丸山健二 初・中期の傑作を語るスレ
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作家・丸山健二が40代前半までにのこした、瑞々しい傑作群について語るスレです。
『千日の瑠璃』以降の小説・エッセイ・web投稿等の文筆活動、並びに、園芸、文学賞関連の話題については、
創作文芸板『丸山健二文学賞について語るスレ』を推奨します。
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/bun/1375093589/ トリカブト立ち読みした。あれ無意味な改行なくすとおそらく、上巻の5分の3位の量になるね。
パルプの無駄遣い。環境破壊です。しかも高校の古文の先生が添削したら頭にくるくらい言葉の
誤用がありそうだった。 127です。
ふと、裸の王様という言葉を思いだした。ぴったりだと思うな。今の誰かに。 >>126
トラウマにはならんが、シマウマになった。 ┏┓
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┗━━┛ ┗━━━━┛ ┗┛┗━━┛ ┗┛┗┛ 最近「ぶっぽうそうの夜」がリメイクされたけど、過去作品のリメイクには2種類ある。
1つは、求龍堂から出ている再生復活版シリーズ。旧版と違うのは、収録作品(とくに短篇)。
もう1つは、河出書房などから出ている究極版(?)シリーズ。旧版と違うのは、夥しい改行による頁数の倍増。
この違いはなんだろう?と考えていて、気がついたことがある。
改行によってページ数が倍増しているのは、ワープロを使って書いたと思われる作品なんだよ。
「千日の瑠璃 究極版」「ぶっぽうそうの夜 完全版」
原稿がデータとして残っているなら、リターンキーとスペースキーと十字キー(あるいはマウス)だけで、簡単にリメイクできる。
まあ、改行とスペース空けるだけで、リメイクと言っていいものかどうか疑問だけどな。
なんつうか、楽することを覚えると、結局、落ちていくしかないのかねえ。 >>133
それよく気がついたね。ひどい人間というのがもう確信に変わったよ。それにしてもやることがせこい
というか姑息だね。それからまともな作品書いていた頃でも、エッセイにバイクに頑丈なチェーンが巻か
れていてそれを見た知人が、こんな田舎でどれだけ人を疑っているんだと言っていたのを思いだした。
確かに今とは違ってバイク泥棒なんてほとんどいない時代だったからね。何れにしてももう何をしても
初版だけで再版はないだろうから、出版社にとっては慈善事業以外の何ものでもない。赤字覚悟で駄作
量産に加担しているようなものだ。 134
エッセイに写真が載っていたということです。 まあ、そんなにお金に困っているのなら
80〜100枚の短篇を年に5本ほど文芸誌に書けば良いのに。
丸山クラスなら原稿料1枚5000円くらいは貰えるだろうから
単行本化した時の初版印税を加えればじゅうぶん生活できますよ。
プロの作家なのだから、原稿料で食うというのが基本でしょう。
印税というのは吉本隆明が言うように残業でしかない。 丸山クラスで1枚5000円かよw
現状は丸山暮らしていけんw だって受賞拒否で文壇的キャリアを積んでいないわけだからね。
晩年の埴谷や安岡クラスで1枚2〜4万くらいかな。
文芸誌、文学賞そして文壇というのは書けなくなった老人作家を救済するための制度なのに
それを拒否しているから窮状に陥る。
例えばヤクザがそうであるように小説家のようなはぐれ者の世界でもそれなりの制約はある。
むしろ、はぐれ者である以上、世間一般よりも理不尽な制約が要求されることもあるのに、
それを受け入れられないのなら野垂れ死にするしかない。
今はそういう段階に追い詰められて必死の悪あがきをしているわけですよ。
本当に哀れとしか言いようがない。 >>138
確か「まだ見ぬ書き手へ」の中に売れなくなったら野垂れ死にしろって書いてあった。
あれ読んだ時、こいつは自分が追い込まれたら潔くそうすることは絶対にないと思ったが、
ここまでセコくみっともないことをすることまでは予想できなかった。133によれば、ワープロ
以前の作品のリメイクってほとんど修正なしで出版するとして5000円×ページ数分金もらっている
だろうか?だとすると一巻当たり200万弱の金を稼げることになるね。 ┏┓
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┗━━┛ ┗━━━━┛ ┗┛┗━━┛ ┗┛┗┛ 高倉健が文化勲章貰った時に何もツイートしなかったね。あそこまであらゆる賞に対して毒づくなら、
高倉をみそ糞にいうべきだったね。その辺りで如何に小心者かよくわかります。 >>133を書いたのは俺だけど、あれは飽くまでも推測ね。
新版もパラパラと立ち読みした程度で、きちんと新旧比較をしたわけでもないし。
ただ、ページ数を調べると、再生復活版ではほぼ同じで
「惑星の泉」旧240ページ→新263ページ
「ときめきに死す」旧202ページ→新197ページ
ところが、究極版では背表紙を見ただけでわかるほど2倍近いし、中身は言わずもがなのスカスカ。
いつからワープロ使い始めたかも推測にすぎないけど、
作品の極端な長編化、難読漢字の増加、視覚的な構成(レイアウト)を意識
とかの要素を考えると、やっぱり「千日の瑠璃」前後からだろうなと思うわけ。
俺は遅れて読み始めたクチだから、今頃になって「自選中篇集」とかつまんでるところだけどさ。 >>133を書いたのは俺だけど、あれは飽くまでも推測ね。
新版もパラパラと立ち読みした程度で、きちんと新旧比較をしたわけでもないし。
ただ、ページ数を調べると、再生復活版ではほぼ同じで
「惑星の泉」旧240ページ→新263ページ
「ときめきに死す」旧202ページ→新197ページ
ところが、究極版では背表紙を見ただけでわかるほど2倍近いし、中身は言わずもがなのスカスカ。
いつからワープロ使い始めたかも推測にすぎないけど、
作品の極端な長編化、難読漢字の増加、視覚的な構成(レイアウト)を意識
とかの要素を考えると、やっぱり「千日の瑠璃」前後からだろうなと思うわけ。
俺は遅れて読み始めたクチだから、今頃になって「自選中篇集」とかつまんでるところだけどさ。 ┏━━━━━━━━━━━┓
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┗━━┛ ┗━━━━┛ ┗┛┗━━┛ ┗┛┗┛ ビッグネームの賞に推薦されそれを拒否したいというのがこの男の本音ではないかと思う。ちょうど
千日を書き上げる直前に確か日本文学大賞に推薦されていたんじゃないかと思う。それが最近では
ノミネートもされなくなって、フラストレーション溜まってると考えると分かりやすいと思う。
それまではエッセイもこれほど殺伐としてなかったからね。ノーベル賞拒否次に文化勲章拒否を
したいんだろうな。もう誰も見向きもしなくなり始めている。さすがに、講演会も毎回同じ愚痴
ばかりでは余程のアホかストーカーじみたやつしか参加しないだろう。それにしてもこいつの
twitterにほぼ毎日張り付いている奴って気持ち悪すぎ。 >>139
>以前の作品のリメイクってほとんど修正なしで出版するとして5000円×ページ数分金もらっている
>だろうか?だとすると一巻当たり200万弱の金を稼げることになるね。
1枚5000円というのは雑誌掲載時に400字詰原稿用紙に換算した原稿料であって
書籍販売の場合は単純に単価の1割が印税として支払われる。
そして書下ろしの場合は5分増し、つまり単価の15%が印税として支払われることもある。
だから書下ろし販売方式で初刷数や単行本売上が雑誌掲載料(原稿用紙数×\5000)を上回るのなら
書下ろし作品という体裁をとった方が作者にとって利ザヤが大きいわけ。
リメイク版の場合は初出ではないので雑誌掲載や書下ろし割増の期待は無理。
であるならば分量を増やして単行本価格を引き上げれば単価\4600、初刷5000部として
\4600×0.1×5000で230万位は作者の懐に入ることになる(だろう)。
でもまあ、そんなことをするくらいなら雑誌に短篇やエッセイを書けば
月に50万位は軽く手に入るでしょう?という話ですよ。
文芸誌か週刊誌に連載エッセイを1本抱えて2〜3か月に1本100枚程度の短篇を書けば良いわけであって。 ┏┓
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┗━━┛ ┗━━━━┛ ┗┛┗━━┛ ┗┛┗┛ 究極とか完全とか今日知ったよ。
昨日ブクオフにきなしに寄ったら、まるけんの中期のが、11冊。
百円だから全部買ってきたw未読のは2冊。これから読む^q^
俺は千日すごい好きなんだが、アレ以後は全く。
ぶっぽうそうが完全版で面白くなってるなら凄い事だと思うけど、どうなんだろうなー。
千日の究極ってのも気になるなああああ。でもつまんなくなってたら落ち込むと思うんだよなあ。
千日の瑠璃に関してはスレちがいっぽくてごめんね。でも究極読んだ人よかったら詳しく感想聞かせてください。
上にスカスカって言ってた人がいたけど、どういうことなんだろ? >>153
ワープロ使って、スペースをさらに開けてページ数稼ぎしているということだと思うね。 ┏┓ ┏┓ ┏┳┓... .... . ┏┓
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┗━┛┗┛┗┛ ┗━┛┗┛┗━━━━┛┗━━━━┛ 黙って、この世界から去るのが最も潔かったし、そうすべきだったな。庭師として生きてもよし、
まあまあの腕のカメラマンとして生き残ってもよかったと思うね。しかしながら、ある日急激に
文章力が落ちればそれも悟れるだろうが、徐々にしかも谷町みたいな奴が先生先生って持ち上げ
るからここまで来ちゃったんじゃないかね。そこにワープロというものが現れて姑息なことが
低能な頭に次々と浮かんできたんだろう。 >>148
それはあれだね、
「取材拒否した俺を取材してくれ」的ラーメン屋みたいな
拗ねた自己顕示欲の >>159
です。それが本当にやりたければ物事には順序があって、自分が下らんと思ってる賞はそれまではすべて
貰っておくべき。腹の底の気持ちは少しも明かさずにね。それが簡単に見え透くもんだからそれすらでき
なくなっている。本当に中卒の知恵しかないんだよね。この人。だから高倉健とか全くレスペクともして
いない人間の力にすがろうと躍起になる。茂木関係もすべてこの流れでしょう。 ┏┓
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┗━┛┗┛┗┛ ┗━┛┗┛┗━━━━┛┗━━━━┛ 言葉ってのは諸刃の刃だってことを基本的に理解してないよなこの人w 結局、突っ張り中学生の延長線上のメンタリティだね。延長戦というかそこで止まってる。 ┏┓
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┗━┛┗┛┗┛ ┗━┛┗┛┗━━━━┛┗━━━━┛ とにかく作家というものは死してなお作品は残すわけだから
リメイクと称して過去の作品群をいじくり回すのは良くない。
作品というのはそれが書かれた時代の産物でもあるので、
後世の評価を期待するのなら、いちど発表したものに
時間が経過して手を加えるのは良くない。
作品の背後にある時代や(過去の)作者像を改変するのは驕りでしかない。
作家というのはそれほど特権的な立場を持っているわけではないのですよ。
しかし、高橋源一郎がこの人を評して
「作者が絶対者」という思想の持ち主である、
と指摘したのはまさに慧眼だったね。 >>167
全くもってその通りだと思う。
リメイクも本当に直したいという気持ちが根底にあるのならまだしも、しのぎたいが先だからねえ。
作者が絶対者ならもっと泰然としていてほしいし、今の丸山の言語力で中期の作品群のリメイク
なんて言語道断だと思う。 ┏┓
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┗━┛┗┛┗┛ ┗━┛┗┛┗━━━━┛┗━━━━┛ >>170
アカヒのサイトは、例外なくKorea Republic ofがポート80を突いてくるね
韓国にサーバを置いてるだけあって
無防備なPCは掘られるんだろうな〜 一年一作、他事にはいっさい手を着けずというスタンスをもう一度取ることから始めない限り
どうしようもない紙くずの量産に終始するだけ。何が文学の鉱脈だよ、笑わすのもいい加減に
してほしいわ。twitter,講演会のたぐいからまず足を洗うことだ。分筆一本、時に旅行記まで。
つまり、中期のスタンスで再度トライしかない。 ┏┓
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┗━━┛ ┗━━━━┛ ┗┛┗━━┛ ┗┛┗┛ ジミヘンの3コード名曲で「見張り塔からずっと」てのがあるけど、
マルケンのあの家を見る度に思い出す・・・ 丸山健二の小説をいくつか読んでから、
まだ読んだことのなかった罪と罰を読み始めたんだが、
会話が長すぎて受け付けないよ……
罪と罰の登場人物しゃべりすぎじゃない? >>176
本歌はディランの曲だけどオリジナルを完全に凌駕しているよね。イントロのデイブメイソンの
ギターでノックアウト。確かに窓も小さいし、この男の警戒心の強さを象徴した建物だね。
正に見張り塔。 ┏┓
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>罪と罰の登場人物しゃべりすぎじゃない?
あれは口述筆記だから。
金銭問題でラスコのように困窮して譫妄状態に陥ったドスト氏が
後に妻となる秘書相手に口述することによって書き上げた作品が罪と罰なの。
だから本国でもキワモノ扱いのドスト作品の中でも
ひときわ狂気の色濃い作品となっている。
まあ、あれでも翻訳バイアスがかかっているそうですけどね。
丸山の場合はワープロを使い始めてから作中人物が饒舌になり始めた。
もちろん口述筆記というわけでは、ない。 ドストエフスキーの場合は脳に障害があった可能性が否定できない。
それが作品に反映していると思われる。ここまでくると正常か異常なのか?
そんなことまで考えないといけないくなるな。ジョイスが統合失調症の娘の文章を凄いと評価し
医者に読ませたら、障碍者の文章ですと一掃されたという話があるね。
ある意味丸もそんな状況かな? 「穴と海」を書くような人がまともだとは思えない。
本人が精神分析医の発言を引用して幼児期の心理状態を説明しているように
やはり病んだ所がある。 「穴と海」は、少年が小山(?)に横穴を掘って、秘密の隠れ家を作って…っていう話だっけ。
ああいう舞台装置の発想ってどっから出てくるんだろうね?
「イヌワシのように」で、主人公の叔父が引き蘢る場所も、どこか似たような感じを受けたし。
自分だけの城の主人になりたいってのと、母胎内に回帰したいってのと、ごちゃまぜになった願望みたいなのがあるのかもしれんね。 小説読むよりネットで
AV鑑賞がましだってことが
分かってないのかね
小説なんて誰も読まなくなるよ こいつの小説って自己否定的なネタばっかりやん
うんざりしてくるわ おう松延、おれを妬むなら
金儲けできひんかった
おどれの能無しアホ親恨めや >>187,>>188
そういわれても仕方ないよな。あの外基地twitterや最近の作品読む限り。 ┏━━━━━━━━━━━┓
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┏━┛┏┛ ┃┗━━┛┃ ┃┃┃┗┛┏┛┏┓┏┓
┗━━┛ ┗━━━━┛ ┗┛┗━━┛ ┗┛┗┛ ハルキのスレで1人マンセーし過ぎて叩かれ、追い出されて
弾かれた奴がAA荒らしと化した
そして今に至るw AA荒らしさんも、彼(彼女)なりに大変なんだろう。
ここは、生暖かくスルーしてあげるのが良いと思う。 twitterで新作の販促してる姿はとても「されど孤にあらず」を書いた人物とは思えない。
ほとんど乞食。っていうか太鼓持ちでしょ。恥ずかしすぎるし、こいつの本質を見抜けなかった
自分が情けなくなるわ。 ┏┓
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┗━┛┗┛┗┛ ┗━┛┗┛┗━━━━┛┗━━━━┛ 認知症だと思えばいいんだよ
可哀想な病人なんだよ
初・中期の傑作だけ読んでればいいんだよ みんなで、しばらく書き込むのやめるとか。
ここんとこ、ネガティブな話題ばかりだし
(スレ立てした方には、お疲れさまです。
お店じゃないのだから、はやらなくてもいいんですよね 結局懐古趣味に落ち込むか、今の丸をけなすかのどちらかでどちらもポジティブとは言えないが、
今の丸をけなす方が遥かにポジティブだとは思うね。奴に復活の気持ちが少しでも残っていることを
期待するのであれば。 ┏┓
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なるほどね。
復活を望むファンではないんだな、私は ┏━━━━━━━━━━━┓
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┗━━┛ ┗━━━━┛ ┗┛┗━━┛ ┗┛┗┛ >>199だが、まともな作品を書いてほしいという気持ちが根底にあるかどうかということです。
そういう意味では懐古趣味もけなすのも通底するものがあります。 ┏┓
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┗━┛┗┛┗┛ ┗━┛┗┛┗━━━━┛┗━━━━┛ たまたま書店で目にした新作を繙いてみると
以前採用した断章形式に逆戻りしていて
ワンセンテンス3〜4行程度に切り詰められているのだけれど
内実はただの短文の積み重ねであり、文章の鋭さが全然ない。 正直言ってここで評判の悪い「千日の瑠璃」や「見よ 月が後を追う」といった一連の作品は
その評価は別として作者の創作意図(と文学的達成)は理解できるのだけれど、
最新作には過去の文章形式の焼き直し、といった印象以上のものは抱けない。
というか、文章の荒廃に呆然とするばかりだ。 ┏┓ ┏┓ ┏┓ ┏┓ ┏┓
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┗━┛┗┛┗┛ ┗━┛┗┛┗━━━━┛┗━━━━┛ 俺は「千日の瑠璃」から入ったけど、追いかけたのは「虹よ〜」までかな。
それ以降の小説は水増しか焼き直しって感じで、しばらく惰性で読んだけど、結局、ギブアップした。
で、初期の長篇やら中・短篇集を読んで、こんなの書いてたマルケンってすごいじゃん!って。
そんで、「ときめきに死す」「惑星の泉」で止め刺された感じ。
「水の惑星」はあまり好きじゃない。 とにかく、文章の構造が単純なの
感謝したいのはむしろ私の方だった。
弟はこう言ってくれた。両親と妹の面倒は必ずみる。私は嬉しかった。願ったり叶っ
たりだった。私が心置きなく上京できたのもあいつのおかげだった。私の求める自由は
風村の外にしかなかった。しかし、あいつのそれは風村のなかにしかなかった。
新潮文庫版「ぶっぽうそうの夜」28頁より
わずか4行足らずの文章の中に「私」が4回も出てきている。
というのは、センテンスを構成する文が「私は〜だった」式の単純な文の羅列に過ぎないから。
この傾向は「千日の瑠璃」やそれ以前の「野に降る星」あたりから目立ち始めている。
確かにこのような形式を採れば文章の切断力(歯切れの良さといっても良い)は高まり
例えば志賀直哉やそのルーツである俳句形式の簡潔性を拝跪叩頭するような
我が国の文化的土壌においては拍手喝采を浴びるのかもしれない。
だから(散文)詩小説と持て囃されたのだろう。
が、このような散文性を推進すると小説的構成は不可能になる。
その限界というのは既に「千日の瑠璃」の時点で露呈していたのだけれど、
この“詩小説作家”は漢語的表現を多用した文章の切断力をブラッシュアップすることにのみ腐心して
小説的構成について顧みることはなかった。 今、「穴と海」読んいる。やはりこの人は引用府のない文章の方がいいし、個人的には70年代
後半以降「踊る銀河の夜」までが良いと思う。それ以前はなんか文章の練習してるような感じがする
が、それは中期を生み出す過程と見ている。それ以降はコメントするのもばかばかしい。 ┏┓ ┏┓┏┓
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┗━━┛ ┗┛ ┗┛ ┗┛ ↓ これで一文。ひとたび、こういう安易な「ブンタイ」に慣れてしまうと
まともな文章が書けなくなるのだね。あの改行の嵐は、文章力のなさを誤魔
化すためのものでしかない。
スポーツ界における、本当はアスリート自身のものでしかない感動がも
たらす影響力を、国威発揚の起爆剤に利用し、且つ、その国々が抱える致
命的な欠陥や、重大な問題から国民の目を逸らそうと画策する世界の為政
者の腹黒い思惑は、残念ながら、そのつど功を奏し、真剣に生きる気力な
どさらさらなく、過酷な現実を直視する勇気もなく、自分以外の誰かに、
力のありそうな他者に、全責任を預け、自己自身の権利の数々までをも託
して、幼い子どものように、四六時中、年がら年中、のうのうと気楽に日
々を送っていたいとする大衆は、国家の支配者たちが次々に仕掛けてくる
罠にまんまと嵌り、というか、自分から進んで掛かり、実際にはおのれの
人生になんの益ももたらさない、〈感動ごっこ〉に熱中し、夢中になり、
さもなければ、熱中して夢中になるふりをすることで、偽りの充足感に浸
り、勝敗の行方に一喜一憂し、それを口実にして大酒をくらい、泥酔によ
って麻痺した脳の痺れを生きることの充溢と無理やり思いこみ、「勇気を
もらった」だの「元気をもらった」だのというたぐいの、束の間のきれい
ごとでもって、心の底にいかんともしがたく横たわっている生の虚しさを
覆い隠し、隠しきれなくなったところで、今度はサッカーからオリンピッ
クへと人生の期待を移行させるのですが、これではいつまで経っても国家
の主権者になれるはずがなく、悪そのものでしかない権力の思うつぼにま
んまと嵌まりつづける、幼稚な愚者と言われたところでどうしようもない
のです。 ┏┓ ┏┓┏┓
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┗┛ ┗━━┛ ┗━┛ ┗┛ ┗━┛ ┗━━┛ >>220
とても分かりやすい。最近の作品(と呼ぶのも恥ずかしいが)の行間をマトモな感覚でつめると
読みづらいってことだよね。行間開けても文意はとりにくいが。この文面を読む限りワープロで
うったら即投稿していると思える。もうすべてが投げやりだということがよく分かりました。
あなた凄いね。 そして、>>220に引用されている文も、過去のエッセイの水増し&焼き直しでしかない。 ┏━━━━━━┓┏━━━━━┓┏━┓ ┏━┓ ┏━━┓
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