さっき『見出された時』冒頭の井上訳と鈴木訳を比較してみたけど、井上訳で意味不明なのが、
鈴木訳で氷解した。

>各部屋の壁や間仕切りに垂らした織物には(井上)→壁紙(鈴木)
>小鳥たちは、みんなからは仲間はずれで(井上)→それは仲間からはぐれた薔薇や小鳥だった(鈴木)
>ノルマンディのリンゴの木がこぞってやってきて(井上)→ノルマンディのリンゴの木がずらりと立ち並んで(鈴木)

冒頭1ページだけでも、井上は誤訳だらけ。意味不明なのに有り難がっているから
いつまでたっても内容について言及できない。せめて複合過去や半過去の違い位
勉強してね。10巻の岩波でも半過去と単純過去の使い分けについて言及していた。