>>448
>本人も、どういう作品を書けばいいのかわからず、迷いながらも取り合えず
>書いてみました、って印象だった

その指摘は的を射てるかも
劇場は、実は火花を書くよりもずっと前から構想し、書き始めていたものらしいので
ある意味、こちらが初執筆作ということになるとも言える

いちど構想がほぼ完全に出来上がってしまったもの
あるいは、かなり書き進めてしまったものを一から見直す
というか練り直すのは、単なる推敲とは違ってベテラン作家でも難しいというから
それを考慮してみると、実質的な初執筆作としては
あなたの指摘も納得だし、芸能人作家ゆえの出版界のビジネスとしても劇場の出版は、まあ「何はともあれ出しましょう」ということだと思います

でも自分はそれなりに楽しく読めましたよ

>服飾大学に通う女性が、
>この男のどこに惚れて同棲までするのかがまったく理解できなかった。

これは同感でした
デキる女がダメ男に惚れるのはよくあることだけど
男の魅力もイマイチはっきり描かれていないから
読者のほうも、女がなぜこのダメ男にたまらなく惹かれるのか、モヤモヤを抱えたまま読む、という感じでしたね

でも、たぶん次回作も買って読んでしまいます
なんか又吉直樹は興味がわきますw