マルセル・プルースト20 [無断転載禁止]©2ch.net
>>561
そうでしょ
根っからの「芸術」志向なのは「楽しみと日々」読んでも分かるでしょw
まさか読んでないの?w >>562
あんな長いの読むわけないでしょ…一巻でイヤになったよ >>563
「失われた時」どころか「楽しみと日々」すら知らんひとがなんで>>556みたいなレスしてくんの?w
通りすがりの異常者と会話したくねえから黙っててくれる?w >>550
でも中村真一郎の四季〜夏〜秋〜冬を読んだら何となくコツが掴めた。
>中村先生、泉下で喜んでいるよう たしかになー
プルースト讃えてするっと母国語作家を忘れていくのもおかしなことだな
中村真一郎や辻邦生のような巨人はいまのチャラ文壇ではなかったことにされているかのよう >>568
おそらく君の日本語感覚がずれているんだよ
吉川訳がおかしいなら、どの巻の何ページのどの部分か書いてみなよ 岩波の文章なかなか良いよ
パラパラとめくってみた限りでは 高校生になったら失われた時を求めてくらいは読まんとな 最新版なだけに
光文社古典新訳文庫の訳が1番良いですね 光文社の続刊はいつから再開するかどなたか情報はありませんか 光文社は研磨本が多いから買わない
少しぐらい翻訳が悪くても岩波を買うべき 新潮文庫、岩波文庫、ちくま文庫がなくなったら困るが
光文社古典新訳文庫がなくなっても困らん
幼稚なイラストのカバーの文庫はさっさと消えてなくなって欲しい 光文社文庫古典新訳下げしてる人はいつも同じ人だなあ。同じことばかり繰り返し書いてるw 大き過ぎる活字は嫌いだけど
あの落書き調(失礼)の表紙は好き >>582
あんな表紙がなぜ好きなのか
センスが理解できん 失われたときを求めて、1巻しか読んでないけど、あれに印象派絵画とか出るの? >>577
訳者のTwitterフォローするのが確実 >>585
助言にしたがって高遠氏のを見てみましたけど、元気に講演などしているわりには続刊の話はまるでありませんね… >>586
彼のツイートを「拙訳」で検索すると
新刊が出そうなときはちゃんとアナウンスしてくれてるのがわかると思う
それがいつになるのかは誰もわからないw
余談だが「時の政府の紐つきになるのが厭で(科研費を)一度も申請しないまま」
というのには少々驚いた 岩波のがあるから光文社のは不要だな
翻訳者も岩波文庫となると力を入れるが
光文社のだとやる気もうせるのかもw プルースト翻訳者の吉川一義氏がフロイト全集の月報に書いてるけど面白い
プルーストはフロイトの著作をほぼ知らないにも関わらず(ほぼ同時代人)フロイトと似たような問題意識を持っていたんだな
フロイトの文学版と考えるとすごく読み応えがありそうだ 『ユリシーズ』と『失われた時を求めて』を30年以上前に読んだ時、
前者は言語学者が書いた小説、後者は精神分析学者が書いた小説と思ったね 高遠さんって、最近 白水社から『プルーストへの扉』の翻訳だしてるね。
本家はどうなった?まだ6巻なんだけど。 今月も光文社の新刊リストにプルーストはなかった
7月フロイト8月今昔物語9月カミュペストまでは発表されてるから少なくとも9月までには出ないね もう誰も期待してはいない
岩波のがあるから高遠訳は不要 (寄稿)困難な時代に与える勇気 プルースト生誕150年、現代への指針 吉川一義
https://www.asahi.com/articles/DA3S14964673.html
『失われた時を求めて』は、マルクス主義者サルトルの時代には、パリの上流貴族を描いた小説として軽蔑された。
その後一九六〇〜七〇年代には、プルーストを作品至上主義の先駆と仰ぐ新しい批評によって、高尚な聖典に祭りあげられ、
一般読者から遠ざけられた。
時は移り、いまやプルーストの小説をあるがままに受容できる時代になったのではないか。
標榜(ひょうぼう)するのがマルクス主義であれ民主主義であれ、あらゆる国に虚言と隠蔽(いんぺい)がはびこる。
この不信の時代を予見したかのように、プルーストの辛辣(しんらつ)な皮肉は、上流貴族ばかりかブルジョワにも庶民にも及ぶ。
ドレフュス事件(反ユダヤ主義による冤罪〈えんざい〉)や第一次大戦の変遷につれ、あらゆる階級の主張が節操なく移ろうからだ。
プルーストは、「軽蔑されるのが最も辛(つら)いのでわれわれがいちばんよく嘘(うそ)をつく相手」は「われわれ自身」だと、
人間の自己欺瞞(ぎまん)をも暴きだす。
*
厳密なことばへのプルーストの信頼も、現代への指針となる。
ドイツ軍によるパリ空襲下、敵は「無力と化した」と書きたてるマスコミの戦争プロパガンダに憤慨する作中のシャルリュス男爵は
「文法や論理学を擁護する人たち〔…〕が大きな災禍を回避してくれたことは、五十年経ってようやくわかる」と言う。
人間と社会の真実を究めようとするプルーストの小説は、困難な時代の読者にかぎりない勇気を与えてくれる。
ソ連の強制収容所において記憶に残るこの大作を語ることで生きのびたチャプスキの例もある(『収容所のプルースト』)。
「真の人生、ついに発見され解明された人生〔…〕それが文学である」と信じる作家の探究が、全篇を貫いているからであろう。 ロマンとリアルの一体なんてカントの書体のほうがいいけど、俺は答え知ってる。退屈するから長いものはな、退屈しない回答、アフォリズムとか、続きになってないから負担かけないとか、同じ奴が書きすぎないとか、作家は小説家はばだなあ。哲学者も。 >>597
プルーストもなかなかいいんだけれど、人間と社会の真実を究めようとした
フランス文学としては、自分はバルザックが最大の作家だと考えるね 光文社で高遠役で『消え去ったアルベルチーヌ』というのを見つけたので買ってみたけど、これは本編の途中の話なんだよね?
ちゃんと一巻から読んで全部読んでからこれを読んだほうがいいよね ただ高遠訳だとゲルマントの後半・ソドムとゴモラ・囚われの女が未訳だけどな 運命を感じたらしいのに早々挫折してしまったか
あとがきが懐かしい 光文社から仕事貰っても力が入らないんだろうw
松下訳チェーホフは水声社版が決定訳だと思っていたが
岩波文庫で刊行される際には大幅に改訂された
出版社の格の違いだ
「腐っても岩波」
「腐っても新潮社」 光文社の訳が完成しないと文句言ってるやつは、
どの訳でもよめばいいのに、
結局いつまでも読まないだろうな ちくまのプルースト評論集見つけたけど8000円もして買えなかった。
失われた時は新潮のいちばん古い共訳版でしか読んだことないな 楽天で、14冊セットを狙っていたんだけと、売り切れ。昨日の昼ごろに一旦復活したけど、夕方には、もう売り切れ。
そこそこ売れてる? なんで読んだか忘れたが、ブルーストの
英訳は、原作を越えているちゅう評判
だったらしい、鴎外の即興詩人みたいな
もんか、
日本語訳も読みやすいとかのレベルを越えて、
そういうレベルになってほしい プルーストの文体って日本語の本来の文章と相性いいと思うんだけどね。プルースト以後、源氏が意識の流れの先取りなんてほざかれ始めたのも関係ある。 光文社古典新訳文庫のスレによると今後の続刊はカミュ、トルストイ、シローネ、ドストエフスキー、モーム、ゲーテだそうだから
少なくとも年内は続刊はなさそうだなあ。昔は大御所が依頼されてから何十年も訳を仕上げないことがあったそうだけど
そんな時間感覚なのかね 古典新訳は、6巻出てから3年過ぎた。5と6は電子書籍で買った。
まあ、岩波全集あるから要らんけど。訳も比較したら断然岩波の方が分かりやすい。 >>622
はい、全巻所有していまして、完読しました。
但し、読んだというよりは目で追ったという所でしょうか。美装ケースも持っています。
祖母が敬愛する、セヴィニエ夫人に関心があります。 光文社文庫のドストエフスキーはよく売れたんだから、
新潮や岩波でも出したことがない作品を文庫化してほしい
世界初の百合小説『ネートチカ・ネズワーノワ』や
丸谷才一や沼野充義が絶賛するユーモア小説『ステパンチコヴォ村とその住人』
などをお勧めする 最初の眠れないシーンから始まって、最後の竹馬のシーンまで来た時に、えっ終わっちゃうのって感じで一旦止まって何回も戻ったな。
結局次の日に最後の段落を読んでおわった。 プルーストを読むちゅうことは、ひたすら
ゴールを目指すことでなく、ヴィボンヌ川
沿いを散歩するように、散歩自体を楽しむ、
その過程を楽しむことであることに気づいた 鈴木道彦のブルーストを読むはわかりやすく、
いい本だが、プルーストを通読していな人には
取っつきにくいかもしれない、
一度読んだ人には内容を整理するのに最適 初めて読む人には鈴木訳は難しいの
全巻揃って出版されてるし表紙絵がとても美しいので集めるなら集英社がいいと思っていたけど
新訳がいくつも出ているからどれで読むか迷う >>630
と、迷ってるうちに読む機会を逃してしまいそう、www 鈴木の抄訳版三冊はどうなんだろう。あれで済ませるのも良いのでは >>633
角田(と芳川)の訳は完全にプルーストの文体を分解してるからなあ
自己流に解釈しすぎて誤解すると思う
角田の源氏と芳川のボヴァリー新訳はいいのに残念
やっぱり今だと岩波一択 >>635
原文読むにしろ参考になるからやっぱり翻訳はあった方がいい プルーストは、ジョージ・エリオットの愛読者だったそうだ。
『ミドルマーチ4』(光文社古典新訳文庫)の読書ガイドに書いてあった。 >>637
ある作家が他のある作家の愛読者ときくと俄然興味が湧いて読もうという気になるよね ナボコフの『カメラ・オブスクーラ』で、作家がプルースト風の文体をパスティーシュしているのが面白かった。やっぱり読みにくいんだよね。 失われた時最後まで読み通したやつって最初の方覚えてんの? >>640
つながってるから覚えてる
長いこと読んできて
終わりで最初が遠くから浮かびだしてくる感じ 最初は結構覚えてるけどゲルマントとかの社交界の会話とかは忘れてる 所有している筑摩大系の井上訳では、書き出しと終りがともに「長いあいだに」
なので、円環構造を意識した翻訳になっている ストーリーがあるようで、ほぼないから。箴言のオンパレード。隠喩と言ってる割には直喩だし。 去年終わりくらいから今年前半で岩波のを読破。感動した。こんな小説は他にないと思う。個人的にはお婆さんの死と、皆がしばらく見ないうちに老けてしまったことの描写が良かった。 光文社のはちゃんと作業を続けているのだろうか。これだけ間が空くのはなぜなのか >>649
光文社の方は、「趣味」だから。それよりも、フォークナーの『八月の光』を読んでいたら、プルースト的な表現があった。
>おそらくそれまで無意識の記憶にすぎなかったものが、知性に認識され、知性が思い出しはじめたのだ。…無意識の記憶でさえ、それより以前にはなかなか遡れなかったからだ。(光文社古典新訳文庫 上巻p204) >>650
に関して訂正。『八月の光』は、光文社が1冊で、岩波文庫が上下分冊でした。すみません。 あの〜、光文社の古典新訳文庫の帯には、「個人全訳の決定版」とか、「20世紀文学の最高峰、絢爛たる新訳でついに登場 ! 」とかあるけど、編集者は何してるの? >>653
編集者がいくらせっついても翻訳者がのらりくらりしていたらどうしようもない
かつて新潮社がガルシア=マルケス『コレラの時代の愛』の翻訳を野谷文昭に
依頼したが、10年以上経っても出来上がらないので、木村榮一に変えたら
すぐ完成したことがあった
結局、翻訳者のやる気の問題だろう 光文社じゃなくて、集英社で読んだ。妙訳図書館で借りたけど
1万円で安いし、コロナなので集英社の全巻セットアマゾンで買ったら、
思いの外早く読めた。
「プルースト全部読む」はそこまで苦行ではない
J.ジョイスのユリシーズ3巻の方がキツかったw
プルーストは一ページ一ページ面白いので意外と読める >>656
その通り。岩波は、巻の初めにおもな内容が書かれているし、「場面索引」も巻ごと。
それに対して、「光文社のほう」は、冒頭の内容も無いし、場面索引は「篇」ごと、つまり第一篇の『スワン家のほうへ』の場面索引は、2巻にある。
また、翻訳の方も「元の語順を尊重する」ので、頭に入りやすい。 1980年代までは新潮の函入りハードカバー本の共訳が定番だった
その後、筑摩の井上究一郎訳が完成したが、難解で読めない人が続出した
さらに集英社の鈴木道彦訳が完成し、いったんこれが定番となった
そして今世紀に岩波の吉川一義訳と光文社の高遠弘美訳がスタートし、前者が完成し、読みやすい訳文のため、決定訳となった 愛読してるのは新潮初版の13分冊本。旧字の共訳のやつ。なんか重みがあって好きなんだよね。今から読み始める人は岩波でいいと思うわ。解説も入ってるしわかりやすいだろ。 ありがとう。自分は今年岩波で読んだんだけど、思ってたより楽しく読めたので意外だった。難解且つ超長編という偏見があったので。確かに岩波は色々親切よね。読書サポートが凄い。
でもこれだけ翻訳沢山あるというのは日本人好みなのかね。並ぶと称される『ユリシーズ』は翻訳あまり無い。