チャールズ・ディケンズ Part.2
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荒涼館は村上春樹が短編で取り上げたから復刊や新訳されたしな
宇多田ヒカル辺りがディケンズ最高! とでも言ってくれたらな 宇多田ヒカルはいいね
『死霊』『青白い炎』を彼女が読んでいるというので、
この2作はかなり売れたらしい 新刊で出たオリバーツイスト読んでるけど読みやすいさもあって面白い
リトル・ドリット、マーティン・チャズルウィット、我らが共通の友なんかのいぶし銀の作品たちも
新刊で出たら気持ちよくスイスイ読めるんだろうな 加賀山卓朗訳もいいし唐戸信嘉訳もこなれている
併読は意味の取りにくい部分もすぐ解決できてストレスなくていい >>662
そういう理由あって2社からも出たのか
しかもどっちも今でも買えるんだよな
なんで岩波のコパフィールドは再版されないのか謎だわ 岩波は特殊で、絶版にはしないが、販売中と品切れが数年おきに交替する
『デヴィ・コパ』もそのうち印刷されるだろう ディケンズの小説は初読の愉しみってものがあるから、17長編を一気に読まず、
2年に1作のペースで一生かけて読み進めるのが味わい深い ディケンズの書くペースより読むのが遅いというのは味わいには全く関係ないと思われる こんなスレチェックしてるくらいならさっさと読むべきだよな >>666
新潮の加賀山新訳シリーズで出そうな気がする
せっかくなら骨董屋の方がいいけど 翻訳がなかなかないってのは、やはり原文で読め、ということなのだろうか
でもさすがに古いですよね 『ピクウィック・クラブ』下巻、ウィンクルとアラベラの結婚まで読み進んだ
翻訳だと大笑いはできないまでも、人間に対する慈愛は確かに感じられて、
こういう小説を残した作者に敬意を表したくなる
この本が日本で入手困難なのはきわめて残念だ >>1
大谷最高裁長官の愛読書はディケンズ!!
荒涼館^_^ >>674
人道感あふれるチョイスだな
荒涼館の裁判シーンのところは面白くないけどw 『我らが共通の友』とんでもなく面白ーい
ディケンズは本当に良い作家だ 大いなる遺産加賀山訳気になってたけど、評判まだわからなかったから佐々木訳買っちゃった
ディケンズ研究者の大御所にはかなわねえよなぁ >>648
新潮文庫のクリスマスカロルで
充分希少な最高傑作だよw 村岡花子の翻訳はひとつも読んでない
『赤毛のアン』も別人訳だ クリスマス・キャロルは岩波少年文庫や青い鳥文庫のやつでいいと思う、子供向けとはいえ完訳だし
最近だと春風社版は挿し絵・注釈も充実しているし値段も1650円と外文単行本では比較的安い
クリスマス・キャロルと車輪の下は新潮文庫が一番手に入りやすいけどなるべく避けた方がいい二大巨頭(翻訳が独特で人を選ぶ) 新潮文庫は最近ディケンズを改訳してきている
『クリスマス・キャロル』も改訳すべきだ >>685
普通にいい訳だと思うよ
デビコパや骨董屋の新訳出して欲しい 大いなる遺産の現時点のベストはじゃあ加賀山なのかな 河出の佐々木訳、岩波の石塚訳もいいから甲乙つけがたい 書店で見たとき石塚訳が一番ディケンズの勝手なイメージに合ってたけど意外と評判良くないんだよね
ディケンズってマークトウェィンみたいな小説だと思ってたから石塚訳が「おいら」って書いてんの良かったんだけどなぁ >>689
石塚訳はきちんと訳しすぎて冗長になってる傾向はある、特に『大いなる遺産』は佐々木訳や加賀山訳の方が文意を読み取りやすい
決して悪訳だとも思わないけど >>682
初めてクリスマスカロル読んだとき
文庫を読む手が震えたな
俺は 思ったよ これは 人間の
更生の物語ではない
臨死体験の純文学バージョンだとね 似たような「ボズ」と「スノッブ」を読んだがスノッブの方が面白かったな
サッカレーの方が自分には合ってるかもしれん
ディケンズは何か面白いこと言ってるんだろうけどどこで笑えば良いのか分からん時が結構ある >>694
過去 現在 未来 スクルージは
自分の人生と周りの人々の出来事を
振り返ってさせられる。
臨死体験者の体験談 回想録と類似。
両者とも現在に戻り、新たに生きる。
キリスト教圏のミームなのか
人類のミームなのか、実際の出来事なのかは
知らないが。 >>695
臨死体験者の回想録は
スクルージが霊とともに巡る
自己の人生の振り返りを
幽体離脱した後 過去 現在
場合によっては未来の出来事を
周囲の人の気持ちになって追体験する
経験がかなり共通してるとか。
これクリスマスキャロルまんまの流れに
類似してるよね ディケンズは一作が何巻にもなるから、何作も本棚に並べると、
ズラーッとディケンズだらけになって、他の本を駆逐してしまうよね >>701
ディケンズの『リトル・ドリット』は読んだの?
読んでないなら読むべきだ
ドラマを見ただけで読んだ気になってはいけない オリバーツイスト読みましたけど悪人キャラがすごい印象的ですね
自業自得因果応報としかいえない末路を遂げて庇う余地はないわけだけど
同情とかじゃなく、なんか心惹かれるキャラに仕上がっててこんなキャラ描写できるなんてほんとすごいと思った
あそこまで悪に染まってる人間性なわけだから社会環境だけが原因てわけじゃなく遺伝子的な部分で欠陥ある感じがするけど
それでも貧困社会が生み出した人間て言っていいと思います >>702
リトル・ドリット読んだけどじわじわと心に染みてくるね
オリバー・ツイストは唐戸信嘉訳がおすすめ 唐戸さんにもっとディケンズを訳して欲しい >>705
小池訳と加賀山訳でも読んだけど唐戸訳のほうが圧倒的に速く読めるんだよね
値段だけの没入感の高さがあると感じた 自分は小池訳を持っていて特に問題を感じないので、
あえて金を出して別訳を買う気はない クリスマスキャロル (村岡訳)で
充分 素晴らしい文学だな
この1冊がディケンズの象徴やな さすがに小池先生の訳は読みづらいわ
2000年あたりからの新訳は読みやすさが全く違うから
ディケンズに限らず、もう古い方で読む気にはならないな
新潮ディケンズなんかも全部買いなおしだわ
1000円2000円ケチって古い方で何時間も読むのは損 ゆとりの言語感覚の脆さが情けない
小池滋も北川悌二もまったく問題ないと感じるけどな 読まずに論すとか論外だし、変な文章で読んどけばいいよ オリヴァーは自分が読んだ分だと
新潮加賀山>光文社唐戸>ちくま小池>旧新潮中村
光文社のはナンシーら底辺層の言葉遣いが良くてちょっと違和感 https://www.nic
ovideo.jp/watch/sm10007565 既出かもしれないけど、ディケンズについて、簡略版多読図書を使って基礎から
解説してくれている
https://youtu.be/aRdRGT2zyE0 >>680
亀だけど、ロンドンあたりのイギリス英語ならカロルだよね ワイルド「ネルの死で笑いを堪えるには鉄の心臓が必要だ」
馬鹿にしてんだよねこれ ポーもドストエフスキーもネルの死に感銘を受けている
イギリス人はユーモアと皮肉を好む民族で、感傷が大嫌い
彼らが高く評価する作品を読んでも、どうもぴんとこない
たとえば、イヴリン・ウォーの最高傑作と本国で評価される
『一握の塵』を読むと、どこがいいのかさっぱり分からない
『ブライヅヘッドふたたび』の方が遥かに優れていると思うね またクリスマスキャロルの新訳が出るらしい
角川より ディケンズもバルザックも新訳はおなじみの作品ばかり
少しは他社と違いを見せようという出版社はないものか 『クリスマス・キャロル』越前敏弥訳、角川文庫より刊行 ツイッター見てるとクリスマスキャロルバカ売れしてるように見えるわ
そら毎年新訳が出るわけだな
その後メルカリにも大量に出るんだけど デイヴィッド・コパフィールドが映画化されるんだな、知らなかった
本屋に映画の帯つきで並んでいて知った バーナビーラッジまあまあ面白かったわ
文庫では読むもんなくなったらお勧め
集英社ギャラリーってので5000円もするし分厚いけど、
アマゾンのマケプレだと安く買えるから、邪魔なら読んだ後捨てればいい
訳は小池滋 ここ数日で、Amazonで古本の『骨董屋』上巻がすべて売れてしまった
どこかで話題になったのだろうか? クリスマスにクリスマスキャロル読んで他のも読もうかなってなったとか? クリスマスにクリスマスキャロル読んだけど新潮のは訳が合わなかったな
次は骨董屋読んでみるわ 骨董屋の下巻の表紙はなんであんな絵を採用したのか
すごいつまんなそうに見える >>733
ディケンズ全集という名の田辺洋子全訳集ってことなんだろう
じゃないと書簡集から始めるなんて一風変わったことにはならん 我らが共通の友の訳ってどんな感じなんだ
訳者はこれ以外に作品がないみたいだし
ディケンズはとんでもない悪文のような訳の本が結構あるから高い値段を出して買うのは気が引ける チャールズ・ディケンズ『我らが共通の友』間二郎訳・ちくま文庫
冒頭「いつの年とは言わないが、現に我々が暮らしている今の世でのことだ。
秋の夕闇がテムズの川面にせまるころ、鉄のサザック橋と石のロンドン橋との間を、
うす汚れた、あやしげなボートがふたつの人影を乗せて漂っていた。」
まったく問題のない訳文だ
ディケンズの小説では、これと『骨董屋』が最も好きだね 「我らが共通の友」はカルヴィーノの「人はなぜ古典を読むのか」所収の短文で知ったわ
本持ってないから復刊か新訳出ないかな 大いなる遺産は素晴らしいがエンドはもう少し夢を与えて欲しかった
二都物語は食わず嫌いしてたが、前半は退屈だけど中盤から面白い 夢ってのはよくわからんな
むしろ現実を諭してくれる稀有な作家じゃないか ビップはあれでいいとしてもエステラ救われてなくない? ひいらぎ旅館はライ麦畑の捕まえ役そのものだな
全く色あせないというか、現代向けとすら言える
朗読集でしか読めないのが惜しい 「骨董屋」面白かった
ヒロインが気の毒な話っぽいので読むの躊躇したが
ヒロイン以外の主要人が、善人悪人とも魅力あるね
一番の悪役の奥さんや義母が効いているような
それと当時の生活描写が楽しい
紅茶がおいしそうに感じられる
原文派だけど、日本語訳はいろいろと難しそうな作品なんだろうな
ドストがこの作品にほだされたと知って
当初は「そりゃドストの好きな小さな女の子と博打打ちが出てくるからだろw」と冗談交じりに思ったけど
最後まで読んでみると作品世界の雰囲気もドストとディケンズで通じる一面も確かにある
ロシア語畑の人だけどドストエフスキー作品の翻訳者はドスト作品の登場人物のキャラの面白さを出せている人が多いし
(現在有名なk先生の訳は好きじゃないけど)ディケンズ作品をうまく訳せる素養があるんじゃないかと思った
まあ英文学のいろんな知識も必要になってくるけど
「二都物語」についで「骨董屋」が好きになりました(次がデビコパ) いよいよ本邦初のディケンズ全集が刊行される
一冊8000円は全集としては妥当な価格だが、
訳者が田辺洋子というのがガッカリ
あまり評判よくないよね 田辺さんの翻訳読んだことがない
どの辺が評判悪いのでしょうか? 8800円ってスゴいな…3500円位なら買えるのに >>747
全集がそんなに安いわけないだろ
日本の作家の全集でも5000円以上するし、
海外作家だとさらに翻訳料がかかるから、もっと高くなる
本を作って売るのは金がかかって大変なんだ
何も知らんくせに文句しか言わないアホはどうしようもねえな 3000円前後の全集も普通にあるよなw
ゲーテなんか2000円だ 文庫で全部出してくれたら嬉しい
加賀山さん頑張って! 全集の第1回配本の書簡集Tが届いた
まだ読んでないがマイナー出版社の本にしてはデザインがまあまあ綺麗だし、活字も大きいからお前ら年寄りでも読み易そう
ただ、横組みというのがビミョー
「ニコラス・ニクルビー」と「ドンビー父子」を早く出版して欲しいが、これも横組みになるのか? ディケンズの長編17作翻訳すべて所有しているから、
高い金を出して今更全集を買う気はないね
書簡集には全然興味がないしね 長篇が17作品もあるんだ
知らなかった
オレの知っているのは7,8作品だな 書簡集Tの帯の裏を見たら、
21年夏 ドンビー父子、書簡集U
22年春 ニコラス・ニクルビー、書簡集V、と書いてあった。
二冊ずつ出版するのか、それぞれ一冊に纏めるのかは分からないが、バカ高い古本を買わなくて正解だった。 とりあえず図書館で読んでみるかな
入ってたらいいんですけど 二都物語って、基本的に英国アゲの小説なのかな
ロンドンの裁判とパリの人民裁判の比較
くりかえしフランス青年を救けるイギリス青年の物語
庶民の生活に同情的なディケンズが、暴徒化した民衆に対しては、その有り様を疑うような書き方をしている。 二都物語って、あんまりロマンスの要素少ないわりに、恋愛関係を強調して本を売ろうとしてるよね。
おれは後半のMissプロスさんと"復讐"の戦いがバトル漫画っていうかハガレンみたいで、おもしろかった ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています