>>178
『ソドムとゴモラU』で、シャルリュスがフォーレのバイオリンソナタを
弾くシーンがある。

>(これは、不安げな、苦ちた悩をたたえた、シューマンふうのものだが、それでも
  フランクのソナタよりも前のものだった)集英社文庫 第8巻 p230 鈴木訳

>シャルリュス氏が、フォーレのピアノとヴァイオリンのためのソナタの終楽章
 (不安と苦悩にみちたシューマンを想わせる曲だが、それでもフランクのソナタ
  よりも以前の作)をこの上なく端正な弾き方で伴奏した。
 岩波文庫 第9巻 『ソドムとゴモラU』p238 吉川訳