チャールズ・ディケンズ Part.2
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ディケンズもハーディもエリオットも気軽に全集を読めないけど
日本は翻訳大国(笑) 日本が翻訳大国だってのは事実だと思うんだけれど、それなら翻訳をきちんと体系化すればいいのにね。
翻訳者が個人と連携して、気に入ったものを単発的に翻訳するのではなく、システム化すべきだと思う。
まず、翻訳者協会を作る(今あるかどうかは知らない
そこで、主要原語別時代別に翻訳者を養成する。当然希望だけだとばらつくので、ある程度義務化して、均一化する。
出版者は時代や原語にターゲットを絞って、学校やメディアを通じ、宣伝工作をする。
学校が翻訳協会の役目をすればいいけれど、現状では難しそう。
で、出版者は利益の一部を翻訳協会に還元して翻訳業界を回していく。
●文和訳だけでなく、和文●訳を積極的に行い、日本の文化発信に寄与することと、
あらゆる学問分野を視野に入れること、を考えれば、ニーズは高まる。
文化庁や政府にも関係するから、うまく乘せられれば、資金も確保できるかも。
パッチギなんて反日映画に文化庁は3000万円もつぎ込んでいるんだしね。 大いなる遺産。一部二部はつまんないし主人公はいらっとするし
これが最高傑作と言ってる人もいるのが謎だったけど
三部から急に面白くなったな…
でも総合的にはコパフィールドと二都物語の方がやっぱり好き 大いなる遺産の、文体からにじみ出るようなあの偉大な、
馥郁たるユーモアセンスは、おそらくほとんど
翻訳に反映されておるまい、と想像する。 >>342
ほう、それはいいな
大いなる遺産の原書講読会でもやる? 「おそらくほとんど・・」は言いすぎか。
きっと十全に伝えられてはいないだろう、と想像する。
銀河ヒッチハイクガイド(禿藁)のごときスラプスティックはまだしも、
ディケンズやオースティン(の特にエマ)のような、
精神の一部分をなす大いなるユーモアが地の文そのものにすでに
分かちがたく染み込んでいるような偉大なコメディを、
日本語に置き直す作業は難しいのだろうねえ。
なんとなれば言葉は人格だからな。
ためにディケンズもオースティンも、
日本では不当に軽んじられているのではあるまいか。 ジョージ・エリオットを女性と見抜ける男、それがディケンズ。 石塚裕子の訳はかなり良いと思うよ
他の作品ももっと岩波から出して欲しい ディケンズ愛好家求む!
週一で本を決め皆であーでもないこーでもないと明るく盛り上がろう。
第一回は『大いなる遺産』。
おれはエステラが好きだ! エステラの魅力さっぱりわからん
あとピップも散々エステラエステラ言っといて見込みが無くなったら
ビディとつきあおうとしたり何だこいつ
ジョーとビディがすでに結婚してたのにはざまあだったが
その後都合よく落ちぶれたエステラとくっついてもやった
この二人が幸せな夫婦になる未来は予想できない
今までが今までだし エステラって生まれからして幸薄いんだよね
それであの育てられ方でしょ
性格も歪んでいる
でも美しい
本人もそれを知っていて
その美しさをシニカルに利用する
このリアルさがたまらないんだわ 利用して何か得ようとしてるわけでもないし中身空っぽじゃん
そのくせ自分が腐ってるの何もかも育ててくれたババアのせいにしてるし大嫌い 骨董屋がベストだと思うんですけど
ポーも褒めてるし 幸せとは何か、などと言うとドン引きされてしまうのだろうけど
『大いなる遺産』の素晴らしいところは
この幸せというものについて
物語の力を借りて真正面から読者に問いかけてくる率直さにあると思う そろそろ『大いなる遺産』を切り上げて次行こうか
『荒涼館』なんかどうよ 『骨董屋』がもっともよく出来ていると思うね。
北川悌二訳しかないのが残念だ。そろそろ新訳を期待する。 新訳がどんどん出るのは、古典を多くの人が読めるようになる、って点ではいいことだ
と思うけれど、原典を無視したような意訳に走らないようにしてほしいな。
英語を学ぶ人にとって、翻訳のアンチョコになるような翻訳がいい、と思う。 >『骨董屋』がもっともよく出来ていると思うね。
よかったらその理由を聞かせてね >>362
書いてもいいが、必ずすれっからしが揶揄してくるのが嫌なんだよな。 ニコ動一位の動画で、まさかピクウィックのジョーにお目にかかるとは。 >>758
単なる間違いだったんだね
さっき試しに「花岡村子」で検索してみたらひとつだけ2ちゃんのスレ(朝ドラ関係)がひっかかったからどうなのかと思ってw
以前花岡って書いてるのを見たのはディケンズスレだった 荒涼館良いね
小説内じゃヒドイ扱いされてるがガッピーはそこそこ良い奴だと思った >>346
ディケンズとジョージ・エリオット。19世紀英文学の双璧だな。
『骨董屋』と『フロス河の水車場』が忘れがたい。 ディケンズの邦訳、一応全作持っています。何か質問ありますか? Martin Chuzzlewitのペーパーバックの新品
(800頁、オリジナル挿画付き、きれいなジャケットデザイン)
がアマゾンで300円、送料なし。
信じられない値段設定だ。
ディケンズ長編はこれが英語で9冊目。
年内に読み切るぞう。 『骨董屋』読みたい気持ちは強いけど、最後がかわいそうな結末みたいなので、
決心がつかない‥ くそ田舎にある最寄りの書店にデビコパ全巻が置いてあって、意表を突かれてビックリした ディケンズって、粗筋を読んだだけでも感動してしまう。 わかる
地元の本屋でかくないのに岩波文庫とかちくま文庫とかやたら品揃えがよくて好感度大 Bleak House
積年の裁判沙汰の結末と
グッピーにファイナルアンサーが下される場面と
おフレンチ女中の暗躍が鮮烈な記憶。 『荒涼館』確かに作品の構成はすごい。天才でないと書けない内容だ。
しかし、この作家の持ち味であるユーモアとペーソスは乏しい作品だと思う。 「大いなる遺産」読んだ
次はなにがおすすめか教えてください >>384
『骨董屋』か『ピクウィック・クラブ』がいい。 『骨董屋』皆さん評価高いのですね。
自分はいま『リトル・ドリット』の途中です。 次に読んでみようかな。
女の子が主人公というのも好きなので楽しみ。 『骨董屋』とか『ピクウィック・クラブ』は特別な何かがディケンズの頭に降りてきた感じがする、復刊しないかな
『デビコパ』や『荒涼館』は堂々たる名作だけど初期作品の魅力も捨てがたいと思います 『骨董屋』ちくま文庫を持っているけれど、さすがに北川悌二訳は古い。
評判のいい石塚裕子訳で新訳出てほしいな。岩波さん、お願い。 >>362
ディケンズは人物の個性の描き分けに秀でた作家だが、反面ストーリーが停滞して
退屈になってしまう傾向がある。『骨董屋』では、両者のバランスが絶妙に保たれ、
大団円に至るまで興趣が途切れることがなかった。傑作だと思う。 抱腹絶倒のPicwick Papers は偉大なる、おそるべきヒューマンコメディである。
古今東西小説中の最大傑作に推戴するのもやぶさかではないぞ。
ディケンズ若干24歳だ! チャールズ・ディケンズの『大いなる遺産』を読もうと考えてるのですが、現在手に入る翻訳が新潮、岩波、河出と三社から出てて迷ってます。
岩波は挿絵も入ってるようなので少し気になっているのですが、この三社のなかではどの訳がオススメでしょうか…? 岩波と河出を読んだけどどっちでも問題なし
岩波でいいんじゃないの >>392
そうですか!
では岩波にチャレンジしてみます やっとこボズの素描集を読み終えた
市民の描写だけでここまで書けるものたいしたもんだ 村上春樹が「ディケンズを読め」なんてなことを言ってるな ピクウィック、少な過ぎる
古本屋でアホみたいな値段がついてたけど
増刷すればいいのに
他の作品はどうも好みに合わなかったけど、これは期待できそうな分だけ翻訳が少ないことが惜しい 『ピクウィック・クラブ』ちくま文庫持っているが、まだ読んでないな。
今『重力の虹』を読んでいるから、当分読めない。 Pickwick Papers、ほんとオレが翻訳してあげたいよ。 『ピクウィック・クラブ』は文学学ぶ上で必読という感じじゃないが
読めば幸せになれる可能性大
俺は『重力の虹』より好きだね 大いなる遺産読み終えたけど、これ別にエステラとはくっついてないよね?
エステラは風の便りで聞いた噂では再婚してるらしいてことになってるし最後の会話も離れても友達でいようという
あくまで友人としての気持ちが通じ合ってると解釈したけど
なんでエステラとくっついた解釈がまかり通っているのかわからない
ただ気になるのは最後のエステラとの別れを暗示する影は見当たらなかったとかいう文だけだなあ くっついた解釈なんてまかり通ってるの?
あなたの読み方のとおりだと思うよ 私は、これから二人がともに人生を歩んでいく、と思っていましたが じゃあ再婚したとかいう噂はなんだったの?て感じだし
二人共思い出の土地で運命的な再会して感傷的な気分になったのは確かだけど
エステラのほうがあれから苦労してその間に一途に自分を慕ってくれたピップの存在の貴さを実感してたって感じだけど
苦労してた期間は後悔したこともあったろうけど今では青春の輝きとして胸に大切な思い出として生きていくと覚悟を決めてる風に見えたな
だからエステラはこの場所で君にお別れを言えることが嬉しいと吐露したんだしピップのほうがちょっと未練ありげに見えるけど
これであっさり復縁したらこの切なくも美しい別れのラストはなんだったのか?て感じになるわ たしかすんなり>>402で読める結末だったんだけど暗すぎるから明るい文章加えたんじゃなかったっけ?
記憶が曖昧なんだけど あれは単に、主人公が上流社会にいた頃を感傷的に思い出したというだけで、エステラとその後どうなったかについてはあまり関心は無いなあ ディケンズはクリスマス・カロルを子供向けに初期導入されちゃったのがイタイね
そんなに面白いならピクウィックを子供向けにすればもっと人気が出たかもしれないのに
さて、エドワード〜を楽しもうっと 遥か昔に買った角川文庫本多訳の「二都物語」読了
ひどい訳だ
ほとんど中学生の「直訳」
日本語になっていない 二都物語あたりが一番じゃないのか
多いなり遺産
オリバーツイスト
は読んだことがある
日本はディケンズ全集がない
今こそ全集が必要だ
日本で売っている洋書でも全部が網羅されていない 一応、邦訳はすべて持っているが、集めるのに苦労したし、金もかかった。 本当に日本語の全集が欲しい
ディケンズ全集が読めない日本は遅れている
一応ディケンズの原文12冊持っている
オリツイは原文で読んだ
二都と大いなる遺産は日本語でだった
ブリークハウス、骨董屋、マルチン、ハードタイム、ピックウィック、
リトルドリット、ニコラス、ダンビー、共通の友、バーナビーをペンギンで持っている
何年かかるのかな
田辺洋子が完訳したらしい
どこかでこれを出版してほしい 田辺洋子訳しかない作品がある。『ドンビー父子』とか『ニコラス・ニクルビー』など。
正直言って、あまり良い翻訳ではない。石塚裕子に訳してほしい。 ディケンズの全集をだすのならば
コリンズの全集もだしてほしい ウィルキーコリンズもディケンズの弟子だから
あってもいいよ
関係なくはないよ ディケンズの姪と結婚したんじゃなかったっけ?コリンズは。 グリーンのTravels with My Auntの中に、
主人公が父親譲りのサカリー全集を繰るシーンが何度か出てくるのだ。
ついでにサカリーも全部出して!
翻訳大国、あはは(笑) 大阪の出版社からハーディ全集が出ているね。
日本ハーディ協会の働きかけによるものだろう。
ディケンズの研究者に有志はいないのか? アンソニー・トロロープの全集があってもいいな
原書で数冊持っている
ウィキペディアにもトロロープの記述は少ない
もっと知られていい作家だ http://www.shueisha.co.jp/pocketmasterpieces/
なんでデビコパ・骨董屋・我らが共通の友三編とも抄訳なんだよ
骨董屋新訳と短編集とかで良かっただろうに
売る気あんのか トロロープなんて大学で英文学を専攻していないと名前すら知らないがな。
21世紀になってから日本語訳がなぜか増えてきた。買ったが、まだ読んでない。 江戸時代にはディケンズのような文学は日本にはないよな ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています