【酒・酒】吉田健一【酒・酒】
酒と文学をこよなく愛した吉田健一のスレがなくなって久しいので
立てました。文庫本で復刊が相継ぎ小さなブームの観を呈していますが、
吉田文学の魅力を語りましょう。TO THE HAPPY FEW >>185
頗る興味深き発言なり。
余はかつて源一郎を揶揄するがごとき文をものせしが、その折も源一郎の書きしものについては
つゆ知らざりき。もし185に書き給ひし如くなりせば、源一郎にはさぞいと深き文学体験やあらむ。
源一郎がいかなることをしるせしか、いとも知りたきことどもなりけり。 吉田氏の多彩な活動の中で翻訳は重要な地位を占めたり。
小説の翻訳では、イヴリン・ウォーの『ブライヅヘッドふたたび』は名訳の誉れ高し。
余も吉田氏の翻訳、紹介によりてウォーを知り、『ブライヅヘッド』を読みき。
本は、筑摩の世界文学大系の「ウォー/グリーン集」なり。今は、岩波文庫が
得やすかるらんが、題名が『回想のブライヅヘッド』と痛く散文的にて甚だ興ざめなり。
ウォーは他に、『ピンフォールド氏の試練』(集英社)『黒いいたずら』(白水社)を訳したまひぬ。
『黒いいたずら』はグロテスクな小説なり。
以上のやうなことは、吉田ファンには周知のことどもにて改めて記すまでもなきやうなれど、
吉田文學ファンになられて日も浅くご存じなき方もおはすらんと思ひ、老婆心で筆をとりつ。 あんなに闊達自在に自前の文体を発明した吉田健一の「愛読者」らしい人が、
どうして窮屈な死んだスタイル(しかも使い切れてもいない)に拘るんでしょうね。
たとえば石川淳が推薦文などで戯れに漢文体を使ってみせたときには、古い文体に
新しいエネルギーを吹き込みえたから、見事な文人の芸だった。
しかしこの人の擬古文にはいったいどんな意味があるんでしょう。
これを読んで引かない人っていないんじゃないか。正直きもちわるい。
まあ、人それぞれですから、いいんですけど。 >>人それぞれですから、いいんですけど。
そう思うんならあえていわないほうがいいような気もするけど……?
ぼく自身は、187の独特な語りの調子に大いに興味を抱くとともに、勉強をさせてもらっている部分も大きいといわざるを得ないのだけれど。
それにしても、ひとはなんでこんなにも、ひとを拒絶したがるのか。
問題があるのは自分の方だ、どうすれば許容できるのだろう、などと、少しは省察ということができないものなのだろうか。
(吉田健一など、たぶん一冊もまともに読んだことがないひとに、こんなことをいってみたところで、無意味ではあろうけれども。) いいや、自演乙、じゃないよ、心配しなくていいんだよ、お子様あ…
お子様は、吉田健一なんて読んだこと、ないよねえ
読んでみて!
一行でもそれについての感想を! 気違いが立てて、気違いが露骨な自演を繰り返している糞スレ >>189
>それにしても、ひとはなんでこんなにも、ひとを拒絶したがるのか。
ほんとうにそう、残念なことですが。
しかし、>>188は人を拒絶してなどいなくて、>>187について一応内容のある
疑問符を提示して問いかけをしている。それに対して>>187さんはあなたと違って大人のようだから、
信念をもってやっていることなら、自分はこういう考えであると、>>188に答えるような形で
応じられるように書かれている。
また一方で、「吉田健一など、たぶん一冊もまともに読んだことがないひと」などとなんの根拠も
ない幼稚なののしりをぶつけて>>189を拒絶しているのはあなたのほうです。
>こんなことをいってみたところで、無意味ではあろうけれども。
そう思うんならあえて言わないほうがいいような気がします(笑 >>194
外は少し寒いかもしれないけど、部屋の窓を開けて、空気を入れ替えて、大きく深呼吸してみたら?
そして、あなたの書込みを読み直して、他人に意味が通じる文章なのか、冷静に確認してください。 >>187=>>189=>>191=>>194
馬鹿が自演ばっかりしてるから、
元々ダメな頭が尚更こんがらがっちゃったんだろ
みずから自演を認めちゃったことに気づいてないんだろうか それにしても吉田健一氏は2ちゃんではついてないね。
ところで>>187=>>189=>>191=>>194 はぜんぜんちがうだろう。
とくにわれらがヒーロー>>187さんは、>>187以降は書き込んでいないと思うよ。
もし、書き込んでいるとしたら>>195かな、おばさんに化けてカムフラージュ。 おそらく>>1さんがスレを盛り上げようとしているのは判る。
人の少ない文学板で、マッチポンプをしたくなる気持ちも判る。
しかし、その無理が、わずかながらあった、あなた以外のカキコをゼロに近づけたことは自覚してる?
人が少ないから自演までして頑張ってたはずなのに、自演が目的になってしまって、
他人を排斥する結果になっている。
正直、自演するなら自演するでいいけど、せめて巧妙にするように努力してよ。
読んでるこっちが赤面するような稚拙な自画自賛・言い逃れはやめようよ。 気違いに忠告なんかしてる奴も気違いと見なされるぞ
ここは一人の痴呆老人のお遊戯会を生暖かく見守るスレだろ? >>199=>>1
馬鹿馬鹿しい、見え見えだよいいかげんにしないか。 恥知らず、という言葉がこれほどぴったりくる自演野郎も珍しいな。
直近だと>>182 >>189 >>194 >>197あたりの臆面のなさといったら…
特に>>194はアンカー間違いまくり、内容は支離滅裂、直球ど真ん中の頭の悪さ。 わたしは>>199であるが、>>1さんとは別人である。
誤解があるといけないので、おことわりしておく。 自演中毒みたいになってる擬古文の人は、いい年こいて偏執狂的なのも不気味だが、
肝心の吉田健一について、胡散臭い言説を振り回すのが致命的だ。
実際に存在しない小説の存在を強弁して罵詈雑言を浴びせたこともあったし、
辛うじてまともな?話題を提示していると思われる>>187は、素直に読むと、
岩波文庫『回想のブライズヘッド』が吉田訳を改題して収録している、との誤解を招く。
生煮えの擬古文なんかを振り回す文章力の低さのせいかもしれないが、
過去の経緯からすると、この書き手自身が事実誤認をしているように思われてならない。
いずれにせよ、したり顔で「老婆心で」と言ってるのに、こんな不親切はないだろう。 馬鹿に構うの、いい加減にやめなって
不快な文体とかバレバレの自演とかインチキな知識とか、
前々から何度も指摘されてんのに全く改まらないんだから >>197
>それにしても吉田健一氏は2ちゃんではついてないね。
このスレにまともなレスがつかず、お前が叩かれるのは、わが物顔のお前が低能すぎるから。それだけ。
吉田健一は全く関係ない。 >>206
ずいぶんわが物顔な物言いをしてくれるじゃないかジエン女が。 まともなレスがつかず、>>206みたいなのばっかり集まってしまうなんて
吉田健一はついてないね、2ちゃんでは。
という意味を読み取る理解力がないんだよ、その人には。 >>207
なんで>>206を女性だと思うの?
「ジエン」ということは>>197=>>206ということ? >>207=>>208
本当にお前は馬鹿だな。
2ちゃん内で吉田健一が幸運だとか不運だとか、なんだそりゃ?
2ちゃんの過大評価にも程がある。 というか、わたしの思うには自演というのはあまりない気がする。
擬古文の人は擬古文一点張りの妙な方が一人いて、それに対してわりと
みんな引いていた。
そんな中で擬古文がいいと思ってる若い人が一人いたのだと思う。それが
なにかありえないような感じで擬古に敬意を表したので、それを自演だと
思い込んだ人がいたということじゃないかな。
わたしは擬古文の人は自演をするような器用な人じゃないと思うがね。
だいたい自演自演と騒ぎ出すこと自体がみっともない現象だな。 変体擬古文氏が現代文wで何人か分自演していてそれをDISってる人がレス空けてレスして自演もどきになって・・・
自演は2chの文化wだそうだけど、ここまで自演だらけで自演が入り乱れているグチャグチャなスレも珍しいw
なにがなんだか誰が誰やら、ROMにはさっぱり判らないw >>211 >>212
もちろん釣りとして、笑いのネタとして冗談で書き込んでるんだよね?
万一、マジレスのつもりならば、あなたの状況を真剣に憂慮せざるを得ない。 >>213
ば〜か、あたまの悪いのもいいかげんにしなさい。
おまえこそ、本気で言ってるなら病院行き。香山先生にでも相談なさい。
釣りだとか自演だとか、うわ言癖を放置しておくと取り返しのつかないことになるぞ。 おかしなカキコはスルーしようと言ってるのに...
何人で盛り上がってるのかわからないが、
あなたたちは幸福だね
THE HAPPY FEWとは、
平日の昼間から2chで思う存分罵声を浴びせ合える
ごく少数の幸福な人たちのことなんだね >>215
アンタも同類だ、ば〜か
偉そうに何様なんだ? >>215
自分だけ気が利いたこと言ったつもり(笑 >>215
おい、野崎先生に失礼だろう。ちゃんと謝れ。 >>215
野崎先生だけじゃない、アンリ・ベイル先生にお詫びしろ。 野崎歓の名前が出たので、詳しいかたに質問。
野崎歓の吉田健一論、あるいは、吉田健一について書いた文章は、何という本で読めるの? >>220=野崎歓 m9(^Д^)プギャー (笑 \ 釣れますか? ,/ヽ
 ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ,/ ヽ
∧_∧ ∧∧ ,/ ヽ
( ´∀`) (゚Д゚,,),/ ← >>1 ヽ
( ) (| つ@ ヽ
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. \ ..ノ⌒ヽゞ .. ⌒ / しかし、久しぶりにきてみたら、相変わらずやのう
何番と何番が同一人の発言で、これは野崎歓の出現で、なんてやっていて
おめえら、楽しいのか?
どのみち、みんな、匿名でねえか。
もう、そのこと自体は絶対に動かないことだ。
そこをぐちぐちとこねくり回すのはもう止めようぜ。
そうでないんなら、人生止めようや。
高倉健に学ぼうや。 /7、
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____ .// `ヽ、 また釣れたおっ!
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./ /_ノ三ヽ、\ ← >>229
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. \ ..ノ⌒ヽゞ .. ⌒ / >>229=野崎歓 m9(^Д^)プギャー (笑 バカばっかりで厭きない m9(^Д^)プギャー (笑 >>229
お、今度は田吾作風での登場ですか、いろいろお疲れ様です
>>230
吉田健一が愛読したスタンダールの新訳を出して物議を醸した人、という程度の縁しか思い浮かばないなあ
>>1=>>170=>>181を読む限りでは、野崎氏が特に吉田健一を好んでいるようなこともないようだが?
まあ、自分はまったくもって不勉強なので、なにか野崎氏と吉田健一に由縁があるならば、
いずれ>>1氏が、つまり擬古文氏が、あ、今はAA氏と田吾作氏もかな、まあ、どれかの設定で語ってくれると思うよ 呼び捨てとか、野崎氏とか、お前ら馴れ馴れしいんだよ。
ちゃんと野崎先生と呼べ、糞ども。 11/19付だけで30レス以上! すごい!
擬古文その他で自演しまくっても、全く無視されていた日々を思えば、まさに夢のようではないですか。
長い冬の時代が終わったのです。これからは真にあなたの時代です。
ここまであなたの底が割れた以上、もはや自演だのなんだのと咎めるような野暮天はいないでしょう。
新キャラ(田吾作?)も準備万端のようですし、一人芝居での更なるご活躍を期待しております。 >>229って何気にとんでもないこと言ってるな
俺の自演を指摘するな、指摘したけりゃ死ね、ってことだもんな
こりゃ確かにもう怖いものなんかないわ 何を今更驚いているの?
煩雑ではあるが、>>211→>>181-182→>>170→>>41の順番で読んでみなよ。
この人の凄さが一朝一夕のものでないことがわかる。
虚言とか自演とか言うのはたやすいが、常識で測ってはいけない人、というか、
他人が触れるべきではない人みたいだね。 >>239
もってまわった書き方だが、要は癇癪持ちの耄碌爺(法政大卒)ということだろ。
この手の「万年文学青年」は、田舎図書館の閲覧コーナー等にも多数生息してる。 年齢的にもう少し上で、中央大学の学生だったら、吉田健一教授の講義を受けられたのに >>239
おまえの空想力、構想力のほうが凄いよ。
これがぜんぶ同一人物のレスとして考えればたしかに楽しい。
残念ながらそれがおれにはできないけど。
なぜって5個のうちおれのが一個含まれてるからね。 >>243
先生、すみませんでした。われわれ下衆の勘繰りなど気にせず、どうぞお健やかに。 >>245
オマエが人からなんと言われているのか知らないけど、オマエバカだよw あ、すみません、慣用的な表現(もともと江戸川柳?)を書いただけだったんですけど、
お気に障っちゃいました?
ちなみに自分はここ5年ぐらい家から出てないんで、他人と話してないですね
それ以前は…「キモい」とかはしょっちゅう言われてましたが… >>癇癪持ちの耄碌爺(法政大卒)
図星だよ、まさにオレのことだ。
ここまで、自分の事を的確に表現されたことはない。
あなたはだれよりもオレのことを理解したお方だ。
なお、オレが書いたのは、佐多稲子の件、the happy few(the+形容詞=何々の者)に触れたこと(1は違う)、
高倉健に学ぼう、と呼び掛けたやつ、糞ども、擬古文万歳!のやつ、など。
同一人が書いたのはどれか? 全てを言い当てられる天才などこの世にはいない。 >>248
おまえか!佐多稲子の〇〇をしゃぶったとか言ってたやつは! 野崎歓の下手なかく乱 m9(^Д^)プギャー (笑 この村で
ラムプをつけて
ミルトンのように勉強しよう 241さんから、簡にして要を得た人物評をいただいた。
ここからこれをそのまま、今後、わたしの名前に使わせていただく。
深甚なる感謝を申し上げる。
(なお、ただもう、書き込まないかもしれないが。)
オレ、52なんだけど、もちろん「爺」の範疇だいねえ。
その昔、オレの尊敬する山下清も、「40も過ぎたらもう隠居しないと」といった意味のことをいってたいね。 >>253
先輩、52歳はまだまだこれから、十分脂の乗った年齢ですよ!
吉田健一が52歳の1964年は、『わがシェイクスピア』『謎の怪物・謎の動物』を上梓、
『葡萄酒の色(訳詩集)』『黒いいたずら(ウォー)』を翻訳刊行した年です
中央大文学部教授になって2年目、新宿区に自宅を新築したのも同年ですね
年譜を単に写しただけで恐縮ですが、「隠居」には早すぎるでしょう!
若輩のクズが偉そうに失礼しました 52にしては薄っぺらいな いや いい意味で
老婆の捨てたタバコの吸殻を大事にひろったなんて
いかに匿名でも ふつうは書かないだろう
つまり普通じゃない いや いい意味で
だってそりゃあ変態としか思えないもの いや いい意味でね
ああ いい意味だなあ 世界はいい意味で満ちているぞう
えっけー ほーもー 変態芸で売ってた頃のタモリですら、大学時代、
吉永小百合の学食での食べ残しをどうしようか一瞬迷って、
でも結局なにもしなかった、って言ってた。
個人的には、写真で見る限り、
吉永小百合よりも佐多稲子のほうがずっと美人だと思うけど。 >>258
俺も昔の文士の顔は好きだが(もちろん吉田健一の顔も)
ここ以外であんまりそういうこと言わない方がいいよ
真の異常者だと思われるから ごめん、>>259だが、宮本百合子の顔を佐多稲子の顔だと思い込んでた。
佐多稲子なら大丈夫、申し訳なかった。 そんなことを言って百合子さんにはどう落とし前つけるんじゃ?
百合子のレコは怖ええぞ、ん? ハマコー「ミヤザワケンジ君が人を殺したと言っただけじゃないですか!」 宮本百合子=百合子女史
武田百合子=百合子さん
という感じじゃない?
この二人は、夫が強面で、殺○経験あり、とされているのが共通してる。 >ミヤザワケンジ君
昭和共産党インター闘争も遠くなりにけり、とひときわの感慨が・・・
♪立て〜 飢えたる者よ 今ぞ日は近し〜
♪立てよ わが兄弟 奮い〜立て いざ〜
♪ああインターナショナ〜ル 我等がもの〜〜 徳田球ーがマッカーサーの釈放で網走から帰ってきて火炎瓶闘争をやる。
(多分ソ連からの指令で)野坂と宮本が党内クーデターで徳田派を追放して合法闘争に移る。
追い出された連中が大学学生自治会を拠点にして革共同を作る。これが全学連の始まり。
革共同は更に内部対立を起こして共産同が分派する。
かくして60年後半の大学紛争の基礎が出来上がった、ってわけ。 ミヤケンの事件はさすがに知ってたが、武田泰淳のは今ググって知った...
武田泰淳と吉田健一は同い年で、大岡昇平や石川淳を通じて交流があったみたいだ
吉田健一は、泰淳の本の好意的な書評もいくつか書いてるね >>265
はい、よくできまちたね、ごくろちゃま。 >>265
なるほど。若輩で引きこもりの自分には、実感なんかとてもできないけど、
こうした流れの中で、吉田健一は「保守反動」とかレッテル貼りされて、
黙殺されるような恰好になっていたのかな
うろ覚えだけど、最初の著作集が売れなくて刊行中断しちゃって、
神保町のゾッキ本屋で叩き売られてた、なんて、痛ましい話を読んだ記憶がある 父親との対談集を出したり、出版社の意向で随筆集を「宰相御曹司貧窮す」なんて題名にされたり、
そんなことも色眼鏡で見られる原因になったのか。
俺も同時代体験があるわけではないが。
そういえば、昨年辺り、渡辺謙が吉田茂を演じた犬HKの連続ドラマ、見てた人いる?
俺は途中で見るのを止めちゃったし、TVごときに腹を立てるのもみっともないが、
茂へのプロテストとして健一が銀座で物乞いを始める、という展開になっていて、
健一が紋切り型の生っ白いアプレゲール的に描写されていたことも相まって、ものすごい違和感があった。 そのドラマ、番宣で存在は知ったけど、結局みなかったわ
吉田茂役といえば、やっぱり森繁だろ
「小説吉田学校」だっけ、
あの映画にもほんの少しだけ吉田健一が出てくるよな
偉大な親父に反発して文学の道に進んだ、
的な、案の定のわかりやす〜い解釈だったはず >>269
べつに保守反動のレッテルを貼られて無視されてなどいなかっただろ。
どうして勝手にそういう見方をするのかね。おまえが今、レッテル貼ってるんだよ。
最初の著作集ってたしか「垂水書房」のだろ。批評AとかBとかいうの、おれも
確かに三茶書房あたりでゾッキ本を買ったおぼえがあるが、あれは「垂水書房」が
健一に惚れて出したんで、個人の著作集なんかよほど人気がなければ売れなくてあたりまえさ。
まして代表作がまだなにもなくて、「大衆文芸時評」かなにかをせっせと書いてるおっさんの
著作集が売れたらそっちのほうがフシギ。 >吉田茂役といえば、やっぱり森繁だろ
というくらい、おめえもわかりやす〜い人間だな(笑 うむ。ゾッキ本と言ったって著者には印税は行くわけだから、
痛ましいのは垂水書房であって健一じゃない >>272 >>274
ありがと。
垂水書房との間にはそういう関係があったのか。
『葡萄酒の色』の500部限定本も同じ出版社か。綺麗な状態なのをいつか手に入れたいけど、
引きこもりしてるうちは無理だね。 >>274
銭金のことももちろん大切だけどよ(笑
ゾッキ本として自分の著作が棚晒しにされてたら、
誰だっていい気持ちはしないだろうさ
俺たち吉田健一の愛読者(だよな?)にとっても、
少なくとも嬉しい話ではないだろ 引きこもりをやめてしょぼく働くのもいいが、
引きこもったまま稼ぐ手を考えるってのもある(笑 >>276
まあね、しかしそれは本屋が見込み違いをやったってことで。
良い本がだれにでも手の届く値段で市場に放出されたと、喜べない
こともないね著者として、また愛読者として。
村上春樹の本だってケタ間違えて1000万部刷っちゃったらゾッキ本に
せざるを得なくなるだろうし。 >>278
そうか、ゾッキ本は、単行本が文庫本になるのと同じような感覚とも言えるのか
残念ながら今の文庫本は割高感がハンパないが
それにしても>>1に書いてある通り、吉田健一の著作がこんなに文庫化される時代が来るとは
単行本で欲しい派の俺も、素直に嬉しいわ 覚書、詩に就て、昔話、変化
晩年のユリイカ四部作、 擬古氏が>>179で書いてるが、『時間』が文芸文庫になって、
そのあと青土社から新装単行本が出たりもしたから、
そのへんの著作も文庫になってるもんだと勝手に思ってた
まだまだ宝が残ってるんだな >>280
文庫化済の2作も加えて、
『覚書』('73/7-'74/7「ユリイカ」)
『詩に就て』('74/8-'75/8「ユリイカ」)
『時間』('75/1-12「新潮」)
『昔話』('75/9-'76/8「ユリイカ」)
『思ひ出すままに』('75/12-'76/2「すばる」)
『変化』('76/9-'77/6「ユリイカ」・絶筆)
《長篇評論の極北六部作》じゃだめかい? >>283
6冊のセレクション:100点満点
ネーミングセンス:0点 >>284
100点と0点ありがとう。再ネーミングはご随意にどうぞ! 《払方町六部作》一択だね
金井美恵子の本の売行きは、《目白四部作》がダントツらしいから(笑
文庫化希望なら、販売戦略も考えないと