『深い河』創作日記 (講談社文芸文庫) 文庫 - 2016/5/11
遠藤 周作 (著)

遠藤周作最期の、純文学書き下ろし長篇小説は、病魔と闘いながら、魂と体力のすべてをかけて書かれた。
『深い河』は遠藤周作の思考の行き着く果ての神についての、ひとつの結論であった。
構想から執筆までの苦悩。壮絶な日々。
書くこととは、神とは、を身をもって証明した著者の死後に発見された、感動の記録。


百間随筆1 (講談社文芸文庫ワイド) 文庫 - 2016/5/11
内田 百間 (著), 池内 紀 (編集)

「高利貸しに就いて」「鶴」「東京日記」他、軽妙、奇抜、ユーモアに溢れ、俳諧精神に裏打ちされた名エッセイを精選する。全二巻。


「現代の文学」月報集 (講談社文芸文庫) 文庫 - 2016/5/11
講談社文芸文庫 (編集)

1970年代に刊行された「現代の文学」は、三島由紀夫、大岡昇平、安部公房、遠藤周作、安岡章太郎、石原慎太郎、吉行淳之介、大江健三郎ら、
現代の文学シーンを象徴する作家の代表作を選りすぐった全39巻の文学全集。
全集購読者だけの特典である「月報」には、各作家の素顔を親しい小説家や評論家が綴るエッセイが毎号掲載された。
作家たちが生々しく放つ多種多様な人物像から、現代文学を生んだ精神性と時代感覚を、ダイナミックに俯瞰する。