谷崎潤一郎 7 [無断転載禁止]©2ch.net
細雪もいいけれども、やはり谷崎は毒のある作品が面白い
人間にたいして冷めた突き放すような認識が根底にあるように感じる >>41
「とかく未亡人というのは、「あが仏尊し」で、自分の亭主を完全無欠の存在にしておきたいらしい」。
――勝部真長『若き日の和辻哲郎』「あとがき」 NHKラジオの朗読でやった蓼食う虫
すごく面白かった
最後意味不明だったけど ↑これは面白くないだろが。
あのラストはねーべな。 ご飯に柔らかいのをかけて「美味しいです♪」って笑顔で食べてる動画撮っちゃうよ? 谷崎のスレより三島由紀夫のスレのほうが伸びる悲劇
文学の質ではなく、作者のキャラクターで評価や知名度が変わってしまうことの裏返し >>44
おもしろかったね 朗読の長谷川稀世がうまくて聞き入った
ラストは 要と義父の妾のお久が今にも性的接触を持ってしまいそうな雰囲気だったと感じたけどな 蓼食う虫のラストが意味わからんってなんで?
むしろ終わり方が素晴らしい作品だと感じた
東洋と西洋、伝統と現代といったあの時代特有の価値観の葛藤への作者の回答が最後の場面に凝縮されてると思った 蓼食う虫は全体が盛り上がりに欠ける小説。
ラストだけではないから この人の文章の美味さは認めるが、
かなり過大評価され過ぎだと思うかな。
だってこれは傑作と言えるのは俺的には春琴抄しかないのだが。
人によってはその春琴抄すら傑作とは言わないし。
どんなんだろ? 春琴抄、細雪、痴人の愛、瘋癲老人日記、卍、蓼食う虫、傑作はたくさんあるよ
この人の評価が高いのは、筋を疎かにしがちな日本文学の中で物語性を疎かにせず、
実験的な文体を作品に違和感なく落とし込みながら、
現代にも通ずる普遍的なテーマを扱うということを高い水準で両立させてるからじゃない? 今までは文学は教養として大事だから、半分義務感覚で読んでたけど、
谷崎の春琴抄を偶々読んで衝撃を受けた
そして文学が本当に面白いものと感じるようになった
自分のなかで文学の素晴らしさ、面白さを知ったのは全くもって谷崎のおかげ 俺は、谷崎、荷風、川端系では川端が一番自分は好きだな。
理由ははずれがほとんどない。
川端以外は逆だな。 川端康成は情景描写がすごいよね、あれは本当に天才としかいいようがない
でも谷崎に外れが多いと感じるのは不思議
どちらかというと川端のほうが作品の出来不出来の差が激しい印象だけど 谷崎を崇拝しているあの小谷野も言っているぜ。
「こころ」は本当に名作かの中で。
谷崎はむらの多い作家だって
自分は当初から思っていたが ご飯に柔らかいのをかけて「美味しいです♪」って笑顔で食べてる動画撮っちゃうよ? 春琴抄を初めて読んだが本当に素晴らしい文章だと思った。
痴人の愛とか細雪とかも読んでみたいと思った。 なんで三島はスレめっちゃ伸びてて
谷崎は7しかないの? 彼女に瘋癲老人日記とか春琴抄とか渡して「俺こんなんに憧れてんだ」つったらマゾ趣味理解してくれるかな 春琴抄なら余裕でいけそうだけど、瘋癲老人日記はやめといたほうが無難かも >>70
英語版デ攻メル
Diary of a Mad Old Man 後期の文体の方が好きだな
細雪、蓼喰う虫読んだ後に刺青・秘密を読んでなんだこれってなった記憶
初期も悪くないんだけど修飾が過ぎるね >>79
自演じゃないよ、といっても証明はできないんだけどね よく言われていることを、より分かりづらくより曖昧に書いてなにが的確かとは俺も思うわ
自演かどうかは置いといてね、 谷崎の作品は大人っぽくてかっこいい
三島とか太宰は青春文学だから 三島と太宰をひとくくりにするなんて小説読む資格ねえよ 谷崎の小説からは漱石のような含蓄がまるで感じない。
再読はないタイプ。俺的には でも漱石もかつてほど国民的作家として盤石な感じはしないんだよね。 ただ川端なんか読むと、谷崎の方が足つかって書いてるのはよくわかる
漱石の場合は足つかってないんだけど、よく調べてるから、これはまた川端とは違う 谷崎ばりばり
川端ばたばた
漱石どんがらがっちゃん 時代に置き去りにされないように書いてるのはわかるけど、なんかそこはどしんとしててほしかったけどね、まあ二度と出てこない方でしょうね、甚だうまい 谷崎を読むなら芥川を読むほうが断然おもしろい。
谷崎を評価している奴って相当に私情というか性行が入っているんだよな。
高畑のなんとかなんて大好きだろうな。谷崎なんかは
でも変態作家と言われている川端はすきだぜ。谷崎とは全然違う。 ああ、そうさ!俺はドMの変態さ!
一か月に一回は瘋癲老人日記読むわ 芥川とかカスやろ
評価してるやついるか?
焼き増し焼きましやんけ 芥川の才能のなさは異常
才能はまったくないね、パロディの人 >>95
谷崎評価してるけど、高畑って何?意味不明
あと別にマゾ趣味とかないけど楽しめてるよ むしろ性癖では高畑と谷崎は正反対なんだが
踏まれる痛みに快感感じる人だし うん、川端のほうがそういう意味では犯罪的だね、性癖を文章化できてよかったよ。 人間はなにか強い者、美しいものに隷属することに幸福を感じるという本質を理解していた作家
東京の貧民街でもまれただけあって変に人間の理性を美化したり追求しない、他人になにも期待しない現実主義者なのがい そんな難しく考えなくても谷崎なんて村上春樹と同じでさ、古今東西の物語に対抗しただけなのよ、本当にただそれだけ
文章もうまいけど、鴎外、鏡花と比べたら洗練されてないし、物語を書くための文体でしかないよ それでも俺は谷崎が一番好きだ
長ったらしいのに綺麗にまとまった文体がたまらん >>112
それでもって別に悪く言ってるわけじゃないからね
俺も谷崎好きだし、漱石鴎外と並ぶ大文豪だと思ってるで 谷崎はあの坊主顔がインパクトあり過ぎなんだよな
読む以前に生理的に合わない。もちろん読んではいるが >>115
しょうもな、お前女かよ、それによくも悪くも平凡な顔でインパクトなんて全くないけど 合ってるじゃん
M顔だよ
それに単なるMでもないしな 「幇間」読んだけど、明治末期にはもう催眠術って浸透してたんだね 『藝術は性慾の発現也。』
谷崎文学を一言で表せばこうなるな。 谷崎の源氏物語翻訳は数十万部以上売れてるが、谷崎みずから中央公論に翻訳を持ちかけたうえで、権威ある人物の校閲を依頼している。
そして山田孝夫が選ばれたということが、その後にも多大な影響を与えたのでないか? 柄谷 谷崎がもうちょっと長生きしていたら、彼がノーベル賞をもらったでしょう。そうすると、三島由紀夫も死なずにすんだ(笑)。しかし、谷崎がノーベル賞をもらっていたら、変なことになったでしょうね。彼は絶対変なことを言うでしょう。
三浦 「美しい日本の私」にはならない。
浅田 「素晴らしい日本のトイレ」とか、そういう講演をするね。 「鍵」は国会でも取り上げられたそうだけどあの内容は普通にマズイ。
でもまあ、現代の視点で見ても面白い。 >>132
瘋癲のほうは傑作だと思うけど鍵は正直どうなんだろうね・・・
写真とるところとか一線越えてるし >>137
別に傑作とは言ってないよ。
今読んでも色あせてない、ということ。
最初から変質者そのものだものね。 いま柄谷行人編「近代日本の批評 昭和篇T」読んでるけど、やはり谷崎は最高だという話になってる。 先日、潤ちゃんの「犯罪小説集」の文庫本を買ってきた。読むの楽しみ。 アメなめてる表紙の奴か
あれ内容と関係あるの?
べつに関係なくてもいいけどさ