俺が言いたかったのはね、柄谷やら浅田なんかのポモ批評家が物語作家へと転身した中上を持ち上げるのは、筋としても時代の気分としても何か違うよなと思っていたわけよ
当時は

だから中上と柄谷が個人的に親交が深かったという点が、批評的な評判にも少なからず影響を与えたろうと思っているわけ