0098吾輩は名無しである垢版 | 大砲2017/02/10(金) 21:37:00.95ID:32Y5zbua 帰路にて 視界の端に常なき光明を覚え観あぐれば 満ち足る月の光を浴みている事に気づく。 朔望未だ望に至れども、素人目には満月に他ならず。 この麗しさをば同じく帰途につく人々と分かち合おうと見回せば 我より他に月を仰ぐものなし。 再び月を仰ぐ。 この寂しき微苦笑を照らすは冷たき月の光。