紀州【中上健次】熊野
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>>270
そこは「千年の愉楽」で開示された境地だものね。そういう意味では、やっぱり「枯木灘」の先につくられた世界なのかな。 大洪水は買ってそのまま塩漬けかな
あまり面白くなさそうだ おれは、色川武大のファンなんだが、
色川は、文庫『引っ越し貧乏』で、
色川姓のルーツ(和歌山県色川郷)を辿る短篇にて、
「あの男(中上)は、おれと、そっくりだ」
と書いた。
中上の「路地」と、色川の「ナルコレプシーによる幻覚」は、
文学的な飛び道具、という観点からの発言だと思うのだが、
どうだろうか。 それは面白い話ですね。色川氏のナルコレプシーは覚醒剤の後遺症ではないかと思うのだけど、あれって幻覚を見るような病気なのですか? 色川本人によれば、
クスリ関係には手を出していない、
とのことなので、おれはそれを信じるw
色川は、ナルコレプシーの幻覚も、クスリによる幻覚も
違いはない、と書いていた。 たぶん色川武大は中上健次のアウトロー的なイメージに自身を重ねていたんだと思います。 デブ健って言われてたの?言ったやつ殺されなかった? 無名なころ、先輩からデブ健呼ばわりされてたみたい
だとしてもひどいネーミングではある 中上ってそういう下っ端雑魚キャラだったのを隠して喧嘩最強の無頼らしく振舞ってるのがときどき痛いよね
編集者は仕事だからビール瓶で殴られても耐え忍んでいるだけなのに 埴谷雄高に「お前を殺してやる」って電話したんじゃなかった? 昨日昼のNHKの番組で、70年代末に当時JKの斉藤とも子が中上健次にインタビューした映像が流れた
テグジュペリの『星の王子さま』を紹介していた 【1】いとうせいこう×中上紀トークショーダイジェスト
2016/01/20 に公開 2015年12月18日に行われた、
「いとうせいこう氏×中上紀氏トークショー:中上健次の文学と世界」の模様です。
https://www.youtube.com/watch?v=oa8Q_rBi6CM
【2】いとうせいこう×中上紀トークショーダイジェスト
https://www.youtube.com/watch?v=jfxJv9tGFN0
【3】いとうせいこう×中上紀トークショーダイジェスト
https://www.youtube.com/watch?v=GcEMNM8_pfs 中上健次の小説「枯木灘」の中で語られる「きょうだい心中」の唄、山崎ハコ判です。元歌は昭和32年の田端義夫、筏井はつみ、の「浪速悲歌」ですが、作詞、不詳(江州音頭)とあります。
この唄の起源さらに古そうで、中世、平安期に成立した「平家物語」に、この唄と全く同型の物語の説話が見られます、
また日本の創世神話にも異母兄妹間の近親相姦の神話が見られ、文化人類学でいう祖型に近い形で中世の遊行者たちが仏教説話として広め、日本各地で時代と共に姿を変え形を変え、今日まで生き残った唄のようです。
挿入画(これも今では稀覯本と化した)、林静一の紅犯花より。
山崎ハコ - きょうだい心中
https://www.youtube.com/watch?v=rg7J9cCxEvI >>291
ずっと聴きたかったんだありがとう。NHKラジオの「民謡をたずねて」で新宮市から中継した時に聴けるかと思ったけどダメだった。でもこれが原曲に近いならこういうのはやらない番組だけど。もっとアブストラクトな曲が多い。 「きょうだい心中」は中上健次の創作だと思っていた時期がありました 中上健次が大江健三郎と対談してるの知ってるかな?みんな。ちなみにこれに掲載されている。図書館でも借りられるから、借りてなるべく早く返却して回そう。
中上健次全発言〈2〉1978~1980 (1980年)
https://www.amazon.co.jp/dp/B000J874HK/
「多様化する現代文学」大江健三郎 × 中上健次 収録 全部抜粋するわけに行かないけど、本当に面白いから読むべきだと言っておく。 今「全発言2」をパラパラめくってみたけど、そこが見つからないから記憶している部分だけ書きますが、大江健三郎が「作家の仕事は原稿を書きなおすこと」みたいな事を言って、
中上健次が「作家の仕事に書き直しはないんだ!書いたものがすべてなんだ!」みたいに言う場面があるのだけど、中上健次の文章が下手すぎるというレスを見てそれを思い出した。 あなたは40代ロサンゼルス府警工場作りですか?ドーハの悲劇「横浜衝撃イヤフォン」「横浜悪夢イヤフォン」ですか?
それともいくつですか?huluさん?
それともいくつですか?huluさん?
それともいくつですか?huluさん? 大洪水の下は紙では出さないないんだな
どうせ末期中上だし駄作だろうしこれじゃ上も買わないでいいや
小学館のバーーーーーーーーーーーーーーーカ 赤字でも何でもいいからとりあえず出せよな。中上健次の本を出さないなら他の小説も全部出さなくていいよ。 「大洪水」下巻のこと?
2月8日発売予定になってるし、アマでも予約受付中となっているのだが…
何があったのか? 大洪水買って来たぜ
どーせ駄作だから読まずに保存用だけどな
それにしても微妙なあつさの上下2冊は一冊にまとまらなかったのか? 中上紀 / Nori Nakagami ?@norinakagami 11分11分前
津島さん、安らかに。 http://fb.me/Nl5LucCK 津島追悼
柄谷行人
中上に紹介された
中上が兄なら妹
日本では知られていないがノーベル賞有力候補 この鼎談面白いよ。津島佑子/三田誠広/高橋三千綱/高木修三/中上健次「われらの文学的立場」
http://i.imgur.com/P7Tk4ky.jpg 中上健次て偉大だな。体現したことが思想化されている
ETVの特集観たんだけど、「浦」とか「兄」とか、小野のやってることは中上健次の丸パクリやんと思った 「流星ワゴン」の「朋輩」だってそうだよ。中上を先行作品とする事は良い事。成功した例はないけど(笑) 今でも「中上健次がいたらな」って思う。僕はリアルタイムでは中上を知らないけど。 高山文彦の「エレクトラ」面白いじゃないですか!
小説エレクトラってのが実際にあって、それは火事で燃えちゃったのか、、、残念!
是非読んでみたかったな 天地の辻でオフやら茶粥オフやら熊野大学、ゲイ、佐藤泰志で盛り上がってた頃が懐かしい 人も減った気がするが、大人な反応をしてくれる人がいなくなったなあ 異族手に入れたんだが僕はあっちの世界に連れて行かれそうで、読み進められない 蓮實重彦が「異族」にかんして「文学じゃなくて劇画だ」みたいな感じでdisっていたね。読みたいな。 岬、枯木灘に感動して地の果て至上の時読み始めたんだが微妙だな
あの短文を連ねる文体じゃなくなってるし秋ゆきの性格が若干変わってる気が
浜村龍造をあんなにまで恐れ憎んでいた彼はどこへいったのやら >>336
キャラは三部作通してかわってるでしょ
どんどん社交的になって、地の果てに至ってはさらにインテリになってヘーゲルがどうとか言い出す
地の果てが微妙なのは、リアルタイムの読み手もそう感じたはずで
滅茶苦茶力をいれて書いた地の果てを失敗と断じられた
中上がいじけて、その後の作品がいい加減になって駄作の山を築いた
そういう分水嶺だな 岬枯木灘の続編として書き下ろしているんだから、思い入れは最大にこめただろう
ただ腰を据えてでなく、アメリカやら韓国やらに行ったりしながら)書き下ろしているから
推敲不足は否めない 「地の果て」は自身で「俺の最高傑作」との評価をしていた あまり良い印象がないのだけど、よく読むとすごく面白かったりするのかな?芸者と野球拳をするシーンは爆笑したけど。 俺なんか逆だけどな
岬、枯木灘があまり好きじゃなくて、褒めあげる人も嫌いで、地の果てのほうが好ましく感じる すごく珍しいと思うよ。岬と枯木灘はビンビンくるけど地の果てはちょっと乗れないというのが一般的な中上ファンなのではないか。でもその意見を詳しく聞いてみたい。 『枯木灘』の文体はリズムがあって読んで心地いい日本語だ。誰からも評価が高いのは頷ける。
『地の果て 至上の時』はそれをあえて継承せず、知的に作り上げた文体だ。
推敲不足なんてことはなく、十分練り上げられている。読みにくいが、パワーが漲っている。
自分はかつて箱入りハードカバーの初版本を新本で購入したが、一読して中上が本物だと確信した。
この作で欲しがっていた谷崎賞をあげたかったな。若いくせに威張るからと丸谷や吉行が反対した。 中上健次「こんな言い方をすると傲慢かも知れませんが、僕はこの『地の果て 至上の時』を
書き上げて、今初めて、本当に小説を書いたという気がしているんです。小説はなんて面白いのだろうと、
嬉しくてならない。」『地の果て 至上の時』付録 小島信夫との対談にて 「地の果て〜」は2回読んだけど、もう一回読んでみようかな! 枯木灘の土方シーンが地の果てでは山林になっているわけだが
枯木灘の繰り返しがリズムを生んでいるのに比して、単に繰り返しにしか感じられないんだよ
その反復があることの意味があまりないというか、ただだらだらだらだら書いたものを
ブラッシュアップなしに提示されているというか
結局創作の仕方も関係あると睨んでいて、枯木灘は月百枚六回という連載の区切りが
作品に締りを与えたのではないか 「地の果て〜」は、よく言われているほどダメな小説ではないよ。でも「枯木灘」の頃があまりに神がかっていたから、それと比べると数段劣ると感じてしまうのは仕方ないのではないかと思う。 『枯木灘』『千年の愉楽』『地の果て 至上の時』が3大傑作。異論は認めない。 鳳仙花がフサの一代記になっている
徳田秋声のあらくれなんかを参考にして書いている超オーソドックス自然主義小説なので
枯木灘的なものを期待すると肩透かしくらうかもだけど >>349
僕は「地の果て〜」よりも「鳳仙花」の方が好きだよ。 >>343
自分は「男の孤独」が上手く描けている作品が好きですよ
そして中上健次はそれが書ける作家
「地の果て」は3部作の中で一番秋幸の孤独が上手く描かれてると思う
だから好き
「岬」は単に悪文だと思うし、「枯木灘」は皆が皆口を揃えて絶賛する程には俺はいまいちのれなくて、単なる井戸端会議ではないか、と思っている >>356
でも結局一番孤独だったのは浜村龍造だよね。 「十九歳の地図」とかも男の孤独が書かれているのではないかしら。 >>357
だけど地の果ての文体は短編ばかり書いていた若い頃のものと地続きでしょう
岬は新しいことにチャレンジしてるというのか、敢えて文体を崩しているように思う 岬は安岡章太郎が「おそろしく読みづらい」と書いていたけど、そんなに読みづらいかね? youtubeに小学館のPDブックスと電子全集刊行記念で
いとうせいこうと中上紀のトークショーがあがっている 【中上紀氏インタビュー】中上健次:路地と世界、家族の存在 | P+D MAGAZINE
http://pdmagazine.jp/people/nakagami-interview/
"ペーパーバック書籍と電子書籍で発売・配信するP+D BOOKSからは、『鳳仙花』や『熱風』など、中上健次作品の刊行が続いています。" 電子全集についてでるという話はきくが具体的な情報ってないの?
検索してもなにもひっかからないんだけど リズムはあるんじゃないの。NHKのドキュメンタリーの一部のナレーションにも影響与えてるよな。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています