>>28
話が大きくなって来ましたので、またタイトにしていくとして…
ヌーヴォロマン全体と、今の純文学の実験小説の傾向が似ているとは言っていなくて、
あの流れの中にいた一人の作家と、黒田さんが共通点がいくつかあるというお話です。
何となく、ぱらぱら見るに、ブランショを思い出す訳です。

名付ける事について、彼はとても真剣に考えていました。
そのことについて、私はうまく語れないので、すでにある論文を御覧下さい。
http://repository.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/dspace/bitstream/2261/32335/1/ff039006.pdf

黒田さんも、これと似た思いはあると思うんですね。それであれが生まれた物かと思います。
阿部さんの、「過剰に名付けれるさまざまなエレメント」の数々については、これから読みますね。