チャールズ・ディケンズ Part.2
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むしろいいが訳ないからどれでもおk
原文読めば確かに訳しにくいゴツゴツした文章
気にせず読めば国民的な宝と評価されたのも納得 >>257
どうもありがとうございます。
光文社古典新訳文庫か村岡さんの翻訳でどっちか良さそうなのを買います。
ディケンズの原文って言うのはどの本も原文がゴツゴツしていて、
他の本も鉄板の翻訳ってのは無い感じですか? いんやクリカロはなぜかゴツゴツだけどデビコパあたりは美しい散文だよ
鉄板というほどでもないがいい訳もある 花岡訳はうんちに同意する。
原作の含蓄あるユーモアをまったく飲み下せないまま、
いや、ユーモアなのかどうかもそもそも判別できていないのではないか、
ほとんど、各単語を1対1の日本語に機械的に置き換えているだけのようにすら
思われる強引で不自然な日本語だ。
二都物語の中野訳はすばらしい出来のなのでぜひトライ。
コパフィールドはねえ、英語で読了後に中野訳の終盤の数カ所の訳し加減を
拝見していたら、トロットとアグネスが結ばれた後の感動的な叙述に
大きな誤りを見つけてしまった悪寒。
パラパラとめっくた限りでは他に不満はなかったです。 柴崎勇太(開智高校、明治大学出身)は脳に障害を負った知的障害者。だからこいつは殺人・放火・傷害・窃盗などの犯罪を繰り返している。警察はこいつを豚箱にぶち込んだほうが良い。こいつは気色悪い気違いだから気を付けたほうがいい。 >>264
英語で読むよりはるかに読みやすいのは認める。 「マーティン・チャズルウィット」読了。
これで「ピクウィック」から「コパフィールド」までの
前期長編8作は読み終えた。 ディケンズの小説で三人称で書かれてるのでおすすめ教えて
三人称じゃないけど大いなる遺産とクリスマスキャロルは読みました 三人称も良いの多いし逆にこれというのもないから気になるの選べばいいんじゃないかな
個人的には「ピクウィッククラブ」と「骨董屋」
でもほんと気になるやつ選べばいいと思うよw >>271
ありがどうございます
とりあえずどれが三人称の作品なのかわからないので
今度大都会のでかい書店に行ったときでも立ち読みしてみます
こういうときネット書店でちょっとためし読みできるとうれしい ディケンズなら著作権フリーで、ネットに転がっているでしょ 一人称か三人称くらいは、英語が苦手な人でもわかると思うんだよね。 ピクウィックいいよなあ
百年の孤独にも似たミニチュア世界
復刊せえや ん、「ミニチュア世界」??
ピクウィック氏はキャラもドラマもかなり外に向かって開かれていると思うが、
なにか別の作品とごっちゃになっているんぢゃ?
「いいよなあ」には烈しく同意するけれど。 あ、ミニチュア世界は適当に使いましたw
でもあんな多彩な人物が次々と事件に遭遇それがわずか三冊分に収まってる…どこかミニチュアに感じませんか? 旅するピクウィック氏といろんな人がやって来るマコンドってのも違うか
あんまり勢いで書き込むもんじゃねえなあ むしろ何故>>282が「ミニチュア世界」を作品名と思ったのかが不思議だ amazonで酷評されてる藤岡訳のボズのスケッチ完訳版(文庫の方ではない)ってどんな感じだろ
原文からかけ離れた酷い具合なのかな… いいんだよ。小林秀雄だって埴谷雄高だって、ドストエフスキーを翻訳で読んだんだから 翻訳の妙味いいこと言うなあ
出過ぎる人は軽薄、硬すぎる人も日本語が死ぬ ウソばっかり!と釣られてやる。
ぱっと思いつくだけでも、ピクウィック氏(挿入されたいくつかの物語部分を除く)、
オリバー、二都物語、リトルドリット・・・
それからクリカロも三人称だろ。 原書厨は出てこなくてよろしい。ここは研究者のサロンでなく、愛好者が集う場だ。
翻訳で外国文学を気軽に楽しめばいいのだ。 ディケンズを原書で楽しめる人は貴重だし偉いよ。
どんどん語ってちょ。 英語が古いからきついわ。
オースティンとかディケンズを原書で読める人は尊敬できる。 11月 岩波文庫
『大いなる遺産(上)』(ディケンズ/石塚 裕子 訳) とうとう新訳がでるのか。
いままで出なかったのが不思議なくらいだ。 出てたけど硬い訳だったのよ、決して悪い訳じゃなかったけどさ
今回は石塚訳だしすげえワクワクしてる どうしてディケンズに限っては新訳は『大いなる遺産』や『二都物語』、「クリスマスキャロル」ばかりを出してその他の長編作品の新訳を試みないのか…
絶版や北川の悪訳ばかりの他の長編をあえて翻訳しようとしないのか…?
翻訳者の怠慢だろうか?
いい加減、腹が立ってくるわ… 「ディケンズの全作品を翻訳してやるぞ」くらいの気概が欲しいものだ 自分でやればいいんじゃないかな
やろうと思えば誰でもできることだし >>311
そうだそうだ。
自分の訳を読んでどうする。
他人の訳を読みたいんだよ。 お前等がそれぞれ訳せばお互いの訳が読めるぞ、がんばれ 松本恵子訳で、全集と銘打っているものがあるけど、あれは抄訳なの? このスレに常在している人たちってみんな英米文学を原文で読んでるの?
院生さんが多い? 短編だったら挑戦することもあるが、原文は辛い。
おいらはretold版や日本語訳と併読する感じだな。 デイヴィッド・コパフィールドをアニメにしてほしい
面白すぎるのに周り誰も読んでない 読書家レベル中の下を自負する俺だが、ディケンズは素晴らしい作家だと思うよ リトル・ドリット、相当な時間を費やしてやっと残り30p。
楽に読みこなせていないというストレスから最後まで解放されなかった。
ディケンズ様の長編(原文)6冊目にして初めてのショック。
むう。 船遊
影法師
伊太利の囚人
黒頭巾
雛嫁
小児星を夢む
内と外
牢帰り
酔魔
童児の星の夢
盲妹
逝きにしネル
従兄弟
海の嵐訳
小桜新八 堺枯川訳
みんなディケンズ作品の邦題なんだが、「逝きにしネル」以外はさっぱりわからん。 >>326
今『二都物語』を読んでいますが、なかなか宜しいんじゃないでしょうか
個人的には『オリバー・ツイスト』もお薦めです コパフィールド三週間前くらいから読み始めてたった今読み終えました
面白かったし良い作品を読み終えたなという満足感はありますが最終巻は大団円にするためにご都合主義的な展開多すぎって感じ
まあエミリーがおじさんと再会した話はよかったけどアグネスと結ばせるために都合よくドーラ病死の展開にした感が否めません
あと主人公にとって宿敵ともいえる二人がそろって刑務所にいたのにはギャグかよwと内心つっこみました、まあ笑いどころとしてはよかったけど。
一巻で消息不明だった人が最終巻では外国で幸せになってるらしい説明が申し訳程度についてたり
全てが主人公にとって上手くいきすぎていて、だったら最初に主人公とその母親を虐めてた姉弟を路頭に迷わせるくらいの展開にもしてほしかったですね ディケンズ自体が日本では全集が手に入らない作家ではないのか
スタンダールやバルザックには全集がある
しかしディケンズはない
どこかが出すべきだろう ディケンズもハーディもエリオットも気軽に全集を読めないけど
日本は翻訳大国(笑) 日本が翻訳大国だってのは事実だと思うんだけれど、それなら翻訳をきちんと体系化すればいいのにね。
翻訳者が個人と連携して、気に入ったものを単発的に翻訳するのではなく、システム化すべきだと思う。
まず、翻訳者協会を作る(今あるかどうかは知らない
そこで、主要原語別時代別に翻訳者を養成する。当然希望だけだとばらつくので、ある程度義務化して、均一化する。
出版者は時代や原語にターゲットを絞って、学校やメディアを通じ、宣伝工作をする。
学校が翻訳協会の役目をすればいいけれど、現状では難しそう。
で、出版者は利益の一部を翻訳協会に還元して翻訳業界を回していく。
●文和訳だけでなく、和文●訳を積極的に行い、日本の文化発信に寄与することと、
あらゆる学問分野を視野に入れること、を考えれば、ニーズは高まる。
文化庁や政府にも関係するから、うまく乘せられれば、資金も確保できるかも。
パッチギなんて反日映画に文化庁は3000万円もつぎ込んでいるんだしね。 大いなる遺産。一部二部はつまんないし主人公はいらっとするし
これが最高傑作と言ってる人もいるのが謎だったけど
三部から急に面白くなったな…
でも総合的にはコパフィールドと二都物語の方がやっぱり好き 大いなる遺産の、文体からにじみ出るようなあの偉大な、
馥郁たるユーモアセンスは、おそらくほとんど
翻訳に反映されておるまい、と想像する。 >>342
ほう、それはいいな
大いなる遺産の原書講読会でもやる? 「おそらくほとんど・・」は言いすぎか。
きっと十全に伝えられてはいないだろう、と想像する。
銀河ヒッチハイクガイド(禿藁)のごときスラプスティックはまだしも、
ディケンズやオースティン(の特にエマ)のような、
精神の一部分をなす大いなるユーモアが地の文そのものにすでに
分かちがたく染み込んでいるような偉大なコメディを、
日本語に置き直す作業は難しいのだろうねえ。
なんとなれば言葉は人格だからな。
ためにディケンズもオースティンも、
日本では不当に軽んじられているのではあるまいか。 ジョージ・エリオットを女性と見抜ける男、それがディケンズ。 石塚裕子の訳はかなり良いと思うよ
他の作品ももっと岩波から出して欲しい ディケンズ愛好家求む!
週一で本を決め皆であーでもないこーでもないと明るく盛り上がろう。
第一回は『大いなる遺産』。
おれはエステラが好きだ! エステラの魅力さっぱりわからん
あとピップも散々エステラエステラ言っといて見込みが無くなったら
ビディとつきあおうとしたり何だこいつ
ジョーとビディがすでに結婚してたのにはざまあだったが
その後都合よく落ちぶれたエステラとくっついてもやった
この二人が幸せな夫婦になる未来は予想できない
今までが今までだし エステラって生まれからして幸薄いんだよね
それであの育てられ方でしょ
性格も歪んでいる
でも美しい
本人もそれを知っていて
その美しさをシニカルに利用する
このリアルさがたまらないんだわ 利用して何か得ようとしてるわけでもないし中身空っぽじゃん
そのくせ自分が腐ってるの何もかも育ててくれたババアのせいにしてるし大嫌い 骨董屋がベストだと思うんですけど
ポーも褒めてるし 幸せとは何か、などと言うとドン引きされてしまうのだろうけど
『大いなる遺産』の素晴らしいところは
この幸せというものについて
物語の力を借りて真正面から読者に問いかけてくる率直さにあると思う ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています