若い頃に漱石に褒められたのがよくなかったのかもな
あれで少し天狗になっちゃってた節がある
他を批判できるほどの実績と実力は芥川にはなかった
実際には羅生門などいくつかの短篇が世間で少しウケただけだし
漱石や鴎外クラスでも他の作家を批判することは避けてたのに芥川ごときがそれをやったら「なんだこいつ…」ってなるわな
まあ漱石はモーパッサンみたいな作風は嫌いだと講演かなんかで批判してるけど、あれはモーパッサン的な「意外性や面白味を優先させた内容のないオチ」の作風が
日本の若手作家のうちで少し流行りだしたことを懸念しての注意みたいなもんだし