谷崎潤一郎 7 [無断転載禁止]©2ch.net
台所太平記を読んでいるが、
谷崎ってこの手の力を抜いた小説がうまいね。
そして面白い。 谷崎が悉く嫌った薄気味悪いレズの女中に自分の立場がわかってない勘違い女とか一々エピソードが面白いね、台所太平記は 島崎さんぐらいでもテキストにふれたことあるけど、
まあ、鏡花さんなんかは先輩がやってたから、
荷風さんの日記も少しで、
谷崎は、ネオ同郷なのかなあ。 書簡集読んだが精二とは結構手紙のやりとりしてたんだね
イメージ的には関わりないみたいな感じだったけど
谷崎潤一郎はやたらと金の無心をしている手紙が多いね、もう既に大金を手にしていたのに >>254
谷崎だけ今も比較的多くの種類の文庫本が本屋に置いてあるな しかしどれも文体が古臭いな
夏目漱石より後に生まれたとはとても思えん 谷崎の文体は今の芸者にも通じていて、東大ではいまでも一番星の小説家に思う。 官製や国立大学なんて昔から経営難で、補助金もらってるからね。
赤字を国民全部に押し付けるし。谷崎の時代もとりたてて特別はよかったとは思えないけど、
苦しさの中積み上げたものなら、国民の、帝国の書としては、
評価されていいと思うよ。その当時、その時代、その所のことは知らないけどさ。 谷崎のような変態を称えてるうちは日本文学はダメだな >>270
あれ本屋で見たけどダメだよなあ
その前に出た全集のほうがいいよ >271
平成の全集を買うよりは、昭和の全集を古本で買うのが賢明です。
経済状態、出版文化、国民教養、みんな劣化しているせいです。 新しい全集はどの辺がダメなんだい
新字なのはダメだが >>274
新字
随筆を随筆だけで纏めない
細雪を2冊に分割
源氏物語無し
主にこの辺じゃないかね?
特に新字 >>275>>278
新字以外は別にそんな問題とは思わないな
全集には編年体の全集というものもある
細雪を1冊にしたらハンディじゃなくなるので俺は大歓迎
源氏物語は翻訳だからこれがなければ全集で無くなるというものでもない。読みたければ別に出てる
あと部数も限られる全集でこれ以下の値段で出したらさすがに採算割れ
俺は今回の全集は新字であること以外はむしろ良いと思うな
前の全集はとにかく重くて、気軽に手に取れなくて大変だった
新字というのも、ここ20年くらいのトレンドだからしゃーないと思うし あと千葉先生がどこかで語ってたけど、異同とかの情報が旧版だと抜けてるんじゃなかったっけ
それ全集には必須でしょ 「愛読愛蔵版」はバブル前の出版(1980年代)だけあって、個人全集としては
これからあれ以上のものは出ないだろうな。月報の執筆者も超一流。
中古市場に美本があれば買って損をしない。 あれは本当に素晴らしい出来だった
今出てる谷崎潤一郎全集は近頃発刊されている夏目漱石全集より3000円近く高いのはやはり良くない様に思う 新しい全集と言えば
先日発売された26巻には谷崎の晩年の日記が収録されているらしい 日記と創作ノートだけ独立して発売して欲しい
対談集ももっと読みたいなあ >>284
対談と言えば最近円地文子と谷崎の対談を読んだよ
旧かなづかいで口述筆記をしてくれる人がいないから新かなづかいにしたと谷崎は言っていたな
それとみんなに読んでもらえなくなるのも寂しいからねとも >>286
そこちょっとわからない
ただ昭和39年のものだったから本当に谷崎の晩年だったのは確か つい昨日まで「細雪」に中巻があるのを知らなかった
まあ積んであるだけだからいいんだけど 中公
新潮
角川
現役で出回ってんのこれだけじゃないの 挿絵のやつは当時の雰囲気で読めるから良いんじゃん? >>295
小倉 遊亀のやつなら良いんだがね
どうもあれは受け付けない 谷崎潤一郎は生前ゴダールの「勝手にしやがれ」を見たのでしょうか?
「瘋癲老人日記」にロベール・ブレッソンの「スリ」が出て来るくらいだから見てそうではあるのですが。 親交のあった古川ロッパは勝手に~を見て感心したらしいけど 朗読「谷崎潤一郎 猫と庄造と二人のおんな」
午前9時45分〜 午前10時00分 ☆ 日本人の婚姻数と出生数を増やしましょう。そのためには、公的年金と
生活保護を段階的に廃止して、満18歳以上の日本人に、ベーシックインカムの
導入は必須です。月額約60000円位ならば、廃止すれば財源的には可能です。
ベーシックインカム、でぜひググってみてください。お願い致します。☆☆ >>306
これおもしれえ
徳に猫好きにはたまらん 本日
NHKラジオ第二 午後10時25分〜午後11時40分
朗読「谷崎潤一郎 猫と庄造と二人のおんな」 15分×5回 小野谷敦が細雪の美しさを「事実の美しさ」と呼んでたよね
なんていうか細雪はありふれた日常風景を文豪として腕によりをかけて美しく描写しきった作品じゃない?最近流行りの日常系漫画も谷崎の細雪に端を発するんじゃないかな >>314
小谷野の細雪評を読みたいのだがどんなものがあるかね? >>315
「事実の美しさ」のくだりは文章読本Xに載ってたよ 細雪自体を忠実にアニメ化したら、それをオタクは見ないのではないか 日本の建物は美しいと言ったところで
現に今の日本の建物は安っぽいプレハブ住宅ばかり
谷崎が言ってる美なんてしょせんオナニー >今の日本の建物は安っぽいプレハブ住宅ばかり
どんな地域に住んでるんだよ 谷崎が本当に好きなのは西洋白人文明
谷崎の日本文化賛美なんてほめ殺しみたいなものw >>325
いつからそう思うようになったんんだ?
こういう思い込みしだしたら要注意。
ウチのじいちゃんがこんな感じだった。 谷崎の持ち上げる日本の美なんてまさに西洋人がイメージする異質な日本そのものだろw
これは三島についてもいえる
あいつも根っからの白人崇拝者w >>327
日本文化に傾倒したのも事実だが
谷崎の基盤が西洋にあったのも事実だろうね それこそ蓮實重彦が
「陰翳礼賛は(谷崎本人の本音はどうあれ)日本的な美を持ち上げてるどころかバカにしてるとしか思えない事ばかり書いてある」
と指摘してる。 >>330
いかにもアタマの固い東大派の意見だね。 西洋文化について何も知らない奴が日本の文化を認識できるはずがない、みたいな話じゃないんですかね。 日本人は洗脳されやすいから。
西歐を学んで日本を再認識できたのか?
まずいことばっかり学んでる気がするがね。 猫ブームだから猫と庄造と二人のおんなは映画化、アニメ化、ドラマ化にぴったりだと思う >>311
読んでないが朗読を聴いた
おもしろかったなあ
こっけいな話でさえ文章に品格があふれ出ていてすばらしいな谷崎潤一郎は
その後庄造たちはどうなっていくんだろう
庄造は元サヤに戻るのかな 落ちはちょっと拍子抜けした感じもするけど、とりあえず猫が死ぬ終わりじゃなくてよかった カタカナの文章が読みにくい場合、MRM、つまり電子化されているテキストなら、ワードなどオフィス系の
ソフトを使ってひらがな変換してしまえば、多少は読みやすくなるかも知れない。
具体的には
鍵は青空文庫にあるので、テキスト形式のものをダウンロードして解凍する。
それをワードなどで読み込んで、文字種をひらがなに一括変換してしまえばいい。
変換したテキストを保存すれば終了。
これだとファイル⇒ふぁいる、のように本来カタカナのものまでひらがなになってしまうけれど、そこはまあね。
MSワードを持っていなければ、完全無料のopen officeをダウンロードして使えばいい。
ちなみに、こいつは、ワードもどき、エクセルもどき、パワーポイントもどき、が入っている優れもの。
貧乏人の必需品。まあ、機能的に贅沢を言わなければ、こいつで充分なことも多い。 >>346
読みづらくて谷崎で初めて挫折したのがこれだわ
カタカナ嫌いになりかけた 何故当世鹿もどきが話題に上がらないんだろうか?
あれほど面白い随筆系はないだろう。 文豪の称揚する日本の美って、どれも年寄りくさくない?気のせい??