岩波文庫『ゲルマントの方 T』、P.32 図1 「ラン大聖堂の牡牛」
説明ではラスキンの「塔の石材を運んだ牡牛たちへのしゃれた謝意・・」が引用されている。

聖書「ヨハネ黙示録」には、4つの動物が現れるが、
人間=マタイ、ライオン=マルコ、牛=ルカ、鷹=ヨハネ・・・と習った。

ルカが牛なのは、ルカは礼拝に詳しく、捧げものとして牛が使われていたから。
有名なところでは、ヴェネチアのサン・マルコ寺院にはライオンの像が沢山。
東京のカトリック神田教会は聖ヨハネの教会なので鷹の像が沢山。

ラン大聖堂に牛の像が並んでいるのは、聖ルカの教会ということではないのかなぁ?と思ったが。