フランツ・カフカ Franz Kafka 10
長生きしてコンスタントに変身城審判レベル刊行してたらノーベル賞?
そのためには亡命しなきゃだが >>411
生きていたらホロコーストの可能性
妹全員ガス殺?ってむごすぎ
早死にも幸運かも知れず、全体に実は恵まれた人なのかも 長生きしてたら本当に自分で原稿を燃やしてしまってたかもしれん 四十近い無職で結核のオッサンが、二十歳そこそこの女の子を引っ掛け献身させるという...作品以上に尊敬している 『審判』の章の順番ってもう確定しているのでしょうか?「自由でいい」のなら、嬉しいというか、困るというか…w 『審判』ってループものみたいに最後まで読むと最初の章に戻ってくる気がしない? まだ星のようなUFOを見てないのか? 世界教師マYトレーヤが現れるぞ! 流刑地にてインターネットではどういう刑があるのだろう。 作品は一作も読んでないのに日記と手紙だけは読んだ。 日記は鬱々しくてすごいものだよ。日記こそ創作や虚実の世界を離れて
書く衝動にそって書きたいものが書ける血汗がかよったものになる可能性がある。
つづるものが自己であり自分の生活だということは不思議だなあ。
手紙はというとラブレターの事だろうな、他者に相対して、他人の事ばかりをつづるだろう。 長編短編の主要な作品は全部持っていると思う
青空文庫にもあるしね ほかの人は知らんが俺はカフカ全集12冊含めて40冊くらい、評論10冊くらい持ってる ↓amazonで見たら色々出てるけどどれオススメ?
何度も諦めようと思ったけど、やっぱり好きなんだ
いつか想いあふれても
だから、そばにいて
ただそれだけで、恋しくて。
好きでいて シシド カフカ に残るね。歌姫よぜふぃーねとか、娼婦の段ぐらいだろうな。 >>559
じゃあ八つ折り判ノートや日記も読んだんだ
そのうえで一番カフカを理解してる評論家は誰だと思う?
カミュのように絶望してるのに最後は恩寵に行き着くというのやサルトルみたいな解釈は微妙
ブランショなのか、ショーレムなのか、ベンヤミンなのか。 https://youtu.be/oyiextNrH_8
カフカの変身は不条理な事はかいていない。
この動画を出した本人です。
もの凄く具体的にほぼ本文のみを使い解説しています。
これを完全に論破できる人間はいないと思います。
現在色んな人間に接触してこの真実を広げようとしていますが、難航しています。
世界の認識を変えるつもりだけど、その前に死ぬかもしれないし、だれかに手柄を取られるかもしれない。
力になって欲しいとは言わないので、あなたの目で確認して欲しい。私が生きた証です。 カフカじゃないけど世界中走り回って 何を撃ってもええじゃないか 何を切ってもええじゃないか
のええじゃない会宇宙祝祭ムードモードの乱舞があと3万年後に預言された。 会社をさぼって土手の草むらで横になっていた人間の考えそうなことだね
作者たるカフカ本人なら「やったー!これで会社に行かなくすむ」
と考えるんだろうけど
主人公のザムザは社畜根性が染みついているのでいろいろ考える
意地悪な作者は面白おかしくいじくってるんだけど
そこら辺の滑稽さがうまく伝わらないんだよね カフカは旧約聖書を書いた人と同じ次元で思索してる
根源的にという意味においてね
だから他の作家とは文章の強度が異質だし唸らされる >>568
まるで意味不明。思い付きで書き散らしているのだろうけど面白くないよ。 >>568
ユダヤ系だから旧約聖書はよく読んでいるだろうけどね
基本的に旧約とは別次元だよ
旧約には19世紀後半から20世紀初頭にかけて登場した
法治と厚生拡大を根拠とする官僚機構などないからね
それと黙示録の根拠となったエゼキエル書的思想を否定するのがカフカであり
そういう意味ではどこかでメシアニズムを有するユダヤ的発想でもないんだよ
基本的に怠けることに精勤だった人だから 雑種とか父の心配とかの小品って、シオニズムにも雑居生活にも馴染まなかったカフカってのを想像してしまうな
もちろんあるのは作品だけ、解釈は解釈を生むってのは分かるんだが カフカってすごい研究されてるけど
そんなに深い思想とかあるの??
著作も少ないし、ほとんど寓話だし。 カフカはアマチュア作家です。しかしお笑いの元ネタになったりしていて研究もアツいと思われる。お笑いのパターンなんかをまねてる人は多いわけで、決してハッピーエンドで終わらない物語などが、カフカの生活をほうふつとさせます。思想的になら
城の官僚機構の分析が有名で嫌何やら思想なんかに負けていない、以外に深層をついたことを上っ面で語っているような当時としては、画期的な書体になっていますよ。 カフカはアマチュア作家です。しかしお笑いの元ネタになったりしていて研究もアツいと思われる。お笑いのパターンなんかをまねてる人は多いわけで、決してハッピーエンドで終わらない物語などが、カフカの生活をほうふつとさせます。思想的になら
城の官僚機構の分析が有名でいや何やら思想なんかに負けていない、以外に深層をついたことを上っ面で語っているような当時としては、画期的な書体になっていますよ。 カフカは情報量を簡素な文体に載せていて、読者の創造が膨らめば寓話のようで文学は
豊かですというような不思議なところが好まれるのでしょう。 カフカのような短い断章では有名な売れている作家がいないことを考えれば、ずば抜けた存在
であることの例証となるでしょう。 時間を取らせず面白味を伝えることがカフカの神髄で後世の文学者にアマチュアプロ問わず
未だなお影響を与え続けています。社会保険事務所で同僚に小品を発表していたことが
カフカのスタイルを限定し、冗長で退屈な文学が多い中それが功を奏したのでしょう。 カフカは悲劇と喜劇の共存を書きたかったんじゃないのかな。 カフカの長く煩わされた鬱の原因となる悲劇が、カフカのコメディー性の源泉だと
本質的には思うわけだが。ただ面白い人はいなくて、憂愁の憂いがあるからそれを見せずに笑い飛ばすカフカは強く繊細に暮らし僕らの中に笑いの種として生きているんだろう。 平凡社ライブラリーのカフカ内容どうですか?
日記と手紙が読みたいです 年上男性の書籍は許可を得て多人数で男女で開けてください。手紙というかラブレター
もそういう面があるけど、恋文の手習いにもいいでしょう。 久々に審判読んだけど思ってたより面白かった
ラストの死が唐突すぎるから、最初と最後を先に書いたからこそ
最後への繋げ方が思いつかず完成しなかったんじゃないかと思った 城キツイな…
初めて読んだときはファンタジーっぽい世界観と、システムに立ち向かうヨーゼフの姿に
冒険小説的要素や神秘性があったんだが今読むとタルイだけだ
審判に書いてあった要素を、独特の世界観に移し変えて引き延ばしてるだけに思える
しかもその要素を最初のボスらしきクラムを攻略する前に使い果たしたような印象すらする 掟の門の文学のほうが動いている。それを重ねて城を読むとよい。 妙な日本の若者達が勝手にカフカを名乗るのを止めさせてくれないかな 芸人、シシド、朝霧……
他にも色々いた気がするけど思い出せない カフカの意匠を継いでいるならまだしも、そうでない方々が多そうなのがなんとも……
よく知らんけど カフカで一番好きなのは前田敬作訳で読んだ『城』だ
一方、世界的な評価では『審判』が最高作とされている
『審判』はかつて原田義人訳で読んだが、訳文が
合わなかったかもしれないので、次は中野孝次訳で
読んでみるつもりだ
中野訳のノサック『弟』は良かったから 角川のは読みづらいんだけど
読みづらい方が何だかカフカ作品の神秘性が増すような気がしたな 前スレの『審判』8種類の翻訳比べは面白かった
また別の箇所をやってくれないかな >>204
同一箇所の中野孝次訳
Kは部屋のなかを見まわした。部屋は完全に元の状態に戻っていて、今朝窓ぎわの小机に
のっていた朝食器類もすでに片付けられていた。「女の手というものは実際こっそりと
多くのことをしとげるものだ」、と彼は考えた。
原田義人訳
Kは部屋を見まわしたが、また完全に元どおりになっていて、朝には窓ぎわの小さな机の
上にのっていた朝飯の道具も、すでに片づけられてあった。「女の手というやつは、
こっそりと多くのものを片づけるものだ」と、思った。 最近新潮社の12巻揃のカフカ全集(1980年版)を思い切って買ってしまったんだが、
文庫で読んできた今まで以上にカフカに思い入れが強くなってきた
本というのは人に及ぼす不思議な力があるんだな 白水社の、池内紀のコレクションってブロートの編集が入る前の生の原稿をもとにした最新の全集から翻訳してんだよね?
以前のものと短編なんかはかなり違ってくるの?あとこれはカフカのすべての書いたものが入ってるんだろうか。池内さんは全集だと言っていたが日記などはすべて収まっているのか >>604
白水社版は小説全集になっているから、小説はすべて網羅されている
しかし、新潮社版には入っている日記、手紙、ノート類は含まれない
ブロートによる編集(新潮社版の底本はこれ)は別に悪いとは思えないんだがね 新潮社版全集第3巻には8冊のノートが収められている
そこではカフカの有名な箴言を見つけることができる
「おまえと世界との闘いにおいては、かならず世界を支持する側につくこと」
彼はなぜそう書いたのか、その思索をたどるのは興味深い 白水uブックスのカフカコレクションも各サイトで品切れが多い
近いうちすべて新本は手に入らなくなりそうだ >>394
追加
新潮社決定版カフカ全集第1巻「変身」川村二郎訳・1980年
「朝、胸苦しい夢から目をさますと、グレーゴル・ザムザは、ベッドの中で、
途方もない一匹の毒虫に姿を変えてしまっていた。」 多和田葉子が馬鹿ってのくらいは俺でも分かったぞ
バカでかいとか途方も無いと訳してるなか池内さんが途方も無いって訳してるのは独特だがさすがだなあ。日本語に移すのがうまい >>605
訂正
白水社の池内紀訳ではノートとミレナへの手紙は訳出されている 集英社文庫のカフカ、多和田以外の翻訳が評判いいね
買おうかな コロナ肺炎が世界中で猖獗を極めているこの状況をカフカならどう観察するだろう カフカは肺はつぶれて変異したから結核とか親和性はあるかもな。 >>610
八つ折り半ノートの有名な箴言とか手紙でも一番重要なミレナへのはあるんだね
日記はカフカを知る上で重要なだけに翻訳してほしかったなあ、量が多いか
池内さんの最後の仕事だとおもってコンプリートしるかな・・・ >>615
有名作家でもない限り、そう思った理由を書くべきではないか。
「うーん、カフカは何でそう思ったのか?」とかは、ありがちだが。
このスレではカフカが主役であって、主役は君じゃない。 >>616
カフカならお前みたいなくだらない価値観他人に押し付けてくるようなことはしなかっただろうな >>617
もっと単刀直入に分かり易く言ってくれ。 >>617
カフカには「彼が何でそう思ったか」推測する糸口が既に存在してる。 何故、俺が凄いのか、それは世界で唯一俺だけがコントラポストを理解してるから。
walter paterもdavid summersも理解できなかったが。 >>619
すでに完成とみなした変身の解釈すらあいまいに濁したのがカフカ 集英社文庫ポケットマスターピース『カフカ』を購入した
「訴訟」川島隆訳は今後スタンダードになっていくのではないか 幻想小説の面白さって紋切り型のクサいキャラクターや情景描写を出しても怒られないところだと考えている
月の光を浴びる乙女みたいな
だからとにかく地味なカフカの面白さが理解できない
ロマンチズムが感じられない
唯一『狩人グスタフ』は面白かった 随分狭い文学観なんだな
それじゃカフカは楽しめない 間違えた「狩人グラフス」だ
確かに俺みたいな素人が楽しめるほどわかりやすい作家じゃないんだろうな
カフカの影響下にある村上春樹、ボルヘス 、ガルシア=マルケス、安部公房は大好きなんだが... 『城』は男女の機微がわからない人間にはさっぱり面白くないだろうな
まさにそこを描いた小説だから そういう面もあるんだけど
それが主と言われるとなあ サルトル、カミュによる実存主義に即した読み方は
そういう風にも読めるというだけで、
それにとらわれる必要はまったくない
文学をどう読むかは読者の自由だから 初めてのカフカで変身を読んでるんだけど、何か翻訳が直訳みたいでそこが引っかかる。
高橋訳読んでる。 カフカはアメリカが本当にいいですね。
最初に変身を読んでから最後にアメリカにたどり着くまで10数年かかりましたが
初めてカフカを心から面白いと思いました。