotion rippling among them,
(67-3) because the man had arisen from the bend
holding a long thin bar in his hands, jiggling it, testing its weight,
bobbing it up and down in the air, a long black bar, so pliable that the ends swayed,
(67-4) and his gaze was fixed on the far tower, still wrapped in scaffolding,
like a wounded thing waiting to be reached,
(67-5) and now the cable at his feet made sense to everyone,
and whatever else it was there would be no chance
they could pull away now, no morning coffee,
no conference room cigarette, no nonchalant carpet shuffle;
(67-6) the waiting had been made magical, and they watched as he lifted
one dark- slippered foot, like a man about to enter warm gray water.

http://www.colummccann.com/Let_the_Great_World_Spin_excerpt.pdf
0231吾輩は名無しである
垢版 |
2013/03/09(土) 01:10:29.66
ここはヴァージニア・ウルフのスレなので
英語の勉強は英語板とか他所でやっていただけますか?
0232吾輩は名無しである
垢版 |
2013/03/09(土) 05:54:29.26
ここは人間社会の一角なので、見たところ善良な市民のふりをして
他人をこき下ろすことにしか興味のないたわ言は、
どこか便所の壁にでも書いていただけますか? ね、自称英文科さんよ。
0237吾輩は名無しである
垢版 |
2013/03/29(金) 09:00:53.35
テスト
0239吾輩は名無しである
垢版 |
2013/06/09(日) 20:40:11.86
「燈台へ」

ってタイトルがカッコイイ
まだ読んだことないけどクールだ
0240吾輩は名無しである
垢版 |
2013/07/11(木) NY:AN:NY.AN
傑作だよ。ダロウェイ夫人も読んだけど灯台へのほうがよかった。岩波の訳がこれまた名訳。
0243吾輩は名無しである
垢版 |
2014/05/01(木) 19:51:36.68
>>205
>Virginia Woolf の著作権が切れてまだ間がない

アメリカでMrs Dalloway (1925)からBetween the Acts (1941)までの小説の著作権が
延長されたので、しばらくは録音上がらないかもしれません。
ネットワーク上での著作権がどういうことになっているのかよく分からないのではっきりしたことは言えませんが。
ソース:http://en.wikisource.org/wiki/Author:Virginia_Woolf

>>241
ウルフ小説の中で二番目に長い(はず、確か一番長いのは『夜と昼』なので)テクストですね。といっても原文で400ページ程度です。
翻訳が出ているとは知りませんでした。訳者に名が上がっている野島秀勝が2009年に亡くなった野島秀勝先生なのだとしたら、
かつてウルフ研究の単著を出したこともある方ですし、訳自体は信頼できるのではないかと。

小説の内容は、1880年代から1930年代中盤まで、パージター一家(ひどい難産だったこの小説は当初The Pargitersという題のNovel-Essayとして企画されていました)
の人々を追いかけるというものです。ゴールズワージーのThe Forsyte Saga等と比べると圧倒的に短いですが、Family Sagaの一種と考えてよいかと。
政治色が色濃く、婦人参政権・アイルランド自治・戦争・反ユダヤ主義などの話題に直接的な言及がされています。
また文章自体は比較的平易と思います。人称や語りの視点に悩まされることもあまりないですし。
0244243
垢版 |
2014/05/02(金) 15:54:34.68
補足(訂正?)
アマゾンの商品ページをよく見てみたところ、役者はどうやら「大澤實」らしい。
これは1950-60年代にウルフ研究・翻訳に携わっていた「大沢実」先生に間違いない。
ということは、2013年に出版された『歳月』の翻訳は彼が1958年に出版したものの再版である可能性が高い。
本文が判読しやすくなっていたり、新しい解説が付されていたりはするかもしれないが。

とりあえず3000円出して買ってみる気は薄れた(貧乏)。だれか手に取った人いるだろうか?
0245243
垢版 |
2014/05/02(金) 16:01:22.80
訂正の訂正

再版→復刊
0246吾輩は名無しである
垢版 |
2014/05/03(土) 16:33:22.28
>>243
『歳月』の件、くわしくありがとうございました
俺もまだ買ってないけど
数十年前に訳されたものの再販的なものの可能性が高そうだね

新訳だった方が購入意欲も出るんだけどな
ただ、俺はそのうち買って読んでみるつもりです
まあ、ちょっと高いけどね
0248243
垢版 |
2014/05/04(日) 01:50:47.74
>>246
『燈台へ』や『波』のウルフを期待してひもとくとコレジャナイ感を味わう羽目になるかもしれません。
けれどもウルフ小説一般にただよっている(ような気がする)鹿爪らしさというか、前衛的になりきらないお上品さみたいなもの(これは彼女の魅力の一つだと思う)
のことを考えてみれば、共通性はあると言えばあるのかも。
(こんな知ったような口きいて大丈夫なんだろうか)

ご購入なさった際は書評してくれるととてもうれしいです。図々しくも、漢字仮名遣いや装丁などについてもお教えいただきたいな、
などとリクエストしてみます(気に障ったらごめんなさい)。
1958年初版(59年に「奉仕版」なる版が出ているらしいですが、これはいかにも怪しげ)は
箱付きの上製本のようなので、場合によってはこちらを選んだ方がよいかもしれないという事情があったりします。
0249241
垢版 |
2014/05/04(日) 16:29:32.64
>>248
買ったときには
ここで訳の状態など書かせてもらおうと思います

しかし、『灯台へ』『波』『ダロウェイ夫人』などにくらべて
『歳月』『夜と昼』『船出』などの知名度は
極端に低いですね

ウルフは優れた作家であるけど
作品数はそれほど多くはないので
未訳や絶版のものは、これからも刊行してもらいたいですね
0250243
垢版 |
2014/05/04(日) 20:59:25.32
>>249
おお!楽しみにしながら節約でもしときます(笑
『オーランドー』や『フラッシュ』もチャーミングな作品だと思うのですが(『ロジャー・フライ』は、まあ・・・)
やはり一般に読まれるほどの知名度はないですよね。
とはいえみすず書房から二つの著作集(とそれを補う単行本)が出ていて*、岩波や集英社からも翻訳が出ているウルフは
日本の翻訳界においてかなりの厚遇を受けているようにも思われます。
未訳の長編は『船出』くらいではないでしょうか?

*しかもこれらのみすずの著作集、高騰する気配が見られない。70年代のヴァージニア・ウルフ著作集なら
一万数千円で揃いのものが見つかる(よく長話をする古書店のおじさまによれば、ウルフ著作集は「すぐ売れる」らしいのだが)。
たぶん出版部数自体が多いのだろう。重版しているし。
0251243
垢版 |
2014/05/04(日) 22:26:57.41
日本でも比較的認知されているほどの大作家であるヴァージニア・ウルフは、英米ではより大きな市場を形成している
(Brenda R. Silverという研究者の著書に、Virginia Woolf Icon (1999)というものがある)。
そのためウルフ関連の記事には文学・文化のみならずより周縁的なトピックを取り上げたものがいくつもあるのだけれど、
それらがまた興味深い。たとえば、

「ヴァージニア・ウルフ:コテージローフ」と題されたこの記事:http://paperandsalt.org/2013/01/25/virginia-woolf-cottage-loaf/
ウルフは料理が好きで、特にパン作りに熱心だったと言う。知的エリートの一家に育ち、コック(使用人?)のネリー・ボクソールといさかいの絶えなかったウルフの趣味が
パン作りだったということは意外に思われるかもしれない。ちなみにリンク先の記事で紹介されているレシピは「ウルフの」ものではない。

ウルフの趣味として今一つ興味深いのが製本。ワシントン州立大学のウェブサイト(http://ntserver1.wsulibs.wsu.edu/masc/images/woolfbindings/woolf-bindings.htm)
が彼女による装丁の一部を公開している(サイト執筆者も指摘しているように、彼女はどちらかというと機能を重視していたらしく、装丁自体は決して美しくはない)。
パン作りに製本にと、どうやらウルフは指を動かして何かを作ることを好んでいたらしい。「趣味」として始められたホガース・プレスでの仕事にも、
組版というこの傾向に通じる作業があるが、これはレナードの意図(セラピーとしての手作業)が混入しているので同一視していいのかよく分からない。
0252243
垢版 |
2014/05/04(日) 22:27:33.04
(これはウルフの趣味と言うわけではないが)ウェブ上の記事でいまひとつ面白いと思ったのは、ウルフの使ったタイプライターに関するリサーチ。
http://www.nypl.org/blog/2012/02/17/virginia-woolfs-typewriter
記事の筆者Matthew Boylanによると、詳細は不明だが、ウルフの書簡のうちには彼女がアンダーウッド社製のポータブル・タイプライターを
所持していたことをうかがわせる記述がみられる、ということだ(調子が悪く、しばしば夫レナードのレミントン・ポータブルを借りていたとも書いてある)。
ちなみに私はこの記事を見つけたとき物欲に負けて、EbayでUnderwood Portable 3-Bank Typewriter(1922年製、実働)を買ってしまった。
(だから現状小遣いが悲しいことになっている)。

執筆用具に関していま一つ注目すべきものと言えば、彼女が好んで使ったヴァイオレットインクだが、これに関しては面白そうなサイトを見つけられないでいる。
とはいえThe Letters of Virginia Woolf. vol.3に次のような記述がみられるので、彼女が何を使っていたのか、ということははっきりしている:

"This ink is Waterman's fountain pen ink. Cheap, violet, indelible.
(Which sounds as if I were paid to write their advertisements.)"
(To Dorothy Brett. 5? March 1923; p.18)

なんだかとてつもなくとりとめのない書き込みをしてしまった。
0253243
垢版 |
2014/05/04(日) 23:05:35.44
訂正
*「どちらかと言うと機能を重視していたらしく」→誤り
どこか別のところで読んだ話を混同したか、別の要因によってかはわからないが、とにかく言及先のサイトで
このようなことは言われていない。"Woolf probably regarded her binding efforts
(in most cases) as temporary steps taken for maintaining the integrity
of her books, rather than as examples of fine craftsmanship"というのが
元の表現。
0254243
垢版 |
2014/05/04(日) 23:26:21.91
訂正に次ぐ訂正
*「調子が悪く」→誤り
引用されている言葉は確かにウルフが自分のタイプライターに不満を抱いていたことを示唆しているが、
記事の筆者はウルフのタイプライターの「調子が悪」かったとは言っていない。そうではなく、ウルフは
レナードのレミントン(銃器メーカーのあのレミントン)を気に入っていた、と言っている。

どうやら記憶にたよって書くのはやめた方がいいらしい。
0255吾輩は名無しである
垢版 |
2014/09/08(月) 11:22:29.20
1920年代ウルフ

Jacob's Room 1922年 邦題『ジェイコブの部屋』
Mrs Dalloway 1925年 邦題『ダロウェイ夫人』
To the Lighthouse 1927年 邦題『灯台へ』
Orlando 1928年 邦題『オーランドー』

The Common Reader (1925)
A Room of One's Own (1929) 邦題『自分自身の部屋』

Freshwater: A Comedy (1923年初演, 1935年改訂, 1976年出版)

Selections Autobiographical and Imaginative from the Works of George Gissing Alfred Gissing編 序文ヴァージニア・ウルフ(London & New York, 1929)
0256吾輩は名無しである
垢版 |
2014/09/30(火) 07:07:10.78
『灯台へ』を初読しましたが、よいですね、これは
0257吾輩は名無しである
垢版 |
2014/09/30(火) 07:35:56.97
たいへんよろしいでしょう
0258吾輩は名無しである
垢版 |
2014/11/21(金) 00:12:50.98
俺も『灯台へ』読了
大傑作ですな、読んでよかった
0259吾輩は名無しである
垢版 |
2014/11/21(金) 20:28:08.31
『灯台へ』は原書で読みました。今後何度も再読するでしょう。
Youtubeにあがっていた映画も素晴らしい。
また『灯台へ』に似た質感の作品としては、ウルフと交友があったキャサリン・マンスフィールドの作品があります。
こちらの方が読みやすい。丹精に彫琢された静謐と自省の芸術です。
0260吾輩は名無しである
垢版 |
2014/11/21(金) 20:34:52.82
『灯台へ』は岩波で読んで感動したから原書トライしたけどあっさり挫折
むずいわ、この人の英文
0261吾輩は名無しである
垢版 |
2014/11/21(金) 22:38:53.39
灯台へ、はいいよなあ。
おれの生涯ベスト小説30にまだ入ってるぞ。

あの冒頭の長蛇のごとくのたうつウルトラ・ロング・センテンスはねえ、
つまずきの石と言おうか、ねずみ返しと言おうか、
それともミーハー除けと言おうか・・

ウルフは初めてという、読書大好きな英国女に
ペーパーバックの出だしを読ませたら、
英語に翻訳してくれ、と言われたぞ。

それほど読み下しづらいということだが、
冒頭以降には、あそこまで複雑な構文はもう出てこないから、
みんな頑張れ。
0263吾輩は名無しである
垢版 |
2014/11/23(日) 12:38:54.95
まえウルフより
ジョイスのが実際の意識の流れに近く
意識の流れの技法はウルフはジョイスに劣る、って批評よんだことがあるんだけど
意識の流れを実際に近づけていけばいくほど、それこそとりとめのないただの文字列になって
物語性が失われてしまって、ただ難解で意味のない文章へと落ちてしまうんではないかと思うんです
だからジョイスはありとあらゆる言葉遊びと文体の技工をつかって文章を殺さないようにしたけれど
物語性を破壊せず、うまく適度に意識の流れをとりいれてるウルフが
より実際の意識の流れに、ジョイスより近くないからといって
その手法でジョイスに劣っているとは思わないんですけど、みなさんはどう思いますか?
0264吾輩は名無しである
垢版 |
2014/11/23(日) 15:44:56.63
禿同だよ
ガルシアマルケスも意識の流れを一番うまく扱ってるのはウルフだと思うみたいなこと言ってた記憶がある
なんつーかウルフはシューベルトみたいな魅力があるよね
0266吾輩は名無しである
垢版 |
2014/11/23(日) 17:47:53.14
>>265
構築性の観点から見るとベートーヴェンに比べると弱点があるように評価されてきたのを思い出したのよ
個人的に似たような魅力があると思うのは表現が自然に感じられること、色褪せないみずみずしさ、等です
でもあまりに個人的な感想過ぎたw
0267吾輩は名無しである
垢版 |
2014/11/23(日) 17:58:49.02
>>266
なるほどな、そういわれると分かるわ
シューベルトは冗長っていわれるもんな
好きな人が言うには、よさもそこらしいけど
俺こないだ辻原登の冬の旅、読んで、冬の旅のイメージ強いから
とにかく暗いイメージがシューベルトについてしまって
0271吾輩は名無しである
垢版 |
2014/11/23(日) 20:21:32.02
そういえばプルーストのスレでもシューベルトとの類似性で話題になったことがあったなぁ
0273吾輩は名無しである
垢版 |
2014/11/24(月) 12:56:17.75
ヴァージャイナ・ウルフ(*^_^*)
0275吾輩は名無しである
垢版 |
2014/11/25(火) 18:16:18.50
『灯台へ』と『ダロウェイ夫人』の次に『オーランド』読んだら全然別の作風でびっくりした
遊び心たっぷりのゴシック・ロマンスという感じ。面白かったけど
映画化されてるんで見たいところだが簡単には見ることが出来ない感じ
音楽は自分の好きなフィリップ・グラス
0276吾輩は名無しである
垢版 |
2014/11/26(水) 23:34:25.76
>262

女流小説のベスト10(so far)はたぶんこんな感じ。

嵐が丘
エマ
モッキングバードとともに(To Kill a Mockingbird)
灯台へ
ノーサンガー・アビー
わが心のアントニア(My Antonia)
若草物語
ワイド・サルガッソー・シー
ジェーン・エア
コールド・コンフォート・ファーム

以上はすべて英語で読みました。
上位三作は生涯ベスト10にも入りそうだ。

ちなみに、ガスキェルは読んだことがない。
エリオットはサイラス・マーナーだけ。
ダロウェイ夫人はまったくつまらなかった。
波とオーランドは待機中です。
いつか。
0277吾輩は名無しである
垢版 |
2014/11/26(水) 23:35:30.88
ウルフもシューベルトも大好きだが、恣意的に結び付けて語るのにどういう意味がある?
0278ソルダード
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2014/11/27(木) 05:51:58.45
>>276
「高慢と偏見」「フランケンシュタイン」「ビラヴド」「青い麦」なんかもいいと思います
0279吾輩は名無しである
垢版 |
2014/11/29(土) 06:33:07.35
オースティンの長編はみんな読んだ。
シェリーもモリスンも読みました。

コレットは代表作のシェリのみ翻訳で。
ぼちぼち面白かった。
ミシェル・ファイファー主演でわりと最近映画化されたみたいだが・・
彼女ももうそんな歳か。
0281吾輩は名無しである
垢版 |
2014/12/02(火) 23:03:27.31
The 25 Most Powerful Women of the Past Century
http://content.time.com/time/specials/packages/completelist/0,29569,2029774,00.html
Jane Addams (1860-1935)
Corazon Aquino (1933-2009)
Rachel Carson (1907-1964)
Coco Chanel (1883-1971)
Julia Child (1912-2004)
Hillary Clinton (1947-Present)
Marie Curie (1867-1934)
Aretha Franklin (1942-Present)
Indira Gandhi (1917-1984)
Estée Lauder (1908-2004)
Madonna (1958-Present)
Margaret Mead (1901-1978)
Golda Meir (1898-1978)
Angela Merkel (1954-Present)
Sandra Day O'Connor (1930-Present)
Rosa Parks (1913-2005)
Jiang Qing (1914-1991)
Eleanor Roosevelt (1884-1962)
Margaret Sanger (1879-1966)
Gloria Steinem (1934-Present)
Martha Stewart (1941-Present)
Mother Teresa (1910-1997)
Margaret Thatcher (1925-Present)
Oprah Winfrey (1954-Present)
Virginia Woolf (1882-1941)
0282吾輩は名無しである
垢版 |
2015/05/29(金) 10:32:53.70
『波』を読んでみようと思ってるんですが、鈴木幸夫訳と川本静子訳のどちらが良いでしょうか…?
0283あきちゃん
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2015/10/17(土) 00:47:38.55
2ちゃんねるというのはスレッドがなくなってしまうことがあるんだな
ふむ、では『ダロウェイ夫人』でも読むか
まずは蝶番ね
0284あきちゃん
垢版 |
2015/10/17(土) 21:21:04.81
なんの下心もなく行動できる人間への憧れ
0285あきちゃん
垢版 |
2015/10/18(日) 01:21:10.09
ミセス・リチャード・ダロウェイというだけの存在
0286あきちゃん
垢版 |
2015/10/18(日) 02:07:21.28
そう、サイコロを振り直すのだ
ただし、この世では絶対にありえないのだけれども・・・
0287あきちゃん
垢版 |
2015/10/18(日) 12:46:20.85
恋:他人がその人に無関心でいられることが不思議でしょうがない
0288あきちゃん
垢版 |
2015/10/18(日) 19:54:38.16
どこにいても自分の世界を作り上げるという才能
0289あきちゃん
垢版 |
2015/10/19(月) 22:51:10.91
セプティマスの手紙はたしかに馬鹿馬鹿しいのだが
それを笑うことのできる人はほとんどいないであろう
0290あきちゃん
垢版 |
2015/10/21(水) 00:04:32.77
おそらく人の営みそのものも捧げもののための捧げものなのだ
0291あきちゃん
垢版 |
2015/10/21(水) 21:23:06.15
エリザベスのヒヤシンスらしさが目に浮かぶ
0293あきちゃん
垢版 |
2015/10/22(木) 22:01:05.33
なぜなら彼女がそこにいるからなんだな
ってことで『ダロウェイ夫人』は終了
0294吾輩は名無しである
垢版 |
2015/10/26(月) 17:03:37.33
kandenste
0298吾輩は名無しである
垢版 |
2015/11/04(水) 20:51:36.65
ダロウェイ夫人が代表作だろうな
オーランド
ライトハウスもよさそうだけどな
オーランドとライトハウスは原書を持っている
そのうち読もうと思っている
0299吾輩は名無しである
垢版 |
2015/12/16(水) 16:02:01.57
一等レズビアニズムを感じさせる作品は
何でしょうか知らん?
0300吾輩は名無しである
垢版 |
2015/12/18(金) 12:55:42.05
2014-02-05
■[読書]イギリス文学が好きだったらしい
http://d.hatena.ne.jp/keiseiryoku/20140205/

 バージニア・ウルフの『灯台へ』は僕が知っている小説の中でも五指に含まれる名作だ。
至高の小説の一つといっても過言ではないどころか、まさにその通りであるとしかいいようがない。
大学生の頃に岩波文庫から出ていた御輿哲也訳で読み、以来、心酔している。
 
 それだけに新訳として登場した『世界文学全集 2-01』に収録されている『灯台へ』が残念でならない。
はっきりいって訳がダメダメで、お話にならない。普段、訳については甘めに採点する僕が全力で否定するのだから、これはよっぽどのことだ。

灯台へ/サルガッソーの広い海 (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 2-1) 単行本 - 2009/1/17
ヴァージニア・ウルフ (著), ジーン・リース (著), 鴻巣 友季子 (翻訳), 小沢 瑞穂 (翻訳)

 新訳で読めるのを楽しみにしていただけに落胆が激しい。だが、だからといってハードルを高く設定していたつもりはない。
ちょっとやそっと悪いくらいなら新訳で読める喜びが勝ったはずだ。ところが実際にはどうか。
初回の読書から当惑させられ、五十頁も進まないうちに我慢ができなくなった。
これはちょっと駄目かもしれないと覚悟して初めから読み返していくと一ページごとに粗が見つかるようになった。
そもそも日本語になっていない。文意が通ってないのだから読めるはずもない。
 この新訳の担当者は他作品の翻訳でも同様の仕事をしている。いわば前科持ちだ。
0302吾輩は名無しである
垢版 |
2016/05/10(火) 23:21:58.62
http://sixx6sixx.blog35.fc2.com/blog-entry-169.html
Gleb Kolyadin (Piano)とMarjana Semkina (Vo)によるロシアのチェンバーデュオ、前作『Belighted』から2年ぶりの3rd。

「意識の流れ」で有名なVirginia Woolf、そして
「Sylvia Plath Effect」の元ネタとして有名なSylvia Plathは
創作活動のかたわら鬱病と精神疾患に悩まされ
いずれも自殺というかたちで人生に終止符を打った二人。

今回のアルバムタイトル『Lighthouse』は
Virginia Woolfの著作『To the Lighthouse(邦題「灯台にて」)』を
モチーフにしていることが推測され、
また収録曲の歌詞も生きることに対する孤独・疑問・痛みが
ストレートに描かれた悲痛なものとなっており
Virginia、Sylviaのような精神疾患を患った人間の思いが反映されている。

アルバム序盤と終盤に配置されたI Came Before the Waterにある

And so, walking into water,
I accept my final defeat

との歌詞は、入水自殺をしたVirgnia Woolfの最期を想起させ、
即ちこのアルバムは「死」で始まり「死」で終わるという
非常に重いコンセプトとなっていますが、
これが単なる冷たい客観的描写ではなく「寄り添い」であることは
ブックレットにも書かれている以下メッセージから分かります。

This album is dedicated to the subject of mental illness and
we'd like to pass on the message to all the lost souls out there:
you are not alone, ever.

Iamthemorning - Chalk & Coal (lyrics video) (from Lighthouse)
https://www.youtube.com/watch?v=GsNDyoGE-2w
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