紀州【中上健次】熊野
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>>225
>中上は四方田の「貴種と転生」を読んで以降、その影響で物語に傾斜していった」と柄谷が四方田を批判しているということでしょうか。
まあ、そうでしょうね。
四方田はそう受け取っているようですが。
>このことは柄谷はどこで述べているのでしょうか。出典をご教示ください。
四方田が「犬も歩けば」というエッセイで「柄谷が座談会で言っていた」と述べているから
エッセイが掲載されたガロのバックナンバーで調べてください。
もう捨てたので引用は出来ません。
たぶん91〜94年くらいのものだから。
資本主義的差異化云々は「奇蹟」あたりの解説ですよ。
バブル前後の柄谷がよく言っていた資本による差異化(と解体)
や「世界宗教」の安易な接合ですが
結局は「ドイツイデオロギー」の安易な焼き直しに過ぎませんね。
ただ、マルクスは資本の運動による生産様式の移植が
異なる地域の文化や宗教を結合し、意識の平準化をもたらすとしている。
地域文化が資本によって解体・変容することはあっても
その逆は無いの、少なくともマルクス的には。
だからこそ、経済決定論なんですよ。 ★京都造形芸術大学舞台芸術研究センターさん(発行:『舞台芸術』第一期全十巻)
『舞台芸術』第三期第19号「特集=〈京都〉からの発信/アートマネジメントの現在地から」が発行され、やなぎみわさん、四方田犬彦さん、渡部直己さん、浅田彰さんによる鼎談「『日輪の翼』上演に向けて」が掲載されています(88〜107頁)。
この鼎談は2014年11月14日(金)に京都造形芸術大学瓜生山キャンパス人間館ギャルリ・オーブにて行われた同大学大学院学術研究センター公開講座「中上健次シンポジウム 再び漂泊する路地のために〜やなぎみわの『日輪の翼』トレーラー公演計画」の記録です。
「移動舞台車」については以下に掲出した動画をご覧ください。すごい迫力です。
なお、同誌第19号には『舞台芸術』誌の第一期(弊社発売)から第三期に至る道のりの回顧を含む座談会「「大学の劇場」その役割と課題をめぐって」(天野文雄×渡邊守章×八角聡仁×森山直人)が掲載されており(45〜67頁)、非常に興味深いです。
http://urag.exblog.jp/21744931/ >>中上は四方田の「貴種と転生」を読んで以降、その影響で物語に傾斜していった」と柄谷が四方田を批判している
四方田ごときを重要視するほど中上も柄谷もそれほど愚かではないと
思うが。
ほぼ有り得ない。
四方田の自己宣伝だろう。 明石健五 @kengoa1965 10月21日
中上さんの電子版全集が出るのか。生誕70年! みしまの70歳も想像できないが、中上健次の70歳もまた想像できないのだった。
https://twitter.com/kengoa1965/status/656770945479106560 寒風な季節に熱風を読む。いいねえええええ\(^o^)/ こんなの読んでられねっぷう
kotoba最新号中上特集今買ってきた
読後また報告する アラーキーのインタビューが面白い
俺くらいのファンなら大抵の写真は見たことあるがアラーキーのソウルで酒盛りやってご機嫌な中上はお初
あと面白いのは中上ゆかりの文壇バー探訪かな >>244
今回のkotobaの表紙もそうだけど白いジーンズにアーミーシャツを羽織った中上はセクシーすぎて眩暈がする "中上健次、もう一つの遺作も初単行本化…中上作品の中でも最もエンターテイメント色の濃い作品で、雑誌「SPA!」に連載中に未完のまま絶筆した":中上健次『大洪水(上下)』 【特集内容】
「中上健次 ふたたび、熊野へ」
戦後生まれ初の芥川賞作家、中上健次。
世界文学にも通じる「紀州サーガ」を遺した作家。
戦後という時代と共に歩み、
一九九二年に四六歳で早世した中上の作品群は、
神話や物語を見失った現代ニッポンで、
どのような意味をもつのか。
今ふたたび、中上健次の熊野を目指す。
【特集構成】
巻頭言
中上 紀 中上 紀が「中上健次」略年譜を解説する
島田雅彦 涙が止まらなかった一言
Part1 中上健次を知る
水谷 豊 回想『青春の殺人者』
都はるみ 私のことを思ってくれる兄のような人
中上 紀×柴崎友香 中上健次が描いた「女」の物語に見る戦争
上原善広 中上健次と「路地」
紀和 鏡 中上健次という回転体
荒木経惟 追憶のソウル
市川真人 秋幸と龍造 Part2 中上健次を語る
大澤真幸 「未来の他者」と中上文学
奥泉 光×いとうせいこう 「十九歳の地図」を読む
菊地成孔×安岡 真 一九六五年、新宿ジャズ文化に恋をした中上健次
四方田犬彦 中上健次と映画との、ちょっと複雑な関係
野谷文昭 ノックとしての『蜘蛛女のキス』
ジャック・レヴィ 繰り返す潮音、繰り返す『奇蹟』の夢
外波山文明 かなかぬち─中上健次が書き下ろした戯曲
やなぎみわ トレーラー公演「日輪の翼」演出考
バーバラ・ハートリー 「無告の民」の声を描いて
高澤秀次 アニミズム的世界を復権させた中上文学
宗像和重 「柵」としての集計用紙
今井亮一 中上健次と新宿
Part3 中上健次を読む
町田 康 『軽蔑』─矛盾なき神々の争闘
古川日出男 いちばん美しい、いちばん獰猛な作品、『奇蹟』
[短編再録] 中上健次 「大鴉」
初めての、あるいは再読のための中上健次主要作品ガイド 「日輪の翼」って評価難しいよね
おれはつまんなかった つまるつまらないは個人的な感覚なのでどうとも言えないけど
狙いはわかりやすいので論じやすいといえばそうなのだ。
路地の移動とオバらの相対化でしょ? 新宮に固定された路地とそこに住まうオバらの化けの皮をはがすというか。
日輪の続編の讃歌の方がちょっとキツかったな。 中上は「路地」を少し前の日本にしかないものと捉えてたんだろうな。
少なくとも「路地」が残ってたり、「路地」を大切に保存してる国や
地域が世界中にあるということが分からなかった。
つまり、新しい「中上健次」の出番ですよ、ということだと思う。 君は燃えているか 過激世代の徹底討論 その1
https://youtu.be/TKs8tLmpMA4
中上健次のインタビューあり もっと上品なテーマで書けばいいのに
‥‥と、この流れをみて思った なんてことを言うんだ。中上あってこその、お・れ・た・ち読者じゃないか! 「千年の愉楽」を去年読んで、今まで読まずにいた事を後悔した。 >>264
「奇蹟」も読んだよ。確かに良い作品だけど、みんながあれを褒めるのは柄谷行人の「後期中上は全部ダメだが、『奇蹟』だけは奇蹟的に良かった」という言説を受けてるんだと思うんだけど、そこまで言うほど良いかな?
あれを良いと言うのは吉本隆明の言説「中上健次は枯木灘のスタイルに戻るべきだった」というのとあまり変わらないし、だったらハッキリそう言ってあげるべきだったんじゃないかと僕は思うんだよな。違うのかな。 進化してる感じはしないな。苦しくて虚心に返った時に書いたものがあれだったんじゃないかな。そうでもしないと中上健次は自然に枯木灘の文体に戻る事は難しくなっていたのではないかと。 >>265
奇蹟が奇蹟的にいいのは実際誰の目からみてもそうなんだよ
日輪の翼以降をならべてみて飛びぬけて文体の密度が違うというか
この間ペーパーバックで中本の一党ものとして期待して読んだ熱風は心底がっかりだった >>265
>柄谷行人の「後期中上は全部ダメだが、『奇蹟』だけは奇蹟的に良かった」という言説
すみません、この発言はどこに載ってますか。後期と前期ってどこで分かれるんでしょうか。 >>267
そうなのか。奇蹟の他を読んでない僕が言っても説得力ないね…
>>268
柄谷行人と浅田彰と蓮實重彦とかで中上健次の死後に中上のキャリアを振り返る鼎談をやっていたのですが、そこで言っていたと思います。
何に載っていたかはちょっと思い出せないけど。前期と後期がどこで分かれるのか僕もはっきりとは知らないですね。誰か教えて下さいな。 >>269
あと質とか以前に愛好家目線として
中本の一党がでてくる、イクオの死が描かれる
これだけでアガルものがあるのよね >>270
そこは「千年の愉楽」で開示された境地だものね。そういう意味では、やっぱり「枯木灘」の先につくられた世界なのかな。 大洪水は買ってそのまま塩漬けかな
あまり面白くなさそうだ おれは、色川武大のファンなんだが、
色川は、文庫『引っ越し貧乏』で、
色川姓のルーツ(和歌山県色川郷)を辿る短篇にて、
「あの男(中上)は、おれと、そっくりだ」
と書いた。
中上の「路地」と、色川の「ナルコレプシーによる幻覚」は、
文学的な飛び道具、という観点からの発言だと思うのだが、
どうだろうか。 それは面白い話ですね。色川氏のナルコレプシーは覚醒剤の後遺症ではないかと思うのだけど、あれって幻覚を見るような病気なのですか? 色川本人によれば、
クスリ関係には手を出していない、
とのことなので、おれはそれを信じるw
色川は、ナルコレプシーの幻覚も、クスリによる幻覚も
違いはない、と書いていた。 たぶん色川武大は中上健次のアウトロー的なイメージに自身を重ねていたんだと思います。 デブ健って言われてたの?言ったやつ殺されなかった? 無名なころ、先輩からデブ健呼ばわりされてたみたい
だとしてもひどいネーミングではある 中上ってそういう下っ端雑魚キャラだったのを隠して喧嘩最強の無頼らしく振舞ってるのがときどき痛いよね
編集者は仕事だからビール瓶で殴られても耐え忍んでいるだけなのに 埴谷雄高に「お前を殺してやる」って電話したんじゃなかった? 昨日昼のNHKの番組で、70年代末に当時JKの斉藤とも子が中上健次にインタビューした映像が流れた
テグジュペリの『星の王子さま』を紹介していた 【1】いとうせいこう×中上紀トークショーダイジェスト
2016/01/20 に公開 2015年12月18日に行われた、
「いとうせいこう氏×中上紀氏トークショー:中上健次の文学と世界」の模様です。
https://www.youtube.com/watch?v=oa8Q_rBi6CM
【2】いとうせいこう×中上紀トークショーダイジェスト
https://www.youtube.com/watch?v=jfxJv9tGFN0
【3】いとうせいこう×中上紀トークショーダイジェスト
https://www.youtube.com/watch?v=GcEMNM8_pfs 中上健次の小説「枯木灘」の中で語られる「きょうだい心中」の唄、山崎ハコ判です。元歌は昭和32年の田端義夫、筏井はつみ、の「浪速悲歌」ですが、作詞、不詳(江州音頭)とあります。
この唄の起源さらに古そうで、中世、平安期に成立した「平家物語」に、この唄と全く同型の物語の説話が見られます、
また日本の創世神話にも異母兄妹間の近親相姦の神話が見られ、文化人類学でいう祖型に近い形で中世の遊行者たちが仏教説話として広め、日本各地で時代と共に姿を変え形を変え、今日まで生き残った唄のようです。
挿入画(これも今では稀覯本と化した)、林静一の紅犯花より。
山崎ハコ - きょうだい心中
https://www.youtube.com/watch?v=rg7J9cCxEvI >>291
ずっと聴きたかったんだありがとう。NHKラジオの「民謡をたずねて」で新宮市から中継した時に聴けるかと思ったけどダメだった。でもこれが原曲に近いならこういうのはやらない番組だけど。もっとアブストラクトな曲が多い。 「きょうだい心中」は中上健次の創作だと思っていた時期がありました 中上健次が大江健三郎と対談してるの知ってるかな?みんな。ちなみにこれに掲載されている。図書館でも借りられるから、借りてなるべく早く返却して回そう。
中上健次全発言〈2〉1978~1980 (1980年)
https://www.amazon.co.jp/dp/B000J874HK/
「多様化する現代文学」大江健三郎 × 中上健次 収録 全部抜粋するわけに行かないけど、本当に面白いから読むべきだと言っておく。 今「全発言2」をパラパラめくってみたけど、そこが見つからないから記憶している部分だけ書きますが、大江健三郎が「作家の仕事は原稿を書きなおすこと」みたいな事を言って、
中上健次が「作家の仕事に書き直しはないんだ!書いたものがすべてなんだ!」みたいに言う場面があるのだけど、中上健次の文章が下手すぎるというレスを見てそれを思い出した。 あなたは40代ロサンゼルス府警工場作りですか?ドーハの悲劇「横浜衝撃イヤフォン」「横浜悪夢イヤフォン」ですか?
それともいくつですか?huluさん?
それともいくつですか?huluさん?
それともいくつですか?huluさん? 大洪水の下は紙では出さないないんだな
どうせ末期中上だし駄作だろうしこれじゃ上も買わないでいいや
小学館のバーーーーーーーーーーーーーーーカ 赤字でも何でもいいからとりあえず出せよな。中上健次の本を出さないなら他の小説も全部出さなくていいよ。 「大洪水」下巻のこと?
2月8日発売予定になってるし、アマでも予約受付中となっているのだが…
何があったのか? 大洪水買って来たぜ
どーせ駄作だから読まずに保存用だけどな
それにしても微妙なあつさの上下2冊は一冊にまとまらなかったのか? 中上紀 / Nori Nakagami ?@norinakagami 11分11分前
津島さん、安らかに。 http://fb.me/Nl5LucCK 津島追悼
柄谷行人
中上に紹介された
中上が兄なら妹
日本では知られていないがノーベル賞有力候補 この鼎談面白いよ。津島佑子/三田誠広/高橋三千綱/高木修三/中上健次「われらの文学的立場」
http://i.imgur.com/P7Tk4ky.jpg 中上健次て偉大だな。体現したことが思想化されている
ETVの特集観たんだけど、「浦」とか「兄」とか、小野のやってることは中上健次の丸パクリやんと思った ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています