400つづき

 俺はアマゾンのレビューを当てにしたことはないね。「センスがない」
としばしば感じることがある。なので読んではいるが当てにはしない。

 『弁証法的理性批判』についてもアマゾンではレビューすら載っては居ない
。ここで当然アマゾンのレビューを当てにする御仁には打つ手がなくなる
わけでwお気の毒というしかないが、俺は直感であの本にたいして
「此処には何かがある」と感じてきたし、だから歯が立たなくとも、
何度か放棄しても、捨てることも古書店に売り飛ばすこともせず、
(もっとも売ったところで今はたいしたカネにもならず、買ってくれる
かどうかも今は難しいだろう。古書店も売れるかどうかには厳しいから)
諦めることなく挑戦してきた。近年やっと歯が立つようになり凄さが
見えてくるようになってきた。諦めなくて良かったと今さらのように感じ
てるよ。

 そういう読書の体験は貴方にはないのかな。それはまあ「人並」としか
言いようがないが。自分の触覚で選び読んでいく癖をつける、歯が立たな
くとも触覚が動く限り諦めない。そういう癖をつけておくことをお奨めする
ね。それがあれば「人並」を少しは超えられるんじゃないの?w
偉そうで申し訳ないがね。