丸山健二 初・中期の傑作を語るスレ
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作家・丸山健二が40代前半までにのこした、瑞々しい傑作群について語るスレです。
『千日の瑠璃』以降の小説・エッセイ・web投稿等の文筆活動、並びに、園芸、文学賞関連の話題については、
創作文芸板『丸山健二文学賞について語るスレ』を推奨します。
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/bun/1375093589/ ┏━━━━━━━━━━━┓
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あの東北大震災も午後2:46だった。
たくさんの方が亡くなりました。
呪いのコトバを吐く人が呪われているんだけどね 悪言を吐いてはいけないというのは阿含経あたりでも言われていることで
匿名掲示板とはいえ不特定多数の人間に対して悪言を吐くと自分の心がやられる。
この板でいうと武揚隠士がまさにそう。 ┏┓ ┏┓┏┓
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そういう間違った使用法の開発を含めての鉱脈なんでしょう。 「されど孤にあらず」で勇気をもらった
いまのマルケンみると悲しくなる 図書館で貸し出しついでに、古い本もらってきた。
いちばん分厚い「月は静かに」。重かった。
ところで面白いの?これ ときめきに死すの再生復活版って加筆修正入ってるの?
それなら買いたくないんだけど… あれ以上に何を加えるんだろうね
パーフェクトなハードボイルド作でしょう 丸山健二で初めて本が文庫にならない作家を知ったな
あの頃は作家の出した本は全部文庫になるもんだと思ってた
夏の流れ、午後なり、千日の瑠璃 雷神翔ぶ、ぶっぽうそうの夜 この4冊読めばあとは読まなくてもいいと思う ハズレものを好んで掴む人って、どこにでもいるんだよな >>260
行間です。
>>261
後半三つもいらんだろ? そのうち「白い本」を売ってジョン・ケージの「4分33秒」みたくこのページの向こうにあるあなたの
イメージこそ私の作品だとか言い出すかもね。 ★丸山文学賞第1回受賞作品が福永十津著『葦笛の鳴るところ』に決定
(販売は真人堂ネット直販のみ=決済はクレジットカード以外認めない)
5000円ふんだくって、この処遇・・・
応募要項には、「受賞作は随時刊行」とあるが、
果たして出版元直販だけで流通ルートに全く載せないものを「刊行」といえるのだろうか。
自費出版より酷い待遇なのでは。
こんな怪しい会社にクレカを教えたくもないし。
http://shinjindo.jp/contents/maruyama_award.html エントリー料商法で儲けた金でしばらくは安泰か
よかったね丸ちゃん
しかしこんな儲け方があったとは、考えたねぇ〜 どうせ自費出版同様同額以上wの発刊手数料wを受賞者wから取ってるんだろうw詐欺もいいとこだなw 選評と何故購入方法ををマイナー出版社のダイレクト申し込みに
しぼているかの説明は欲しいかな。
あと電子書籍はアウトオブ眼中なんだろうか。 要するに、マルケンのツイッターorブログを見ている人間以外に読者は想定していないわけだよね。
「売らんかな」な商業主義に走る必要はないと思うが、
文学賞というのは本来、名の知れぬ実力者を世間に知らしめるのが役割のはず。
こんな閉鎖的にするのは宜しくないんじゃないか。 天皇に関することは絶対本音で語ろうとしないね、この人。不特定多数を相手にしたあるいはヤバい相手は
常に匿名にして逃げている、 最近の丸極めてまともなツウィートしてるな。しかも日本語いつになくまとも。 この蛆虫、どんな意味でさえ生きてる価値が無い。死ね。 丸山賞を受賞しても賞金て出ないのかね
なんだこれエントリー料払うだけ赤じゃねーの 雨のドラゴン、懐かしいな。今でいうニートが妄想する話だし、悪意のあるオチも良かった。当時は技術的に映画化は無理と思ったが、今なら出来そう。 「雨のドラゴン」角川文庫を入手。
わずか100円w送料の方が高いって……なんだかなあ。 スレチで申し訳ないが。
丸山健二塾……何だか哀しいな。
一人54万円、10名以上集まらなければ開催しない、と。
540万円以上は売り上げたいわけね。
つまりは生活費稼ぎでしょ。
文学賞といい、塾といい、
作家志望の素人相手のビジネス……
なんとも情け無い有り様だな。 >>281
金儲けに走るのはもちろん、小説の書き方を他人から学んだりする奴は駄目なような事書いてたよね。
こんな偉そうに言う自分を驚かせるくらいの、ぶっとばすような小説を書けって。 この蛆虫、どんな意味でさえ生きてる価値が無い。死ね。 まあ小説家だから。売文家で、あとは庭仕事。
一般人でない堅気の人ではないから可能かと。
それでも元気だなあこの人は。 281だがね。
丸が喰えなくて肉体労働のバイトしてるなら尊敬するよ。
作家として誠実だ。嘘がない。
文学賞だの、塾だの
お手軽にカッコつけて能書き垂れて
金稼ぎしようとしてるのが腹立つ。
小説で喰えなくなったら野垂れ死ね、
じゃなかったかね丸よ?
書いたことには責任があるんだぜ。
人は変わるから?冗談じゃねえ。
そういうのを何て言うか、お得意の辞書を引くといい。
日本語ではな、「恥知らず」と言うんだよ。 しかし全部で総授講時間が何時間かわからないが、kindle自費出版しか斡旋wしないんだろうに、54万とはふっかけたなあ(笑 >>283
うーん。本人も少なからず自覚してるだろうね。 なんかひっそりと新刊出てたな
相変わらず上下巻で各3700円とかふざけた値段だったわ
あれで何部売れるんだか
そして中身はすっかすかていう
初期中期は紛れもなく天才だったのに
どうしてこうなってしまったのか 惜しい……惜しいよな、昔の輝きが。
初期・中期を読んだ時の衝撃…
天才だと思わざるを得なかった。
丸本人が間違いに気づかない限り
このまま晩節を汚したまま死ぬんだろうな。
もういい年だしな。
芸術家だから、何をしようと書こうと自由だが、
読者を見下して、レベルが低いから理解されない
自分は新しい文学の鉱脈wを開拓してる殉教者だ
と自己規定してるなら笑止。
焼きが回っただけだよ、作家として。
感覚が鈍ってる。
なぜ、自分が誤ったルートを走ってると
気づけないんだろうか。 今も手元にあるが「まだ見ぬ書き手へ」は本当に感銘を受けた
エッセイとかの厳しい言葉も身に染みた
ただ言うならば(それがいいところでもあるのだけれど)
丸はあまりにも読者を軽視しすぎた
小説家という職業が成り立つにはその本を買ってくれる
読者の存在が必要不可欠なわけで、たとえ文壇から
離れても読者とまでそれをするのは間違いだったのではないだろうか
確かに昨今の文壇やら芥川賞やらはまったく面白くない
だからといって今の丸のやってることが面白いわけでもないことに
何故気づいてくれないのだろうか まあ、丸が正しかったかどうかは
丸の死後に分かるだろう。
作品が読み継がれていけば丸の勝ちさw
あっと言う間に忘れさられたら、
有象無象と同じ。たぶんそうなるだろ。
小説家なんだから、好きに書けばいい。
自由だ。ダメになる自由もある。
初期・中期に魅力された俺は
作家の衰えた姿を哀しく見送るよ。 完全版だとかいって過去の自分を消し去るのはやめてくれ
そういう多少荒々しいものに惹かれる人間だっているんだ 丸山健二の傑作を教えてほしい
ときめきに死すと夏の流れ以外で
初期中期後期は問わない 俺が師匠の欲しい物書き志望だったらこいつには絶対師事しない。共生から逃げ出した文学版オリジナルサバイバル野郎から学ぶことなんかない。寵愛されたとしても、蛍の墓の節子みたいに無自覚に多く飯を食われて死ぬだけ。
いい作品もあるけどこの人の人生の尻尾が「ナルシストほど他人をナルシストと言う」という一行に収束するのは見てられない。
文壇ゴシップにまみれた作家の方がよほど他人との関わりとして人間らしいよ。 「孤高の作家」を演じ続けて、
思いっきり俗人、とバレるなら
初めから俗まみれの方が
まだしも正直かもな。
さんざん俗人を馬鹿にしたエッセイだの
書き散らして小金稼ぎしたくせになw 『さらば、山のカモメよ』読んだけど、丸山の当時の生活が見えて面白かった
作品としても、飽きることなく読めたよ >>297
孤高なやつは人の輪の中でも孤高だし、ごめんなさいありがとうくらいは言えるよな
あからさまに金に困ってるのに人との関わり方がこうも権威的だとかわいそうになってくる 297だが。
もう、滑稽だよ、存在が。
黙って傑作を書くしか無い、のにさ。
孤高の作家、のパロディになってる。
文学理論の自家中毒……惨めだね。 この人がもし人生の楽園を観たら何を思うんだろうな
自分のしてるような田舎暮らしをかつてバカにしたタイプの人々が余暇的に選択してるのを目の当たりにするのは耐えられないだろうな
仙人暮らしにも反省が必要とか、今が一番文学的だなこの人 >>293
作品は悪くないから、むしろ今一番死後にキャンペーンしがいのある作家なんじゃないか?
孤立した部分まで孤高ってことにするくらい今の文藝春秋ならやりかねん マルケンの現在の生き様には
なんらかの反語的なメッセージが含まれているにちがいない 水の家族しか読んだことないんだが結構好きだった
オススメ教えてほしい 僕たちの休日
バス停
黒い海への訪問者
ときめきに死す 自選中篇集、自選短篇集以外では
火山の歌、雨のドラゴン、ときめきに死す、水の家族、惑星の泉、さすらう雨のかかし
これだけ読めばいい。
新作も含めてこれ以外は読まなくていい。
基本的に70年代から80年代初頭までの長期不況期の作家で
この作家もまた、バブルの余波でおかしくなった。
テレビレポーターやエッセイ、CMで糊口をしのいでいた頃の方が
筆が荒れなかったのは皮肉としか言いようがない。 「正午なり」は、今はどの本に収録されているのでしょうか?
いろいろと検索してみたのだけどヒットしないので絶版状態なのでしょうか? 講談社文芸文庫の「夏の流れ」には入って無いかな?
昔出てた講談社文庫では「夏の流れ・正午なり」だったんだが…。
単行本は現在入手可能なのは無いかもなあ。
古書で探した方が早いんじゃないか?
Amazonか日本の古本屋あたりで。 >>312
上に書いてある文庫本なら要らんので送ってあげてもいいけど
なんか暗いしツマランよ、ラストも意味不明だし >>311
ワシの調べた限りでは、「正午なり」は、
「正午なり」(単行本:文藝春秋社)
「丸山健二自選中篇集」(単行本:文藝春秋社)
また312さんの言う「夏の流れ・正午なり」(講談社文庫)に収録されているみたい
いずれも廃刊になっているので、312さんのアドバイスどおり、
Amazonか日本の古本屋で探すのが良いのかな(自分の予算と相談して) >>312
>>313
>>314
アドバイスありがとうございます。
amazonや古本屋とかマメにチェックしてみます。
本当ありがとうございました。 最近ツイッターもブログも休眠中。
節制しすぎて病気でもしているのか? ジュランのノーベル賞受賞は先生はどう思うだろうか。 >>170
毎日原稿用紙4枚ほどか・・・
やっぱりそれくらいだよなフルスロットルで書ける真面目な文章は やっぱり中期作品がみずみずしくていいかな
「サテンの夜」なんて丸山健二が思春期の少女を書いていたんだという驚き
「日と月と刀」と「百と八つ〜」が多分この人の後期様式の始まりだったろうと思うが
この二作は面白かったけど、近年のは神話的・寓話的な舞台でのアウトローばかりで 切り捨てる気はないんだけど、俺マルケン好きだし
ただマルケンの作品って昭和のにおいがする比較的リアルな場所か
神話っぽい架空の山岳地か、そのどっちかになってると思う
そのへんを超えて現代の世界を描いてくれればな・・・と思わなくもない 「千日の瑠璃」以降は(その前にもあったけど)
ナレーターである作者が物語や主人公より前面に出てきて
それも終始世間に対して罵声を浴びせているだけなので読む気が失せる
「戦争と平和」のエピローグ(第二部)だけを読まされているような感じで
あそこまでいくと主張ではなく愚痴に過ぎない
齢をとってますますひどくなったような気がする でも俺は現代の日本の純文学でやっぱりマルケンが一番評価できるな
あ、あの賞の運営には?がすごい付くけど。
それでも戦後から現代への日本社会を、持続的に批判する姿勢がマルケンには見えるし >>285
>文学賞だの、塾だの
>お手軽にカッコつけて能書き垂れて
>金稼ぎしようとしてるのが腹立つ。
百歩譲って仲代達矢の無名塾のように無償で人材育成の場を提供するなら納得できる。
ただ今のままなら単なるマルケンの小遣い稼ぎ。
昔のエッセイも完全版を出すべきだろうな。
書けなくなった作家は野垂れ死にするのではなく、エセ文学賞やインチキ塾を作り延命する、と改定して欲しいのだが。 マルケンが一番やらないといけないのは小説の改訂ではなくエッセイの改訂。
今は違うというなら過去の発言を省みて寿命が終わる前にキチンと改訂するべき。 死ぬ間際も見苦しく死にそうな感じがする。
病院でチューブに繋がれ醜い姿になりながら痛い痛いと周りに喚き散らしそうな雰囲気。
ある意味、今のマルケンの姿がコレだろう。 背に腹は変えられぬ感ハンパない晩年・・・ やせ我慢も一気に崩壊
この出版不況じゃ、家のローンが大変なんだろうなぁ
「俺の本は落ちないよ、不況に強い書き手です(笑)」なんて強気だったのが
自身が迷いながら仕上げていた時期の方が、本腰入れた今よりも数倍マシだったとは 70歳を過ぎて真人堂に洗脳されたとしか思えない。
お金に困っているなら家も庭も捨てて肉体労働しながら小説書けばいいだけだし、むしろそれこそアンタの言っていた小説家というものだろう。
末期が本当に見苦しい。 本当に本気で文学の追求が故の行動だったと仮定しても(あくまで仮定の話)、揚げ足しかないだろうか。 小馬鹿にした三島由紀夫でさえも小説塾なんてやらないし、ましてや自分の名を冠した文学賞を参加料せびってまでやらないだろう。
三島由紀夫があの世で笑っているよ。 もし三島由紀夫が同じことをやったとしたら応募・参加する人間はいなかっただろうか。同じ批判しか受けないだろうか。 三島由紀夫は個別指導の小説塾などやらない。
ましてや自分を冠とした文学賞を参加費取ってまでやらない。
なぜなら経済的に成功していたから。
マルケンは貧すれば鈍するの典型。 >>333
眞人堂はしんじんって読めるけどマージンとも読める (信者も転じて安置となるもまあうざいが
貢いでる人達あらばこそ成立する職業ということであればいさしかたない面もあるのか
なんか中庸な感想をあんまみかけない作家だな
まだほとんど読んだことなくて予感で言うんだが
長年の思想を追いかけて読むような類いの作家ではなく
文技を一作一作で愛でる読み方する向きの作家なんではないだろうか
しらんが
文庫本、無理ならせめて電子書籍で出してくれ〜本棚とお財布と両面的に無理ぽだわ) 文字を詰めればずっと安くなるのに、買うなと言わんばかりの値段だな >>337
軍人にも詩人にもなれなかった三島
成功した小説家になれなかったマルケン
遅れてきた世代って怖いな >>339
>文庫本、無理ならせめて電子書籍で出してくれ〜
講談社文芸文庫から初期短篇集が出ていますが?
おそらくあれが現在入手可能な小説の文庫本でしょう
丸山健二の小説で最後に文庫化されたのは
上述のの文芸文庫版短篇集をのぞくと「ぶっぽうそうの夜」だと思うけど
それでも20年くらい前なわけね
駄作という評価が一般的な「千日の瑠璃」からわずか数年後の「ぶっぽうそうの夜」の時点で
文庫化がされなくなった、つまり「売れない」と判断されたわけだ
中長期的な売り上げが期待される純文で学文庫化すらされないのは
作家として終わっている 正確には99年の虹よ、冒涜の虹よが
最後 新潮文庫で >>342-343
ご紹介ありがとうです
「夏の流れ」はそのうち読んでみるかもです
(こないだ、改行が津波のやつ上下巻の古本でゲットしたんでぼちぼち読むです
GWより茹だるような夏の日によむのに良さげな感じ
一周目はストーリーは気にせず詩的な文をフックに自分の記憶を釣り上げてく感じで…) 今週で朝日新聞の「作家の口福」の連載が終わるようだが
相変わらず遥か宇宙の高みから見下すような偉そうな口調だったなぁ
書いてることは毎度お馴染みの文壇と作家のこき下ろしだったけど ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています